自分を受け入れるとは?嫌いな自分は嫌ってOK

2018年12月7日

自分を受け入れるとは、嫌いな自分を嫌ってもOKだけど、居場所だけは与えてあげること…

弱い自分を嫌がる自分のイラスト

 

自分を受け入れるとは?

心のことで悩んでいたり、自分自身に不満を感じ苦しんだとき、自分を受け入れる…という言葉に触れたことがあるかもしれません。

とはいえ、自分を受け入れるとは?感覚的にわかりずらい言葉ですし、言葉ばかりは立派で、感覚的にはしっくりこない感覚でもあります。

ということで、自分を受け入れたくても、自分を受け入れられない原因は、案外、自分を受け入れるという意味を誤解して捉えているからかもしれません。

この記事は、自分を受け入れられない原因や自分を受け入れるという意味について、心理学に沿って説明しています。

自分を受け入れるとは?

自分を受け入れる」とは、よく聞く言葉でもありますし、同時に、感覚的にわかりづらい言葉でもあります。

自分を受け入れるための本などを購入し、ダメな自分を受け入れよう…弱い自分を受け入れようとしても、頭ではわかっていても気持ちがしっくりこなくて、なかなかうまくいかないものです。

自分を受け入れるとは、ある意味、自分を認めるとも言いますが、ダメな自分を受け入れよう…弱い自分を受け入れようとすることは、やっぱり勇気がいることでもあります。

このように、自分を受け入れるとは?文字や理屈では理解できても、実行が難しい作業であることが、まず言えることです。

 

自分を受け入れられない原因

上記のように、自分を受け入れられない原因は、自分を受け入れるという意味についての理解不足や恐れによる場合があります。

私が、カウンセリングの現場にてにてクライアントさまと接していると、「ダメな自分を受け入れると、ダメな自分になってしまう…」「弱い自分を受け入れると、弱い自分になってしまう…」と誤解した恐れを抱いている方が多いです。

つまり、自分を受け入れられない原因のひとつは、自分を受け入れるという言葉の意味を誤解して恐れてしまっている点が挙げられます。

(関連:自分のことがわからない!心理の原因と説明

 

ダメな自分を受け入れる=ダメな自分になってしまう!という誤解…

他にも、自分を受け入れるという意味について、こんな恐れや不安を感じていらっしゃるのかもしれません。

 

ダメな自分を受け入れると、一生、ダメな自分のままなのではないか?

弱い自分を受け入れると、一生、弱い自分のままなのではないか?

嫌いな自分を受け入れると、ずっと嫌われ続けてしまうのではないか?

悲しい自分を受け入れると、ずっと悲しい想いをし続けることになってしまうのではないか?

 

もしかしたら、自分を受け入れるという意味について、こんな誤解をしてくださっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

もしこの誤解が本当なら、私も私自身を受け入れたくはないものです。

一生、ダメな自分でいるのも嫌ですし、ずっと悲しい想いをし続けるのも避けたいものです。

なので、もし、ダメな自分を受け入れる=ダメな自分になってしまう!という誤解をしていたのなら、今まで、自分を受け入れらなかったことも、ある意味、自然なことなのかもしれません。

このように、自分を受け入れられない原因のひとつは、「ダメな自分を受け入れると、ダメな自分になってしまう!」あるいは、「弱い自分を受け入れると、弱い自分になってしまう!」という誤解と恐れにあります。

 

自分を受け入れられない病気

さて、カウンセリングの現場にてクライアントさまと接していると、「自分を受け入れられない原因がわかりません…」「自分を受け入れられない病気なのでしょうか?…」といった訴えをお聞かせいただける場合が多いです。

確かに、何度やっても上手くいかなければ、「自分は自分を受け入れられない病気なのではないか?」という疑念が生まれても無理のないことです。

ただ、人の心とは、機械のようにそうそう都合よく、思惑通りにはいきません。

そして、自分を受け入れられない原因としてもうひとつあげられるのは、防衛機制という心の働きです。

 

自分を受け入れられない原因は、防衛機制

防衛機制は、決して「自分を受け入れられない病気」ではないのですが、ある意味、鉄壁のガードとも言えます。

自分の本音や感情を司る潜在意識という大切な部分を、ガードマンやSPのように鉄壁にガードしている心の働きが、この防衛機制です。

 

例えば、好意を寄せる異性に、思い切って愛の告白をしようとしても、なぜか、自分が自分を抑えこんでしまったり、人の忠告や注意を受け取ろうとしても、なぜか、素直に受け入れられなかったり…

頭ではわかっていても、気持ちがどうしても言うことを聞かない…

自分は自分を受け入れられない病気なのではないか?と思ってしまうことも無理のないことです。

このように、自分の本心を抑えこんでしまったり、素直な自分を隠してしまうような心の働きを、心理学では防衛機制と呼びます。

(関連:防衛機制とは?人目が気になる原因は、人から身を守っている。

 

自分を受け入れるとは?潜在意識に想いを届ける…

うらを返せば、自分を受け入れるとは?自分を受け入れたい!という想いを、防衛機制の内側=潜在意識へと届けることになります。

そのためには、防衛機制というガードを緩めたり和らげる必要があるのですが、この防衛機制がなかなか手ごわい存在ですので、当方メンタル心理そらくもの場合は、催眠療法(ヒプノセラピー)療法などを用いつつ、自分を認める=潜在意識へとゆったりとアクセスして、防衛機制に邪魔されない状態で、自分を受け入れやすくしてから自分を受け入れていきます。

なので、何度やっても自分を受け入れられない原因は、決して「自分を受け入れられない病気」ではなく、それだけ、「優れたガード=優れた防衛機制を持ち合わせている。」ということになります。

(関連:防錆機制とは?また心が傷つくんじゃないか?は今も続いてる。

 

今の自分を受け入れる…うつ患者時代の体験

私=寺井啓二は、かつてはうつ病を患い、今はうつ病を克服したカウンセラーです。

うつを患っていた当時、「今の自分を受け入れることがうつを和らげる…」とよく本で読んでいました。

自分を受け入れるとは?どういうことなのか?

なかなか理解できずに、私も長いあいだ悩んだものでした。

 

最初のころは、「今の自分を受け入れる=うつを和らげる…」というニュアンスがなかなか理解できなかったのですが、今の自分を受け入れようと自分なりに工夫をしてみたことで、だんだんと「今の自分を受け入れることがうつを和らげる…」という感覚を体感で掴んでいきました。

以下に、「今の自分を受け入れることがうつを和らげる…」という感覚を体感で掴んでいったときの回想録を紹介します。

 

今の自分を受け入れることでうつを和らげる…

自分を受け入れるとは、自分が自分に降参するわけでも、自分が自分に乗っ取られるわけでもありません。

同時に、自分を受け入れるとは、無理やりするものでもありません。

自分を受け入れるとは、「受け入れていく側の自分の気持ち」も「受け入れてもらう側の自分の気持ち」も両方とも大切にする必要があります。

なので、自分を受け入れるという意味を、私なりに例えると、【まずは、いろんな自分たちの受け入れ先を、自分の心に設けてあげるだけで充分…】ということです。

まずは、【自分の心のなかに、いろんな自分たちの居住権だけでも認めてあげることで、充分に自分を受け入れたことになる…】ということです。

 

ダメな自分が嫌いだけど、心の片隅に居させてあげるだけならまぁいいかぁ…

弱い自分は嫌いだけど、居住権だけは認めてあげるかぁ…

悲しんでいる自分を、心の外に追い出すのもなんだか忍びないので、心の片隅にそっといさせてあげようかぁ…

うつで苦しんでいる自分もいるんだよなぁ……うつで苦しんでいる自分と今向き合うのはキツイから、しばらく心の片隅でそっと静かにたたずんでいてもらおうかぁ…

 

忘れたい過去や感情があるのに、「そんな自分は認めたくない!」=「そんな自分はいない!」と否定してしまっては、無いものを終わらせることはできず、いつまでたっても堂々巡りになってしまいます。

なので、忘れたい過去や感情があるのなら、「認めたくないけど…そんな自分も居るんだよなぁ…」=「受け入れたくないけど、そんな自分もゼロじゃないんだよなぁ…」=「0.1でも0.01でもそんな自分がいる…」ってしてあげることで、あるものなら終わらせることができるので、ようやく、忘れたい過去や感情の終わりが始まります。

自分を受け入れるとは、嫌いな自分を好きになる必要はなく、嫌いな自分を嫌いながらも、でもとりあえず心に居させてあげることで、嫌いな自分の終わりを始める場所=受け入れ先を自分の心に設けてあげることだと私は思っています。

(関連:うつ病の初期症状|うつ克服カウンセラーの解説

 

自分を認めると潜在意識が落ち着く…

さて、「今の自分を受け入れることがうつを和らげる…」という感覚を体感で掴んでいるとき、転機となったのが、「アダルトチルドレン」という言葉と、「インナーチャイルド」という言葉に出会ったことです。

いわば、うつ克服の転機となったのは、アダルトチルドレンとインナーチャイルドという考え方との出会いでした。

 

アダルトチルドレンとインナーチャイルド

アダルトチルドレンとは、はるか昔=幼少期、両親や家族に、未だ受け入れてもらえていない自分の感情があり、大人になってもその影響を受け続けている人のことを指します。

つまり、私=寺井啓二は、かつてはアダルトチルドレンであり、アダルトチルドレンを克服した心理カウンセラーでもあります。

そして、はるか昔=幼少期、両親や家族に、未だ受け入れてもらえていない自分のイメージをインナーチャイルドと呼びます。

このふたつの言葉に出会ったことで、今まで考えが及びもしなかった遠い昔の自分の存在にようやく気づくことができて、はるか昔からずっと受け入れてもらえていないままだった自分の感情=怖がっているインナーチャイルドや寂しがっているインナーチャイルドの存在を、自分自身が振りかえり再認識していくことで、やっと受け入れることができた安心感と、やっと受け入れてもらった安心感が心に広がっていきました。

(関連:アダルトチルドレンとは?

(関連:インナーチャイルドとは?

 

自分を受け入れるとは?インナーチャイルドセラピー

このとき、催眠療法(ヒプノセラピー)をベースに、ゆったりと自分を受け入れている作業を、インナーチャイルドセラピーといいます。

インナーチャイルドセラピーによって、自分自身でも忘れかけていた遠い昔の自分を認めると、潜在意識がほっと落ち着き、心に安心感が広がってきます。

このように、自分を受け入れられない原因は、もしかしたら、あまりにも遠い昔に、未だ受け入れてもらえていないままの自分の存在があるからなのかもしれません。

なので、いつの日か、カウンセリング&セラピーという機会にてお会いさせて頂けましたとき、あなたお1人では見つけられなかったあなたの存在を、あなたと私の二人のチームワークでようやく見つけてあげて受け入れていくお手伝いをさせて頂けると私はとても嬉しいです。

(関連:ヒプノセラピー(催眠療法)の効果と説明

(関連:インナーチャイルドセラピー/出会い方&癒し方