心が苦しい原因とは?苦しい心にも意味がある…

2018年2月8日

心が苦しい原因は、もう一人の自分からのSOS…

心の苦しさを感じている男性と苦しさを訴えっている男の子のイラスト

 

心が苦しい…助けてほしい…

うつ病で心が苦しい…

心が苦しい…涙が止まらない…

このような苦しい心境を感じたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

そして、心理カウンセラーである私=寺井啓二がよくお聞かせいただけるのが、

心が苦しい原因がわからなくて、心が苦しい…というお気持ちです。

それは、本人でも気づけていない苦しさが、ある時から、心の片隅にずっと放置されたままの場合が多いです。

この記事は、心が苦しい原因について、心理学に沿って解説しています。

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心が苦しい原因とは?

心が苦しい原因は、いろいろな捉え方によってさまざまな意見があることでしょう。

ただ、このページでは、私の専門であり責任を負える心理学に基づいた見解を示しています。

 

人のこころは二つある…

心理学の基礎の基礎に沿って初歩的な部分から紐解くと、まず最初に大切なのは、心が苦しい原因は、「苦しめている自分」と「苦しめられている自分」のふたつの意図が合いまった結果である…ということです。

すこし視野を広げてみると、自分で自分を苦しめたり、自分で自分を傷つけたりすることができる生き物は人間だけです。

では、なぜ?優れた生きものであるはずの人間だけが、日々悩み苦しむことができるのか?と言えば、それは、「人の心は、理性(意識)と感情(無意識)のふたつがあるからです。」という答えになります。

(関連:心はふたつある!意識と無意識の関係

 

苦しめている自分と苦しめられている自分の葛藤

前述のとおり、ワンちゃんやネコちゃんや小鳥ちゃんたちは、人間のように、自分で自分を苦しめたり、自分で自分を傷つけたりする自虐行為はできません。

自分で自分を傷つけたり、自分で自分を苦しめたりする自虐行為は、人間だけが行う特徴的な行動です。

つまり、心が苦しい原因を紐解くために最初に理解しておかなければならないのは、心が苦しい原因は、「苦しめている自分」と「苦しめられている自分」のふたつの意図が葛藤しているからであり、ふたつの自分の思惑によって生まれている心の苦しさを和らげるには、「苦しめている自分の訴え」も「苦しめられている自分の訴え」も、両方とも尊重しなければならない…という考え方が、人の心の取扱説明書=心理学の基本です。

(関連:自分を受け入れるとは?嫌いな自分は嫌ってOK

 

うつ病で心が苦しい

心が苦しい原因を考えてみると、かつてうつ病を患っていた時を思い出します。

私=寺井啓二は、かつてうつ病を患った経験があり、うつ病を克服した心理カウンセラーです。

うつ病で心が苦しいと感じていたころは、職場でも何か心が強張り、常に心が苦しいと感じていましたし、飲み会などでも何か身構えてしまい、心が苦しいと感じていました。

リラックスして良いはずの休みの日でも、なにか心が休まらず、どこか心が苦しいと感じていたのを覚えています。

そういった意味では、心が苦しい=うつ病の代名詞のような症状なのかも知れません。

 

心が苦しいけど、助けて!と言えない…

さて、上記のように、私は、うつ病で心が苦しいと感じながらも、心が苦しい原因はわからないままでした。

さらに、内心では心が苦しいと感じていても、誰かに頼まれごとをされると断れず、それがさらに心が苦しい原因となっていきました。

仕事はほとんど手につかず、仕事がどんどんと蓄積しまい、それでも周りにたいして、「助けて!」が言えませんでした。

そして、限界まで心が苦しいと感じたとしても、不思議なくらいに、「助けて!」と言えず、雪だるま式に苦しい状況となっていきました。

心が苦しいけど、助けて!と言えない…

これもまた、さらに心が苦しい原因だったような気がします。

(関連:何も考えられない理由は、今は考えようがない!

 

心が苦しいけど、仕事は休まない…

うつ病で心が苦しいと感じていたころ、内心では不安と焦りがグルグルと廻っており、到底、まともに仕事を出来る状態ではありませんでした。

それでも、心が苦しいけど仕事は休まず、ただじっと席に座って時間が経つのに耐え、終業を待ち、終業と同時に逃げるように会社を出て、「今日も一日なんとか持ちこたえた…」と、一瞬、ほっとしたのを覚えています。

このように、心が苦しいけど仕事は休まず、ただ耐え続けて座っているだけでも、頑張り続けていること自体に意味があるように、当時の自分は感じていたのかもしれません。

ですが、当然、続ければ続けるほど、さらに心が苦しくなり、まずます仕事が手につかなくなっていきました。

(関連:うつで無気力な理由:本当は静かにしてたい!

 

心が苦しい、眠れない

会社に出社しても頭が働かず、仕事は手につかず、心が苦しいと感じながらも、周囲には悟られないように、じっと席に座って終業が訪れるのをじっと待ち続ける日々でした。

家にかえって一瞬はホッとしても、明日がやってくることがとても憂鬱に感じはじめ、明日に備えてゆっくり休みたいのに眠れない…心が苦しいから眠れない…

このように、心が苦しいから眠れないことが、さらに心が苦しい原因となっていき、結局は、朝、ベッドから立ち上がれなくなり、お仕事を休養することになりました。

 

心が苦しいから眠れないことを、不眠と言ったり、早朝覚醒などと言ったりますが、上記のように、苦しい心がさらに新たな苦しさを生んでしまい、心が苦しい状況が雪だるま式に膨らんで、ついには、自分の活動を停止されてしまいました。

このとき私が感じたのは、心が苦しい原因は、なにか、自分でも気づけていない原因があるのではないか?ということです。

雪だるまのように膨らむ苦しさのなかに、自分でも未だきづけていない心が苦しい原因があり、なにかを懸命に訴えているように私は感じました。

(関連:不眠=不安で眠れないってどいうこと?

 

心が苦しい原因を心理学で捉える。

私は、心が苦しい原因について、心理学を用いて分析していきました。

長年、薬物治療をするのみで目を反らしてきた、心が苦しい原因=うつ病の根本原因について、ようやく、本腰で向き合い始めました。

この節では、心が苦しいと感じる原因について、私なりの解釈を心理学に沿って説明していきます。

 

防衛機制とPTSD(心的外傷後ストレス障害)

心が苦しい原因のひとつに、防衛機制と言う心の働きがあります。

防衛機制とは、自分の行動や発言を制限することで安全を確保しようとする心の働きです。

例えば、骨折をしたときは、患部がこれ以上悪化しないように、ギブスを巻き患部を守ります。

それと同じように、心も傷を負うと、心が傷ついた事象の記憶にギブスを巻き、心の傷がこれ以上悪化しないよう防衛心理が生まれます。

 

骨折をしたときに患部に巻くギブスも、患部を巻きつけ圧迫するので、苦しさを感じます。

これと同じように、心を守る防衛機制も、ギブスのように心を圧迫するので、苦しさを感じるわけです。

このとき、心に負った傷による影響を、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と言います。

つまり、心が苦しいと感じる原因のひとつは、心の傷の影響=PTSD(心的外傷後ストレス障害)と、心の傷の悪化を防ぐギブス=防衛機制という心の働きによるものでした。

(関連:また心が傷つくんじゃないか?は今も続いてる。

 

アダルトチルドレン&インナーチャイルド

防衛機制は、あるとき心に負った傷があり、その傷がそれ以上に悪化しないよう、あるときからずっと心を圧迫し守り続けている心の働きとも言えます。

ということは、心が苦しい根本原因は、この心の傷であり、この心の傷を完全に癒せば、心の傷の悪化を防ぐ必要もなくなり、心の傷の悪化を防ぐギブス=心の圧迫=防衛機制も終り、心の苦しさも終わっていくわけです。

 

心の傷とは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)であり、幼少期に負った心の傷の影響=幼少期のPTSD(心的外傷後ストレス障害)を大人になっても感じ続けている人を、心理学ではアダルトチルドレンと呼びます。

同時に、心の傷を負ったままの幼少期の自分のイメージを、心理学ではインナーチャイルドと呼びます。

なので、心が苦しいと感じる原因を知る重要な手掛かりとして、アダルトチルドレンという考え方があり、心の傷を負ったままの幼少期の自分のイメージ=インナーチャイルドを癒すことで、心の傷が癒え、心の傷が癒えることで心のギブスの役割りも終り、心の苦しさも終わっていきます。

(関連:アダルトチルドレンとは?

(関連:インナーチャイルドとは?

 

このとき、心の傷を負ったままの幼少期の自分のイメージ=インナーチャイルドを癒す作業をインナーチャイルドセラピーといい、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を自分自身でわかりやすく癒し終わりにしていくことができる画期的な心理セラピーです。

(関連:インナーチャイルドセラピー/出会い方&癒し方

 

心が苦しい原因は自分自身…

さて、ここまでお話をさせて頂いた通り、心が苦しい原因は、すべて自分自身の中にあるのではないか?と感じ始めてくださいましたか?

でも、皆さんのなかには、心が苦しいと感じる原因は、自分の外側にあるのではないか?という考え方もあるかと思います。

例えば、

厳しい上司さんが居るから心が苦しいのだ…

親が自分のことをわかってくれないから心が苦しいのだ…

 

上記のように、「心が苦しい原因は自分以外が握っている…」と考えるのも自然な考え方ですが、このままですと…

 

厳しい上司さんが優しくならない限り自分はずっと苦しいままだ…

親が自分のことをわかってくれない限り自分はずっと苦しいままだ…

 

このように、他力本願となってしまい、相手が変わるのを永遠に待ち続けることになり、非常にしんどい感じがします。

こんなとき、上記のような自分の周辺に起こった出来事を、心理学ではストレッサーと呼び、あくまできかっけに過ぎないと捉えます。

そして、ストレッサー=出来事に反応して、自分が感じる感情や考え方のパターンを「心理」といい、心理を修正していくことで、ストレッサー=出来事はそのままでも、自分の心の苦しさは和らいでいくように工夫していく作業を、心理カウンセリング&心理セラピーと呼びます。

(関連:心理とは何か?どんな時どんな感情を感じるか?

 

自分が自分を苦しめている…

そして、心が苦しい原因は自分自身の中にある…と感じ始めたのち、これからどのようにしてみたいですか?

ひとつは、「心が苦しい原因は自分自身なので自分が悪い!」と、さらに自分で自分を苦しめてみるのもひとつのアイデアなのかもしれません。

もうひとつは、「心が苦しい原因は自分自身なので自分自身で解決しよう!」と、自分で自分を助け始めるのもひとつのアイデアなのかもしれません。

 

このように、心が苦しい原因は自分自身と気づいたとき、引き続き、自分で自分を苦しみ続けるか?あらたに、自分で自分を助け始めるか?は、ひとしく、みなさんにチャンスがあるわけです。

(関連:苦しめられていると捉えるか?苦しんでいると捉えるか?

 

自分が自分を助け始めるお手伝い…

そして、「自分で自分を助けたいのだけれど、やり方がわからない!手伝ってほしい!」と感じてくださている方のために、当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーが存在します。

苦しんでいるあなたを、あなた自身が助けていく作業=心理的自助&自立を育んでいく機会がカウンセリング&セラピーであり、あなたとあなたの助け合いを一緒にお手伝いをさせて頂くことが、私=寺井啓二の役割りです。

いつか、苦しんでいるあなたの心を、あなたと私の二人のチームワークでほっと楽にしていくお手伝いをさせて頂けると嬉しいです。

(関連:心理カウンセリングで性格を変える重要ポイント

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