無気力の原因は、防衛機制=心の省エネモード?

無気力の原因=防衛機制について解説しています。

無気力の原因は、防衛機制=省エネモード

 

何かをしなきゃいけない!と頭ではわかっているし、何とかしようとしているのに、人知れずモワッ〜っと脱力した気持ち=無気力を感じることになってしまって、いろいろなことになかなか取り組みづらい。

もしかしたら、そんな心の働きを感じてお困りな方もいらっしゃるのかもしれません。

この記事は、リスクを避け現状を維持し安全確保を続けようとする心の働き=無気力の原因=防衛機制について当方なりの想いを綴った記事です。

 

無気力の原因は防衛機制。

無気力の原因は、防衛機制という防衛本能です。

無気力の原因のなかには、無駄な動きを機制して心のエネルギーを温存しようという省エネ的な防衛の意図が隠れています。

つまり、身の危険を感じたときに分泌されるノルアドレナリン=交感神経が活発に働き、周囲への警戒心が高まっているので、自律神経の働きがみだされており、無気力感を感じるとともにイライラも感じる場合があります。

また、無気力の原因もイライラする原因も、同じノルアドレナリンという防衛のための脳内伝達物質によるものであり、警戒心が高まっているので、予期不安も活発に働く場合がありますし、不眠などの症状も警戒心の高まりによります。

 

そもそも、無気力の原因=防衛機制という心の働き自体は、生命の安全を守るために必須な機能なのですが、問題は、防衛機制という心の働き=周囲への警戒心が敏感になりすぎてしまっているというところにあります。

会社では元気でも帰宅後に無気力になったり、休日でも無気力になったりと、生命の安全が確保されているはずの自宅や休日でも敏感に防衛機制が働いてしまい、結果、自宅や休日でも無気力を感じる原因になります。

 

この場合、会社や外出先など、人に会うことや人と過ごすことに対して防衛機制=警戒心が敏感に働いてしまうことが無気力の原因のほとんどです。

なので、いつか人との間で傷ついた経験があったので、また人に傷つけられるのではないか?という人への警戒心が敏感に働いたままになってしまい、結果、自宅や休日でも無気力を感じる原因となります。

 

無気力の原因をクールに捉える。

さて、無気力とは、読んで字のごとく、気力が無いと言えるわけですが、見方を新しくしてみれば、力を抜くことができているとも言えるのかもしれません。

例えば、よく、腰が抜けてしまった!という言葉を耳にします。

この腰が抜けた状態も、力が抜けた状態=無気力な状態と言えますね。

そして、腰が抜ける状態とは、とても驚いたときなど、生命の危険を感じた時に、体の力を抜くことで、少しでも生命へのダメージを減らす防衛機制によるものです。

柔道の受け身も、力を入れているより、力を抜いた無気力状態の方がダメージが少ないように、無気力の原因は、自分への負担を少しでも軽減しようとしているとっさの反応と言えます。

よって、無気力の原因は、自分にとって不利益な状態ではなく、自分の身を守ろうとする防衛機制=自分にとってプラスの状態だと私は思います。

 

確かに、無気力感とはだるくて嫌なものですが、ダメなものではないのかもしれません。

少なくとも、いかに嫌なものであっても、無気力な感覚は、自分の心で起こっている自分の一部なわけですから、きっと、自分にとって何かプラスの意図があるんじゃないかな?って、私は思うわけです。

なので、無気力の原因は、心の大切な働きである防衛機制が、自分の身の安全のために、無意識にとっさに自動的に力を抜いてくれている。と捉えてみるのもひとつのアイデアなのかもしれません。

 

無気力の原因は注意を促すアラート!

心には、義務や命令や役割を重視する意識(顕在意識)と願いや想いや気持ちを重視する無意識(潜在意識)のふたつがあります。

では、無意識(潜在意識)はどんな意図があって自動的に力を抜いてくれているのでしょうかね?

私がいろいろなクライアントさんとセラピーを過ごしているなかで感じるのは、無意識は自動的に何かに備えてくれているんじゃないかな?ってことですね。

パソコンでいえば、スクリーンセイバーのような、スマートホンで言えば、省エネモードとでも言いましょうか。

ある意味、無意識は、残り少ない、もしくは限りある心のエネルギーを、無気力にすることで少しでも温存しようとしてくれているんじゃないかな?って、私はふと感じることが多いです。

携帯電話や自動車でも、電池の残りが少なくなったりガソリンの残りが少なくなると、音やマークで注意を促すアラートが鳴ったりします。

それと同じように、無気力の原因とは、心のエネルギーの残りが少ないよ!気をつけて!と注意を促すアラートのような働きだと私は思っています。

 

無気力の原因はガソリン切れ!

ここで、無意識(潜在意識)の特徴を考え合わせてみると、無意識は、願いや想いや気持ち=英語で言えば【WANT】=日本語で言えば【本音&本心】を大切にしたがります。

なので、自分の本音や願いを叶えていくと、そのぶん無意識は喜んでくれて(セロトニンが分泌され)、自動的に心のエネルギー=やる気を蓄えてくれるわけですね。

よって、願いを叶えることができると元気が出たり、想いを伝えることができると明るくなれたり、気持ちのまま盛り上がることができるとスッキリできたり、本音を打ち明けられると気分を軽くできたりするわけですね。

 

ということは、無気力の原因は、心のエネルギーが不足傾向にある。=最近、自分の気持ちを軽視しがちである。といえるのかもしれません。

つまり義務や命令や役割=英語で言えば【MUST】=日本語で言えば【しなきゃ、すべき、あるべき】が、ここ最近優先されがちであることを無意識は自動的に察知してくれて、自動的に省エネモード=無気力にし、少しでも心のエネルギー=やる気を温存しようとしてくれている。とも言えるのかもしれません。

よって、やる気が出ない=無気力の原因は、やる気という心のエネルギーが有り余っているのに出せていない!というより、やる気=心のエネルギーそのものが不足しているので、いくらやらなきゃ!と気合を入れても、頑張りようがない状態。ということなのかもしれませんね。

 

義務や命令や役割=英語で言えば【MUST】=日本語で言えば【しなきゃ、すべき、あるべき、気合、頑張らなきゃ、我慢しなきゃ】は、自動車で例えたら一時的な使用を前提にしたターボ機能みたいなものです。

なので、継続してターボを使い続ける状況が長く続いているとすると、どんどんとやる気=心のエネルギー=自動車で言えばガソリンが消費されてしまって、ゼロに近づいてしまうわけです。

 

自動車でも、ガソリンがゼロになってしまえばガス欠となって見動きが取れず、自力でガソリンを補給することすら難しくなって、大変なことになってしまうでしょうね。

それと同じように、心もやる気=心のエネルギーがゼロになってしまえば、精根尽き果ててダウンすることになり、当分は見動きが取れず、やる気=心のエネルギーを増やすための元手のやる気も不足してしまい、しばらくは活動不能となり、大変なことになってしまうでしょうね。

 

自動車であれば、JAFさんやみなさんの助力でガソリンスタンドまでたどり着けば安心できるのですが、心のガソリン=やる気を充電できるのは、自分自身だけができることなので、自分がダウンしてしまっては、再び自然に走れるようになるまでに、たくさんの時間がかかってしまうのかもしれません。

なので、無気力の原因は、やる気=心のガソリンのガス欠状態だけは何としても避けるために、やる気=心のエネルギーが不足してくると、自動的に無気力=省エネモードにしてくれて、自分が苦しい状態にあることに気づけるまで、じっと待っていてくれているのかもしれません。

だからこそ、無気力を改善したいのなら、無気力の原因をよく知り、少しばかり自分の本音を優先していく=したいことをしてあげていく時期を用意してあげて、心のエネルギーを蓄えてあげることも、ひとつのアイデアなのかもしれませんね。

 

とはいえ、本音を大切にしたいのだけれど、肝心の本音が見えづらかったり、1人では、MUSTとWANTの区別が難しかったりすることもとても自然なことです。

なので、お望みいただければ、カウンセリング&セラピーという機会にて、あなたの心のエネルギーの充電や給油をお手伝いをさせて頂きたい!と私は思っております。

いつの日か、そんな素敵な機会に恵まれるときが来ることを私もゆっくりと願っています。

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2015年12月26日 | カテゴリー : 心理のコトいろいろ | 投稿者 : sorakumo

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-- 20時17分--