ゆらゆら揺れる木、ゆらゆら揺れるこころ

2021年3月30日エッセイ・コラム

ゆらゆら揺れる木と、ゆらゆら揺れるこころを表しているイメージ

POINT「強い心」はゆらゆら揺れない代わりに、いつかは壊れてしまいます。「柔らかい心」はゆらゆら揺れる代わりに、なかなか壊れません。

心理カウンセラーの寺井です。

突然ですが、「強い心」を持つことと、「柔らかい心」を持つことと、あなたはどちらのほうが安心を感じますか?

柔よく剛を制す…」という諺や「強いものはいつかは壊れる…」という言葉にもあるように、「強さ」とは耐え続けることであり、耐え続けるということは、いつかは破綻するものなのかもしれません。

この記事は、「強い心」と「柔らかい心」の違いについてのエッセイです。

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はじめに

例えば「不安」を感じたり「自信」がなかったり、ソワソワドキドキを感じることは、そんなに恥ずかしくてダメなことなのでしょうか?

 

不安だから何もできない…不安なんて消えてしまえばいいのに…

自信がないから何もできない…自信がない自分がダメなんだ…

 

このような言葉をときどき耳にすることがあります。

 

確かに、ソワソワドキドキを感じることは「イヤ」な感覚ではあります。

でも、ソワソワドキドキが「イヤ」な感覚だからといって、必ずしも、ソワソワドキドキが「ダメ」なものとは限りません。

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ゆらゆら揺れる木、ゆらゆら揺れるこころ

今、ソワソワドキドキと、自分のこころが揺れています…

今、ゆらゆらと、自分のこころが揺れています…

 

「強い」とは耐えること、「耐える」とはいつかは壊れること…

同じように、台風が来れば、ゆらゆらと木が揺れます…

そのとき、もし、添え木でガチガチに補強して台風に備えたら、木はどうなるのだろう?

ある程度までは強風に耐えられるかもしれません。

でも、限界を超えたとき、もしかしたら、木は「ボキッ」と折れてしまうかもしれません…

 

「揺れる」とは柔らかく、自然で安全ということ…

では、もし、ありのままの姿で台風に備えたら、木はどうなるのだろう?

確かにゆらゆら揺れるでしょうが、ゆらゆら揺れていることで強風を受け流し、台風もやり過ごし、結果、今まで通り自立できているかもしれません…

 

こころは木のようなもの…

なにかで補強して耐え続けたとしても、結局、限界を迎えることに怯え続けることになるのかもしれません。

自分を何かで隠したり自分を何かで補強して見せても、「ああなったらどうしよう?こうなったらどうしよう?」と、周りの目線に怯え続けることになるのかもしれません。

 

でも、自分を隠したりせず、「不安な自分」のまま、「自信がない自分」のまま、夢中になってゆらゆら揺れながら過ごしていると、いつの間にか「ホッ」と安心できているものなのかもしれません。

 

「ゆらゆら揺れる」とは、素直であるということ…

なので、ゆらゆら揺れるということは、それだけ、柔らかく素直だということなのかもしれない…

 

不安とは安心したいという願い…

 

なので、不安なときは「不安だなぁ…」と思いながらゆらゆら揺れていると、一人ぼっちじゃない気がして、だんだんと「安心」を感じているのかもしれません。

 

自信がないとは味方が欲しいという願い…

 

だから、自信がないときは「自信がないんだよなぁ…」と思いながらゆらゆら揺れていると、一人ぼっちじゃない気がして、だんだんと「自信」を感じているのかもしれません。

 

ソワソワドキドキ、素直にゆらゆら揺れていたら、いつの間にか、落ち着いている…

そんな「木のような柔らかい心」を持ちたいと、わたしは思っています。

 

以上、「ゆらゆら揺れる木、ゆらゆら揺れるこころ」という記事でした。

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2021年3月30日エッセイ・コラム

Posted by 寺井 啓二