うつ(鬱病)克服:人が怖いと感じる=対人緊張ということ。

人が怖い。飲み会などの集団が苦手。人目が気になる。会社や学校の人間関係に悩んています。このように、人に対する悩みを表現する言葉はたくさんありますね。

このような心の個性をお医者さまは【対人緊張】もしくは【対人恐怖症】と表現するのかもしれません。

それでは、人が怖いと感じる心の個性について私なりに表現してみましょう。

 

怖いとはとっさに生命を守ろうとする心の働き。

まずはじめに、怖いという感情についてですが、怖いという感情自体は人間に限らず、ワンちゃんもネコちゃんも生きものであればひとしく感じる感情ですね。

怖さとは警戒心とも言えますので、怖さとはつまり生命を守るために必要不可欠な感情です。

毎朝、ウォーキングをしている私の姿を見ただけで、公園の野良ネコちゃんたちがササッと逃げ隠れてしまうように、鳥たちが少しの物音に危険を感じて飛び立ってしまうように、釣り針に警戒してなかなさ魚が釣れないように、人間に限らず全ての生きものは、周囲の状況に違和感を感じると、無意識に且つとっさに生命を守る行動を取ります。

裏を返せば、怖さを感じる心の個性が敏感であればあるほど生存本能に優れている。ということですね。

人間だけが持っているねじれた価値観。

でも人間とはおもしろい価値観を持っています。

それは、心配性。ビビリ。気が小さい。心が弱い。などの怖さや慎重さに対するねじれた価値観です。

人は、生存本能の優秀さの証である怖さを、おかしい&いけないと、まるで劣っているかのように真逆の評価&矛盾した表現をしたりしますね。

本来、人として優れている本能を、同じ人間に揶揄されてしまうわけですから、なんで?どうして?とわからなさを感じてしまうでしょう。

怖いとはよくわからないということ。

例えば、宇宙人とか幽霊ってやっぱり怖いものですね。

宇宙人とか幽霊ってまじまじとお話したことないのに、なぜ怖いって感じるのかな?

それは、怖い=よくわからないってことだからです。

例えば、よくわからない人に声をかけられても危ないから付いていってはだめだよ。なんて小さなお子さまに教えてあげたりしますね。

人間という生きものが最初に感じた感情は、怖さ=恐怖と言われています。っていうのは心理学をかじったことのあるかたなら知っているかもしれません。

人間という生きものが今や66億まで数を増やすことができたひとつの要因は、怖さ=危機察知能力=予期不安=生存本能に優れているから。なんですね。

よくわからない=なにをされるかわからない=危険だ!=怖いぞ!危ないぞ!という心理。

つまり、わからない=危ないぞ=怖いと予期していち早く怖がれる能力を身につけたことで、ほかの動物よりいち早く生命の安全確保ができるようになって、そのぶんたくさんの子孫を残すことができた。というのが人間の生存の歴史なのですね。

なので、人が怖いということは、人になにをされるかわからない、人にどう思われてしまうかわからないって感情だと私は思います。

あの人はよくわからないので面倒なことに巻き込まれたくない=あの人が怖い。

飲み会にいくとなにを言われたり、押し付けられたり決めつけられたり、どのように誤解されてしまうか?わからない=飲み会はなにされるかわからないので苦手。

学校に行くと周りの友人の感情に巻き込まれたり振り回されて苦しいので学校は安全かわからない=家で安全を確保していよう=不登校。

安全か?わからないまま無理に突撃して、かえって苦しさを増やしてしまうより、わからない=危ないぞ!と安全第一で安心確保をしようとしている。という心の個性を、お医者さまは 【対人緊張】もしくは【対人恐怖症】と表現するのかもしれません。

人が怖い=人がよくわからないという心の個性を緩めてみませんか?

ただ、あまりにも安全確保が過ぎるとかえって窮屈でそれもまた苦しくもありますので、今までの人への印象を新しい視点で捉えなおして安心の方向に緩めてみるのもひとつのアイデアなのかもしれません。

過去の人への怖さ=あるとき人との間で起こり今もわからないままになっている過去の人との体験を、カウンセリング&セラピーという機会であらためて振り返り、わからないままだった人への印象を今からわかる化して、人への怖さをホッと緩めてあげる。。。

人が怖いという心個性をそのままに、無理に克服しようとしてトライアンドエラーを繰り返すのもひとつのアイデアですが、人が怖いという心の個性を緩めてから安全第一で人との接点をだんだんと広げたり自分の居場所を安全に確実に広げていくのもひとつのアイデアてすね。

人への怖さを和らげたい場合は、人が怖いと感じる個性の始まり=一体いつからどの人間にたいしてわからなさを感じ始めたのだろう?という視点がとても大きなチャンスになります。

人に感じたわからなさ&不思議さ&理不尽さ=人への怖さの始まりをカンセリングで大切に見つけてあげて、セラピーで大切に緩めていく。。。

そんなお手伝いをさせていただける機会を与えていただける日を私は楽しみにさせて頂いております。

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2016年7月21日 | カテゴリー : うつ(鬱病)いろいろ | 投稿者 : sorakumo

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