うつ(鬱病)克服:集中できない&考えられないとは○○煩いを感じているから。

この記事は、うつ(鬱病)の特長である『集中できない&考えられない』という心の状態について当方なりのユニークな捉え方を紹介しています。

 

うつの特長:集中できない&考えられない。

うつという心理状態の代表的な症状として、集中できない。という症状がありますね。

お仕事に集中できない。
勉強に集中できない。
人との会話に集中できない。

こんな症状を自分自身が感じたり周りに見かけたりすることもあるのかもしれません。

○○に集中できないとは、○○以外のこと=△△に集中している。とも言いかえることができます。

もうワンステップ言いかえますと、うつとは、今目の前の状況とは違ったことに気がかりを感じている心理状態とも言えます。

お仕事に集中できない。とは、お仕事場にいながら、なぜか?お仕事以外に集中している心理状態とも言いかえられるのかもしれません。

集中できないとは心ここにあらずってこと。

頭ではお仕事に集中しようとしている。でも気持ちはなにかそわそわしている。

このように、頭では目の前の状況=お仕事に集中しようとしても、気持ちが勝手にほかのフィールドに関心を向けてしまう=仕事以外へと集中を向けてしまうので、自分は目の前の状況に集中しようとしても自分自身に集中を反らされてしまう。。。

このように、うつ(鬱病)集中できないとは、わかりやすく言うと、心ここにあらずな心理状態。ってことだなと私は思っています。

人目が気になるのは、人間らしい生存本能&安全確認。

では、頭では目の前の状況に集中しようとしているのに、なぜ?自分自身に集中を反らされてしまうのか?と言えば、ますはじめに必要なのは、自分自身は少なくともふたつ以上の意思を感じている。ということですね。

ひとつは、目の前の状況に集中しようとしている意思

もうひとつは、目の前の状況以外に集中しようとしている意思

このようにふたつ以上の意思がなければ、そもそも迷ったり悩んだり葛藤したりすること自体が不可能なわけです。

ワンちゃんやネコちゃんや鳥さんやウサギさんは、単一思考と言いまして、ひとつの意思の連続で生きているわけですね。

なので、特に何かに集中しようとしなくても、つねに何かに集中できてしまうわけですね。

人間はといいますと、ワンちゃんやネコちゃんや鳥さんやウサギさんと違って、常に複数の意思を同時に感じることができる。というわけです。

ですが、もし常にひとつの意思しか感じることができない。ということになりますと、迷ったり悩んだり葛藤したりすることがない代わりに、常に何の疑いもなくひとつの選択肢を選び続けることしかできない。というとても窮屈で危なっかしい状況となってしまいます。

例えば、ウサギちゃんはいつも同じような行動ルーティンしか取れません。その代り、迷ったり悩んだり葛藤したりすることがないわけです。

うらを返せば、ウサギちゃんは迷ったり悩んだり葛藤したりすることがない代わりに、いつも同じような行動ルーティンしか取れませんので、鷹やフクロウやトンビやキツネなどにパターンを読まれてしまって、あえなく捕食されてしまうこともあるわけですね。

もしそうなったとしても、ウサギちゃんは単一思考ですので、延々に同じような行動ルーティンを取り続けるわけです。

その結果生まれているのが食物連鎖と言いまして、とくに誰かがなにかをしなくても、同じような行動ルーティン=単一思考の動物たちのみで暮らしていれば、延々と自然界は続いていくわけですね。

ですが、人間は、自分の生命を守るために、自分の本音や本能を周りに隠すことができるようになりました。

つまり人間だけは、自分の生命を守るために、自分の本音や本能を周りに隠し、周りの状況を注意深く疑ったり確認したりできるようになったわけですね。

そして、周りの状況が安全だと感じた後にはじめて、安心して自分の本音を開示したり、自分の感情を表現したりして、安全第一でもって自分を守りながら慎重に生活できる生き物なわけです。

まず安全確認が最初のミッションとなりますので、周囲の安全確認が終わらない以上、なかなか動きだせない=うつ(鬱病)、人目が気になる、人が怖い、周りに合わせてしまう、顔色を伺ってしまう、不登校、引きこもり。。。などなどは、私からしてみると、ずっと周囲の安全を確認し続けてくれている。というとても人間らしい生存本能の優れを感じるわけです。

つまり集中できない。ということは、集中したくない。のではなく、集中したいのに集中できない。=目の前のことよりほかに先に済ませておきたい大切な気がかりや安全確認や大事な関心事を感じている。ってことですね。

恋わずらいも集中できないってこと。

はっ?なんのこっちゃ?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、少し視点を変えて、例えば、恋わずらいという言葉があります。

好きな相手への気持ちが大きすぎてボーッとしてしまい、学校の勉強に集中できない。など、テレビドラマでもよく見かけるシーンです。

このとき、しっかりしなきゃ!と、気合で無理に勉強に集中しようとしても、一時的には勉強に集中できてもすぐにボーッとした気分に戻ってしまいますね。

これは、不思議な心の謎解きをしていくための必須の知識である、意識と無意識のふたつの意思のなせる技なわけです。

頭では意識して勉強に集中しようとしている。

感情は無意識に好きな人への気持ちを感じ続けてしまっている。

というか、さらに捉えなおしてみると。

はなから無意識に好きな人への感情を大きく感じ続けてていたいところ、途中で意識して無理に勉強に集中しなきゃならない。

なので、背伸びして無理に勉強に集中しようとしとしても一時的にしかキープできず、すぐに最優先の気がかり=好きな人への感情へと集中が無意識に戻ってしまい、気がつくと、無意識にかかとを付いてしまっている=気づくと、無意識にもともと感じていたボーッとした気分に戻ってしまっている。というわけですね。

心のしくみをかじったことがある方なら耳にしたことがあるかもわかりませんが、意識と無意識の観念の大きさ、つまり意識と無意識の影響力の大きさの比は、概ね、意識=1︰無意識=9ですので、最優先の気がかりがモヤモヤと無意識に感じられ続けている限り、いくら意識して無理に集中しようとしても一時的にしか集中できない方が、とても人間らしいということになります。

なので、ドラマなどでも恋わずらいを感じている女の子に対して、周りの人たちが「あぁ。。これじゃ。。何を言っても無駄ね。。。あの子はしばらくは勉強に手がつかないわね。。。」なんてコメントすることもとても人間らしいというわけですね。

とすると、お仕事に集中しようとしたときに集中できないのは、お仕事に集中し始めようとする前からモヤモヤと感じ続けている心配や気がかりがあるから。と私は日々のセッションで感じ入っています。

あなたが感じているのは、なにわずらい?

例えば。。

人にどう思われてしまうのか?という心配がモヤモヤがずっと続いていてお仕事に集中できない。

わたしがこうしたら否定されるんじゃないか?という心配がモヤモヤとずっと続いていて人間関係に集中できない。

このときの人にどう思われてしまうのか?という心配やわたしがこうしたら否定されるんじゃないか?という心配が、最優先の気がかり=安全確認=はじめに集中してみたいコト=○○煩い(わずらい)っていえるのかもしれませんね。

もしかしたら、この記事を読んでくださっているあなたの心にも。。。

自分はほんとはこう思っているんだけれど、もしかしてこう思われちゃうんじゃないか?
自分はほんとはこう思っているんだけれど、まわりにどう思われちゃうんだろうか?
自分はどう思われているのかな?自分はどう思われちゃうのかな?
ほんとはこうしてみたいけど、もっとこうしたほうがいいのかな?
ほんとはこうしてみたいのだけれど、ほんとうにいいのだろうか?
あのときもっとこうしておけばよかったんじゃないか?
あのときやっぱりあんなことしなければよかったんじゃないか?

自分はこれでいいのかな?自分はなにかいけないのかな?
だからもっとこうしなきゃいけないんじゃないか?
だからこんなことしちゃいけないんじゃないか?

みたいな気がかり=安全確認=はじめに集中してみたいコト=○○煩い(わずらい)=確認心理が、いつの日からか今でもグルグルとアイドリングを続けたままになってしまっているのかもしれません。

ある方は幼い頃から。。。ある方は小学校でいじめを経験してから。。。ある方は恋愛で依存をされてしまってから。。。ある方は職場の上司にキツく当たられてから。。。

このように、うつ(鬱病)集中できないという症状を改善していくためには、上記のような、ある時からグルグルとずっと感じ続けたままになってしまっている最優先の心配や怖さや気がかり=○○煩い(わずらい)を見つけて、ほっと落ち着かせて安心に転換していく必要があるものだなと、私は日々せつに感じています。

もし、ある時からずっと感じ続けたままになってしまっている最優先の心配や怖さや気がかり=○○煩い(わずらい)をこれからもそのままに放置して、いくら気合で集中しようとしても、いくら無心で頑張ろうとしても、いくら格好の良い理屈で変わろうとしても、残念ながら一時的にしかキープできず、意識して背伸びしては再び無意識にかかとをついて元のモヤモヤに戻ってしまい、スクワット運動を繰り返すように、グルグルとトライアンドエラーを延々に繰り返すことになってしまいます。

いくら意識して集中しようとしても、いくら意識して頑張っても、いくら意識して変わろうとしても、ふと気づくと無意識にもとの状態に戻ってしまえば、自分が情けなく思えても、自分が劣っていると感じても、自分を嫌いだと感じても、もう死にたい!と感じても、まったくもって自然な心持ちだろうなとは私は日々せつに感じています。

そして、自分一人ではわからない方が自然である、 ある時からずっと感じ続けたままになってしまっている最優先の心配や怖さや気がかり=○○煩い(わずらい)を、二人のチームワークで確実に見つけていく作業が当方メンタル心理そらくもの心理カウンセリングであり、二人のチームワークで確実にほっと落ち着かせて安心に転換していく作業が当方メンタル心理そらくもの心理セラピーです。

そうすると、心の優先順位がようやく目の前の状況&現実にマッチして、ワンちゃんやネコちゃんや鳥さんやウサギさんのように、とくに意識して集中しようとしなくても、無意識に集中してしまっている。というわけですね。

これが当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーのエッセンスのひとつです。

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2016年8月3日 | カテゴリー : うつ(鬱病)いろいろ | 投稿者 : sorakumo

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-- 12時13分--