こどもと私:娘のあさがお

2020年6月1日子育て

娘と朝顔のイラスト

 

学校が夏休みに入った時、娘と一緒にあさがおのタネを植えました。

時期的にかなり遅い種まきなので、いい感じで成長してくれるかな?と気がかりでした。

6つ植えた種のうち、3つは順調に芽が出ました。ですが、残りの3つは芽が出たものの双葉が開かず成長が遅く思えました。

そんな6本のあさがおを植えたプランターをリビングの窓越しに見ていると、なんだかモヤモヤしてきて、水をあげたり肥料をあげたり世話をしながら日々過ごし始めました。

順調に芽が出た3本は引き続き順調に成長してくれています。けれど、残りの3つはあまり成長せず、ますますモヤモヤと心配を感じました。

順調に成長している3本がすぐ近くにあるわけですから、成長が遅い3本のことがより一層にかわいそうに思えてきました。

そこで、私はかわいそうなあまり、成長が遅い3本を、一旦、別のプランターに植え替えることにしました。このままだと、順調に成長している3本の影に隠れて日光が当たりずらくなり、より一層に成長しずらくなってしまうのではないかと?と感じたからです。

ですが、別のプランターに移し替えた次の日の朝、いつものようにリビングから確認すると、成長が遅い3本は枯れてしまっていました。

その状況をみて娘が私に言いました。

「なんでこんなことしたの!?」「そっとしておいてあげなきゃダメでしょ!」

私は内心、父ちゃんだってあさがおのことがかわいそうだから、あさがおのことを優しく想ってやったんだ!と言いたかったのですが、余計なお世話だったかな。とも同時に感じました。

もしかしたら、人の心もそっとしとおいてあげることが一番の優しさなのかもしれません。

私は私の勝手な思い込みで、あさがおの成長を早いだの遅いだのと決めつけてしまいました。

かわいそうだ!というモヤモヤした感情が嫌だから、私のモヤモヤを和らげるために、ついついあさがおに勝手に期待をかけ、私のエゴに巻き込んでしまった。とも言えるのかもしれません。

私は私のモヤモヤをスッキリするために、あさがおを振り回してしまった。とも言えるのかもしれません。

人にも生き物にも自然治癒力や自然成長力がある。ああすればいい。こうすればいい。と、過保護したり過干渉するとかえって成長を阻害してしまう。だから相手のことを信用して太陽のように見守ってあげるのが一番の優しさなのかもしれません。

困っている人にたいして、かわいそうだ!といろいろしてあげちゃうことは、かえってその人を困らせてしまうのかもしれません。

困っている人を優しく想い、ついついいろいろしてあげちゃうことは、かえってその人を困らせてしまうのかもしれません。


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2020年6月1日子育て

Posted by 寺井 啓二