カウンセリングとは?ストンと腑に落ちる感覚をかさねること。
例えばりんごひとつとっても、日本人は「りんご」と認識していますがアメリカのかたは「アップル」と認識しています。
だからと言って、「りんご」という表現が正しくて「アップル」という表現が間違っているわけではありません。
「りんご=アップル」を机のうえにひとつおいた時、同じ物体を「りんご」と表現しても「アップル」と表現してもどちらもOKです。
このように、ものごとへの感じ方やものごとの捉え方やその表現方法は、これが絶対正しい!という唯一の正解はなく、むしろ絶対正しい表現ひとつに無理にまとめようとすればするほどかえってまとまらず、グルグルと延々にまとまらなくなってしまいます。
例えば日常生活でも、「いいこと」と「嬉しいこと」というふたつの表現があります。
私は先日、世の中で評判の良いレストランで食事をしました。ですが正直、私はあまり美味しいとは感じませんでした。
このように、世の中で評判の良いレストランの料理を自分が美味しいと感じるとは限らない=世の中のいいことが自分にとって嬉しいとは限らないわけです。
だからといって、そのレストランの料理がダメなわけでもわたし=寺井の味覚がダメなわけでもなく、レストランの料理は素晴らしいのだけれど、美味しい料理を食べ慣れていない寺井さんの味覚とのマッチングが残念だったわけですね。
ファッションも映画も食物も、世の中でいいと呼ばれているものが自分にとって嬉しいとは限らないわけです。
世の中で言われているいいことが自分にとって嬉しいこととは限らないわけですから、なにかいい方法はないか?どうすればいいのか?と世の中に正解を探し求めても、無理になんとかしようとすればするほどかえって見つからず、グルグルと延々に苦しくなってしまいます。
学校や家庭や職場や人間関係の中ですと、周りの人たちがいいと言っているモノや意見を自分が望ましいと感じられないのは、自分がダメだからだ!自分がおかしいからだ!と早とちり&勘違い&思いこみしがちなのも人のココロの仕組みのひとつです。
なので、ひとりではついつい「自分がダメだ!自分が悪い!」と早とちり&勘違い&思いこみしがちなご自分への印象&自分への認知を、ふろしきを広げるように、あなたとわたしの二人でおもむろに広げてゆったりと捉えなおしいきます。
そう言われてみると‥そう言えば‥もしかして‥だとすると‥そっかぁ‥そうだなぁ‥そうかもなぁ‥と、ゴルフボールがストンと穴に落ちるように腑に落ちる納得や安心をかさねて、あなたがあなたにしてしまった早とちり&勘違い&思いこみをアップデートして解きほぐいしていく作業を、当方メンタル心理そらくもの心理カウンセリング&心理セラピーと言います。