人間関係がうまくいかない理由は、あなたがわがままじゃないから。

人間関係がうまくいかないなぁ…

人間関係が苦手だなぁ…

相手が何を考えているのかわからないなぁ…

相手の気持ちがわからないなぁ…

 

ご家庭や学校や職場などの日々の人間関係のなかで、こんな風に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

さて、この記事では目で見ることではなかなか確かめきれない人間の感情を新しい視点で観察することで、日頃の人間関係がうまくいくためのヒントを見つけていきましょう。

 

重そうな荷物を背負うおばあちゃんを見てどう感じますか?

ある日、あなたは街を歩いていると、重そうな荷物を背負いながら歩道橋の階段をのぼっているおばあちゃんを見かけました。

 

背中に重そうな荷物を背負いゆっくりと階段をのぼるおばあちゃんを見かけたとき、あなたはどう感じますか?

みなさんも小学校や中学校の道徳の授業でこのようなシチュエーションのお話を耳にしたことがあるかも知れません。

 

おばあさんはきっと困っているのだろうから荷物を持ってあげるべきだ!

弱いお年寄りが困っているのだから助けてあげなければならない!

困っている人をみつけたのに見て見ぬ振りするのはいけない!

 

重そうな荷物を背負って階段をのぼっているおばあちゃんを見かけたとき、○○すべきだ!○○しなきゃ!○○しなければいけない!○○したほうがいい!といった使命感や責任感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。使命感や責任感の中に混じって、かわいそいだなぁ…荷物を持ってあげたほうがいいかなぁ…といったソワソワした気持ちを感じるかたもいらっしゃるかもしれません。

 

○○したこうがいい…○○しなければいけない…○○してあげないといけない…などなど、もしかしたらみなさんも、いつの日かの道徳の授業でこんなふうに話し合った経験をお持ちかもしれません。

 

さて、重そうな荷物を背負いゆっくりと階段をのぼるおばあちゃんを見かけたとしたら、あなたはどんなことを感じると思いますか?

 

人間関係がうまくいくためには、相手と意思確認をすること。

か弱いおばあちゃんが両手に重そうな荷物を背負って階段をのぼっている姿を見かけると、優しい方ほどソワソワして、ついつい荷物を持ってあげたくなるかもしれませんね。

 

では、自分がソワソワ感じているのが苦しいからと言って、いきなり駆け寄りおばあさんの荷物をガバっと持ってしまうと、おばあさんは一体どう感じるでしょうか?

人間関係の誤解

一見、重い荷物を持ってあげたのだからおばあさんは喜び感謝してくれるかもしれません。

でももしかしたら、大切な荷物を奪われた!と、おばあさんは驚いてしまうかもしれません。

 

もっとクールに捉えてみると、もしおばあさんが荷物を背負って階段をのぼることをむしろ望んでいるとしたら…

大切な荷物だから自分自身で大切に運びたいとおばあさんが願っていたとしたら…

そんな自分を邪魔しないでそっと見守っていてほしいと内心おばあさんが願っていたとしたら…

 

人の感情とは目に見えませんので、おばあさんの望みや希望が一体どこにあるのか?は、じつは、おばあさんに教えてもらわない限りわかりようがないことなんですよね。

でも、ありがた迷惑や早とちりという言葉にもあるように、人は勝手な思い込みや決めつけで動き出してしまい、かえって残念な結果になってしまう場合があります。

 

おばあさんは困っているに決まっている!

おばあさんの荷物を持ってあげるのが常識しょ!

フツーおばあさんの荷物を持ってあげないとおかしいでしょ!?

 

もし、おばあさんの望みや希望を確かめずに、このような思い込みや決めつけのみで荷物に手を掛けてしまうと、はからずもおばあさんの気持ちを軽視してしまうことになり、おばあさんはかえって悲しい想いをすることになってしまうかもしれません。

なので大切なのは、おばあさんがどうしたいのか?おばあさんはどうしてほしいのか?というおばあさんの気持ち=おばあさんの望みや願いや希望をおばあさんに教えてもらうこと。おばあさんとの意思確認がとても大切なわけですね。

 

人間関係がうまくいかないのは、自分の気持ちを軽視するから。

さて、人間関係をうまく運ぶためには、おばあさん=相手の望みや願いや希望を尊重し意思を確認しよう!というポイントは、みなさんも気づいてくださったことかもしれません。

ですがこのまま記事が終わってしまいますと、おばあさんの気持ちを尊重する=自分の気持ちを我慢する。と誤解してしまう方がいらっしゃるかもしれません。

 

じつは、人間関係がうまくいかないのは、相手ばかりを優先し自分の気持ちを軽視するから。なんですね。うらをかえせば、相手の気持ちも自分の気持ちも両方とも尊重したとき、お互いのあいだに安心と信頼が広がって行くんですよね。

なので、わたしのことなんてどうだっていいからあなたの言うとおりにします!というのは、一見、自分のことは無視してあなたの自由にして下さい。みたいで相手は喜びそうですが、案外、言われた相手はプレッシャーを感じて困ってしまうのかもしれません。

 

アサーショントレーニングの説明図

 

もしあなたが、「わたしのことなんてどうだっていいんです。あなたの言うとおりにしますのでわたしの気持ちは無視してください。」って誰かに言われたら、あなたは、その方との人間関係を安心して過ごせそうですか?

 

戦争でいう全面降伏みたいなことをされても、わたしはあなたの奴隷になります。みたいなことを言われても、された側&言われた側はかえって困ってしまい、かえって人間関係がうまくいかなくなってしまいます。なので、お互い安心してスッキリとしたに人間関係をうまく運んでいくためには、相手の気持ちも自分の気持ちも両方とも尊重して混ぜ合わせていくことが大切なわけですね。

 

まとめると…

【どちらか一方の気持ちだけが優先され続ける=人間関係がうまくいかない】

【どちらの気持ちも尊重して混ぜ合わせていく=人間関係がうまくいく】

というわけですね(^^)

 

なので、人間関係がうまくいかないなぁ…と感じている方は、もしかしたら相手のことばかり優先しがちで、案外、あなたの気持ちをあなた自身が軽視してしまっているからなのかもしれません。

 

日本人は気を遣うなんて表現をしますが、自分のことを軽視して相手のことばかり優先していれば相手が必ず喜んでくれるとは限らず、お互いに嬉しかったり楽しかったり苦しかったりを平等にシェアしてわかちあう対等な関係に人間は安心と信頼を感じる生き物なわけですね。

こういった人と人との平和的な距離感=人間関係をうまくやっていくノウハウを、「アサーショントレーニング」なんていったりします。

 

もちろん、当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーにも、「アサーショントレーニング」のエッセンスをふんだんに取り入れております。

この記事を読んでくださったあなたに
是非、続けて読んでほしい関連記事です。

ココロの資料館 目次

良かったら「いいね」「シェア」お願いします。

2017年4月24日 | カテゴリー : コミュニケーション向上 | 投稿者 : sorakumo

©2012-メンタル心理そらくも
-- 09時24分--