イライラする原因は自律神経の働き

イライラする原因は自律神経と深い関わりがあります。

イライラの原因を探しているイラスト

イライラする原因には自律神経が大きく関わっています。

自律神経は、交感神経と副交感神経にわかれ、それぞれ緊張活動モードとリラックス休息モードにわかれています。

交感神経と副交感神経は自動的に切り替わっており、イライラする原因と密接に関係しています。

この記事は、イライラする原因やイライラを感じる意味や心のしくみについて説明していきます。

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イライラする原因=人の心にはふたつのモードがある。

イライラする原因を考えていくとき、まず最初に大切にしたいのは、人の心にはふたつのモードがあるということです。

例えばお仕事も、出勤日とお休みとがあるかと思います。

それと同じように、人の心にも、「緊張活動モード」と「リラックス休息モード」の二つのモードがあります。

 

交感神経と副交感神経のふたつのモードを説明しているイラスト

 

この二つのモードは、自分が置かれている状況に応じて自動的に切り替わっており、イライラする原因にもなっています。

そして、医学や脳科学では、この二つのモードを「交感神経」と「副交感神経」と呼びます。

 

イライラする原因には自律神経が大きく関わっています。

さて、先ほどご説明差し上げた、「交感神経」と「副交感神経」をまとめて「自律神経」と言います。

交感神経は、「活動している、緊張している、周囲に注意を振り向けている…」等といった状況で働きます。

副交感神経は、「心身を回復している、集中している、リラックスしている…」等といった状況で働きます。

なので、交感神経で過ごしている時は「緊張活動モード」と言えますし、

副交感神経で過ごしている時は「リラックス休息モード」と言えます。

 

このように、自律神経は、周囲の状況に応じて交感神経と副交感神経を自動的に切り替わっており、この切り替えのバランスがイライラする原因と関わりがあります。

心理学的には、理性と感情、もしくは、意識と無意識などとも言います。

 

人の心は、意識と無意識の二つがあって自動的に切り替わっており、この切り替えがイライラする原因となっている。

 

 

自律神経失調症の症状を説明しているイラスト

そして、不安とイライラは密接に関わっており、なんらかの原因で、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、交感神経が敏感になりすぎてしまい、不安やイライラを必要以上に感じすぎてしまう症状を、自律神経失調症とも言います。

 

イライラする原因=副交感神経から交感神経に切り替わったとき

例えば、部屋で静かにすごしている時は、副交感神経(リラックス休息モード)で過ごしています。

そして、部屋で静かに過ごしていたところ、部屋の外からうるさい音が聞こえてきたとします。

このとき、部屋で静かにすごしている時間を邪魔されたことになってイライラする原因となるでしょう。

 

イライラは警戒を示す不快感であることを説明しているイラスト

 

このように、「うるさい音が聞こえた!」という状況の変化をキャッチすると、自律神経は、副交感神経(リラックス休息モード)から交感神経(緊張活動モード)へと自動的に切り替えます。

そして、交感神経(緊張活動モード)へと切り替わったサインとして不安やイライラを感じ始めストレスとなります。

なので、周囲の状況に応じて、交感神経(緊張活動モード)へと自動的に切り替わってしまうことが、イライラする原因の根本にあります。

 

よって、イライラは病気ではありません。

周囲への警戒のサインでとても自然な感情です。

不安やイライラを感じ始めたことで、周囲の状況を安全確認し、ストレスを軽減して安心したくなり、部屋の外に出るなどの不安やイライラする原因の確認活動が始まります。

 

このとき、

物音が気になってストレスに感じたり。

ちょっとしたことでイライラを感じたり。

人の声がとても怖く感じたり。

人の発言にすごくイライラを感じたり。

窓の鍵を閉めても安心しづらかったり。

小さな失敗にすごくイライラを感じたり。

頭では大したことはないとわかっているのに、心に不安やイライラが募りストレスに感じてしまう場合があります。

 

安心できない状態を説明しているイラスト

 

この状態は、自分が置かれている状況は十分に安心安全なはずなのに、なんらかの原因で交感神経(緊張活動モード)が活発に働きすぎてしまい、心に警戒態勢が続いてしまっている状態=ストレスフルな状態。と言えるわけです。

 

イライラする原因、女性はとくに敏感

女性は、とくに繊細なホルモンバランスを持ち合わせています。

この章では、自律神経の働きのほかに、女性がイライラする原因として知っておきたい病気や症状について紹介します。

 

非定型うつ病

女性がイライラする原因のひとつに非定型うつ病という病気があります。

非定型うつ病の症状は、

ちょっとしたことがイライラする原因となってしまい、イライラから激しい怒りへと燃え上がりエスカレートしていきます。

自分が好みと感じる事象にはスムーズに取り組めるのですが、少しでも嫌だと感じるととても億劫になってしまい、物事に対する態度にはっきりとした違いがあらわれてしまいます。

けっして自分の積極的な意図ではなく、あくまで病気による症状なのですが、周囲からは、わがままなで気まぐれな態度を取っているように誤解されてしまう場合があります。

 

イライラする原因は非定型うつ病

 

非定型うつ病は、若い世代の女性に多い病気だと言われています。

一方、一般的に知られている定型のうつ病は、中年以降の男性に多いと言われています。

 

定型のうつ病の症状は、

自分を責めたり落ち込んだりする内向的な症状が一般的ですが、

若い女性に多いとされる非定型うつ病は、

非定型と呼ばれるように、定型のうつ病とは症状に違いがあり、

とくに、瞬間的に発作的にイライラの症状を感じます。

 

ちょっとした出来事でもイライラする原因となり、交感神経(緊張活動モード)が活発化してしまい、一度、イライラを感じ始めるとなかなかイライラが収まらず、興奮状態になり、周囲の言動がすこしでも物足りないと、イライラはさらにエスカレートしていきます。

非定型うつ病によって引き起こされるヒステリックにイライラする原因は、決して生まれながらの性格ではありません。

イライラする原因は、あくまで病気の症状です。

(関連:うつ病の症状チェックリスト

 

今までの生い立ちの中で、自分自身が抑え込んできたイライラが心にたくさん抑え込まれているため、ちょっとしたことをきっかけに抑えがきかなくなり、イライラがあふれ出てきてしまっている。と言えます。

とくに、女性が子育てを始めるとこのイライラを感じ始める場合があります。

そしてこのイライラを子どもに向けてしまう場合があります。

 

このように、突発的に激しくイライラする原因は、長年にわたって蓄積したイライラが原因である場合があります。

とくに、子ども時代にいろいろな気持ちを我慢しがちだったりすると、大人になってからアダルトチルドレンの症状として表面化している場合があります。

気になる方は、アダルトチルドレンチェックリストを確認してみましょう。

 

PMS=月経前症候群

女性がイライラする原因には、生理前の心と体の不調もひとつあります。

PMSは、「Premenstrual Syndrome」のことで、整理が始まる約2週間前から起こりがちなさまざまな不調の総称です。

症状としては、

イライラを感じやすい、頭痛、めまい、

不眠、眠気、食欲不振、過食、肌荒れ、

不眠、便秘、下痢、だるさ、などがあげられます。

 

お仕事や家事でただでさえ疲労がたまりイライラを感じているところ、心と体の不調もかさなり交感神経(緊張活動モード)が活発化してイライラする原因となり、無気力を感じやすくなります。

男性にはない心と体の不調という負荷をプラスアルファ背負っているぶん、PMSは女性がイライラする原因となってしまいます。

 

イライラする原因はPMS

 

また、生理前は、黄体ホルモンの影響により、セロトニンが大幅に減少すると言われています。

このように、女性特有のホルモンの働きと、幸せホルモンセロトニンの働きは密接に関係しています。

セロトニンが低下するとイライラする原因となり、甘いものを欲し気持ち落ち着かせたくなったり、食事も乱れがちになりやすいです。

なので、セロトニンを増やすことがイライラを和らげることになります。

 

ただ、イライラする原因=きっかけは生理前の心と体の不調ではあったとしても、イライラがとても大きく長く感じすぎてしまう場合があります。

その場合、イライラしている自分を自分がイライラと責めてしまい、イライラがイライラをよんでイライラを自分自身で膨らませてしまっている場合があります。

我慢しがち、几帳面、完璧主義、真面目、このような性格の個性を持ち合わせていると、イライラしていることに罪悪感や恥ずかしさなど自己嫌悪を感じ、イライラしている自分がさらにイライラする原因となってしまい、輪を掛けてイライラを大きくしてしまう原因となってしまいます。

 

このようなイライラしている自分を許せなかったりする認知は、子ども時代に行儀の良さやいい子を求められてたりすると、大人になってからもアダルトチルドレンの症状=インナーチャイルドの訴えとして心の残っている場合があります。

 

イライラは心のエネルギーを消耗します!

さて、お話は変わりますが、パソコンやスマートホンにもスクリーンセーバーや節電モードなどがあります。

操作をしている時には画面が明るく表示されますが、一定時間操作をしていないと自動的に画面を暗くしてくれます。

これは、操作をしていない時間まで画面が明るいと電池の消費が早くなってしまうので、電池を自動的に温存してくれる機能です。

 

人の心にもエネルギーがあり、イライラは周囲を敏感に警戒するぶん、心のエネルギーの消耗が激しいわけです。

なので、四六時中イライラを感じ続けてしまうと、心のエネルギーを大きく消耗してしまい、心のエネルギー不足により、日常の活動そのものが停滞しがちになってしまいます。

うつ病などのやる気が出ない心理状態がこれにあたります。

 

うつ病やパニック障害などのストレス反応を説明しているイラスト

 

なので、自律神経は「交感神経」と「副交感神経」を自動的に切り替えることによって心のエネルギーを温存しようとしているわけです。

そして、「交感神経」と「副交感神経」の切り替えがうまくいかない症状のことを「自律神経失調症」と言います。

また、「交感神経」が活発に働きすぎてしまうことで引き起こされる心の不調を、うつ病やパニック障害や不安神経症…などと言います。

 

イライラは決して悪くない。

けれど、必要以上にイライラを感じすぎてしまうと、心のエネルギー=やる気を消耗してしまい、結果、やる気不足=無気力な状態となってしまいます。

 

だからといって、イライラする原因は自分が積極的に作り出しているわけではないですね。

自分からイライラしようと思ってイライラを感じているわけでもなく、人は無意識にイライラを感じてしまうわけです。

なので、勝手に盛り上がってしまうイライラによって無気力になっても怠け者ではありませんし悪くもありません。

 

とはいえ、イライラする原因がわからないままなのも苦しいものです。

なので、イライラする原因をしっかりと見つけたうえで、イライラを感じすぎないように心のコンディションを落ち着かせていく工夫のことを心理療法と言い、実際にイライラを解消する方法のことをカウンセリング&セラピーと呼びます。

 

心理カウンセリング&セラピーでホッと落ち着いたイメージを説明しているイラスト

 

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2017年9月3日 | カテゴリー : 心理のコトいろいろ | 投稿者 : sorakumo

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-- 16時10分--