予期不安を解消するには?予期不安の意味とは?

予期不安を解消するには、予期不安の意味を知ることです。

予期不安を感じているイメージ

 

明日のことが不安で眠れない…将来のことが不安でたまらない…

ああなったらどうしよう?こうなったらどうしよう?

予期不安は、まだ起こるかどうかわからない未確定の未来に対する不安なのですが、不安を感じていること自体に不安を感じ、不安と不安が連鎖してどんどん大きくなっていきます。

そもそも、ワンちゃんやネコちゃんなど人間以外の生き物は、予期不安=未来を予期して不安を感じる能力はもっていません。

まだ起こるかどうかわからない未確定の未来を予期し不安を感じることができる生き物は人間のみです。

この記事は、うつの症状のひとつである予期不安を解消するために四苦八苦した分析レポートです。

 

予期不安の意味、備えあれば憂いなし

予期不安の意味をあらわす言葉として、「備えあれば憂いなし」ということわざがあります。

普段から準備をしておけば、いざというとき何も不安がない。という意味です。

予期不安とは、「あのときの嫌な状況がまた起こるのではないか?」という過去の経験に基づく警戒心から生まれる不安で、状況の変化が起こる前から感じ始める危機感や不安感のことです。

 

予期不安で動けない状態

 

予期不安とは、あくまで予感に基づく不安なので、予感が外れ、予期不安で感じている通りの状況の変化が起こらない場合も多々あります。

その場合、予期不安は空振り、取り越し苦労となります。

うらを返せば、予期不安とは、先々の展開にいち早く警戒態勢とることができている。とも言えます。

早め早めに不安を感じることで、身の安全を確実に確保しようとする心の働き=生存本能が予期不安の意味です。

(関連:うつで無気力な原因は心身の回復をするため。

 

予期不安の解消のカギは、案ずるより産むが易し

予期不安の意味をあらわすもう一つの言葉として、「案ずるより産むが易し」ということわざがあります。

なにか出来事の前にはいろいろな不安を感じるが、いざやり始めてみるとたやすく済んでしまうもの。

だから、物事は事前にあれこれ思い悩むよりも、実際はそれほど大変じゃないよ。という意味です。

 

予期不安に囚われているイメージ

 

予期不安とはあくまで予想によって生まれる空想の不安ですので、実際は、予期不安で空想しているほどの大変な状況にはならないよ。というのが予期不安の意味です。

予期不安の目的とは、少しオーバーに警戒を促し身の安全を確実に確保しようとすることが目的であって、ほとんどの場合、予期しているような大変な状況にはならないものなのでしょう。

つまり予期不安を解消するには、予期不安を感じながらも動き始めてみる。というのが大切です。

(関連:防衛機制は心のギブス:また傷つくんじゃないか?が続いる。

 

予期不安の解消と薬とうつ(鬱病)

さて、私は長年うつを患い、予期不安に悩まされていました。

夜は、いろいろなことが不安になり眠れませんし、お休みの日もいろいろなことが不安になって休めません。

目の前の状況とは関係のない未来のことや過去のことに、どうしよう?どうしよう?と予期不安ばかりを感じ、予期不安を解消できずに悩んでいました。

そして、予期不安を解消するために心療内科でお薬を処方していただきました。

 

抗うつ剤のイラスト

 

お薬を飲めば不安が和らぐので、予期不安を解消できた、お薬を飲んでいれば大丈夫だと、それ以上、自分の内面に関心を振り向けなくなってしまいました。

でも、お薬を飲んだだけでは一時的に誤魔化せても、予期不安を解消できていたわけではありませんでした。

そして、しばらくするとお薬を飲んでも予期不安が収まらなくなり、お薬を飲んでも、どうしよう?どうしよう?と予期不安ばかりを感じていました。

 

お薬で予期不安を解消できなかったことで、どうすれば予期不安を解消できるのだろう?という予期不安が広がり、さらに、お薬へ依存してしまったらどうしよう?という予期不安も広がり、結局、お薬を飲まなくなってしまいました。

だからといって、お薬を飲まなくなっても予期不安を解消できるわけもなく、結局、お薬を飲んでも、お薬を飲まなくても、どうしよう?どうしよう?と予期不安ばかりを感じていました。

(関連:抗うつ剤は副作用も効果もややこしい!

 

予期不安を解消するには、怖がりながら○○する。

私は、お薬に期待をしてしまったことで、結局、うつという根本から目を背けてしまっていたわけです。

予期不安を解消するためには、予期不安の発信源に注目する必要があります。

さて、予期不安の発信源=根本はうつ(鬱病)という心の個性です。

なので、予期不安を解消するためには、うつ(鬱病)をよく知り、うつ(鬱病)そのものへの恐れと不信感を和らげる必要がある。と私は感じました。

(関連:うつと向き合う生活:強い心より柔らかい心

 

うつ病の目的について考えているイメージ

 

例えば、無言電話に怯え不安を感じるのも予期不安ですし、UFOやUMAなど得体のしれぬものに怯え不安を感じるのも予期不安です。

これは、よくわからないものにたいして必要以上に怯え不安を感じてしまう。という人の心の特徴が影響しています。

なので、予期不安を解消するためには、「百聞は一見に如かず」のことわざ通り、予期不安を感じ怯えたまま過ごすのではなく、予期不安を感じつつも、怖がりながら動き始めてみる。という流れがとても大切になります。

 

自動車にアクセルとブレーキがあるように、人の心にも、「勇気というアクセル」と「予期不安というブレーキ」があります。

自動車を運転するとき、アクセルのみで運転しては危険ですし、ブレーキだけでも動きません。

アクセルもブレーキも両方とも必要とすることで自動車の安全運転が叶います。

それと同じように、人の心も勇気と予期不安を両方とも感じることで安全な生活が叶います。

(関連:自分の心を分析:うつでやる気がでない理由

 

なので、当時、うつと向き合う生活を送っていた私は、予期不安をいろいろ感じながらも、エイヤッ!ととりあえず出かけてしまったり、ヨイショ!ととりあえず動き始めてしまったり、予期不安と勇気を混ぜ合わせながら、うつと向き合う生活を送っていました。

このように、予期不安の発信源=うつ(鬱病)から目を背けず、自分の胸のうちに感じながら生活をすることで、うつ(鬱病)に対する不信感や恐れや嫌悪感が和らぎ、知らず知らずのうちに、自信や安心が心にじわじわと広がっていき、予期不安を解消していました。

(関連:パニックって?不安はダメだ!と不安は嫌だ!の違い

 

予期不安の意味、それはアダルトチルドレンの症状=インナーチャイルドのメッセージ。

さて、上記のように、予期不安を解消するために、うつ(鬱病)をよく知り、うつ(鬱病)そのものへの恐れと不信感を和らげていく過程で、アダルトチルドレンという考え方にとても納得がいきました。

 

予期不安を感じているインナーチャイルド

 

もっと頑張らなければ父親に怒られてしまうじゃないか?

もっといい子でいなければ母親に嫌われてしまうのではないか?

 

このように、私の予期不安は、はるかず~っと前から続いていたことに、私はふと納得がいきました。

そして、どうしよう?どうしよう?とずっと一人ぼっちで不安なままだった幼少期の自分のイメージ=インナーチャイルドを感じました。

(関連:アダルトチルドレンチェックへ

 

それ以来、予期不安を感じるたびに、それは幼少期の自分のイメージ=インナーチャイルドが怖がっているんだ…と捉えることができるようになり、なんとなくインナーチャイルドと寄り添い向き合う生活をすることで、予期不安を解消していきました。

よくわからない心の症状にも、ひとつひとつ生まれてきた理由やこめられているメッセージがあるものです。

このように、今まではわかりづらかった自分の心に関心を振り向けて、こんがらがった心を解きほぐしていくお手伝いが、当方メンタル心理そらくもの心理カウンセリング&セラピーです。

(関連:カウンセリング&セラピーの説明

 

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