セルフカウンセリングの方法
POINTセルフカウンセリングとは、悩んでいる自分の感情と向き合い対話することで「自己肯定感」を高める方法です。
心理カウンセラーの寺井です。
「セルフカウンセリング」という言葉を知っていますか?
自分の気持ちを自分でカウンセリングすることで、自分の心を落ち着かせることです。
スポーツ選手が、大切な試合の前に目を閉じてぶつぶつ独りごとを言っているのもセルフカウンセリングの方法のひとつです。
この記事は、セルフカウンセリングの方法について説明しています。
セルフカウンセリングの目的
セルフカウンセリングとは、「悩んでいることを否定して消し去ろうとする作業」ではなく、あくまで「悩んでいることを肯定して落ち着かせる作業」です。
セルフ・カウンセリングは渡辺康麿が創案した“一人でできるカウンセリング”で、自分の思いこみ(既成概念)から自由になって、自分と他者とを再発見する方法。
引用元:セルフ・カウンセリング
よって、セルフカウンセリングは喧嘩や裁判のように押し付け合う雰囲気ではなく、あくまで話し合いの雰囲気であることを念頭に置いて始める必要があります。
そうすることで、悩んでいる自分の言い分に気づけるようになったり、悩んでいる自分の言い分を受け止められるようになり、自己受容が叶い、そのぶん「自己肯定感」が高まります。
自己肯定感とは、簡単に言うと、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のこと。自己肯定感が高い人は感情が安定し、人生で起きるさまざまなことをポジティブにとらえられます。反対に、自己肯定感の低い人は「自分なんてダメだ」という感覚にとらわれ、ネガティブになりがちです。
このように、悩んでいる自分から目を背けて逃げてしまうのではなく、悩んでいる自分と向き合い対話することで自分の心に調和を生み出し、自己肯定感を高めることがセルフカウンセリングの目的です。
セルフカウンセリングの方法
それでは早速、自己肯定感を高めるセルフカウンセリングの雰囲気を感じてきましょう。
まず、以下のように「二人の自分」が存在すると仮定します。
POINT
- 人が怖くて悩んでいる自分
- 悩んでいる自分を受け入れたい自分
それでは、「受け入れたい自分」が「悩んでいる自分」をセルフカウンセリングをすることで、自分の心に調和を生み出し、自己肯定感を高めていく流れを対話形式で説明していきます。
POINTセルフカウンセリングの方法
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セルフカウンセリングのやり方を習得する方法
このように、セルフカウンセリングとは、自分自身の感情を否定せず、肯定的に捉えていくことで自己肯定感を高めていく作業です。
とはいえ、セルフカウンセリングとは、「悩んでいる自分」と「悩んでいる自分を受け入れる自分」の二役を一人で担う必要がありますので、最初はなかなかうまくいかない方が自然です。
もう一人の自分=「インナーチャイルド」
セルフカウンセリングとは、自分同志の対話のことですので、雰囲気は「1人遊び」や「人形遊び」や「ペットに話しかける」に雰囲気に近いです。
このとき、セルフカウンセリングをスムーズに行うため、メンタル心理そらくもでは「インナーチャイルド」という考え方を用います。
インナーチャイルドは、日本語で「内なる子供」と訳されています。心の中に住んでいる子供の自分……といった意味となります。諸説ありますが、「子供の頃の記憶や感情」のことをインナーチャイルドと呼びます。主にネガティブな記憶や、それに伴う感情(親に怒られた、友達にいじめられた、さみしかった、つらかった、孤独を感じた等)が中心です。
引用元:インナーチャイルドとは?
このように、メンタル心理そらくもでは、セルフカウンセリングを行う「もう一人の自分」を「インナーチャイルド」に見立て「インナーチャイルドとの対話」を行うことで、セルフカウンセリングをスムーズに行っていきます。
帰宅後のセルフカウンセリングをしっかりとアフターフォロー
このように、メンタル心理そらくもの対面カウンセリングは、「セルフカウンセリングのやり方を習得できる機会」と言い換えることができます。
くわえて、メンタル心理そらくもは、帰宅後、クライアントさまが行うセルフカウンセリングをメールにて無料でアフタフォローしています。
この記事を読んで「1人では難しそうだなぁ…」と感じた方は、対面カウンセリングにてお手伝いをさせて頂けると幸いです。
以上、「セルフカウンセリングの方法」という記事でした。