朝の鬱病(うつ)フラッシュバック克服

朝の鬱病(うつ):フラッシュバックを克服

 

1日の動き出しである朝、鬱病(うつ)はしたたかに弱点を突いてきます。

朝、鬱病(うつ)には心的エネルギーを温存させようと気分を億劫にする意図があり、さまざまな想いをフラッシュバックさせることで、必要以上に心を混乱させ動き出しづらくしてきます。

それ自体は防衛機制であり悪いことではないのですが、このフラッシュバックを克服しないと、いつまでも現状維持のままでもあります。

この記事は、朝、鬱病(うつ)が仕掛けてくるフラッシュバックを克服しようと試みたときの記録です。

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朝の鬱病(うつ)フラッシュバック克服のカギ①ルーチンワーク。

私のサラリーマン時代のポリシー、それは集中できない時は、あえて単純作業に徹することでした。

みなさんも朝起きると、顔を洗って⇒歯を磨いて⇒食事をして…と決まった流れみたいなものがあるかもしれません。

この決まった流れをルーチンと言います。

 

朝、鬱病(うつ)が仕掛けてくるフラッシュバックの目的は、このルーチンを混乱させてじっと動かないようにさせることです。

なので私は、朝、鬱病(うつ)が仕掛けてくるフラッシュバックを克服するために、あらかじめ朝の行動を手順書のようにメモに書きだしてルーチンワーク化し、心にはフラッシュバックによる混乱を感じながらも、手順書にそって淡々と作業をこなし、朝の動き出しに慣れることで、徐々にフラッシュバックを克服していきました。

(関連:何も考えられない理由は、今は考えようがない!

 

朝の鬱病(うつ)フラッシュバック克服のカギ②日光を浴びる。

朝に限らず、鬱病(うつ)克服の基本は、昼間とにかく外で活動し日光を浴びることです。

日光を浴びることでセロトニンが分泌され心のエネルギーの枯渇状態を潤してくれます。

非常に疲れている時期を除けば、休むことも外で休むのが望ましいです。

部屋で過ごすと、心の動きが自分に集中し、自分を責めたりしてしまうからです。

外に出ることで、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、身体感覚)を刺激して、 自分の内側=自己否定へと向かいがちな感情をなるべく外へと拡散していきます。

 

朝の鬱病(うつ)フラッシュバック克服の第一歩、わたし流ルーチンワーク。

特に、朝、鬱病(うつ)は、嵐の様にさまざまなフラッシュバックが起こし思考を混乱させます。

でも、朝の鬱病(うつ)フラッシュバックをスムーズにかわさないと、1日の生活のリズムが崩れてしまいます。

そして、朝の動き出しが崩れ1日のリズムが崩れると、夜眠れなくなり、次の日の朝が起きれなくなるという現状維持の繰り返しとなります。

なので、先ほどもご紹介させて頂いたように、私は、朝起きてからの行動を手順書のように紙に書きだし、ルーチンワークとして淡々と機械的にこなしました。

もちろん、頭と心には嵐のようなフラッシュバックを感じながらの作業です。

私の場合はこんな感じです。

 

フラッシュバックを感じながらすること

1.前日の寝る前に、次の日の予定を決め準備をしておく。

2.朝起きたらすぐに荷物を持ち、近くのコンビニに駆け込む。(五感を刺激、朝日を浴びる、店員さんの笑顔あいさつに共感し心を刺激する。)

3.コンビニの店内でしばらくウォークマンで音楽を聴く。(フラッシュバックを招かないように、心の動きを聴覚に集中させる)(リラックスできる、α波が出るオルゴール音楽などを用意しておく)

4.しばらくコンビニで落ち着くのを待つ。(読まなくても、読めなくても、雑誌を持ってボーっと立っている。五感を刺激する。)

5.昼食は家では食べない。前夜に簡単な弁当を作って外で食べる。(昼は野外で活動、ドライブも可。楽しみが目的ではない。雨でも車で過ごす。)

6.夢中になれるアニメ、マンガ、ドラマのDVDを用意して、家ではなく車で読む、見る。

7.昼寝をするときは、車の中で人通りの多い場所でする。(昼に熟睡しない。)

8.携帯ゲーム機などは野外で公園や湖のベンチでする。

 

フラッシュバックは、邪魔をしているとも言えますが、自分をガードし守ろうとしてるとも言えます。

なのであまり活動させたくないわけです。

ですが、それに従い続けたら安全は確保できるかもしれませんが、成長はできません。

(関連:防衛機制は心のギブス:無気力とは心の省エネモード?

 

そこは、重い自分をどっこいしょ!と、一旦、外に連れ出す必要があります。

日光を浴びると、セロトニンという物質を分泌します。

セロトニンは、鬱病(うつ)を癒す最高の栄養なので、一旦、日光の下に連れ出せば、心は徐々に喜んでくれます。

 

このように、フラッシュバックを克服するためには、フラッシュバックに飲み込まれないように、なるべく屋外で活動することです。

ただ、やみくもにまとめて日光を浴びるのではなく、まんべく日光を浴びる1日が良いです。

まんべんなく日光を浴びる1日を過ごすために朝起きて、朝起きるために夜眠る、夜眠るために日光を浴びつつ昼を過ごす。

そんなルーチンワークな生活を淡々と続けていきました。

(関連:「うつ克服体験」セロトニンを増やす生活がイイ

 

フラッシュバック克服の青写真

なににしてもそうですが、なにかを終わりにするためには、そのなにかと向き合い知る必要があります。

なので、フラッシュバックを克服するためには、フラッシュバックに関心を持って知っていく必要があります。

(関連:うつと向き合う生活:強い心より柔らかい心

 

フラッシュバックは、突然、容赦なくわき上がってくることがあります。

「今、なんで?こんなことを思いだしたんだろう?」と思うものです。

ですが、現場ではすぐに理由が思いあたらなくても、フラッシュバックを感じた理由は必ずあります。

 

フラッシュバックは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、身体感覚)で感じたことや 連想したことをきっかけに無意識にわき上がってきます。

では、フラッシュバックはどこからやってくるのか?と言えば、過去の体験=記憶から甦ってくるわけです。

つまりフラッシュバック克服の作業は、フラッシュバックそのものはおかしなものではなく、過去の自分の体験が甦っているだけなんだと確かめていく作業とも言えます。

なので、現場ではすぐに理由が思いあたらなくても、その時感じた感覚、いきさつ、状況をメモしておくと、あとで非常に役に立ちます。私は可能な限りメモを取りました。

(関連:自分の心を分析:うつでやる気がでない理由

 

フラッシュバック克服は、フラッシュバックへの感謝だった。

フラッシュバックは確かに邪魔ものだし嫌なものです。

ですが、フラッシュバックを起こしているのも自分ですので、自分が嫌がっているフラッシュバックも自分の持ち物なわけです。

私は、外出しては不思議なフラッシュバックを感じ、現場ではよくわからないけどメモは取り、帰宅してから振りかえる作業をしていました。

 

ひとつ面白かったのは、とある山の上の公園まで自動車で出かけ、その帰り道に、道路脇にある何気ない看板に目が向いたとき、突然、ドッと怖くなり、自動車を路肩に止めることになったことです。

とりあえず、少し歩いて戻り、その看板を見て、書いてある文字や色合いなど、可能な限りメモにとりました。

そして、帰宅後、メモをずっと眺めているとあることに気づきました。

その看板には、私が苦しんでいた職場の先輩と同じ名前の文字が掛かれていたのです。

そこにいるわけがない職場の先輩の名前と同じ文字が掛かれている看板を見ただけでとても怖くなってしまった。

うらを返せば、自分は職場で相当に苦しかったんだなぁ…とあらためて振り返ることができ、すこしだけフラッシュバックに親近感がわき、フラッシュバック克服のきっかけを感じました。

(関連:うつはあなたを守ってる!

 

うつ克服経験を活かし、フラッシュバック克服を確実にお手伝い。

このように、朝、鬱病(うつ)によるフラッシュバックを感じることは、なんらおかしいものではなく、安全を慎重に確保しようとする生存本能のひとつです。

ですが、あまり慎重すぎても過保護となり窮屈なものです。

とはいえ、苦しんでいる本人1人で、この心のアヤを解きほぐすのはとても難しくもあります。

なので、いつの日か、あなたさまにお会いさせて頂けましたとき、鬱病(うつ)によるフラッシュバックの克服をお手伝いをさせて頂けますと私はとても嬉しいです

(関連:カウンセリング&セラピーの説明

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2015年12月22日 | カテゴリー : うつ(鬱病)いろいろ | 投稿者 : sorakumo

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-- 11時56分--