素直とは?「素直になれない!」と素直に言えること。

素直とは何か?を心理学に沿って解説しています。

素直とは何か?のイメージ

 

素直とは?正直でいるということ。

正直でいるということは、嘘をつかないということ。

でも、人はそう単純ではなく、お世辞や社交辞令など、ついつい相手を想いやる嘘をつき、素直じゃない自分を演じてしまいます。

この記事は、素直とは何か?を心理学に沿って解説しています。

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素直とは何か?

素直とは何か?

間違いなく表現すると、自分の気持ちに嘘をついていないこと。ということになります。

嬉しいときは嬉しい…嫌なときは嫌だ…

助かった時は、ありがとう…邪魔なときは、やめてほしい…

このように、自分の心の感じる気持ちや意見を、嘘をつかず正直に認め、相手や周りの人に発信することを素直というのだと思います。

また、素直に正直に認めることを、受け入れると言ったりもします。

このように、自分が心に感じた気持ちを、そのまま認め受け入れている状態を、素直というのだと思います。

 

素直な人とは?

素直な人とは、自分が心に感じた気持ちを、自分の言葉でそのまま表現でき、相手や周りの人に伝えることができている人。ということになります。

甘いなら甘いね…しょっぱいならしょっぱいね…

私は悲しい…私は苦しい…私は寂しい…私は怖い…

私は嫌だ…私は無理だ…私は静かにしていたい…

このように、仕事や学校や家庭などの人間関係において、自分が感じた気持ちを、自分の言葉でそのまま表現でき、相手や周りの人に伝えることができている人を、素直な人といういうのだなと私は思います。

 

人は、自分が感じた素直な気持ちをとても大切にしたがる生きものです。

なので、自分の素直な気持ちを表現しようとした時、人にどう思われてしまうか?など、恥ずかしさや恐れも感じます。(専門用語で防衛機制と言います。)

ですが、素直な人とは、その恥ずかしさや恐れ自体も、「恥ずかしいなぁ…怖いなぁ…」と、自分の言葉でそのまま表現でき、恥ずかしさや怖さも、相手に素直に表現できている人。ということになります。

 

素直でいられる理由

素直な人とは、幼少期に親との関係において、自分の素直な気持ちを表現することを保証され見守ってもらえた人が多いです。

このように、自分の気持ちを自分の言葉で表現できていた子どもを、心理学ではワンダーチャイルドと呼びます。

よって、心理学的に言う素直な人とは、幼少期に親との関係において自由な感情表現ができていて、その成功体験を持って今も自由な感情表現ができている人。とも言えます。

(関連:心理学でのインナーチャイルドとは?

 

素直じゃないとは?

素直じゃないとは、強がったり恥ずかしがったりして、自分が感じた気持ちを、相手や周りの人に対して隠したりごまかしたりしてしまうことなのかもしれません。

本当は、「怖い!」と感じているのに、「全然平気だよ!」と強がってみたり、本当は、「好き」と感じているのに、「興味ないよ!」と恥ずかしがってみたり、自分が感じた気持ちを、相手や周りの人に対して、自分の言葉で表現できていないことを、素直じゃないというのだと思います。

また、素直じゃないことを、受け入れていないと言ったりもします。

このように、自分が心に感じた気持ちを、そのまま認め受け入れることができない状態を、素直じゃないというのだと思います。

 

とはいえ、人は赤ちゃんで生まれたときから素直じゃなかったか?と言えばそうではありません。

人は、生まれたばかりの赤ちゃんの頃には、人にどう思われるか?など気にすることもできず、赤ちゃんは裸であっても恥ずかしがることができませんし、夜中であっても容赦なく泣きつづけます。

つまり、人はみな、生まれたばかりの赤ちゃんの頃には、強がったり恥ずかしがったり人目を気にすることはできず、反対に、素直な感情表現しかできません

なので、素直じゃない性格とは、生まれつきの遺伝ではなく、生まれた後の人間関係で身に付けた防衛方法なのです。

(関連:人目が気になる原因は、人から身を守っている。

 

素直じゃない理由

素直じゃない人は、幼少期の親との関係において、自分の素直な気持ちを表現することを、制限をされたり無視されたりして心が傷ついた人が多いです。

このように、自分の素直な気持ちを表現し傷ついてしまったことをきかっけに、また心が傷つくんじゃないか?という恐れを感じ、これ以上心が傷つかないように自分を守るため、自分の素直な気持ちを隠し、「いい子」や「強い子」を演じていた子どもを、心理学ではインナーチャイルドと呼びます。

よって、心理学的に言う素直じゃない人とは、幼少期に親との関係において自由な感情表現ができていなかったため、そのときの体験の影響で今も自由な感情表現ができていない人。とも言い、このように、幼少期の傷ついた気持ちの影響を成人しても感じている人を、心理学では、アダルトチルドレンと呼びます。

(関連:インナーチャイルドが傷つく原因と影響

 

仕事における素直とは?

ここまでお話をさせて頂くと、素直な人がいい人で素直じゃない人はダメな人だ!などという誤解が聞こえてきそうですが、素直であることが必ずしもいいことだとは限りません。

例えば、お仕事において素直でありすぎると、上司さんへの悪口を素直に言ってしまったり、取引先さんのミスを素直に指摘してしまったり、自分の意見を無理に通そうとしてしまい、かえって人間関係がギクシャクしてしまう場合があります。

もちろん、不正を見逃さない!みて見ぬふりをしない!といった、感じたままの素直な感情や自分の意見を尊重してくことも大切ですが、自分の立場や相手との人間関係を無視ししてまで素直になりすぎると、かえって、相手との人間関係を崩しかねません。

なので、素直なことが絶対善というわけではなく、お世辞や社交辞令といった、素直じゃない自分も、円滑な人間関係には欠かせないわけです。

素直な自分と素直じゃない自分のコンビネーションがあってこそ、お仕事での円滑な人間関係が築けます。

 

恋愛における素直とは?

さて、素直とは、一見、絶対的にいいものと感じますし、素直な人とは、とても素晴らしい人とも言えますが、厳しい言い方をすると、気の利かない人わがままな人、などとも言えなくもありません。

なので、お仕事と同じく、恋愛においても、前述のとおり、素直な自分と素直じゃない自分のコンビネーションが大切です。

 

では、恋愛における素直とは?という話になりますが、イメージしやすいのは、「君のことが好きだ!付き合ってほしい!」と自分の気持ちを相手に素直に伝える告白があります。

告白とは何かといえば、フラれて心が傷ついてしまうかもしれないリスクを冒してまで、勇気をもって素直な気持ちを教えてくれているわけですから、告白をされた側は、素直な気持ちを教えてもらえただけでとても嬉しかったり相手への信頼が増したりします。

なので、告白をされるまでは何とも思っていなかった相手でも、告白されたこと自体に感激し、カップルが成立する場合もあります。

 

だからこそ、恋愛における素直とは、まずは、「君のことが好きだ!付き合ってほしい!」と自分の気持ちを相手に素直に伝える告白が、お互いの信頼関係の原点なのかもしれません。

よって、言わなくてもわかるだろう…言わなくてもわかってほしい…相手に告白させよう…など。

このように、恥ずかしさと恐れから自分は素直にならず、相手に素直に告白させようとすると、かえってお互いの信頼関係が揺らいでしまう場合があります。

 

また、「私はこう思う!私はこうしたい!」という素直な感情表現を後回しにして、「あなたはどう思うの?なんで?どうして?」と相手の気持ちを問いただしてばかりいると、相手は疑われていると感じ、お互いの信頼関係が揺らいでしまう場合があります。

このように、相手を疑い相手の気持ちを確かめて安心することも大切ですが、相手を信じ自分の気持ちを素直に伝えて安心することも大切なのかもしれません。

恋愛における素直とは?恥ずかしさや恐れを感じながらも、リスクを冒して素直になった時、自分に対しても相手に対しても信頼が増えて、さらなる良好な関係のカギを握るものなのかもしれません。

 

素直になれない!という素直な気持ち。

さて、ワンちゃんもネコちゃんも、ただ素直に過ごしているだけでいい感じですね。

人も生きものですので、ワンちゃんやネコちゃんと同じように、感じたままに素直でいたいのが本当の気持ちです。

でも、人がワンちゃんやネコちゃんと違うのは、人は生存本能にとても長けているので、自分の本当の気持ちを隠して身を守れることです。

 

人の心は意識と無意識のふたつがあり、「素直な状態」と「素直じゃない状態」を自動的に切り替えながら過ごしています。

交感神経」と「副交感神経」などとも言ったりもしますが、自律神経の働きによって、「リラックス状態」と「警戒状態」を自動的に切り替えながら過ごしているわけです。

 

素直な状態で過ごしているということは、頑張ったり我慢をしていない状態=そのまんまの自分ってことなのかもしれません。

ということは、無理に「素直な状態」になろうとすることは、かえって、「素直じゃない状態」ということになります。

 

ということは、素直にならなきゃ!って無理に素直を演じることは、逆に素直じゃないってことなのかもしれません。

なので、「自分はどうしても素直になれないんだ!」ということでしたら、「自分はどうしても素直になれないんだ!」という気持ちが自分の素直な気持ちなります。

よって、素直にならなきゃ!って無理に素直になろうとしたけれど、素直を演じるのは苦しい!ってあきらめた瞬間が、素直な自分に戻れた瞬間なのかもしれません。

このように、素直になれないなら、素直になれません!って、正直に認めることができていることが、とても素晴らしい素直な状態だなと私は思います。

 

素直とは、ありのまま、素材のまま。

もし、「自分を受け入れられません!」という気持ちを、ありのまま、私=寺井に教えて下さったら、それは、「自分を受け入れられません!」という自分を受け入れることができているなぁ…と、私は捉えます。

自分を受け入れられないなら、自分を受け入れられません!って、正直に認めることができていることが、とても素晴らしい素直な状態だなと私は思います。

反対に、自分を受け入れられないのに、自分を受け入れることができました!って、ごまかしてしまったら、それは、素直じゃない状態だなと私は思います。

 

同じように、もし、「自己否定してしまいます!」という気持ちを、ありのまま、私=寺井に教えて下さったら、それは、「自己否定してしまいます!」という自分を自己肯定できているなぁ…と私は捉えます。

自己否定してしまうのなら、自己否定してしまいます!って、正直に認めることができていることが、とても素晴らしい素直な状態だなと私は思います。

反対に、自己否定をしてしまっているのに、自分を肯定できました!って、ごまかしてしまったら、それは、素直じゃない状態だなと私は思います。

 

なんとなく、素直とは?どういうことか?がわかってきましたでしょうか?

 

気持ち=とくにネガティブ感情は、素直に認めれば認めるほど和らいで目を反らせば反らすほど大きくなってしまいます。

なので、不安ならば不安です!無理なときは無理です!苦しいときは苦しいです!と、ネガティブ感情を、ありのまま認めることができると、自然と素直な状態に落ち着いていくのかもしれません。

(関連:気持ち=感情は認めると小さくなり、目を反らすと大きくなる。

 

このように、人は自分ですら自分の気持ちがわかりずらくなってしまうものですので、私=寺井がもう一人のあなたになって、二人のチームワークで心のアヤを解きほぐし、心を素直にしていく方法が、当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーです。

素直になりたいのに素直になれないのは、きっと、はるかずっと前のあなた=インナーチャイルドの訴えがあるからだと私は思います。

いつか、あなたの心を自由に素直に解きほぐしてあげるお手伝いをさせて頂けると幸いに思います。

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