わかってほしい!気持ちをわかってあげるには?

悩んでいる人は、まず悩んでいることをわかってほしい!

わかってほしい!気持ちはわかったよのイラスト

 

悩んでいる人のご家族、恋人、友人、同僚さんから良くこんな相談を頂きます。

それは、悩んでいる人と、どう接していけばいいのか?ということです。

実は、悩んでいる人は、わかってほしい!と願っている人とも言えます。

今回は、わかってほしい!と願っている人にどのように接するとよいのか?を記事にしてみます。

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わかってほしい!心理とは?

悩んでいる人との接し方のポイントはいろいろあります。

そっとしておく…焦らせない…頑張れと言わない…無理しないで…これも良いですね。

でも、これだけではパンチ力不足でもあるかな?と感じます。

 

実は、悩んでいる人が一番欲しているのは、わかってほしい!という気持ちです。

悩んでいる人は、自分が苦しいこと、内心は平気じゃないことを、まずはわかってほしい!心理を感じています。

自分が平気じゃないことをわかってほしい!そして安心したいと願っているわけです。

なので、いきなり、ああしたらいい!こうすればいい!と具体的なアドバイスを始めてしまうと、残念ながら、相手の願いを無視することになってしまいます。

つまり悩んでいる人が感じているわかってほしい!心理とは、いきなり悩みの解決を考え始めるのではなく、しばらくは、足踏みして躊躇していたい…足並み整えたい…という意味があります。

(関連:ほんとはわたし全然平気じゃないんだよ!

 

このように、悩んでいる人は、先々のアドバイスより、まず最初の一歩として、自分の心の状態をわかってほしい!自分の心の状態を共有してほしい!と願っています。

なので、いきなり、ああしたらい!!こうすればいい!と具体的なアドバイスしてしまうと、自分の気持ちを無視された!自分の心の状態をわかってもらえない!と感じてしまい、かえって逆効果になってしまいます。

(関連:誰もわかってくれないと感じる心理の原因と説明

 

はじめは悩んでいるテーマから逸れてもOK!

さて、ポイントは、わかってほしい!という気持ちに、どのように接してあげると、相手は安心してくれるか?ということです。

簡単にいうと、悩んでいる人が、わかってもらえたなぁ…と安心を感じれば、何でもありなわけです。

なので、わかってほしい!気持ちに応えるのには、正しい方法とかいい方法とかマニュアルは必要ありません。

むしろ悩んでいるテーマを直視することを避け、全く関係ない話題で安心を集めていくのが一番望ましい接し方です。

悩んでいる人が感じている、わかってほしい!気持ちをしっかりと受け取ろうとしている姿勢さえ示してあげれば、相手はわかってもらえた安心を感じることができます。

なので、話しが悩みの本質から逸れてしまっても、安心さえ生まれれば、話題に制限はありません。

 

わかってほしい!心理には共感で応じる。

さて、わかってほしい!気持ちをしっかりと受け取ったことを示すには、どのように応じていけばよういのでしょうか?

じつは、わかってほしい!気持ちを、しっかりと受け取ったよ!と相手に示すには、それほど難しいテクニックは必要なく、少しの工夫で簡単に生み出すことができます。

人は、正解や答えからは、わかってもらえた安心を感じることはできず、むしろ、相づちや返事といった反応にたいしてわかってもらえた安心を感じることができます。

ああしたらいい!こうすればいい!という「答え」ではなく、そっか…そっか‥という「応え」を届けてあげることを、共感すると言います。

もう少し、わかりやすく言うと、相手のかたわらで、相づちや返事やオウム返しをして応じてあげると、共感が生まれ安心が生まれます。

(関連:不安とは安心したいということ。

 

オウム返しは、来談者中心療法では繰り返し。

NLP心理学では、バックトラッキングという立派な心理テクニックで、相手に安心感を感じさせてあげるための一番初歩的な対話テクニックです。

つまり、わかってほしい!という相手の気持ちに寄り添う=無視しないで、山彦(やまびこ)のように共感してあげます。

そうすると、相手は、わかってほしい!気持ちをしっかりと受け取ってもらえた!と安心してくれます。

 

例えば、

おいしい…とつぶやいてくれたら。。

おいしいよね。これ私もおいしいと思うよ。と応じるのがいいですね。

 

わからない…と嘆いてくれたら。。

わからないよね。私でもわからないと思うよ。と応じるのがいいですね。

 

テレビを見て少し楽しそうなら。。

楽しいよね。私も楽しいよ。と応じるのがいいですね。

 

辛い…と言ってくれたら辛いんだね

苦しい…と言ってくれたら苦しいんだね

悲しい…と言ってくれたら悲しいんだね

と、応じると共感が生まれ安心できそうですね。

 

あなたはこう思っているんだね。

私もそう思うよ…同じだね…

このように、気持ちがワンペアであることを確かめあうことが共感です。

そうすると、わかってほしい!気持ちが、わかってもらえた!安心となり、自分は1人じゃないと孤独感が和らぎ安心が生まれます。

 

お悩みの方は自分の居場所を感じたい。

お悩みの方は、

悩んでいる自分は、ダメな人間なんじゃないか?

わからないことは、恥ずかしいことなんじゃないか?

悩んでいる自分が楽しんだら不謹慎じゃないか?

辛いなんて…苦しいなんて…悲しいなんて…

言っちゃいけないんじゃないか?

自分は此処に居てはいけない人間なんじゃないか?

って、迷いや恐れをたくさん抱えているわけですね。

なので、ああしたらいい!こうすればいい!という具体的なアドバイスは、正直、何度懸命に答えても、結局、すべて空振りに終わると思います。

 

お悩みの方は、自分自身に自信を無くしていますので、まずは、シンプルに、相づちや返事やオウム返しで応じてあげて、相手の存在をそっと肯定してあげるのがいいですね。

そうすると、自分は此処にいていいんだぁ…と、居場所がある安心を感じ始めてくれます。

オウム返しで存在を肯定し、居場所を保証してあげると、悩みそのものに感じる焦りや不安が影響も和らいでいきます。

なので、わかってほしい!心理とは、自分の居場所を感じて安心したい心理とも言えます。

 

わかってほしい!気持ちに共感する名人は保母さん。

とくに、小さな子どもにはオウム返しはとても有効です。

子どもの様子を見ていると、真似しあったりすることが楽しい遊びだったりします。

機会があれば、幼稚園や 保育園の保母さんと小さな子どもとの対話を聞いてみるのもいいですね。

保母さんと子どもとの対話のなかには、きっとオウム返しが含まれていると思います。

 

そっかそっか~(^^)そうだったんだ~(^^)

そうだね~(^^)ありがとう~(^^)

 

幼稚園や 保育園からは、こんな声=共感がたくさん聞こえてきそうですね(^^)

小さな子どもがどうして安心できるのか?

その理由の大部分がこの対話テクニックにあります。

なので、まず悩んでいることは決して悪いことではないことを共有し、悩みに取り組んでいくための環境確保=安全&安心を整えることが大切です。

 

わかってほしいことがある。ことをざっくりわかってあげる。

オウム返しすることを肯定するとも言います。

悩んでいる人との対話は、とにかく肯定してあげて、そっと静かな時間をかさねることが一番大事です。

 

もし、悩んでいる人の言葉が聞き取りにくかったら

そっか、そっか…と、無視せず、とりあえず応えてあげるのもいいですね。

 

もし、悩んでいる人の言葉に違和感を感じたら

とりあえず、黙ってうなずいてあげるだけでも いいですね。

 

もし、悩んでいる人が頭を抱えて黙ってしまったら

うんうんとなずきながら、そのままでいいよ。

何かわかってほしいことがあるってことはわかったよ。と応じるのもいいですね。

 

このように、悩んでいる人は、自分自身、どうしたらいいかわからない心理状態であるにもかかわらず、それでも懸命に、わかってほしい!と訴えてくれます。

なので、悩んでいる人の訴えは、内容をきっちり理解できなくて当然です。

そういう時は、無視と否定さえしなければOKです。

なので、きっちり理解することより、何か伝えたいことがある&何かわかってほしいことがある。 というリクエスト全体をざっくりと受け取ってあげれば十分です。

そっか…何かわかってほしいことがあるんだね。

と応じるのがいいですね。

 

電子メールに例えれば、相手の長文のメールに対してあなたも長文のメールで返信する必要はないということです。

相手の長文のメールに対して、届いたよ!ってことだけ、 一言、返信してあげれば、わかってほしい!気持ちに真摯に応じたことになります。

ですが、わかってほしい!気持ちに対して、確実に共感で応じ、ひとつひとつ安心を届ける作業は、ご家族、恋人、友人、同僚さんには、とても疲れますし、ストレスがかかることでもあります。

(関連:カウンセリングとは?ストンと腑に落ちる感覚をかさねること。

なので、一番望ましいのは訓練を受けた専門家を頼る事だと思います。

 

良かったら、メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーで自分や周りの人たちに安心を広げてみませんか?

そうすることで、ご家族、恋人、友人、同僚にストレスがかかることなく、悩んでいる人のわかってほしい!気持ちを安全に確実に満たしてあげることができます。

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