炎恐怖症の克服:心理セラピー回想禄です。

炎恐怖症は、炎から身を守り続けている。

炎恐怖症の克服イメージ

今日のクライアントさんのお悩みは、炎恐怖症の克服(フォビアの克服)が主訴でした。

EFT(感情解放テクニック)と、NLP心理学のスイッシュパターンフォビア治療ポジションチェンジ、以上の心理テクニックを柔軟に組み合わせてカウンセリング&セラピーを行いました。

結果は、炎恐怖症を2時間で完全克服という素晴らしいものでした。

ほんと良かったです(^^)

広告


炎恐怖症とは、ガスコンロの炎が怖い。

じつは、炎恐怖症でお悩みの方は案外多くいらっしゃいます。

とくに、炎恐怖症でお悩みの方は、男性よりも女性が多く、主にガスコンロの炎が点火するときの「ボッボッボッ…」という音と雰囲気がとても怖いと感じる方が多いです。

今回のクライアントさんは二十歳後半の女性です。

もうじき結婚を控えておられるので幸せの絶頂のはずなのですが、助けてください!とセラピーの依頼を頂きました。

料理を作る時、ガスコンロの炎を見るとひざが崩れ落ちるくらいに震えだしてしまう…というお悩みでした。

 

炎が怖くない方から見れば、怖くないよ!何で怖いの?と、こんな声が聞こえてきそうですが、ご本人も頭では十分にわかっているのです。

頭=顕在意識では、「炎は怖くない!」と十分にわかっているのに、

心=潜在意識では、「炎はとても恐ろしいもの!」と感じてしまうので、

頭と心=顕在意識と潜在意識の認識にアンマッチが生じて、そのアンマッチが悩みであり苦しいわけです。

(関連:心はふたつある!意識と無意識の関係

 

また、周囲からは、IHにすればいいじゃん、こんなものがなんで?怖いの?いい加減しっかりしろ!と散々に言われてしまい、自分が自分にプレッシャーをかけてしまい、炎恐怖症を余計に強化してしまったわけです。

 

悩みに大きい小さい重い軽いなんてありません。

例え、プチトマトひとつ食べれないことであっても、クライアントさんが苦しんでおられるのならば、それは私にとっても大切なお悩みです。

(関連:カウンセリングとは?美容院さんや床屋さんのような雰囲気かな?

 

炎恐怖症は、じつは炎が怖いわけじゃない!

今回のクライアントさんの主訴は、炎恐怖症=ガスコンロの炎が怖いということでした。

でも、炎恐怖症のメカニズムを紐解くと、炎恐怖症とは、じつは炎そのものが怖いわけじゃないんです。

もし、炎そのものが怖いのだとしたら、テレビに映っている炎の映像や写真に写っている動かない炎も同じように怖がるはずです。

なので、炎恐怖症とは、炎そのものの存在が怖いのではなく、炎が自分に及ぼす影響が怖いわけです。

つまり、ある日ある時から、炎が飛び掛ってくるのではないか?という警戒心が、とても厳重に続いたままになっている。というのが、炎恐怖症のメカニズムです。

おそらく、過去の体験で、ガスコンロの炎でとても怖い想いをした体験があり、それ以来、心=潜在意識が炎を怖がったままなので、ついつい警戒心が敏感に反応し続けてしまっている心の働きが、炎恐怖症という心の働きです。

今回のクライアントさんの炎への恐怖のほとんどは、炎が自分に及ぼすかもしれない影響に対する予期不安というわけです。

なので、基本路線は、頭=顕在意識で理解している通り、「炎は飛び掛ってはこないよ。」という認知をセラピーで再確認し、「炎はそんなに怖くないかも…」という安心感=炎に対する安全宣言を、心=潜在意識に感じさせてあげることです。

(関連:予期不安を解消するには?予期不安の意味とは?

 

怖さも不安もあえて膨らますと小さくなる。

まずは、炎恐怖症克服の準備です。

まずはじめに、心に余裕を持たせてあげることが肝心です。

なので、まず炎に対する怖さと不安を和らげます。

 

心は風船と一緒です。

なので、怖さや不安がどんどん膨らむことはあっても、じつは破裂することはありません。

そして、怖さや不安を和らげるには逆に膨らませてあげると効果的です。

理由は、人の気持ち=感情は、認めると小さくなり、否定すると大きくなるものです。

なので、あえて、積極的に怖がっていくことで怖さを発散できます。

 

少しオーバーに、あえて怖さと不安を表現していき、限界まで怖がってみると、だんだんと、人は怖がることがばかばかしくなっていきます。

そして、怖がることがばかばかしくなると、そんなに怖がることもないね…って、ようやく、心にぽっと余裕が生まれてくるわけです。

今回は、EFT(感情解放テクニック)で、炎に対する怖さと不安をあえて膨らませて、結果、和らげました。

(関連:うつ(鬱病)克服:不安を膨らませる方法を知って不安を和らげはじめよう!

 

炎恐怖症の克服は、炎を安全確認すること。

クライアントさんだって、頭=顕在意識では、「炎が自分に飛び掛かってこない!」ということは十分に理解しています。

でも、心=潜在意識は、過去の体験に基づき、今でも、「炎が飛び掛ってくるんじゃないか!?」と敏感に警戒を続けてしまっています。

このアンマッチが矛盾であり葛藤でありストレスなわけです。

なので、いくら対話のみのカウンセリングで、大丈夫だ!と、頭=顕在意識に働きかけても、心=潜在意識は警戒したままなので、かえって苦しむばかりです。

 

さて、炎恐怖症のメカニズムを紐解くと、炎恐怖症とは、クライアントさんの心=潜在意識は、炎が何かしてくるのではないか?ということに過剰なまでに警戒したままになっている。ということになります。

ということは、飛び掛ってくるわけでもない炎にそこまで警戒することになった根拠=過去の体験があるわけです。

その体験は数分のカウンセリングですぐにわかりました。

 

小さい頃、お家のガスコンロがとても古かったそうです。

あるとき、なんの疑いもなくガスコンロのハンドルをカチッ!カチッ!回したら、「ボッボッボッ!!」と、突然、大きな炎が広がって、とても怖い体験をしたわけです。

その体験から、クライアントさんの心=潜在意識は学んだわけです。

炎=飛び掛ってくるかもしれないとても怖いものだ!と、心=潜在意識は強く認識したんですね。

それ以来、心=潜在意識は、学習した通り、炎に対して最大限の警戒をするようになり、今も続いていたわけですね。

心=潜在意識は、ただただ同じ危険を体験しないように、過去の怖さを蘇らせることで注意を促し、二度と同じ思いを品で済むように、必死に守ろうとしてくれていたわけです。

この過去の体験を甦らせることで身を守ろうとする心の働きを、フラッシュバックと言います。

なので、炎恐怖症を克服するためには、「炎は飛び掛ってはこないよ。」という新しい認識を、心=潜在意識に教えてあげることが必要になります。

炎が飛び掛ってくるんじゃないか!?」という心=潜在意識の昔の認識を新しくアップデートしてあげるわけです。

そうするのには、NLP心理学スイッシュパターン、NLPフォビア治療、ポジションチェンジなどを併用していきます。

(関連:また心が傷つくんじゃないか?は今も続いてる。

 

新たな炎のイメージで炎恐怖症を崩壊させる。

さて、人の心=脳=潜在意識は現実と空想を区別できない!という特性を持っています。

なので、心=潜在意識のイメージ力を最大限に活用し、新しい視点で炎を観察したり、炎のイメージを自分にとって良いように変化させていきつつ、新たな炎のイメージを心=潜在意識に染み込ませアップデートしていきます。

炎恐怖症とは、幼少期の炎のイメージに対する警戒心ですので、警戒する炎のイメージを変化させることで、炎への警戒心も変化させることができます。

そうしていくと、イメージした新たな炎のイメージに追従して、心=潜在意識の炎への警戒心が徐々に和らいでいきます。

 

炎は飛び掛ってくるんじゃないか!?⇒炎が飛び掛ってこなければ大丈夫!⇒炎は飛び掛ってこないので大丈夫!⇒炎なんて飛び掛ってこないから大丈夫!⇒炎が飛び掛ってくるわけがない!⇒炎なんてたいしたことはない!

 

このように、EFT(感情解放テクニック)も併用し、炎への怖さや不安といった感情面も和らげつつ、総合的に、心=潜在意識の炎への警戒心を徐々に和らげていきます。

結果、炎への恐怖心も和らいでいって、不安も落ち着き、そのぶん安心が膨らんでいきます。

体感としては、胃のあたりやお腹のあたりの張りと緊張が和らぎ始めると、炎恐怖症の崩壊のはじまりです。

そして、炎恐怖症の崩壊は、始まれば、崩壊しきるまで自動的に続きます。

なので、この時点で、炎恐怖症の克服は確実になったということです。

 

完全克服してさらに終止符を打ちます。

さて、炎恐怖症の克服とは、どのタイミングで達成となるのでしょうか?

それは、炎恐怖症がどうでもよくなったときです。

当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーの場合は、クライアントさま自身が、「もう帰らせてください…」と意志表示をして下さったら、カウンセリング&セラピーの終了です。

なので、炎恐怖症を克服するために来訪してくださっていた女性クライアントさまの場合も、ご自身が、「もう帰ります!」と宣言したことで、カウンセリング&セラピーの終了と共に、炎恐怖症の終了となりました。

 

頭=顕在意識=常識だけで考えると解決困難に感じる課題も、心と脳の特性を理解して心=潜在意識がもつイメージや感覚をケアすれば、問題解決は充分可能です。

加えて、心=潜在意識の問題のルーツは、誤解や錯覚がほとんどですので、順序さえ守れば、今回の炎恐怖症の克服のように短期間での解決も可能です。

 

一般の対話のみの心理カウンセリングでは、頭=顕在意識に常識を語るのみで、一瞬は期待を感じても、結局はもとに戻ってしまいます。

大事なのは、頭=顕在意識という硬い鎧の奥にある、感情やイメージや記憶=潜在意識という柔らかい領域にアクセスすることです。

心=潜在意識はとても柔軟なので、催眠療法(ヒプノセラピー)などを用いて、順序を守り真摯に語りかければ、スマホのアプリのようにすぐにアップデートに応じてくれます。

なので、今回のような短期解決も可能になります。

 

当方メンタル心理そらくもは、心のしくみを知り尽くした心理セラピスト=寺井啓二がしっかりとエスコートさせて頂くことで、お悩みの大切なポイントをしっかりとケアしていく、短期集中型のカウンセリング&セラピーを行っています。

(関連:ご予約について知ってみる。

広告


この記事を読んでくださったあなたに
是非、続けて読んでほしい関連記事です。

ココロの資料館 目次

良かったら「いいね」「シェア」お願いします。