私はどうしたらいいの?と聞きたいときは?
私はどうしたらいいの?を⇒あなたならどうしますか?にしてみると?
人は、自分のことは自分で決めると頭ではわかっていても、私はどうしたらいいの?と、ついつい誰かに尋ねてしまうものです。
ですが、私はどうしたらいいの?と誰かに尋ね続ける限り、自信はつかず、また、どうしたらいいの?どうしたらいいの?と、誰かに依存したくなってしまいます。
この記事は、私はどうしたらいいの?と聞きたいときの心理を記事にしています。
私はどうしたらいいの?と聞かれると困ってしまう。
仕事でも恋愛でも、人は困った時、私はどうしたらいいの?って、誰かに聞きたくなりますね。
私も聞きたくなります。
反対に、私はどうしたらいいの?って聞かれた時、人は困るものですね。
私も困ることがあります。
でも、誰かに何かを聞かれて困ることは、決して悪いことではないと思います。
なぜなら、困って当然だからですね。
私はどうしたらいいの?って聞かれても、その人がどうしたいのか?がわからないのだから、聞かれた側は、なんら応えようがなく、困ってしまって当然だと思います。
私はどうしたらいいの?って聞かれても、その人の気持ちがわからないから、なんら応えようがないのだけど、聞かれた側はなんとか力になってあげたいと思うものですので、困ってしまって当然だと思います。
私はどうしたらいいの?⇒あなたならどうしますか?に置き換える。
では、どうしましょう?
とても困ってしまい、私はどうしたらいいの?と誰かに聞きたい時、私ならこう聞きます。
それは、
【あなたが私の立場だったらどうすると思いますか?】
これなら聞きたい側も、相手の意見を求めやすいのではないでしょうか?
とても困っている人に、私はどうしたらいいの?と聞かれた時、私ならこう応えます。
それは、
【私があなたの立場だったらこうすると思います。】
これなら聞かれた側も、自分の意見を応えやすいのではないでしょうか?
お仕事や人生でのワンシーンで困った時、
誰かの意見を求めたいのなら
【私はどうしたらいいの?】を、【あなたならどうしますか?】に置き換えて聞いてみるのも、円滑なコミュニケーション方法のひとつのアイデアかもしれません。
恋愛や友人関係のワンシーンで、
困っている人の力になりたいなら
【あなたはこうしたほういい!】を、【私ならこうするよ。】に置き換えて伝えてみるのも、円滑なコミュニケション方法のひとつなのかもしれません。
こうすると、自分の意見を相手に押し付ける感じから、自分の意見を相手の目の前にそっと置いてあげる雰囲気に代わって、お互いのコミュニケーションがより円滑になるのかもしれません。
私はどうしたらいいの?は、素直に子供に教えてもらう。
子育てをしていると、どうしたらいいかわからない心理状態になる場合があります。
子育てが辛く苦しく感じ、投げ出したくなることもあるかもしれません。
子育てにおいて、私はどうしたらいいの?と感じたときは、仕事や恋愛のときと同じく、相手がお子さんであっても同じ対応でよいのかもしれません。
なので、子育てをしていて、私はどうしたらいいの?とわからなく感じて困った時は、素直にお子さんに協力を求め、お子さんに教えてもらおうとするのも、子育て方法のひとつなのかもしれません。
(関連:どうしたらいいかわからない!と感じる心理は、アダルトチルドレンの特徴)
お子さんに、【お母さんは、どうすればいいの?】と聞きたい時は、
【してほしいことがあったらはっきり言いなさい!】を、【○○くんはお母さんに何かしてほしいことあるの?よかったら教えてくれない?】に置き換えて尋ねてあげるのも、親が子どもにしてあげられるひとつの方法なのかもしれません。
お子さんが、【ぼくは、どうしたらいいの?】と聞いてくれたら、
【○○くんは、こうしなさい!】を、【お父さんならこうすると思うよ。○○くんはどうしたいと思うの?よかったら、教えてくれない?】に置き換えて尋ねてあげるのも、親が子どもにしてあげられるひとつの方法なのかもしれません。
自分1人でどうしたらいいかわからなくなったときは、周りに協力を求めるのは自然なことですし、お子さんも大切な家族ですので、困った時は、素直に、お子さんに協力を求めることで、お子さんとの心の通じ合いがかえって深まるのかもしれません。
自分の人生は自分のもの。相手の人生は相手のもの。
とても当たり前のことですが、相手の気持ちは、相手だけが決められます。
なので、ああすればいい!こうしなさい!と、相手の行動を決めつけようとしてしまうのは、相手は決して心地よくはないと思います。
同じように、自分の気持ちは、自分だけが決められます。
なので、どうすればいいの?こうすればいいの?と、自分の行動を相手に決めてもらおうとするのは、相手は決して心地よくはないと思います。
私はどうしたらいいの?という自分の気持ちに、じゃあこうしてみようよ!と自分自身が応じることを、自分同志の助け合い=心理的自立と言います。
ついつい誰かにゆだねたくなってしまう自分の意思決定を、自分と自分が相談しあうことで自分自身で意思決定していこうとする…そんな手助けを私=寺井啓二は大切にしています。
当方メンタル心理そらくものカウンセリングは、自分と自分同士の支え合い=心理的自立の始まりを大切にサポートさせて頂くことが最大の特徴です。
そして、一回のセッションの流れのなかで、自然とセルフカウンセリングが行えるようになり、セッションで始まった心理的自立は、帰宅後も自然と心に広がっていきます。
自分が自分の相談相手になり、自分が自分の味方になってあげたい!と感じておられるようでしたら、是非、当方のカウンセリング&セラピーにてお手伝いさせて頂きたいです。