EFT(感情解放テクニック)タッピングセラピーについて

2020年8月11日カウンセリング・セラピーの説明, カウンセリング技法・心理療法

メガホンを持った女性が大声で質問をしているイラスト

POINTEFTは、「カウンセリング」と「マッサージ」を混ぜ合わせたエネルギー療法・心理療法です。

心理カウンセラーの寺井です。

この記事は、当方メンタル心理そらくもが実施できる心理療法のひとつ『EFT(感情解放テクニック)』について説明しています。

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EFTとは?

EFT(Emotional Freedom Technique)とは、 感情開放テクニックと呼ばれるエネルギー療法の一種で、言葉のやりとりに加え、体の何か所か(頭、顔、鎖骨、脇のツボ)に指で軽い刺激を与えながら行う心理療法の一種です。

 

感情開放とは、記憶に閉じ込めた(抑圧した)イヤな感情=ストレスを、言葉や涙や動きで発散解放することです。

心(脳)が、「まだ必要なんだな!」と誤解して大事に保管してしまっているイヤな感情を、「もう必要ありませんよ!」と教えてあげて、心の外に開放して浄化し、心を軽くしていく作業です。

とても条件が整うと、たった数回のEFTで劇的な変化な変化が生まれる事例がたくさんあり、悩んでいたことさえ忘れてしまう場合が多いです。

 

このように、記憶は消すことはできませんが上書修正保存はできます。

今まで苦しんでいた記憶がよみがえっても、「さて、なんのこと!?」と思えるくらい、イヤな気持ちが和らいでしまい、魔法みたいだと感じる方もいるほどです。

 

EFTの役割

EFTで心を癒す傷ついたハート

心は大きなショックを受けた時、すごく大きな負担を感じてしまいます。

そして、例え、問題の状況が過ぎ去ったとしても、そのイヤな気持ちだけが心に残ってしまう事があります。

その場合、心はイヤな気持ちをそのまま記憶に保管してしまい、まだ終わっていない重要な保留事項として記憶に大事に保管し続けるわけです。

 

そのイヤな気持ち残っている限り、時間がたっても何かのきっかけでそのイヤな気持ちがふつふつと甦ってきます。

当然、出てきてほしくはないイヤな気持ちなので、そのイヤな気持ちを「消そう!抑えよう!」とします。

心の外に出してスッキリしてしまいたいのに、「消そう!抑えよう!」と否定するとかえって心に閉じ込めてしまうことになってしまい、望みとは反対にイヤな気持ちが残り続けてしまって、体の不調(心身症など)、行動の制限、焦り、思考の混乱(パニック障害)などを引き起こします。

 

EFTを完成したゲアリークレイクは、「感情にかかわるトラブルは、全てが体内のエネルギーシステムの乱れから生じている」と述べています。

EFTは、行動することや考えることをブロックしてしまう記憶の中のイヤな気持ちを心の外に出していき、弱めたりどうでもいいくらいに和らげて行くことで心の緊張状態を緩め、心の規制緩和を促進していく心理療法です。

 

自分を制限し続ける気持ちの存在

EFTって何となく想像できますでしょうか?

わかりやすく犬がキライな人を例に説明をさせて頂きます。

 

この犬がキライな方を、仮にAさんとしましょう。

Aさんは、なぜだかわからないけど犬が怖いんです。

キライと言うよりは無性に恐ろしいという感じです。

 

原因は、小学校の頃に大きな犬に噛まれたからです。

だからと言って、何十年もたった今でも犬を怖がる必要はないはずなんですが、なぜか今も怖いままです。

Aさん自身も、頭ではいい加減に何とかしたい、みっともないなぁ?といつも思っています。

 

記憶は消せません!でも上書修正保存できます!

さぁここで記憶について少し触れます。

記憶は、「映像」+「気持ち」でできているといわれています。

記憶をたどり、考えるときには、頭に映像、心に気持ちを感じているわけです。

そして、思い出される気持ちがイヤな気持ちだと考えや行動が制限されるようになっています。

 

これは、心(脳)の潜在意識が自動的にしている働きです。

でも、潜在意識は嫌がらせをしているわけでも邪魔をしているわけでもなく、気をつけて!と注意をしてくれているのです。

 

「以前、こんなイヤな気持ちを味わった経験があるよね。今回は大丈夫なの?気をつけて!」と、こんな感じです。

 

このように、不安や怖さなどは、感じていると確かにイヤなのですが、かといってまったく感じなくなると不注意になり、命が危険にさらされてしまいます。

なので、人間はロボットではなく生きものですから、過去の経験=「記憶を乱暴に消し去る!」ということは、残念ながらできないわけです。

 

ではどうするか?

それは、記憶の中の気持ちを和らげたり、イイ気持ちに修正することは可能です。

 

そして、次にその記憶がよみがえったとき、イヤな気持ちではなく、修正した和らいだ気持ちやイイ気持ち=上書きした最新版の気持ちがよみがえるようになり、そのぶん心の機制が緩和して、心に余裕を感じたり考えや行動がスムーズに行くようにします。

 

では、どうやって気持ちを修正するのか?

そこでEFTが登場します。

 

記憶の修正手順

記憶は消せませんが、上書修正は可能です。

EFTは記憶の中の気持ちを消すのではなく上書修正します。

 

記憶の中の気持ちを修正するには、自分を苦しめている過去の経験を探し出します。

NLP心理カウンセリング」や「催眠療法(ヒプノセラピー)」で、思い出したくない!目を反らしていたい!という抵抗感=防衛機制を緩めて、問題の経験と記憶を探しだしていきます。

 

次に、その経験をゆっくりと思い出して記憶がよみがえらせます。

記憶がよみがえると、頭に映像、体に気持ちを感じます。

この時に感じている気持ちが、過去から大事にしまわれている自分を邪魔する気持ちです。

この気持ちがAさんを苦しめているわけです。

 

ここで注意が必要です。

イヤな気もちを思い出すわけですからしっかりと準備が必要です。

特に、自分を苦しめる気持ちに向き合う時は、わたし=寺井のような、十分にトレーニングを積んだ心理セラピストの協力を得てください。

 

さて、Aさんに再登場してもらって話を進めましょう!

Aさんは、小学生の頃の犬との経験を思い出しています。

頭にはその時の映像、心にはその時の気持ちがよみがえり呼吸が荒くなっています。

 

最初に、Aさんに点数をつけてもらいます。

それは犬を見た時、どれくらいイヤなっ気持ちを感じているか?の見える化です。

 

次にAさんに心理的逆転を施します。

心理的逆転とは、人間の心と体をプラス方向に転換することです。(詳しい説明は、また別途。)心理的逆転を行うと不思議と気持ちが落ちついてきます。

そして、これから気持ちを修正できるかも?と期待感を感じられるようになります。

 

次に、頭、顔、鎖骨、わき腹にある鍼灸のツボを叩きながら、今まではこうだったが、これからはこうなっていく。(Aさんの場合は、犬が怖かったけど、これからは落ちつていられる様になっていく。)と、心(脳)に言い聞かせて行きます。

すると、頭に犬の映像が残っているのに気持ちは楽になっていきます。

 

そして、頭の映像を確認しながら、楽になった心の気持ちを感じて、もう大丈夫だよ!ほらね!気持ちが楽になってるでしょ!と自分に言い聞かせると、記憶の中の気持ちがだんだん修正されていくのです。

作業後に、もう一度犬の映像を思い出すと、一緒に蘇ってくる気持ちが、EFTで上書き修正した最新版の楽な気持ちに変わっているのです。

最後に、犬を見たときの気持ちが、確かに楽になっていることを点数で現して、EFTを始める前につけた点数と比較し確認します。

 

優等生の心理テクニック、EFTのさらなる魅力

実際に体験してみないと、記事で読んだだけではややこしくて嘘のような話です。

でも、EFTの最大の特徴は、疑っていても信じていなくても心理的な変化を期待できるということです。

くわえて、とても手軽であること、慣れれば一人でできることもあります。

 

EFTのさらに素晴らしいことは、特に重い自覚症状がなくても、ストレス発散、ストレス予防、白黒思考の緩和などを促せることです。

 

例えばこんな経験がありませんか?

 

何かしようとした時、なぜかわからないがついついそれを後回しにして避けてしまう。

反対に、ついつい焦って慌てて始めてしまうなど、逆のパターンもありますね。

そのことをやった方が確実にプラスなことは頭では十分わかっているのに、なぜか?できない。

 

気がつけば、同じ失敗を何度も繰り返している。

私もこんな経験が沢山あります。

 

これらの行動も、過去の記憶の中のイヤな気持ちが影響しているかもしれません。

EFTは、こんなイヤ気持ちという行動の制限と混乱から心を解放してくれる心理療法です。

とくに、「アダルトチルドレン」など、長年のあいだ、感情の抑圧が習慣化している場合などに有効な心理療法です。

 

以上、「EFT(感情解放テクニック)タッピングセラピーについて」という記事でした。


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