回避依存症チェックリスト(男女共通):『回避型愛着スタイルの傾向』をセルフチェック!

回避依存症チェックリストで自分は回避型愛着スタイルなのか?をチェックしているイメージ

POINT回避依存症チェックリストは、「男女」を問わず、恋愛での「回避型愛着スタイルの傾向」をチェックできます。

心理カウンセラーの寺井です。

「回避依存症」とは、「恋人の存在は必要だが、恋人から愛されることに息苦しさを感じやすい心理状態」を指します。

また「回避依存症の特徴」は、心理学では「回避型愛着スタイル」とも言われ、「ひとりぼっちにはなりたくないが、恋人と親密になりすぎることは避けたい」という「矛盾」や「葛藤」を抱えた「愛着スタイル」を指します。

このように「回避依存症」とは、決して「恋人との関係を破局させよう」という意図によるものではなく、あくまで「恋人との距離感をコントロールして継続させよう」という意図によるものです。

この回避依存症チェックリストは、「恋愛依存症に関する文献」と「心理カウンセリングでの症例」に基づき、回避依存症の特徴を50個あげており、「男女」問わず、恋愛での「回避型愛着スタイルの傾向」をチェックすることができます。

はじめに

暴力、モラハラ、浮気、ヒステリーなど回避依存症で起きる問題や特徴をチェックしているイメージ

①本チェックリストの概要

回避依存症チェックリストの概要を以下に整理します。

POINT

  1. 本チェックリストは、「回避依存症の診断」を行うものではありません。
  2. 本チェックリストは、恋愛での「回避型愛着スタイルの傾向」を「セルフチェック」するものです。
  3. 本チェックリストは、「回避依存症の苦しさ」から抜け出したい方に有効です。

なお、「回避依存症の『男性』の恋愛傾向」「回避依存症の『女性』の恋愛傾向」など、「回避依存症の恋愛傾向」について個別に詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので併せて紹介します。

 

②本チェックリストの根拠

回避依存症チェックリストは、以下の2点の根拠に基づき作成しています。

POINT

  1. 恋愛依存症に関する文献:「伊東明,『恋愛依存症-苦しい恋から抜け出せない人たち-』,実業之日本社,2015年5月」を根拠に作成
  2. 当社メンタル心理そらくもの心理カウンセリングの現場での「クライアントさまの訴え」=「心理カウンセリングでの症例」を根拠に作成

 

回避依存症チェックリスト

回避依存症チェックリストの手順を説明しているイラスト

①本チェックリストの手順

POINT

  1. 心理カウンセリングでの症例に基づき「回避依存症の特徴」を50個あげています。
  2. 当てはまる項目は「はい」をチェックして下さい。
  3. 当てはまる数が多いほど「回避型愛着スタイルの傾向」が強いことを意味します。
  4. とはいえ、以下の症状は、当社にて十分に回復が見込める症状です。
  5. 最後に、一番下にある「チェック実行」をクリックすると、チェック結果を自動で表示します。

 

②回避依存症チェックリスト実行

 

回避依存症チェックリスト:全50問

 

回避依存症チェックリストの始まりを表わすイラスト

  1. 安心⇒不安、喜び⇒怒りなど、気持ちの浮き沈みが激しい
  2. 恋人にどう思われるか?がとても気になる
  3. 「○○したい、○○してほしい、○○と思う」など、本音が言えない
  4. 「助けてほしい、お願いします、ごめんなさい、ありがとう」など、素直になれない
  5. 「建前・社交辞令・お世辞」は、恋愛においても重要だと思う
  6. 気がつくと、無意識に嘘をついていたり、話を反らしているときがある
  7. 「恋人が抱える問題」には一切巻き込まれたくない
  8. 失敗をするくらいなら挑戦しない方が良いと思う
  9. 気がつくと、いつも最悪のケースばかりを考えている
  10. 相手のことが好きであっても、その気持ちとは裏腹に冷たい態度をとってしまう
  11. 付き合い始めるまでは気持ちが燃え上がるが、付き合い始めた途端に気持ちが冷めてしまう
  12. 「言わなくても気持ちをわかってほしい」「言わなくても気持ちを察してほしい」と考えることが多い
  13. 積極的にグイグイ距離を詰められるのがとても苦手だ
  14. 「束縛されること・干渉されること・重い責任を負わされること」がとても嫌だ
  15. 恋人に相談することも苦手だし、恋人に相談されることも苦手だ
  16. 恋人に変な目で見られないよう、身だしなみにはかなり気をつかう
  17. 恋人を失いたくはないが、正直、恋人といるときより1人でいるときのほうがホッとする
  18. 機嫌が悪いと、恋人の前で無言になったり、恋人を無視する
  19. 不機嫌な態度や高圧的な態度をとって、恋人より優位に立とうとする
  20. 別れ話をして、恋人が引き止めてくれるかを試す
  21. 束縛をしたり傷つけたりして、恋人がどの程度許してくれるかを試す
  22. 浮気をほのめかしたり、他の異性と親しくしている姿を恋人に見せてヤキモチを焼かせる
  23. 「どうせ、自分なんて…」と、泣いたり拗ねたりすることで恋人の気を引こうとする
  24. 「体調不良」や「不幸話」など、「自分はかわいそう!」 というアピールをして恋人の同情心を刺激する
  25. 「あなたは冷たい人だ!」というアピールをして恋人の罪悪感を刺激する
  26. 高額なプレゼントを欲しがったり、ワガママを言って恋人の反応を試す
  27. 恋人に子どものように甘えたくなる
  28. 「同世代の異性」より「年の差がある異性(年上・年下)」の方が魅力を感じる
  29. 暴力を振るったり・暴言を吐いて恋人を束縛する
  30. 些細なことで、悲しみ・イライラ・怒りが爆発する(ヒステリーを起こす)
  31. デート代・食事代を恋人に払わせる
  32. お金の無心・支払いの立替え・借金など、恋人に金銭の要求をする
  33. 体の関係は持つが、恋人関係であるとは明言しない
  34. 食事・洗濯・掃除など、身の回りの世話を恋人にやらせる
  35. ファッション・ヘアスタイル・美容など、おしゃれにはかなり気をつかう
  36. グルメ・遊び・趣味の流行に敏感で、それらの知り合いが多いことが自慢である
  37. 仕事ができること・経済力があること(ハイスペック)が自慢である
  38. 失敗・間違い・過ちを認めることができず、意固地で頑固である
  39. 寂しさ・悲しさ・不安など、ネガティブな気持ちを恋人に打ち明けられない
  40. 浮気・不倫を繰り返す
  41. 恋人に命令はするが、恋人の反論は許さない
  42. 服装・髪型・食事・言葉遣いなど、自分の理想を恋人に押し付ける
  43. 異性からアプローチされることは多いが、恋愛に対する苦手意識がある
  44. 部屋・車・電車・ベッドなど、長い時間、恋人と同じ空間にいるのが苦しい
  45. 手を繋ぐ・ハグ・キス・セックスなど、恋人とのスキンシップが苦手
  46. 自分の過去・自分の予定・自分の感情を恋人に詮索されるのが嫌だ
  47. 恋人への不満があってもて我慢して溜め込んでしまう
  48. 恋人への不満が溜まると、突然、恋人と連絡を取らなくなる
  49. 恋人と別れたり復縁をしたりを繰り返す
  50. 「幸せになるのが怖い・幸せになってはいけない」など、幸せになることへの恐れや罪悪感を感じる

チェック実行お疲れ様でした!

チェック実行」を押して下さい!

 

 

回避依存症チェックリストの終わりを表わすイラスト

なお、本記事に関する関連情報は、以下のページにまとめていますので紹介します。

以上、「回避依存症チェックリスト」でした。

この記事を書いた人
寺井 啓二

「うつ、アダルトチルドレンの克服経験」を持つ「心理カウンセラー・心理セラピスト」。
自らの克服経験を世の中のために役立てたいと考え、2013年に「メンタル心理そらくも」を設立、代表を務める。
10年以上のカウンセリング臨床実績があり、「アダルトチルドレン、インナーチャイルド、うつ病、パニック障害、人間関係の生きづらさ、親子関係の悩み(毒親)、子育ての悩み、恋愛・結婚の悩み、中学生・高校生の悩み」などの相談を得意としている。

◆カウンセリング実績
・臨床実績:過去2000回以上
・男女比:男性40%、女性60%
・年齢層:中学生から60歳代
・来訪元:静岡県内、愛知など東海圏
     東京、神奈川など首都圏
     大阪、兵庫など関西圏
     海外在住の方

◆保有資格
・上級心理カウンセラー
・メンタル心理カウンセラー
・うつ病アドバイザー
・チャイルドカウンセラー
・家族療法カウンセラー
・セルフ・アクセプタンスカウンセラー
・EFT-Japan Level 1
・EFT-Japan プラクティショナー

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