弱い自分を受け入れることができない理由は、親も弱い自分を受け入れていなかったから…
弱い自分を受け入れることができない…
このようなお気持ちを感じることはありませんか?
世代間連鎖と言いますが、人は育ての親の言動を真似して成長していく生きものです。
なので、弱い自分を受け入れることができないのは、もしかしたら、自分の親が強がっていた=自分の親も弱い自分を受け入れていなかった…からなのかもしれません。
もしそうだとしたら、子どもである自分が、いくら頑張っても弱い自分を受け入れることができないのは、ある意味、無理のないことなのかもしれません。
この記事は、メンタル心理そらくものカウンセリングをご利用頂き、「母と父も強がることで自分を守ってくれていたんだ…自分と同じだったんだ…」と気づくことで、弱い自分を受け入れることができた愛知県のEさんの体験談です。
-Eさん:愛知県30代女性-
※この記事は、クライアントさんからお送り頂いたアフターフォローメールを、了承を得たうえで体験談として掲載しています。
父も母も強がっていた…私は母を助けたかった…
寺井さん丁寧なメールありがとうございました。
これからの助けになると思います。
母と父も強がったりして自分を守ってた、自分と同じだと解釈できて、心が軽くなりました。
セッション後、自分と会話したり、紙に気持ちを書いたりしています。
『どうして私はこんなに強がっているんだろう?』
『緊張して焦って怖がってる自分がバレたくない。』
『周りにバレないように必死に隠してる。』
『どうしてこんなに弱い自分を認めたくないんだろう?』
と考えたら、
母を助けたかった。強がって平気なふりして明るくいる事で、母に心配かけずに楽にしてあげれると思っていた。
私のなかで弱い自分を出す事は、人を困らせる。って思いがあるのかもしれないと気がつきました。
弱い自分を受け入れることができました。
『あぁ、私は弱い自分を出すと、母が困ってしまうと勘違いしてたんだ。』
『あぁ、私はどんな自分でも愛してくれる母を信用できてなかったんだ。』
もうどんなに弱い自分を出しても、母は私を愛してくれるんだ。って事に気がついたから、もう人を信用して弱い自分のままでいいんだ。
『弱い自分を出しても人を困らせる事はないんだ。』
『弱い自分を出しても愛されるんだ。』
『弱い自分を隠さなくてよかったんだ。』
っと、もってこれました^^
また連絡するかもしれませんので、その時は宜 しくお願いします!
そらくも@寺井より
まずはじめに、先日はこちらこそありがとうございました。
そして、Eさんは、カウンセリング&セラピーという機会を体験してくださることで、「母と父も強がったりして自分を守ってた、自分と同じだと解釈できて、心が軽くなりました。」と、心のプラスの変化を感じてくださっているのですね。
人はネガティブ感情を見せることで信頼してもらえる…
とくに、「私のなかで弱い自分を出す事は、人を困らせる。って思いがあるのかもしれないと気がつきました。」との気づきが、とても素晴らしい気づきだなと私は感じて嬉しいです。
自分の弱い部分を「ネガティブ感情」と呼んだりします。
Eさんがお気づき下さっております通り、人は、自分の弱い部分=ネガティブ感情を表現しようとすると、「人を困らせてしまうなぁ…」というモヤモヤを感じるようにできているのかもしれません。
でも、そこで勇気を出して、自分の弱い部分=ネガティブ感情を表現してみると、案外、相手は受け入れてくれるものなのかもしれません。
このように、「相手を困らせてしまうかもしれないな…相手に嫌われてしまうかもしれないなぁ…」というモヤモヤを感じながらも、相手を信頼し、自分の弱い部分=ネガティブ感情を伝えてみよう!とする勇気を、『嫌われる勇気』などと言ったりします。
ネガティブ感情を隠すのは家族の助けになりたいから…
ただ、ネガティブ感情を表現するということは、理屈では理解できても気持ちの面でなかなか言いづらいものです。
とくに、幼少期、両親がネガティブ感情を見せてくれないと、子どもは、「自分もネガティブ感情を隠していい子にしてなきゃ!」と、両親の真似をするようになります。
そして、ネガティブ感情を隠して平気なふりをすることで、両親や家族や周りの人に迷惑を掛けないようになっていきます。
このとき、周りの雰囲気が険悪になることをとても恐れ、いつも明るく振る舞ってくれる心の個性を持った方を、「アダルトチルドレン」言う解釈では、ピエロタイプと位置付ける場合があります。
弱い自分は、まず自分が受け入れると、人にも受け入れてもらえます。
そういった意味では、Eさんは、カウンセリング&セラピーという機会にて、自分の弱い部分=ネガティブ感情を勇気をもって表現し発散できたことで、弱い自分を受け入れることができたなぁ…と実感してくださっているのですね。
なのでこれからも、「セッション後、自分と会話したり、紙に気持ちを書いたりしています。」とお聞かせいただけておりますままに、EさんがEさんの内面=Eさんの「インナーチャイルド」に関心を注いでいただけますと幸いに思います。
メンタル心理そらくも 代表 寺井啓二より(^^)
・次の方の体験談も読んでみましょう。
上記以外の「対面カウンセリング体験談」は、以下のページにまとめていますのであわせて紹介します。
関連情報まとめページ