オンラインカウンセリングの有効性:「STAYHOME」は安心安全とは限らない

オンラインカウンセリングの有効性を表わすのイメージ

POINTオンラインカウンセリングは、外出することなく、自分の好きな時に好きな場所で気軽に安全にストレスを発散することができ、家族や友人や恋人を巻き込まずに、心の健康を維持する方法です。

心理カウンセラーの寺井です。

昨今、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「自粛・自宅待機」「STAYHOME」が求められています。

確かに、外出をしないことは感染のリスクを下げ、身の安全を確保することができますが、そのぶん、心に「ストレス」を抱えることになります。

また、多くのストレスを心に抱えたままでいると、頭ではわかっていても、ついつい家族や友人や恋人に八つ当たりをしてしまったり押し付けてしまったりして、はからずも相手を傷つけてしまう場合があります。

そんなとき、「オンラインカウンセリング」を利用することで、外出することなく、自分の好きな時に好きな場所で気軽に安全にストレスを発散することができ、家族や友人や恋人を巻き込まずに、心の健康を維持することができます。

この記事は、オンラインカウンセリングの有効性について説明しています。

以下の「目次」は「お好きな項目を選ぶ」と「選んだ項目にジャンプ」できますのでご活用ください。

オンラインカウンセリングの有効性

「人間」とは、読んで字のごとく、「人と人の間(ひととひとのま)」=「人との距離感」がとても大切です。

例え、家族や友人や恋人で会っても、ずっと一緒にいることは、人にとって負担となります。

なので、新型コロナウイルス感染拡大防止のための「自粛・自宅待機」「STAYHOME」とは、ある意味、我慢の連続と言えますので、いつかは我慢の限界に達し爆発してしまいます。

そんな時、人との接触機会を減らして感染への安全を確保しつつ、家族や友人や恋人を巻き込まずに安全に平和的にストレスを発散し、心の落ち着きを育む方法が「オンラインカウンセリング」です。

 

心も「人の命」に密接に関わっている

昨今、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「自粛・自宅待機」「STAYHOME」が求められています。

確かに、人の命を純粋に「」だけでみれば、「STAYHOME」は感染リスクを大幅に下げることができ、最も安全な方法と言えるでしょう。

とはいえ、「STAYHOME」を続ければ経済活動が停滞し、失業者が増え、結果的に自殺者が増えてしまう恐れがあります。

このように、「経済」も人の命と密接に関係があるように、「」も人の命と密接に関係しています。

人はそもそも生き物ですので、狭い場所でじっとしていることは、他の生き物と同じく、苦しさを感じて当然です。

裏を返せば、「自粛・自宅待機」=「STAYHOME」によって苦しさを感じることは、「人として、生き物として、命あるものとして当然な反応」と言えます。

 

「STAYHOME」は必ずしも安心&安全ではない

人とあまり一緒にいたくない、1人でいたいと感じたとき、出勤や外出が自由な平和なときであれば、外出をすることで一緒にいる時間を避け、1人の時間を設けることができますが、緊急事態による自粛・自宅待機が続くと、一緒にいたくないときも一緒にいなければなりません。

そういった意味では、緊急事態による「STAYHOME」とは、ある意味、我慢の連続とも言えます。

そして、我慢の代償として生まれるのは「ストレス」であり、ストレスは、言葉や涙や怒りによって発散すること=「感情解放」をすることでのみ安心へと転換されます。

しかしながら、「STAYHOME」によって外出が制限されてしまうと、ストレスを発散する機会が少なくなり、ストレスは溜まる一方となってしまいます。

そして、残念ながら、「世界的な新型コロナウイルスの流行を受け、学校の休校や外出自粛の動きの弊害として、家庭内ではドメスティック・バイオレンス(DV)や児童虐待の問題が深刻化している」との報告もあります。

これは、緊急事態による「自粛・自宅待機」「STAYHOME」によるストレスを、家庭内という密室で爆発・発散させてしまっていることを意味します。

 

心理カウンセリングとは「ストレス」を安全に解消する機会、心理カウンセラーは「ストレス」を安全に解消する担い手

この場合、とても大切なのは、ストレスを爆発してしまっている人が悪いわけではなく、そもそも、ストレスを我慢し続けること自体が生き物として不可能であり、なんらかの形でストレスを発散しない限り、いつかストレスが爆発してしまうことはとても自然なことであるということです。

ただ、確かに、ストレスを爆発させること自体は悪いことではないのですが、前述の通り、ストレスを家族や友人や恋人に爆発させてしまうと、家族や友人や恋人を傷つけてしまう場合があります。

だからといって、ストレスを爆発させること自体は悪いことではないので、ストレスを爆発させる相手を工夫することで、家族や友人や恋人を傷つけることなく自分もスッキリして、平和的な解決へと近づけます。

このとき、家族や友人や恋人に代わって、ストレスを安全に発散し解消する機会を「心理カウンセリング」と言い、そのお手伝いをする担い手を「心理カウンセラー」と言います。

カウンセリングとは、主には言葉を用い、対話や会話をとおしてクライエントが困っている事や悩んでいる事を解決していく営みのことを指します。カウンセリングは心理学、臨床心理学、精神分析学、学習理論、認知理論、異常心理学、精神病理学などの学術的な知見を基礎にし、それらを臨床的に応用しています。

引用元:カウンセリングとは

つまり、心理カウンセリングとは、「気軽に安全に自分の本音を吐き出し、心の健康を維持できる機会」と言え、心理カウンセラーとは、「家族・友人ではないのだけれど、自分の本音を大切に受け止めてくれる相手」と言えます。

 

心理カウンセリングとは何か?」については、以下の記事で詳しく説明しています。

また、「当社メンタル心理そらくもの心理カウンセラー寺井啓二」に関する記事も、以下に合わせて紹介します。

 

オンラインカウンセリングは、安心&安全に心の健康を維持する方法

このように、心に溜まってしまったストレスを我慢し続けることは苦しいことですし、かといって、家族や友人や恋人に押し付けてしまうのも苦しいことです。

そこで、ウイルスへの感染リスクを減らすために人との接触を避けつつ、誰にも押し付けず、誰も巻き込まず、誰にも邪魔されず、安全に平和的にストレスを発散し心の落ち着きを育む方法が、「オンラインカウンセリング」です。

オンラインカウンセリング(英: Online counseling)とは、インターネットを通じた、専門家による心の健康のためのカウンセリングサービスの提供を指す。サービスは一般的に電子メール、同時チャット、ビデオ会議によって提供される。クライエントの一部はオンラインカウンセリングを伝統的な精神療法と併せて利用しており、また、オンラインカウンセリングをオフィス訪問の代わりに利用するクライエントの数は年々増大している。

引用元:オンラインカウンセリング

オンラインカウンセリングであれば、外出することなく、自分の好きな時に好きな場所で気軽に安全にストレスを発散することができ、家族や友人や恋人を巻き込まずに、心の健康を維持することができます。

よって、オンラインカウンセリングとは、ウイルスへの感染のリスクがないので体にとって安全であり、ストレスを吐き出せるので心にとっても安心であり、周りの人に押し付けないので周りの人にとっても安全であり、心の負担を軽くできるので自分にとっても安心であり、自分や周囲にひずみを残すことなく、安心&安全に心の健康を維持できる方法と言えます。

 

まとめ

さいごに、オンラインカウンセリングの有効性について重要ポイントをまとめます。

POINT

  • 例え、家族や友人や恋人で会っても、ずっと一緒にいることは、人にとって負担となる
  • 狭い場所でじっとしていることに苦しさを感じることは「人として、生き物として、命あるものとして当然な反応
  • そういった意味では、「STAYHOME」とは我慢の連続で「ストレス」が溜まってしまう
  • ストレスは、限界がくれば、誰であっても爆発してしまう、いつかストレスが爆発してしまうことは悪いことではなく、生き物としてとても自然なこと
  • ストレスを爆発させるのは悪くないが、家族や友人や恋人を傷つけてしまう場合がある
  • 世界的な新型コロナウイルスの感染拡大防止策=「STAYHOME」の弊害として、家庭内でのDVや児童虐待の問題が深刻化している
  • 家族や友人や恋人に代わって、ストレスを安全に発散し解消する機会を「心理カウンセリング」と言う
  • 家族や友人や恋人に代わって、ストレスを安全に発散し解消するお手伝いをしてくれる人を「心理カウンセラー」と言う
  • 電話、ビデオ通話、メール、チャットなどを活用し、心理カウンセラーに直接会うことなく心理カウンセリングを行うサービスを「オンラインカウンセリング」と言う
  • オンラインカウンセリングは、外出することなく、自分の好きな時に好きな場所で気軽に安全に自ストレスを発散することができ、家族や友人や恋人を巻き込まずに、心の健康を維持することができる方法

また、オンラインカウンセリングの有効性に関する関連記事を以下に紹介します。

是非、あわせてお読みください。

なお、本記事に関する関連情報は、以下のページでもまとめていますのであわせて紹介します。

関連情報まとめページ

以上、「オンラインカウンセリングの有効性:「STAYHOME」は安心安全とは限らない」という記事でした。

この記事を書いた人
寺井 啓二

「うつ、アダルトチルドレンの克服経験」を持つ「心理カウンセラー・心理セラピスト」。
自らの克服経験を世の中のために役立てたいと考え、2013年に「メンタル心理そらくも」を設立、代表を務める。
10年以上のカウンセリング臨床実績があり、「アダルトチルドレン、インナーチャイルド、うつ病、パニック障害、人間関係の生きづらさ、親子関係の悩み(毒親)、子育ての悩み、恋愛・結婚の悩み、中学生・高校生の悩み」などの相談を得意としている。

◆カウンセリング実績
・臨床実績:過去2000回以上
・男女比:男性40%、女性60%
・年齢層:中学生から60歳代
・来訪元:静岡県内、愛知など東海圏
     東京、神奈川など首都圏
     大阪、兵庫など関西圏
     海外在住の方

◆保有資格
・上級心理カウンセラー
・メンタル心理カウンセラー
・うつ病アドバイザー
・チャイルドカウンセラー
・家族療法カウンセラー
・セルフ・アクセプタンスカウンセラー
・EFT-Japan Level 1
・EFT-Japan プラクティショナー

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