心理カウンセリングとは、自分の心を「幸せ」にする練習

2020年5月4日カウンセリングの説明オンラインカウンセリング,対面カウンセリング,心理カウンセリングとは?

心理カウンセリングとは自分の幸せを育む作業であることを表しているイラスト

POINT心理カウンセリングとは、心理カウンセラーとの対話・会話を通して、自らの感情を認め、自らの心に「幸せ感」を育んでいく経験を積む作業です。

心理カウンセラーの寺井です。

心理カウンセリングとは何か?」をとてもシンプルに表現すると、「心理カウンセラーとの対話・会話すること自体」を表わします。

そして、心理カウンセリングの目的とは、心理カウンセラーとの対話・会話をすることで、クライアント(ご利用者さま)が自らの感情を認め、自らの心に安心・嬉しさ・心地よさ・穏やかさ・納得といった「幸せ感」を育んでいく経験を積むこととも言えます。

そうすることで、心理カウンセラーとの対話・会話の経験=心理カウンセリングでの経験が日常においても徐々に生かされ、学校・職場などの人間関係、家族関係、恋愛関係、夫婦関係において、自ら問題を解決できるようになったり、自らの心に安心・嬉しさ・心地よさ・穏やかさ・納得といった「幸せ感」を育めるようになっていきます。

この記事は、心理カウンセリングとは何か?について説明しています。

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はじめに

そもそも、「心理カウンセリングとは何か?」と感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。

まずはじめに、「心理カウンセリングとは何か?」を知っていくためには、ふたつのキーワード「心理」と「カウンセリング」にわけて考えてみましょう。

それでは、「心理とは何か?」について以下に詳しく説明していきます。

 

心理とは?

心理とは何か?を表しているイラスト

まず「心理とは何か?」について説明していきます。

「心理とは何か?」をひと言で説明すると、心理とは「心の感じ方の個性」「心のクセ」といった意味合いになります。

 

五感と感情

人間には、以下の5つのセンサーがあります。

POINT

  1. 目=視覚=見える映像
  2. 耳=聴覚=聞こえる音
  3. 鼻=嗅覚=匂い
  4. 口=味覚=味
  5. 肌=身体感覚=感触

人の心は脳なわけですが、脳は、上記の5つのセンサーで何か変化をキャッチすると、反射的に何かを感じ、自動的に何かをしようと反応します。

このとき、なにかを「」じたら、自動的に何かをしようとしてしまう「」の、2つを合わせた1連の流れを「感情」と言います。

 

感情と心理

例えば、感情とは以下のような例が考えられます。

POINT

  • テレビを見て「楽しいな」と感じ、無意識に「もっと見てみよう」としてしまう…
  • 音楽を聴いて「落ち着くな」と感じ、無意識に「このまま聴いていよう」としていまう…
  • アロマの匂いを嗅いで「ホッとするな」と感じ、無意識に「ちょっと目を閉じよう」としてしまう…
  • スイーツを食べて「美味しいな」と感じ、無意識に「もうひとつ食べよう」としてしまう…
  • 風に当たって「心地よいな」と感じ、無意識に「両手を空に伸ばそう」としてまう…

このように、人の心=脳は、見たり、聞いたり、嗅いだり、味わったり、触れたりした時、すなわち五感に何か変化をキャッチしたとき、ソワソワと感じたり、びくっと感じたり、フワフワと感じたり、にんまりと感じたりと、必ず、自然に何かを感じてしまい、何かを感じると、必ず、自然に何かをしようとする特徴があります。

このような、自然反射的な心の働きを「感情」といい、どんな時にどんなことを感じてどんなことをしようとするか?の人それぞれの「感情の個性」=「心の感じ方の個性」=「心のクセ」のことを「心理」と言います。

 

心理とは、心の感じ方の個性

例えば、私=寺井さんは、中年になって未だに、「トマト」を「見る」と「モヤモヤ嫌だな」と感じ、トマトを見てモヤモヤを感じると、無意識に「しかめつら」をしてしまいます。

このとき、「トマトを見るとモヤモヤ嫌だなと感じ、無意識にしかめつらをしてしまう」という「心の感じ方」を、「トマトを見た時の寺井さんの心理」と言います。

同じように、あるクライアントAさんは、「怒っている人」を「見る」と「ソワソワ落ち着かないな」と感じ、無意識に「うつ向いて」しまいます。

このとき、「怒っている人を見るとソワソワ落ち着かないなと感じ、無意識にうつむいてしまう」という「心の感じ方」を、「怒っている人を見た時のAさんの心理」と言います。

このように、人それぞれの「心の感じ方の個性」「心のクセ」みたいなものを「心理」と言います。

心理とは、心の働きやありさま。精神の状態。「複雑な心理」「深層心理」。「心理学」の略。

引用元:心理(しんり)の意味

 

また、「心理とは何か?」については、以下の記事で詳しく説明しています。

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カウンセリングとは?

カウンセリングとは何か?を表しているイラスト

では、続いて「カウンセリングとは何か?」について説明していきます。

「カウンセリングとは何か?」をひと言で説明すると、「自分がしてみたいことを整理する作業」「自分の想い・気持ち・望み・願いを整理する作業」「自分にとってのプラスのチャンスを整理する作業」ということになります。

 

カウンセリング自体は、皆さん毎日行っている

例えば、カウンセリングの雰囲気をレストランでの場面に置き換えて説明していきます。

「レストランで自分がしてみたいことを整理する作業」とは、「レストランで自分が食べてみたい料理を整理する作業」と言い換えることができます。

そして、レストランに行って席に座ると、食事をする前に、「お肉が食べたい…」「サラダも食べたい…」「パスタが食べたい…」などなど、「レストランで自分がしてみたいことを整理する作業」が必要となります。

このように、家族・友人・ウェイター・ウェイトレスさんと対話をすることで、「レストランで自分が食べてみたい料理を整理する作業」が「カウンセリング」に相当します。

よって、「カウンセリング」自体は、レストランでも、学校でも、職場でも、家庭でも、日々、世界中のどこでも行われているとも言えます。

このように、「自分はどう思っているのか?」「自分はどう感じているのか?」「自分はどうしていきたいのか?」「自分はどうしてほしいのか?」など、自分の想い・気持ち・望み・願いについて、誰かと対話することで整理すること自体を「カウンセリング」と言います。

カウンセリングとは、主には言葉を用い、対話や会話をとおしてクライエントが困っている事や悩んでいる事を解決していく営みのことを指します。カウンセリングは心理学、臨床心理学、精神分析学、学習理論、認知理論、異常心理学、精神病理学などの学術的な知見を基礎にし、それらを臨床的に応用しています。

引用元:カウンセリングとは

 

カウンセラーとは?

前術の通り、カウンセリング自体は、学校でも、職場でも、家庭でも、日々、世界中のどこでも行われていると言えます。

例えば、自分の進路について学校の先生と話して整理する、自分が行きたい旅行先について旅行代理店の店員さんと話して整理する、自分がしたい髪形について美容師さんと話して整理するなど、お店の人と、先生と、近所の方と、ご主人と、奥さまと、お子さまと、友人と、自分がどうしたいか?を誰かと一緒に整理することがカウンセリングを意味します。

このように、人は、自分1人では自分がどうしたいか?がわかりずらく悩みやすくもあります。

かといって、周りの人たちに相談をし、「ああすればいい」「こうすればいい」とアドバイスをされてしまうと、「あの人に○○と言われたからこうしなきゃ!ああしなきゃ!」と、自分がどうしたいか?が、かえってわかりずらくなってしまう場合があります。

そこで、人の心のしくみを十分に理解した上で、「自分はどう思っているのか?」「自分はどう感じているのか?」「自分はどうしていきたいのか?」「自分はどうしてほしいのか?」など、自分の想い・気持ち・望み・願いを一緒に整理してくれる人を「カウンセラー」と言います。

心理カウンセラーは、ストレスや悩みを抱える相談者と対面し、相談者の置かれている状況や環境・心理状態を把握したうえで、カウンセリングや心理テストを行い、問題解決へと導く仕事をします。

引用元:心理カウンセラーの資格の種類とは?就職に役立つのはどれか

 

また、「当社メンタル心理そらくもの心理カウンセラー寺井啓二」に関する記事を以下に紹介します。

 

心理カウンセリングとは、自分で自分の幸せを育む作業

心理カウンセリングとは自分の幸せを育む作業であることを表しているイラスト

心理カウンセリングとは、「自分の心の感じ方の個性」=「自分の心理」について自分自身が理解を深めていく作業とも言い換えることができます。

例えば、「自分はどのような人といると苦しさを感じるのか?」「自分はどのような雰囲気にいるに安心を感じるのか?」など、「自分の心理」についての理解できていると、以下のように無用なトラブルを避けることができたり、心地よい時間を増やすことができます。

POINT

  • 「あの人と会うと苦しいから、今回は無理して会わなくてもOK…」など、苦しさを回避することができる
  • 「あの場所の方が安心できるから、今週末はあそこで過ごそう…」など、安心を増やすことができる

このように、「自分の心理」についての理解ができていると、安心・嬉しさ・心地よさ・穏やかさ・納得といった「幸せ感」を感じる機会を増やすことができます。

とはいえ、「自分の心理」とは自分1人では見えづらいものあり、自分1人でははわかりづらかったりします。

そこで、心理カウンセラーの協力を得ることで「自分の心理」への理解を深める作業を「心理カウンセリング」と言います。

なので、心理カウンセリングとは、自己理解を深めることで、日常の幸せ感を感じやすくする作業、すなわち、「自分で自分の幸せを育みやすくするための作業」と言い換えることができます。

 

まとめ

さいごに、心理カウンセリングとは何か?について重要ポイントをまとめます。

POINT

  • 心理とは「心の感じ方の個性」「心のクセ」という意味合い
  • 人には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、身体感覚の「五感」がある
  • 五感に何かを感じたとき、無意識に反応してしまうことを「感情」と言う
  • 五感で何かを感じたとき、どのような感覚を感じるかを「心理」という
  • カウンセリングとは「自分の想い・気持ち・望み・願いを整理する作業
  • カウンセラーとは「自分の想い・気持ち・望み・願いを一緒に整理してくれる人
  • 心理カウンセリングとは「自己理解を深めることで、日常の幸せ感を感じやすくする作業

また、心理カウンセリングとは何か?に関する関連記事を以下に紹介します。

是非、あわせてお読みください。

なお、本記事に関する関連情報は、以下のページでもまとめていますのであわせて紹介します。

以上、「心理カウンセリングとは、自分の心を「幸せ」にする練習」という記事でした。

この記事を書いた人

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はじめまして「メンタル心理そらくも 代表:寺井啓二」です。うつ、アダルトチルドレンを克服した経験を持つ心理カウンセラーです。自らの克服経験を世の中に役立てたいと考えています。

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