落ち込みやすい性格の特徴と原因と改善方法

落ち込みやすい性格の特徴と原因と改善方法を説明してるイラスト

POINT落ち込みやすい性格は、「生まれ持った遺伝的な特徴」ではなく、「生まれた後に身につけた考え方の習慣」です。よって、落ち込みやすい性格の改善は可能です。

心理カウンセラーの寺井です。

落ち込みやすい性格は、生まれながらの性格だから変えられない…」と、このように感じている方がいらっしゃるかもしれません。

確かに「性格」と聞くと、生まれ持った遺伝的な特徴だから変えられないと感じがちですが、心理学では、落ち込みやすい性格を「生まれ持った遺伝的な特徴」とは捉えず、あくまで「生まれた後に身につけた考え方の習慣」と捉えます。

落ち込みやすい性格は、「考え方の習慣」である以上、一生変えられないものではなく、その特徴と原因をしっかりと理解し、特徴と原因に適した改善方法を取ることによって、落ち込みやすい性格の改善は可能であると、心理カウンセリングの現場では考えています。

この記事は、「落ち込みやすい性格の特徴と長所」「落ち込みやすい性格の原因」「落ち込みやすい性格を改善する方法」「落ち込みやすい性格とアダルトチルドレンの関係」「落ち込みやすい性格を改善する心理カウンセリングの紹介」など、落ち込みやすい性格の特徴と原因と改善方法に関する記事をまとめています。

落ち込みやすい性格の特徴と長所

落ち込みやすい性格の特徴と長所を表しているイラスト

落ち込みやすい性格の人は、「自己肯定感が低い」「ネガティブで考えすぎ」「他人の目線を気にしすぎ」などの特徴がありますが、これらの特徴を新しい視点で言い換えると、「自己肯定感が低い人とは、わがままや横柄な態度が少ない低姿勢な人」「ネガティブで考えすぎな人とは、物事を深く考える慎重で真面目な人」「他人の目線を気にしすぎる人とは、他人に気遣いができる人」などと言い換えることができます。

このように、ある出来事を違った視点で言い換えることで、ある出来事に隠されているプラスの意図を見つける手法を「リフレイミング(言い換える)」と言い、心理カウンセリングで用いられる手法のひとつです。

それでは、「落ち込みやすい性格である人の特徴」「落ち込みやすい性格のリフレイミング例」「落ち込みやすい性格の長所」について、以下に説明していきます。

 

落ち込みやすい性格である人の特徴

落ち込みやすい性格である人たちの特徴を、心理カウンセリングの現場でさらに注意深く捉えていくと、以下のような共通する心理的な特徴があることがわかってきます。

POINT

  1. 自己肯定感が低い、自分を否定しがち
  2. ネガティブ思考、考えすぎ
  3. 感情を抑えてしまい、ストレスを抱えやすい
  4. 感情が不安定、不安や焦りを敏感に感じやすい
  5. 自分に厳しい、完璧主義、ストイック
  6. 失敗を極端に恐れている、挑戦することから逃げてしまう
  7. 人間関係が苦手、人に嫌われることを極端に恐れる、弱音が言えない
  8. 極端に大きな目標や高い理想を追い求めている、白黒思考
  9. 周りの目線がとても気になる、警戒心が強い
  10. 過去の失敗や未来の不安がとても気になる

以上が、落ち込みやすい性格の人に共通する心理的な特徴です。

 

落ち込みやすい性格を、言い換える(リフレイミングする)と?

落ち込みやすい性格の人は、ネガティブな考え方が特徴的ですが、ネガティブな考え方とは決して悪いものではなく、ネガティブな考え方にもしっかりとしたプラスの意味があります。

落ち込みやすい性格である人の特徴を、NLP心理学のに沿って違った視点で言い換える(リフレイミングする)と、以下のように言い換えることができます。

POINT

  1. 「自己肯定感が低く、自分を否定しがちである人」とは、「低姿勢で気遣いができる人」と言い換えることができる
  2. 「ネガティブ思考で考えすぎな人」とは、「真面目で物事を深く考えている人」と言い換えることができる
  3. 「感情を抑えてしまい、ストレスを抱えやすい人」とは、「物静かで落ち着いた献身的な人」と言い換えることができる
  4. 「感情が不安定、不安や焦りを敏感に感じやすい人」とは、「直感・イマジネーションに優れ、感性が豊かな人」と言い換えることができる
  5. 「自分に厳しく、完璧主義、ストイックな人」とは、「ガッツがあり、向上心に満ちあふれている人」と言い換えることができる
  6. 「失敗を極端に恐れている人」とは、「思慮深く慎重で失敗が少なく堅実な人」と言い換えることができる
  7. 「人間関係が苦手で、人に嫌われることを極端に恐れている人」とは、「謙虚で人間関係のトラブルが少ない人」と言い換えることができる
  8. 「極端に大きな目標や高い理想を追い求めている人」とは、「高い志(こころざし)を持っている人」と言い換えることができる
  9. 「他人の目線がとても気になる、警戒心が強い人」とは、「他人へのに気遣い・気配りができ、人に騙されにくい人」と言い換えることができる
  10. 「過去の失敗や未来の不安がとても気になる人」とは、「思考の守備範囲が広く、記憶力に優れている人」と言い換えることができる

以上が、落ち込みやすい性格である人の特徴を違った視点で言い換えたリフレイミングの例です。

 

落ち込みやすい性格の長所

落ち込みやすい性格にプラスの意味があるということは、落ち込みやすい性格にも長所があると言い換えることができ、以下の6つがあげられます。

POINT

  1. 人間関係におけるトラブルが少ない
  2. 人から信用される
  3. 物事の先を見通すことができる
  4. 集団と距離を置いてマイペースを保てる
  5. 豊かな自分の世界を内面に持っている
  6. 事件・事故・災害・詐欺から身を守りやすい

以上が、落ち込みやすい性格に隠されている長所です。

 

また、「落ち込みやすい性格である人の特徴」「落ち込みやすい性格の言い換え(リフレイミング)例」「落ち込みやすい性格の長所」については、以下の記事でさらに詳しく説明していますので参考にしてください。

 

落ち込みやすい性格の原因

落ち込みやすい性格の原因を表わしているイラスト

落ち込みやすい性格の人は、ある意味、「ネガティブ思考な人」「悩みやすい人」「考えすぎな人」「心が落ち着かない人」「感情が不安定な人」などに言い換えることができます。

これら落ち込みやすい性格の原因は、大きくわけて以下の2点が考えられます。

POINT

  1. 考え方のクセなど、心理面の原因
  2. 生活習慣など、行動面の原因

 

①:心理面の原因とは?

「心理面の原因」とは、自分の内面にあることから「内因性の原因」とも言われ、子供時代から今までの人生経験における何らかの体験が原因で身につけた考え方のクセなどによる「自己肯定感」の低下が考えられ、大きくわけて以下の4つが原因としてあげられます。

POINT

  1. 他人の目線が気になりすぎてしまう
  2. 理想の自分を追い求めてしまう
  3. 過去の失敗・未来の不安が気になりすぎてしまう
  4. 完璧主義・白黒思考

以上が、落ち込みやすい性格の心理面の原因です。

 

②:行動面の原因とは?

「行動面の原因」とは、自分の外側にあることから「外因性の原因」とも言われ、仕事・職場・学校・家族・友人・恋愛などの人間関係のストレス、生活習慣の乱れ、生活環境の影響による「セロトニン」の不足が考えられ、大きくわけて以下の4つが原因としてあげられます。

POINT

  1. 日光を浴びる機会が少ない
  2. 運動不足
  3. 食生活の乱れ
  4. スマホ・テレビ・パソコンの見過ぎによる脳疲労

以上が、落ち込みやすい性格の行動面の原因です。

 

また、「落ち込みやすい性格の原因」については、以下の記事でさらに詳しく説明していますので参考にしてください。

 

落ち込みやすい性格を改善する方法

落ち込みやすい性格の改善方法を表わしているイラスト

落ち込みやすい性格の原因は、考え方のクセなど「心理面の原因」と、生活習慣など「行動面の原因」の2つがあります。

心理面の原因とは、「自己肯定感の低めてしまう考え方のクセ」のことを指します。

行動面の原因とは、「セロトニンが不足しがちな生活習慣」を指します。

よって、落ち込みやすい性格を改善する方法は、大きくわけて以下の2点が考えられます。

POINT

  1. 自己肯定感を高めるための「心理面の改善方法
  2. セロトニンを増やすための「行動面の改善方法

 

①:心理面の改善方法とは?

人は、「自己肯定感が高い状態」だと感情面が安定し、心が落ち着き、落ち込みづらくなります。

なので、心理面での改善を行い、自己肯定感を高めることが、感情面を安定させ、心が落ち着き、落ち込みやすい性格を改善することに繋がると考えられ、大きくわけて以下の4つの方法が考えられます。

POINT

  1. 失敗を怖がりながらも慎重にやってみる
  2. これなら確実にできる!」という目標を設定し成功体験を積み重ねる
  3. 自分で自分をフォローする
  4. 自分の感情を素直に認める

以上が、自己肯定感を高める心理面での改善方法です。

 

②:行動面の改善方法とは?

人は、「セロトニンが多く分泌されている状態」だと、自律神経の働きが安定し、心が落ち着き、落ち込みづらくなります。

なので、行動面での改善を行い、セロトニンを分泌しやすくすることが、自律神経の働きを整え、メンタルの不調を防ぎ、落ち込みやすい性格を改善することに繋がると考えられ、大きくわけて以下の4つの方法が考えられます。

POINT

  1. 朝日・日光を浴びる
  2. リズム運動をする
  3. 食べ物をよく噛む
  4. 瞑想をしてみる

以上が、セロトニンを増やす行動面での改善方法です。

 

また、「落ち込みやすい性格を改善する方法」については、以下の記事でさらに詳しく説明していますので参考にしてください。

 

落ち込みやすい性格は、アダルトチルドレンの特徴

落ち込みやすい性格は、アダルトチルドレンの特徴であることを表わしているイラスト

心理カウンセリングの現場では、「どんなことでも否定せず、肯定的に捉えることで物事が解決する」と考えます。

よって、落ち込みやすい性格を「ダメだ!ダメだ!」と否定したところで、かえって改善が難しくなると考えています。

反対に言えば、落ち込みやすい性格を改善したいのなら、落ち込みやすい性格を違った視点で捉え直すことで、落ち込みやすい性格に隠されているプラスの意図を見つけることが重要と考えます。

そして、落ち込みやすい性格である人の特徴を、心理学に沿って違った視点で言い換える(リフレイミングする)と、「『落ち込みやすい性格である人の特徴』と『アダルトチルドレンの特徴』は、以下の3点において一致する」と言い換えることができます。

POINT

  1. 人間関係への苦手意識を持っている
  2. 自己否定感を感じやすい
  3. 不安に敏感である

よって、「落ち込みやすい性格の人は、アダルトチルドレンである」と言い換えることができます。

ということは、反対に言えば、「アダルトチルドレンの克服方法に沿って、アダルトチルドレンを克服することで、落ち込みやすい性格を改善できる」と言い換えることができます。

 

また、「落ち込みやすい性格とアダルトチルドレンの関係」については、以下の記事でさらに詳しく説明していますので参考にしてください。

 

落ち込みやすい性格は、心理カウンセリングで改善できる

落ち込みやすい性格をカウンセリングで改善しているイラスト

さて、ここまで説明させて頂いたように、落ち込みやすい性格にはしっかりとした原因があり、その原因に応じた改善方法がしっかりと存在します。

そして、心理学=人の心のしくみを十分に理解した「心理カウンセラー」の協力のもと、落ち込みやすい性格の特徴と原因についてしっかりと納得を感じたうえで、その特徴と原因に適した改善方法で改善に取り組んでいくい機会が「心理カウンセリングです。

 

落ち込みやすい性格の改善は、もっと生きやすくなること

落ち込みやすい性格の人は、ある意味、「自分のことよりも周りの人のことを優先しがちな優しい人」「自分のことよりも周りの人のことを気にかけてくれる繊細な人」とも言えます。

なので、落ち込みやすい性格とは、決して病気や障害といった類のものではありません。

ですが、もし、「生きづらくて苦しいので、もう少し気楽に生きられるようになりたい…」と感じるようでしたら、落ち込みやすい性格の改善に取り組んでみるのもひとつです。

 

心理カウンセリングは、落ち込みやすい性格の改善をより確実にする機会

とはいえ、いざ自分の性格を改善しようとしても、そもそも、自分の感情=「自分はどう思っているのか?」「自分はどう感じているのか?」とは、自分自身ではわかりづらいため、頭では改善方法がわかっていても、自分一人だけではなかなかうまくいかないほうが自然です。

そこで、心理学=人の心のしくみを十分に理解した上で、「自分はどう思っているのか?」「自分はどう感じているのか?」など、感情の整理を一緒にしてくれる人を「心理カウンセラー」と言い、心理カウンセラーとのチームワークで、落ち込みやすい性格の改善に取り組んでいく機会を「心理カウンセリング」と言います。

 

また、「心理カウンセリングとは何か?」については、以下の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参考にしてください。

 

メンタル心理そらくもの心理カウンセリングは、解決志向ブリーフセラピー(短期療法)

また、当社メンタル心理そらくもの心理カウンセリングは、「NLPカウンセリング」「来談者中心療法」「家族療法」「ゲシュタルト療法」「エリクソン催眠療法(ヒプノセラピー)」「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)」「EFT(感情解放テクニック)」など、様々な心理療法をクライアントさまと相談しながら適宜用いることで、「1回の面談で最大限の効果を引き出す努力」をかさね、「短期集中でのお悩みの解決」をお手伝いしていく、「解決志向ブリーフセラピー(短期療法)」に基づく心理カウンセリングです。

「生きづらくて苦しい…」「もう少し気楽に生きられるようになりたい…」と感じているのだけれど、自分一人では解決が難しいと感じる方は、当社メンタル心理そらくもの心理カウンセリングを利用することで、落ち込みやすい性格の改善について確実に取り組んでみるのも、ひとつの方法です。

 

ちなみに、当社メンタル心理そらくもが提供している「解決志向(短期療法)による心理カウンセリング」については、以下の記事で詳しく説明していますので参考にして下さい。

 

まとめ

さいごに、落ち込みやすい性格の特徴と原因と改善方法について重要ポイントをまとめます。

POINT

  • 落ち込みやすい性格である人の特徴は、「人間関係への苦手意識」「自己否定感」「不安に敏感」の3点が特徴的
  • 落ち込みやすい性格の原因は、「自己肯定感を低めてしまう考え方のクセ」と「セロトニンが不足してしまう生活習慣」の2つが考えられる
  • 落ち込みやすい性格を改善する方法は、「自己肯定感を高める心理面での改善方法」と「セロトニンを増やす行動面での改善方法」の2つがある
  • 落ち込みやすい性格である人の特徴は、アダルトチルドレンの特徴と一致する。
  • よって、落ち込みやすい性格は、アダルトチルドレンを克服することで改善できる

なお、本記事に関する関連情報は、以下のページでもまとめていますのであわせて紹介します。

以上、「落ち込みやすい性格の特徴と原因と改善方法」という記事でした。

この記事を書いた人
寺井 啓二

「うつ、アダルトチルドレンの克服経験」を持つ「心理カウンセラー・心理セラピスト」。
自らの克服経験を世の中のために役立てたいと考え、2013年に「メンタル心理そらくも」を設立、代表を務める。
10年以上のカウンセリング臨床実績があり、「アダルトチルドレン、インナーチャイルド、うつ病、パニック障害、人間関係の生きづらさ、親子関係の悩み(毒親)、子育ての悩み、恋愛・結婚の悩み、中学生・高校生の悩み」などの相談を得意としている。

◆カウンセリング実績
・臨床実績:過去2000回以上
・男女比:男性40%、女性60%
・年齢層:中学生から60歳代
・来訪元:静岡県内、愛知など東海圏
     東京、神奈川など首都圏
     大阪、兵庫など関西圏
     海外在住の方

◆保有資格
・上級心理カウンセラー
・メンタル心理カウンセラー
・うつ病アドバイザー
・チャイルドカウンセラー
・家族療法カウンセラー
・セルフ・アクセプタンスカウンセラー
・EFT-Japan Level 1
・EFT-Japan プラクティショナー

“代表:寺井啓二の詳しいプロフィール”

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