自己嫌悪し自分を責める理由は、もう十分頑張ってるから!

2018年12月4日

自己嫌悪という心理状態について

仕事を怠けている男性のクレイアート

自己嫌悪し、自分を責める。

無意味とわかっていても止まらないとても辛い症状です。

ばかばかしいくらいに自分を責めたがります。

一方、自己嫌悪という心理の中にも、私は肯定的な意図を感じました。

それは、「心はもっと頑張らなきゃ!」と無理をする自分を、「無理をするな!」と引き留めような感覚です。

この記事は、「自己嫌悪し自分を責める…」という心理状態と分析した記録です。

自己嫌悪とは、自分は責めたくないのに心が勝手に責めてしまうような感覚!

自己嫌悪しても、自分を責めても、過去も未来も現在も変わりません。

頭ではそんなこと十分わかっていました。

でも、不思議なことに自分を責める気持ちが次々と勝手にわいてきました。

子供が眠くて泣いているだけなのに、自分が全て悪い様な気がしたり、周囲の会話が全て自分の悪口を言っているように感じました。

それは、自分は自分を責めたくないのに、心が勝手に責めてしまっている感覚でした。

(関連:自分を責める心理の目的をカウンセラーが解説

 

感情が誤動作している様だ!うつの真の原因はこれじゃないか!?

心が勝手に責めたがってる感覚」を、私は心理療法を用いて自己分析しました。

そして、しっくり来たのはこんな言葉でした。

 

「必要のないイヤな感情が勝手にわいてくる!」

「感情が混乱してる!誤動作してる!」

「俺が責めようとして責めているんじゃない!」

「責める感情が勝手にわいてきているんだ!」

 

自分は、自分を「責めたくない!責めても意味がない!」と確かに思っているのだけれど、その気持ちをかき消すように、「自分を認めちゃダメ!自分に厳しくして頑張らなきゃ!」という気持ちが勝手にわいてきました。

2つの気持ちが渦を巻くような…花火のように次々と勝手にわいてくるような…感情が暴れているような…そんな感じが率直な印象でした。

(関連:心はふたつある!意識と無意識の関係

 

「この感情の誤動作みたいな感覚が、うつの真の原因に違いない!」と、私は深く納得しました。

そして、自分なりに心理セラピーを続けていくことにしました。

 

そうか!私はアダルトチルドレンだったんだ!

いろいろな本を読み漁ってはっきり分かりました。

私は、自分の心にお互いを嫌っている二人の自分を感じたのです。

 

うすうす感じていたけど、やっぱりこういうことだたんだ…

「自分を責めないで!」と訴える自分と、「こんなんじゃダメだ!」と責める自分が、どちらも心にいるような感覚でした。

具体的には、「小学生の自分」と「中学生の自分」が水と油の仲のように感じました。

このとき、私は自分自身のインナーチャイルド=「小学生の自分」をはじめて感じました。

 

私は、自分なりに工夫し、見よう見まねでインナーチャイルドセラピーをコツコツと続けました。

そして、さまざまなことに気づいて納得していきました。

 

私のインナーチャイルド=「小学生の自分」は、常に苦しくダルく疲れやすい感覚に襲われていました。

それなのに、そんな自分を「弱い!おかしい!普通じゃない!」と、疑い嫌い続けていた自分の気持ちにも気づきました。

自分を受け入れられず、親兄弟にも相談できず、心の片隅で1人ずっと自己否定を続けてきていたのです。

 

中学生は「男の子」から「男」に変貌していく時期です。

なので、「中学生の自分」は、優しく物静かな自分=「小学生の自分」を「弱気で情けなくてダメなヤツ」と誤解してしまったようでした。

そして「弱気で情けなくてダメな自分はいらない!」「もっと頑張って自分を強く変えなきゃ!」「もっと頑張らなきゃ!」と強く思い込んでいったようです。

 

私は、自分自身がアダルトチルドレンだった!と、そのとき納得がいきました。

そして、お互いを嫌っている二人の自分の葛藤がうつの真の原因であると感じました。

(関連:アダルトチルドレンとは?心理学でやさしく解説

(関連:アダルトチルドレン症状チェックリスト

 

感じたのは“二人の自分ケンカ状態”、自分の中のケンカを仲裁!

その後、インナーチャイルドセラピーからさまざまなことに気づきました。

私は、大人になってから時々疑問に思うことがありました。

それは、「何で、こんな小さな失敗でこんなに不安になるんだろう?」「今は楽しいことしているはずなのに、なんだか楽しくないようなきがするなぁ…」と、このような、自分自身に対する疑念です。

 

そして、疑念の原因に気づいていきました。

それは、自分の心の片隅で、「もっと頑張って!もっと頑張らなきゃ!安心しちゃいけない!気を緩めてはいけない!」と、ある時から「中学生の自分」がずっと懸命に煽り立てていたことにあると気づきました。

中学生の頃から続くその焦りが、長い年月をかけてジャブのように自分を疲労させてきたんだと気づきました。

(関連:交流分析:禁止令とドライバー

 

自己嫌悪に陥っている人のイメージ

 

「小学生の自分」と「中学生の自分」は、そっぽ向きあっているケンカ状態です。

大人の私は、その関係を取り持つ仲裁役というわけです。

 

「小学生の自分」と「中学生の自分」の気持ちを感じていきました。

長い長い時間がかかりましたが、二人の気持ちがだんだんとかみ合っていきました。

 

「小学生の自分」も「中学生の自分」も、長年のあいだイヤな気持ちをわんさかため込んでいたのです。

始めは、子供っぽいストレートな気持ちから徐々に発散し、心境が変化していきました。

 

僕をもういい加減責めないでほしいんだ!」(小学生の自分)

俺だってもういい加減責めたくないよ!」(中学生の自分)

僕をいい加減認めてくれよ!」(小学生の自分)

俺だって、いい加減認めたいよ!」(中学生の自分)

 

実際にはもっともっと長いやりとりでした。

延々と噛み合わない会話を傾聴しました。

 

そしてようやく…

わかった認めるよ。もう頑張りすぎるのはお互いやめよう!

(中学生の自分)

最終的にやっと仲直りが叶いました。

 

自己嫌悪仲直りしたイメージ

 

振りかえれば、二人の自分とも良かれと思ってしていたことです。

確かに、自分のためにはならず、逆に苦しめる結果になってしまいました。

でも、それぞれの必死に生きようとする気持ちは嬉しかったです。

少なくとも、自分自身をそう捉えなおしてみることで、長年苦しんできたうつの症状が芯から落ちついていきました。

そして、お互いを嫌いあっていた「小学生の自分」と「中学生の自分」=二人の自分が生み出し続けていた葛藤(ストレス)が、うつの真の原因だったんだと納得し、肩の力が抜けていきました。

 

このように、自己嫌悪という心理にも、生まれてきた理由が必ずあります。

メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーは、アダルトチルドレンインナーチャイルドといった新しい捉え方をしてみることで、自己嫌悪する理由をしっかりと見つけ出し、ついつい自己嫌悪してしまう心のクセを芯から解きほぐしていくお手伝いをしています。

(関連:アダルトチルドレンの心理カウンセリングのポイント