
ご案内
アダルトチルドレンの生きづらさは、
性格の問題ではなく、子どもの頃の家庭環境や体験の影響
として整理できる場合があります。
- 自己否定が強い
- 人間関係や恋愛が苦しい
- 結婚・夫婦関係・子育てがうまくいかない
- 親との関係に悩み続けている
- 頑張りすぎてしまう
- 我慢しすぎてしまう
- 生きづらさを感じる
このような状態が続いている場合は、
一人で抱え込まず、専門家と一緒に整理していくことで
気持ちが軽くなることがあります。
まずお伝えしたいこともし、
- 頑張りすぎてしまう
- 人間関係や恋愛が苦しい
- 結婚・夫婦関係・子育てがうまくいかない
- 自分に自信が持てない、生きづらい
と感じる状態が続いているなら、その原因は「性格」ではなく、子どもの頃の家庭環境や体験にあるかもしれません。
この記事では、アダルトチルドレンの特徴・原因・生きづらさの仕組みと、
回復に向けた考え方、カウンセリングで整理できることを解説します。
「自分にも当てはまるかもしれない」
「ずっと生きづらさが続いている」
と感じる場合は、専門家と一緒に整理することで見え方が変わることがあります。
相談前に確認したい方へ
このページはこのような方に向いています
- 自分はアダルトチルドレンかもしれないと感じている
- 親や家族との関係が今の生きづらさに影響している気がする
- 自己否定、人間関係、恋愛、結婚、子育ての苦しさを整理したい
- カウンセリングで何ができるのか知りたい
「アダルトチルドレン」とは、家庭内に存在する様々な問題が原因で子どもの頃に「トラウマ(心的外傷)」を負い、その影響で、大人になって「精神疾患」「否定的自己概念」「偏った人間関係」「仕事・恋愛・結婚・子育ての困難」などの「生きづらさ」を抱えている人のことを指します。
なお、当社メンタル心理そらくものカウンセリングは、主に以下のような「アダルトチルドレン(AC)のお悩みを抱えた方」におすすめです。
POINT
- 自分はアダルトチルドレンではないか?と感じている
- 親・家族に愛されずに(愛情不足で)育ったと感じている
- 親・家族との問題を引きずっていると感じている
- 自分に自信がない、自分が嫌い、自分には価値がないと感じている
- 本心が言えず、人生を楽しめない
- 弱音が言えず、我慢しすぎたり頑張りすぎてしまう
- 自分のことは後回しにして他者に尽くしすぎてしまう
- コミュニケーションや人間関係が苦手だと感じている
- 仕事・恋愛・結婚・子育てがうまくいかないと感じている
上記のような「アダルトチルドレンのお悩み」は、「発達障害」のような生まれ持った「先天的性格(気質)」ではなく、生まれた後に形成された「後天的性格」であるため、専門的な取り組みをすることで、改善・回復を目指すことは可能です。
この記事は、子どもの頃の家庭環境の影響で、大人になった今も苦しんでいる方へ向けて、アダルトチルドレンの特徴、原因、回復に向けた考え方、カウンセリングの効果について解説しています。
このような悩みはありませんか?
POINT
- なぜか自分を責めてしまう
- 人に頼ることが苦手
- 親しい関係ほど苦しくなる
- 結婚・夫婦関係・子育てがうまくいかない
- 親との関係を思い出すとつらい
- 生きづらさの原因がわからない
このような悩みは、
アダルトチルドレンの問題として整理できる場合があります。
相談する前によくあるお気持ち
- 相談するほどのことか分からない
- うまく話せる自信がない
- 自分がアダルトチルドレンかどうか断定できない
ですが、はっきり言葉になっていない段階でも、
一緒に整理していくことは可能です。
アダルトチルドレンとは?

「アダルトチルドレンの意味」は、主に以下のようになります。
POINT
- 「アダルトチルドレン(Adult Children:AC)」とは、子どもの頃に「トラウマ(心的外傷)」を負い、その影響で、大人になって「心理的な問題」を抱えている人のことを指す
- 「アダルトチルドレンの原因となる家庭」を「機能不全家族」と呼び、「児童虐待の問題(暴力・暴言など)」「家庭環境の問題(家庭内暴力・家庭不和など)」「両親の夫婦関係の問題(夫婦喧嘩・両親の不和など)」「両親の精神的問題(アルコール依存症・ギャンブル依存症など)」など多岐にわたる
- 「アダルトチルドレン」とは「特定の病名」を指すものではないため、医師などの「診断」を受ける必要はなく、「自分はアダルトチルドレンだ」と認識することが重要
- 「アダルトチルドレン」とは、「『自分が抱える心理的な問題』は、『子どもの頃の家庭環境』が原因で形成された『後天的性格』であるため、専門的な取り組みをすることで、改善・回復を目指すことが可能」ということを意味する言葉
なお、「アダルトチルドレンの意味合い」については以下の記事で詳しく解説しています。
アダルトチルドレンの生きづらさ

「アダルトチルドレン」という言葉自体は「病名」などを表す「医学用語」ではありません。
ただし、アダルトチルドレンは「機能不全家族」で育った影響で「トラウマ(心的外傷)」や「極端な考え方(白黒思考)」を持つ場合が多く、その影響で、二次的に精神疾患の症状が現れる場合があります。
なお、「アダルトチルドレンの生きづらさ」とは、主に以下の「6つ」があげられます。
POINT
- 精神疾患
- 否定的自己概念
- 偏った人間関係
- 恋愛依存症
- 対等ではない夫婦関係
- 育児不安
それでは、以下に詳しく解説していきます。
①精神疾患
「アダルトチルドレンに現れやすい精神疾患」としては、主に以下の「診断名」があげられます。
POINT
- 不安障害、PTSD、うつ病、双極性障害、適応障害、摂食障害、依存症、解離性障害、など
このように、アダルトチルドレンは「トラウマ(心的外傷)」や「極端な考え方」を持つ影響で、医療機関での評価の結果として、上記のような診断が検討される場合があります。
※ここで挙げるのは一般的に関連が指摘される例であり、診断は医療機関で行われます。
②否定的自己概念
アダルトチルドレンは、子どもの頃に「親や家族」から「否定的な扱い」を受けて育ったため、大人になって「自分を否定的に捉える(否定的自己概念を持つ)」ことが多く、その影響で、自分自身を大切にできなかったり、物事を楽しめなかったりします。
なお、「アダルトチルドレンが持つ『否定的自己概念』」とは、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- 自己否定感が強い
自分のことを「嫌いだ」と感じる、自由に行動したり楽しむことに不安を感じる - 自尊心が低い
「自分は誇れる点がない」「自分は何の役にも立たない」と感じる - 自己肯定感が低い
「自分を許せない」「自分に自信がない」と感じる - 無価値感が強い
「どうせ自分には何の価値もない」「どうせ自分は何をやっても駄目だ」と感じる
このような「否定的自己概念」が繰り返されると、生きていること自体に苦しさを感じたり、将来への期待や希望を感じられなくなり、「苦しさから逃れるためには自分という存在を消すしかない」などの「希死念慮」を感じる場合があります。
※つらさが強い/危険を感じる場合は、医療機関や公的窓口など「今すぐ相談できる場所」に繋がってください。
③偏った人間関係
本来であれば、子どもにとって「親や家族」とは「最も信頼できる存在」であるはずです。
ですが、最も信頼できるはずの「親や家族」から「否定的な扱い」を受けて育ったアダルトチルドレンは、大人になって「人に対する警戒心(人に傷つけられたくない気持ち)が強くなる」あるいは「承認欲求(必要とされたい・認められたい気持ち)が強くなる」ことが多く、その影響で、人間関係に偏りが生じやすくなります。
なお、「アダルトチルドレンの人間関係の偏り」とは、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- 対人関係を敵・味方に分けて考えやすい
- 相手を心から信頼することができず、疑心暗鬼になりやすい
- 人との親密な付き合いを避け、表面的な付き合いに終始する
- 人間関係のトラブルを避けるため、人と会わずに家に引きこもることが多い
- 少しの行き違いで人間関係を切ってしまう
- 挨拶されなかっただけで嫌われていると思い込んでしまう
- 人間関係で孤立しないよう、過度に人に依存する
- 相手に必要とされたい気持ちが強く、相手のために自分を犠牲にして尽くしすぎてしまう
- 相手に認められたい気持ちが強く、相手のためなら何でもすると頑張りすぎてしまう
- 親密になりたい気持ちと裏切られることへの恐れが葛藤して苦しくなる
④恋愛依存症
※ここでは「恋愛に依存的になりやすい関係パターン」を指して扱います(診断名ではありません)。
「親や家族」から「否定的な扱い」を受けて育ったアダルトチルドレンは、「親の愛情不足」で大人へと成長したとも言え、その影響は、大人になって「恋愛・結婚・夫婦関係・子育て」に現れる場合があります。
なお、「アダルトチルドレンの恋愛傾向」とは、主に以下の「4つ」があげられます。
POINT
- 共依存恋愛
恋人の存在なしでは、自分の存在価値を感じることができない
男性も女性もどちらも存在するが、女性の方が多い - 回避依存症
恋人の存在は必要だが、恋人から愛されることに息苦しさを感じやすい
男性も女性もどちらも存在するが、男性の方が多い - 親代わり恋愛
子どものように甘える・親のように尽くすなど、親子のような恋愛関係
彼女に母親代わりを求める男性・彼氏に父親代わりを求める女性
彼女の父親代わりをする男性・彼氏の母親代わりをする女性…など - 試し行為(試し行動)
あえて恋人を困らせるような行動を取ることで、恋人の愛情を確認する行為
男性も女性もどちらも行う行為だが、男性のみ激しい暴力に発展する場合がある
⑤対等ではない夫婦関係
「アダルトチルドレンが抱えやすい夫婦関係の問題」とは、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- 共依存夫婦
妻(夫)が一方的に世話を焼き、夫(妻)が一方的に甘え切っている
依存したい夫(妻)と依存されたい妻(夫)の夫婦関係
相手がいないと生きていけないとお互いが感じている - 夫婦不仲
夫婦のコミュニケーションがほとんどない
些細なことでイライラが爆発して夫婦喧嘩が多い
不倫・別居など、夫婦関係が冷め切っている - 束縛・監視
モラハラ・DV・ヒステリーなど、暴言や暴力で束縛する
交友関係を制限する、行動を逐一報告させる
メールやLINEをチェックするなど、行動を監視する
⑥育児不安(世代間連鎖)
「アダルトチルドレンが抱えやすい育児不安」とは、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- イライラが止まらない
子どもが思い通りに行動しないと「イライラ」が止まらなくなる - 落ち込みやすい
子どもが思い通りに行動しないと「自分のせいだ」と感じて落ち込んでしまう - 過干渉
「○○しなさい!○○はダメ!」と、子どもに言い過ぎてしまう - 過保護
「かわいそう…かわいそう…」と、子どもの世話を焼きすぎてしまう - 育児から逃げる
仕事などを理由に育児から逃げてしまい、妻(夫)や祖父母に任せてしまう - 一人で抱え込む(孤育て)
辛くても周囲に助けを求められず、ワンオペ育児に耐えてしまう
また、「子育てのやり方」は、「自分が子どもの頃に経験した関わり方の影響を受けやすい」と考えられており、アダルトチルドレンは「親にされて嫌だった子育てのやり方(子どもに悪影響を及ぼす可能性のある子育てのやり方)」を無意識に自分の子どもに繰り返してしまう(世代間連鎖をする)場合があるため、以下のような苦しさを感じることがあります。
POINT
- 自分が親にされて嫌だったことを、自分の子どもにしてしまう苦しさ
- 自分が親にしてもらえなかったことを、自分の子どもにしてあげなければならない苦しさ
なお、「世代間連鎖(育児の悩みが繰り返される背景)」については以下の記事で詳しく解説しています。
ご案内
ここまでお読みになって、
「自分にも当てはまるかもしれない」
「ずっと生きづらさが続いている」
と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
アダルトチルドレンの影響は、大人になってから
- 自己否定が強い
- 人間関係が苦しい
- 結婚・夫婦関係・子育てがうまくいかない
- 安心感が持てず、いつも無理をしてしまう
などの形で現れることがあります。
こうした苦しさは、
「自分の性格が悪いから」ではなく、
子どもの頃の家庭環境や体験の影響
として整理できる場合があります。
もし今、
- 生きづらさが長く続いている
- 親との関係を引きずっている
- 自分の心の状態を整理したい
と感じる場合は、
専門家と一緒に整理することで気持ちが軽くなることがあります。
アダルトチルドレン「7つ」のタイプ

アダルトチルドレンには、子どもの頃の家庭内で担ってきた役割によって、
いくつかの「タイプ傾向」が見られることがあります。
本サイトでは、主に以下の「7つ」のタイプを整理しています。
自分の傾向を詳しく知りたい方は、以下のタイプ診断も参考になります。
アダルトチルドレンの原因

アダルトチルドレンが生まれる「原因・要因」はいくつかありますが、そのほとんどが「親・家族・家庭環境と密接に関わっている」と考えられています。
なお、「アダルトチルドレンの原因」とは、主に以下の「6つ」があげられます。
POINT
- 機能不全家族
- 毒親
- 負の世代間連鎖
- 幼少期に負ったトラウマ(未完の感情)
- 人生脚本(禁止令、ドライバー)
- 気質
それでは、以下に詳しく解説していきます。
①機能不全家族
「機能不全家族」とは「アダルトチルドレンの研究」から生み出された言葉で「アダルトチルドレンの原因となる家庭環境」を意味し、主に以下のような「意味合い」があります。
POINT
- 子どもが日常的にストレスを感じている家族
- 家庭の本来の働きがうまく機能していない家族
- 子どもの健全な成長を阻害してしまう可能性がある家族
なお、「機能不全家族が抱える問題(アダルトチルドレンの原因となる家庭環境)」とは、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- 児童虐待の問題…「暴言、暴力、性的虐待、ネグレクト、過干渉、過保護、ヒステリー、きょうだい差別、教育虐待」など
- 家庭環境の問題…「親の死亡、家庭内の暴力、家庭不和、父子母子家庭(ひとり親)、拡大家族、きょうだい児、ヤングケアラー、貧困、借金」など
- 両親の夫婦関係の問題…「モラハラ、DV、夫婦喧嘩、両親の不和、家庭内別居、親の不倫、両親の離婚、親の再婚」など
- 両親の精神的問題…「アルコール依存、ギャンブル依存症、薬物依存症、共依存、うつ病、自殺企図、宗教への依存」など
参考元:機能不全家族|Wikipedia
このように「機能不全家族」とは、「親」に限らず「兄弟姉妹」や「祖父母」も含めた「家族全体の問題」を指し、子どもが直接暴言や暴力を受けていなくても、「両親の夫婦喧嘩」や「家族同士の対立」などを子どもが見聞きしてしまうことも含まれます。
なお、「機能不全家族」については以下の記事で詳しく解説しています。
②毒親
「毒親」とは、「心理学」や「精神医学」などの学術的な根拠を持つ「言葉」ではありませんので「明確な定義」はありませんが、一般的には「子どもの人生に悪影響を及ぼす子育てを行う親」を意味します。
ですので、「毒親」とは「機能不全家族の原因となる親(アダルトチルドレンの原因となる親)」と言い換えることができ、主に以下のような「意味合い」があります。
POINT
- アルコール・薬物・ギャンブル・仕事などの依存症を持つ親
- 拒食・過食などの嗜癖を持つ親
- 暴言・暴力・ネグレクトなどの虐待を行う親
- 過干渉な親
- 過保護な親
なお、「毒親」については以下の記事で詳しく解説しています。
③負の世代間連鎖
※世代間連鎖には「良い連鎖」もありますが、ここでは問題が繰り返される「負の世代間連鎖」を扱います。
「負の世代間連鎖」とは、親から受けた否定的な関わり(暴言・暴力・ネグレクト(放置)・過干渉など)が、無意識に次世代へ繰り返されてしまうことを指し、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- 親から「暴言・暴力」を受けて育った子どもが、大人になって自分の子どもへと「暴言・暴力」を振るう
- 親から「ネグレクト(放置)」されがちだった子どもが、大人になって自分の子どもを「ネグレクト(放置)」しがちになる
このように「機能不全家族」も「毒親」も「アダルトチルドレン」も、決して「親が意図的に起こしている問題」ではなく、曾祖父母から祖父母へ、祖父母から父母へと「負の世代間連鎖によって無意識に連鎖している問題」と言えます。
なお、「負の世代間連鎖」については以下の記事で詳しく解説しています。
④幼少期に負ったトラウマ(未完の感情)
アダルトチルドレンとは「機能不全家族で育った(毒親に育てられた)影響によって子どもの頃に「トラウマ(心的外傷)」を負い、その影響で、大人になって「生きづらさ」を抱えている人のことを指します。
そして、子どもの頃に負った「トラウマ(心的外傷)」を「幼少期トラウマ」と言い、「幼少期トラウマ」のように、ある時から未解決のまま心に残っている感情を「ゲシュタルト療法」では「未完の感情」と呼びます。
ですので、「幼少期トラウマ(未完の感情)」とは「アダルトチルドレンが抱える生きづらさの根本原因のひとつ」と言い換えることができ、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- 子どもの頃に親や家族に言いたかったが言えなかったこと
- 子どもの頃にやりたかったがやれなかったこと
- 子どもの頃に親や家族に相談したかったが相談できなかった悩み
- 子どもの頃に我慢した「寂しさ、悲しさ、孤独、怖さ、不安、怒り、イライラ、緊張」
なお、「幼少期トラウマ(未完の感情)」については以下の記事で詳しく解説しています。
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⑤人生脚本(禁止令、ドライバー)
「機能不全家族で育った(毒親に育てられた)影響」は、アダルトチルドレンの「思考・行動パターン(性格パターン)」に大きく影響していると考えられています。
そして、子どもの頃に親から受けた子育ての影響によって形成され、大人になっても無意識に繰り返されている「思考・行動パターン」を「交流分析」では「人生脚本」と言います。
なお、「人生脚本」とは大きく分けて以下の2つの「価値観」で形成されています。
POINT
- 「禁止令」…「○○してはダメだ!」など、親から何かを禁止される言葉を掛けられたことにより、大人になって「自分は○○してはダメだ!」と感じる価値観
- 「ドライバー(拮抗禁止令)」…「もっと○○しなさい!」など、親から何かを煽り立てられる言葉を掛けられたことにより、大人になって「自分はもっと○○しなくてはならない!」と感じる価値観
このように、「禁止令」や「ドライバー」など「極端な考え方」を無意識に繰り返す「人生脚本」とは、「アダルトチルドレンが抱える生きづらさの根本原因のひとつ」と言い換えることができます。
なお、「人生脚本(禁止令・ドライバー)」については以下の記事で詳しく解説しています。
⑥気質
人間の性格には、遺伝の影響で生まれ持った「先天的な性格(気質)」があり、子どもは生まれながらに以下のような「気質」をもって生まれてくる場合があります。
POINT
- 注意が散漫になりやすい、癇癪を起こしやすい、こだわりが強い、物事を理解するのに時間が掛かる、周囲に敏感、衝動的な行動をする(発達障害やHSPなど)
上記のような「気質」を持った子どもに対して親はストレスを抱えやすくなり、親は以下のような「子どもの気質を否定する子育て」をしてしまう場合があります。
POINT
- 子どもの行動を支配・コントロールする、子どもを激しく叱責する、子どもを叩いてしまう、子どもの気質を無理に矯正しようとする
このように、生まれ持った「気質」そのものが「アダルトチルドレンの原因」というわけではないのですが、生まれ持った「気質(発達障害やHSPなど)」を親に理解してもらえず、親から「否定的な扱い」されたことで、大人になって「生きづらさ」を抱える場合があります。
アダルトチルドレンから回復する方法

「アダルトチルドレン(AC概念)」の生みの親である、アメリカのソーシャルワーカー・社会心理学博士「クラウディア・ブラック」は、「アダルトチルドレンからの回復」には以下の2点が重要と述べています。
POINT
- 「親・家族」に対する負の感情は「親・家族」に聞かせるのではなく、「親以外の信頼できる相手(心理カウンセラー・自助グループなど)」に聞いてもらう必要がある
※自助グループは、まずは「情報収集だけ」「見学だけ」など無理のない形からでも大丈夫です。
- 「親・家族」に対する負の感情は「安全な場所(カウンセリングルーム・自助グループなど)」で聞いてもらう必要がある
以上のことから、「心理カウンセリングは、アダルトチルドレンの回復にとても有効である」と言われています。
なお、「アダルトチルドレンから回復を目指す際の主な方法」とは、主に以下の「4つ」があげられます。
POINT
- 薬物療法
- 自助グループ
- 心理カウンセリング
- 心理セラピー
それでは、以下に詳しく解説していきます。
①薬物療法
アダルトチルドレンは「機能不全家族」で育った影響で「トラウマ(心的外傷)」や「極端な考え方」を持つことが多く、その影響で、二次的に以下のような「精神疾患の症状」が現れる場合があります。
POINT
- 抑うつ、不安、衝動的行動、解離、軽躁、強迫、対人緊張、パニック、不眠、食欲低下、過食、拒食など
上記のような「症状」に対して、「心療内科」や「精神科」で行っている「薬物療法」で心と体を楽にすることは、一時的な対処法としては有効と言えます。
ですが、「アダルトチルドレンの苦痛(生きづらさ)の根本原因」は、あくまで「幼少期に負ったトラウマ」や「幼少期に身に付けた極端な考え方(人生脚本)」にあります。
よって、「薬物療法」とはあくまで「アダルトチルドレンの苦痛(生きづらさ)を一時的に緩和する補助的なもの」と理解しておく必要があります。
②自助グループ
自助グループとは、「同じ悩みを持つ人がお互い支え合う(アダルトチルドレン同士が支え合う)グループ」です。
自分と同じ悩みを抱えている人に「日常の悩み」や「幼少期の体験」を話して受け入れてもらうことで、「幼少期に負った心の傷(トラウマ)」を少しずつ癒したり、「幼少期に身に付けた極端な考え方(人生脚本)」を少しずつ改善していきます。
ただ、アダルトチルドレンは「人と関わることに防衛的な気持ちを強く感じる」という特徴があるため、「自助グループへの参加に抵抗を感じる」という方も多いようです。
③心理カウンセリング
前述の通り、「アダルトチルドレンの生きづらさの根本原因」は大きく分けて以下の「2つ」があります。
POINT
- 感情面の原因…「幼少期に負った心の傷(トラウマ)」
- 思考面の原因…「幼少期に身に付けた極端な考え方(人生脚本)」
心理カウンセリングとは、「心のしくみ(心理学)を十分に理解している『心の専門家(心理カウンセラー)』」と一緒に「幼少期の出来事」を振り返り、「幼少期の感情」や「幼少期の考え方」を整理していくことです。
心の専門家である心理カウンセラーと対話を重ねることで自己理解を深め、「幼少期に負った心の傷(トラウマ)」を受け止め癒したり、「幼少期に身に付けた極端な考え方(人生脚本)」に気づいて改善したり、アダルトチルドレンの根本解決を目指していきます。
④心理セラピー
「ゲシュタルト心理学」や「交流分析」によると、「幼少期に負った心の傷(トラウマ)を癒す作業」や「幼少期に身に付けた極端な考え方(人生脚本)を改善する作業」は、子どもの頃の自分の心情に「感情移入」できればできるほど高い効果が期待できると考えられています。
とはいえ、「子どもの頃の家族との記憶」や「子どもの頃のトラウマ体験」は、「なかなか思い出しづらい『遠い昔の記憶』」であるのと同時に、「できれば思い出したくない『傷ついた記憶』」でもあります。
ですので、目を開けた状態で行う「対話型の心理カウンセリング(傾聴カウンセリング)」のみだと、心理カウンセラーが視界に入ってしまうことで「感情移入」しきれず、効果が出にくいと感じる方もいます。
そこで、目を閉じた状態で行う「エリクソン催眠療法(ヒプノセラピー)」や「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)」など、子どもの頃の自分の心情に「感情移入」しやすくなるための工夫を「心理セラピー」と言います。
なお、「アダルトチルドレンの根本解決に有効な心理セラピー」とは、主に以下の「具体例」があげられます。
POINT
- NLP心理セラピー
- エリクソン催眠療法(ヒプノセラピー)
- インナーチャイルドセラピー(退行催眠)
- EFT(感情解放テクニック)
このように、「心理カウンセリング」に加えて「心理セラピー」も取り入れることで、アダルトチルドレンの根本解決をより安全・確実に進めやすくなります。
ご案内
アダルトチルドレンからの回復は、
一人で我慢し続けることではなく、
安全な場所で気持ちを整理していくこと
が大切です。
実際に、回復に向けた取り組みとしては
- 自分の苦しさの原因を整理する
- 親や家族との関係が今の自分に与えている影響を理解する
- 安心できる場で気持ちを言葉にする
ことが重要になります。
もし
- 自分一人では整理しきれない
- 親のことを考えるとつらくなる
- 回復に向けて何から始めればよいかわからない
と感じる場合は、
カウンセリングで一緒に整理していくことが可能です。
無理に急ぐ必要はありませんが、
「このままでは苦しい」と感じているときは、
一度相談先を確認してみることも一つの方法です。
回復に向けて大切なこと
アダルトチルドレンの生きづらさは、
一人で我慢し続けることで軽くなるとは限りません。
- 今の苦しさの原因を整理すること
- 親や家族との関係が今に与えている影響を理解すること
- 安心できる場所で気持ちを言葉にすること
こうした整理を進める方法のひとつが、
心理カウンセリングです。
当社メンタル心理そらくもの「AC回復カウンセリング」の特徴

前述の通り、「心理カウンセリングは、アダルトチルドレンの回復にとても有効である」と言われています。
当社メンタル心理そらくもは、代表:寺井啓二自身が「アダルトチルドレンの回復経験を持つ心理カウンセラー・心理セラピスト」あり、「対話型の心理カウンセリング」に加えて「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)」などの「心理セラピー」も取り入れることで、「解決志向(短期療法)に基づく『アダルトチルドレンの回復のお手伝い』」を行っております。
なお、「当社メンタル心理そらくもの『AC回復カウンセリング』の特徴」は、主に以下の「4つ」があげられます。
POINT
- アダルトチルドレン「回復の4ステップ」を遵守する
- 「インナーチャイルドセラピー」で最大限の効果を引き出す
- 「解決志向(短期療法)」で何度も通う必要がない
- 「アダルトチルドレンの回復経験を持つ専門家」の協力が得られる
それでは、以下に詳しく解説していきます。
①アダルトチルドレン「回復の4ステップ」を遵守する
アメリカのソーシャルワーカー・社会心理学博士「クラウディア・ブラック」は、「子どもを生きればおとなになれる―インナーアダルトの育て方」という著書の中で、「アダルトチルドレンからの回復プロセス」として、次の「4つのステップ」を示しました。
POINT
- ステップ1=過去の喪失を探る・解放する
アダルトチルドレンの生きづらさの「感情面の原因」である「幼少期に負ったトラウマ」の存在に気づき、「幼少期に負ったトラウマ」に向き合い、癒していく - ステップ2=過去と現在をつなげる
「機能不全家族で育った影響(幼少期の体験)」が、現在の自分にどのような影響を与えているか?を理解する(脚本分析) - ステップ3=取りこんだ信念に挑む
アダルトチルドレンの生きづらさの「思考面の原因」である「幼少期に身に付けた極端な考え方」を改善する(人生脚本の書き換え) - ステップ4=新しいスキルを学ぶ
子どもの頃に学べなかった「人間関係の方法」「感情の扱い方」「自分を大切にする方法」を学ぶ(アサーティブトレーニング)
当社メンタル心理そらくもの「AC回復カウンセリング」は、上記の「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」を遵守した形で取り組んでいきます。
なお、「クラウディア・ブラック」が示した「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」については以下の記事で詳しく解説しています。
②「インナーチャイルドセラピー」で最大限の効果を引き出す
「アダルトチルドレンの生きづらさの根本原因」には「感情面の原因(幼少期に負ったトラウマ)」と「思考面の原因(幼少期に身に付けた極端な考え方)」の「2つの原因」があるため、アダルトチルドレンからの回復は「感情面のケア(幼少期に負ったトラウマを癒す)」と「思考面のケア(極端な考え方を改善する)」の「2つの取り組み」が必要になります。
当社メンタル心理そらくもが得意とする「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)」は、「幼少期に負ったトラウマの癒し」と「幼少期に身に付けた極端な考え方(人生脚本)の改善」を「2つ同時」に取り組めるため、アダルトチルドレンの回復に非常に効果的です。(※「オンラインカウンセリング」では「インナーチャイルドセラピー」を行いません)
なお、「インナーチャイルドセラピーの効果」をまとめると、主に以下の点があげられます。
POINT
- 感情面の原因である「幼少期に負ったトラウマ」を「安全・確実」に癒すことができる
インナーチャイルドセラピー後は、特に何もしなくても「幼少期に負ったトラウマの影響」が自然と落ち着いていく - 思考面の原因である「幼少期に身に付けた極端な考え方(人生脚本)」を「安全・確実」に改善することができる
インナーチャイルドセラピー後は、特に何もしなくても「新しい思考・行動パターン(性格パターン)での生活」が続き、生きづらさが徐々に和らいでいきます
※効果の感じ方や回復のペースには個人差があります。
このように、「インナーチャイルドセラピー」が終わった後は、特に何かをしなくても、アダルトチルドレンの生きづらさが自然と治まっていきます。
そして、生きづらさが治まっていくと、子どもの頃に体験できなかった「楽しいこと・嬉しいこと」を新たにやってみたいと感じたり、子どもの頃に諦めてしまったことを再びやってみたいと感じたり、自分らしい人生を自然に取り戻していきます。
なお、「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)」については以下の記事で詳しく解説しています。
③「解決志向(短期療法)」で何度も通う必要がない
このように、当社メンタル心理そらくもは「1回の面談で最大限の効果を引き出す」ことを重視しているため、上記「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)による『アダルトチルドレンの回復ステップ』」を、「半日セッション(3~4時間)」もしくは「1日セッション(6~7時間)」という「解決志向(短期療法)による対面カウンセリング」でお手伝いをしています。
当社メンタル心理そらくもの「対面カウンセリング」をご利用頂いた場合、概ね「1回~2回」のご利用でお悩みの改善を実感される方が多く、何度も通う必要がないのが特徴です。
(※「オンラインカウンセリング」をご利用頂いた場合はある程度の回数が必要です)
なお、当社メンタル心理そらくもの「解決志向(短期療法)による対面カウンセリング」については、以下の記事で詳しく解説しています。
④「アダルトチルドレンの回復経験を持つ専門家」の協力が得られる
アダルトチルドレンからの回復を目指すあたり、「アダルトチルドレンの回復経験を持つ専門家」に協力を求めることは重要な手立てのひとつと言えます。
当社メンタル心理そらくもの代表:寺井啓二は「アダルトチルドレンの回復経験を持つ心理カウンセラー・心理セラピスト」です。
いつの日か、アダルトチルドレンの回復のお手伝いをさせて頂けると嬉しいです。
なお、「心理カウンセラー寺井啓二のアダルトチルドレンの回復体験談」については、以下の記事で詳しく解説しています。
このような方が相談に来られています
当ルームには、以下のような悩みをきっかけに相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
- 自分はアダルトチルドレンではないか?と感じている
- 親や家族との関係を引きずっていると感じる
- 自己否定や生きづらさが続いている
- 恋愛や人間関係がうまくいかない
- 結婚・夫婦関係・子育てがうまくいかない
- 自分の心の状態を整理したい
「相談するほどではないかもしれない」と感じている段階でも、
一度話を整理することで気持ちが軽くなる方も多くいらっしゃいます。
相談する前によくある不安
初めてカウンセリングを検討される方からは、
以下のような不安の声をよくいただきます。
- うまく話せるか不安
- 相談内容がまとまっていない
- 自分の悩みが相談していい内容なのか分からない
カウンセリングでは、
最初からうまく話す必要はありません。
今感じていることを、そのままの形で話していただきながら、
一緒に整理していく形でも大丈夫です。
ご案内
当ルームでは、
アダルトチルドレンの回復に向けて、
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- 生きづらさの原因整理
- 幼少期の傷つきやトラウマの整理
- 極端な考え方や人間関係パターンの見直し
を、段階を踏みながら進めていきます。
- アダルトチルドレンかもしれない
- 毒親育ちの影響を整理したい
- 今の苦しさを根本から見直したい
と感じている方は、
一人で抱え込まず、まずは相談先を確認してみてください。
実際に当ルームでも、
親との関係、生きづらさ、自己否定、人間関係
結婚や子育ての悩み
をきっかけに相談に来られる方は少なくありません。
ご自身の状態を整理することで、
気持ちが軽くなる方も多くいらっしゃいます。
以上、「アダルトチルドレンのカウンセリング『ACの特徴・原因・回復に向けた考え方』を徹底解説」という記事でした。
