POINT就活で親から受けるプレッシャーやストレスを、無視したり跳ね返すことを「自立する」と言います。
心理カウンセラーの寺井です。
就活生が内定がなかなか決まらず焦りを感じて辛い想いを感じているとき、親から「大丈夫?まだ決まらないの?」と心配をされたり、「この企業はやめた方がいい」など否定をされたり、「もっと大手の企業に入ってほしい」など干渉をされると、就活生は親の言葉をプレッシャーに感じ、かえってストレスを抱えてしまいがちです。
心理カウンセリングの現場にも、就活に関わるお悩みを抱えている就活生の皆さんがたくさん訪れてくださいます。
この記事は、就活で親からのプレッシャーがストレスで辛いと感じたときの考え方について、心理カウンセリングの体験談や心理学に沿って説明しています。
就活で親がプレッシャーを掛けてくる理由
そもそも、子供の幸せを願うことは、親の自然な気持ちです。
よって、就活において表面上は口うるさかったりうざかったりと、就活で親が掛けてくるプレッシャーの中には、就活生である子供の成功や幸せを願う気持ちが隠れているものです。
また、親も不安を感じており、早くほっと安心したいと願っているからこそ、あれこれと干渉をしてくる部分もあります。
このように、就活生である子供に対して親がプレッシャーを掛けてくる理由は、心理学に基づくと以下の点が考えられます。
POINT
- 親は「子供の成功と幸せ」を願っているから
- 親は「親自身を安心させてほしい」と期待しているから
それでは、以下に詳しく説明していきます。
理由①就活生である子供の「成功」を願っているから
就活生である子供に対して親がプレッシャーを掛けてくる理由は、あくまで就活生である我が子を「心配」しているからであり、親なりに就活生である子供の「成功」を願っているからです。
とはいえ、就活生である子供の側にしてみれば、ただでさえ焦りと不安を感じて辛いところ、親から心配をされたり干渉をされたりしてしまっては、心配や干渉といった親からのプレッシャーをさらなる大きな負担として上乗せされてしまうことになり、就活において「さらなる辛さ」を感じることになってしまいます。
理由②親が「早く安心させてほしい」と期待しているから
就活生である子供に対して親がプレッシャーを掛けてくる理由は、親が「早く安心させてほしい!」と期待しているからです。
子供の就職とは親にとっても一大イベントであり、就活生である子供と同じくらいに、親も「不安・焦り・辛さ」を感じがちです。
よって、親が掛けてくるプレッシャーは、「就活を成功させて早くお父さん&お母さんを安心させてほしい!」という親の期待でもあります。
親からのプレッシャーを辛いストレスに感じる理由
冷静に考えてみれば、「子供が親の期待に応えなければならない!」という法律は存在しません。
それにも関わらず、頭ではわかっていても辛いと感じていても、就活生である子供が心理的に親の言動に影響されてしまうのは一体なぜなのでしょうか?
就活生が親からのプレッシャーを辛いストレスと感じる理由は、心理学に基づくと以下の点が考えられます。
POINT
- 「親の期待」を押し付けられているから
- 「世代間連鎖」のストレスを感じているから
それでは、以下に詳しく説明していきます。
理由①「親の期待」を押し付けられているから
前述の通り、就活で親が掛けてくるプレッシャーには、「就活を成功させて早くお父さん&お母さんを安心させてほしい!」という「親の期待」が含まれています。
ということは、就活で親が掛けてくるプレッシャーは、親が親自身の幸せのために子供に押し付けている「親の期待」であって、親が子供のために願う「親心(おやごころ)」とは少し違います。
よって、就活生である子供に対して親があれこれとプレッシャーを与えることは、「親が子供に安心をさせてもらおうとしている=親が子供に依存をしている…」と心理学では捉えます。
つまり、就活で感じる親からの辛いストレスは、「親に依存されていることで感じているストレス」とも言い換えることができます。
理由②「世代間連鎖」によるストレス
もともと人間は、親の財産、親の地位、躾、教育方法、子育て方法などを、親から子へ、子から孫へと引き継がせようとする心の働きを持っています。
なので就活においても、親は親が経営している会社&事業などを子供に引き継がせようとしたり、親の想い入れがある大手企業へと子供を就職させようとしたり、「親の期待&望み&想いを子供に引き継がせよう!」という心理が、親の心に自然と強く働きます。
このように、「親の期待&望み&想いを子供に引き継がせよう!」とする心の働きを、心理学では「世代間連鎖」と言います。
また、就活で親の言動が辛いストレスに感じてしまう理由=「世代間連鎖」については、以下の記事で詳しく説明していますので、必要な方は参考にして下さい。
親からのプレッシャーに苦しむ就活生の本音
本来、就活とは自分の人生の明るい未来を切り開くためのものです。
ですが心理カウンセリングの現場では、親との気持ちのすれ違いに苦しむ就活生のお悩みに携わらせていただく場合があります。
このように、心理カウンセリングの現場で聞こえてくる親からのプレッシャーに苦しむ就活生の本音は、以下の点があげられます。
POINT
- 親の心配や助言を「ありがた迷惑…」と感じている場合が多い
- 過干渉な親に対して「うざい…」と感じている就活生が多い
- 親に否定された就活生は「自分は価値がない…」と感じてしまう場合が多い
それでは、以下に詳しく説明していきます。
本音①親のプレッシャーは「ありがた迷惑…」
前述の通り、就活生である子供に対して、心配や助言など、親がプレッシャーを掛けてくる理由は、あくまで就活生である子供の「成功」を願う気持ちであることは多くの就活生が頭では理解をしているようです。
親は人生の先輩であるし、せっかく頂いた心配や助言なので、就活に対する親の心配や助言を頼りにしたい!と就活生も感じているのですが、実際は親が就活を経験したのは数十年近く前の遠い昔であり、今現在の就活事情を全く知らない親の心配や助言は、残念ながらまったく役に立たない場合があるようです。
なので就活生の多くは、親の想いは理解しつつも自分の想いを優先し、「親が心配してくれるのはありがたいけど、はっきり言って迷惑だなぁ…」=「親のプレッシャーはありがた迷惑だなぁ…」といった本音を抱えている場合が多いようです。
本音②親のプレッシャーは「うざい…」
就活で親がプレッシャーを掛けてくる理由のひとつには、「親を安心させてほしい!」という親の期待があります。
このとき、「親を安心させてほしい!」という親の期待を心理学で捉えると、「親は親の人生の安心感を子供に委託している…」=「親が子供に依存している…」と言い換えることができます。
そして親の中には、「就活生である子供の成功を願う気持ち」より、「親を安心させてほしい!という子供への依存心」の方がはるかに大きく膨らんでしまっている親がおり、そういった親を抱える就活生は、ただでさえ苦しいところ親の人生も背負ってしまい、とても辛い想いを抱えてしまいます。
このように、就活で親に依存をされてしまい、とても辛い想いを抱えている就活生は、「親の口出しがうざい!黙っていてほしい!」「親に心配されたり辛い顔をされるとこっちももっと辛くなる!」など、「就活における親の存在はうざいなぁ…」といった本音を抱えている場合が多く、場合によっては、「親がうざくて殺したい!」というぐらいにまで辛さが募ってしまっている就活生の方もいらっしゃいます。
本音③親の期待に応えられない「自分は価値がない…」
子供の就活は、あくまで子供が幸せになるための活動であり、子供が親を幸せにするための活動ではありません。
ですが、「世の中にどう思われるか?」に不安を抱えている親=ありのままの自分に自信がない親は、子供どもの就職を「親自身の保身」「親自身の見栄」「親自身の世間体」を保つためのものと捉えがちとなり、「そんな仕事についてうまくいくはずがない!」「なんで?大手企業の内定がとれないのだ?」「お父さんやお母さんの顔もあるから安定した会社に入りなさい!」など、子供の就活を否定したり、ついつい口を出しすぎる傾向にあります。
そして、就活生である子供は親からのプレッシャーに苦しみ、親の期待に応えようと努力を続けますが、「ああしなさい!こうしなさい!」と就活に対して親からさらに否定されたりプレッシャーを掛けられ続け、結果、就活に対しても家族に対しても巨大なストレスを抱えてしまい、さらに自信を失ってしまいます。
このように、自分の望み=自分の就活を親に否定されてしまい、自信を失ってしまった就活生は、「なんとしても、親の期待に応えないといけない!」「親の期待に応えられない自分がダメなんだ!」「親の期待に応えられない自分なんて生きている価値がない!」といった本音を抱えている場合が多く、場合によっては、「自分なんで死んだほうがいい…」というぐらいにまで自己否定をしてしまっている就活生の方もいらっしゃいます。
子供の気持ちをわかってくれない親
このように、子供の就職活動は子供が自立するための大切なプロセスなので、「無理に親の期待に応えなくてもいい!」と頭ではわかっていても、子供は親の影響を大きく受けてしまうものです。
それと同じように、子供の就職活動は子供が自立するための大切なプロセスなので、「口出しをせず、子供に任せて見守ったほうがいい!」と頭ではわかっていても、どうしても子供への過干渉を止められない親がいます。
このとき、親の価値観を子供に押し付けたり、子供の意見を否定することで、子供の自立を阻害してしまう親のことを、スラング用語では「毒親」と称する場合があります。
毒親(どくおや、英: toxic parents)は、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。
引用元:毒親
そして、子供の気持ちをやみくもに否定し続けてしまう親は、その親自身も、子供の頃、親の親=祖父母に否定され続けた経験を持っている場合が多く、親自身が子供時代の心の傷=「トラウマ」を抱えている場合があります。
なので、もしあなたが就職活動をしていて、「自分の親は否定ばかりしてくるなぁ…」と感じるようでしたら、「自分の親も、親の親=祖父母に否定ばかりさて心が傷ついているのではないか?」と捉えてみるのも、ひとつのアイデアなのかもしれません。
また、子供の自立を阻害してしまう親=「毒親の特徴」については、以下の記事で詳しく説明していますので、必要な方は参考にしてください。
関連記事
就活で「親の期待を無視した」Aさんの事例
さて、前述の通り、就活で親からのプレッシャーに苦しんでいる就活生は、あなたのほかにもたくさんいらっしゃいます。
ここでは、就活で親からのプレッシャーに苦しんでいた就活生Aさんとの心理カウンセリング事例に基づき、「就活における親からのプレッシャーへの対応」について説明していきます。
親は自分の期待を子供に押し付けがち…
就活生Aさんは、就活に関して父親から強いプレッシャーを受けていました。
Aさんの父親は会社の社長であり、子供であるAさんに対して、「自分の会社を継いでくれるだろう…」という期待を持っていました。
ですが、当のAさんは、父親の会社には一切興味が湧かず、映像や美術に関する仕事に興味を感じていました。
そして、大学での学生生活も進み就活が始まると、Aさんは父親の期待を無視して自分が興味を感じる企業に応募、面接を受け、見事に内定を勝ち取りました。
ですが、Aさんに自分の会社を継がせたい父親はAさんの内定を認めず、それどころか、Aさんが志望する業界を非難したり、Aさんが就職を希望している会社を否定したり、Aさんの就活に対して強いプレッシャーを掛けてくるようになりました。
このように、Aさんは人生の大切な選択である自分自身の就活に、父親から大きなプレッシャーを受けることになってしまい、辛いストレスを感じるようになりました。
親を喜ばせるための就職か?自分が喜ぶための就職か?
Aさんは今まで育ててもらった父親に対して感謝を感じていましたし、家族とはなるべく良い関係を保っていきたいと考えていました。
なので、自分が志望する企業への就職を父親に応援してもらえないことに対して、Aさんはとても悲しい気持ちを感じていました。
くわえて、なんとしてもAさんに自分の会社を継がせたい父親は、Aさんの就活にさらなる強いプレッシャーを掛けるようになり、結果、Aさんは父親のプレッシャーから早く逃れたい一心で、「自分が就職を志望する企業からの内定を断って父親の望み通りにしようか…」と考えるようになり、当社の心理カウンセリングを利用してくださいました。
そして、Aさんが置かれている状況を心理カウンセリングにて様々な視点で捉えなおした結果、Aさんは、「父親を喜ばせるために父親の会社に就職をするか?」もしくは「自分が喜ぶために自分が志望する会社に就職をするか?」のふたつの狭間で自分が苦しんでいることに気づきました。
自分が喜ぶ姿を親に見せることが「親孝行」
また、Aさんは、「父親を喜ばせるために、無理に父親の会社に就職をしても、自分が望んでいない以上、その仕事を大切にできず、結局、仕事を疎かにしてしまうかもしれない…」という不安にも気づきました。
そして、「父親のプレッシャーに負けて、自分が望んでいない父親の会社に無理に就職をすることは、かえって父親に申し訳ない…」と感じ、「父親に感謝を感じているからこそ、自分の就職は責任を持って自分で決め、自分が喜んでいる姿を見せることで父親に喜んでもらいたい…」と願うようになりました。
結果、Aさんは「親からのプレッシャーに負けてどんよりとした気持ちで人生を送ることはかえって親不孝に感じる…だから、親のプレッシャーを無視してでも自分の望みを尊重し、生き生きとした人生を送ることで親孝行としたい…」と感じるようになり、父親の反対を押し切って自分が志望する企業に就職することを決意しました。
就職活動に伴う親子関係の変化
親を喜ばせるために、「自分の望み」を無視し、「親の期待」を優先した就職をした場合、親を喜ばせることはできても、自分は仕事への意欲を失ってしまうかもしれません。
そういった意味では、就職活動は、子供が親から自立し大人へと成長していくために重要な過程であり、就職活動に伴い親子関係が変化することは自然なことです。
なお、「子供の就職活動に伴う親子関係の変化」については、以下の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参考にして下さい。
親からのプレッシャーを無視することは「親不幸」ではない理由
人は誰でも家族や周囲の人たちと和やかな関係を保っていたいと願うものです。
ですが、進学や就職など、人生の大切な選択になればなるほど、お互いの意見が食い違うものです。
とくに、親子の場合、子供が成長すればするほど、親の意見と子供の意見は食い違ってくる方が自然です。
理由①残念ながら、親の意見は「時代遅れ」
就活において、親からプレッシャーを受けることの意味を考えるとき最も大切なのは、親の方が子供より先に生まれている以上、「親の意見は子供の意見より古く時代遅れの意見である…」という点です。
よって、親の意見ばかりにあわせていては、自分が「時代遅れ」になってしまいますので、時代遅れである親の意見やアドバイスをストレスに感じることは、ある意味、自然なことと言えます。
理由②親からのプレッシャーを無視することは「親からの精神的な自立」を意味する
フランス革命にしても、明治維新にしても、古い体制からのプレッシャーをはねのける形で新しい時代が切り開かれてきました。
そういった意味では、就活において親との意見が食い違うことは、人の成長にとって自然なことであり、就活における親からのプレッシャーは「親から精神的な自立を果たすための試練」とも言えます。
理由③「親の望みや期待」に無理の応えなくてもよい応えない=新しい親子関係の始まり
そもそも、子供の就活に対して親が思い描く「親の望み」と、子供が思い描く「子供の望み」と、「親」と「子」それぞれの望みがあることに改めて気づくことが大切です。
理想は、「親の望み」も「子供の望み」も、どちらの望みも叶う就職先が理想なのですが、なかなか理想通りにいかないことも多いです。
そんな時は、無理に親の望みや期待に応えなくてもよいのかもしれません。
子供の就活に対する「親の望み」は、そもそも「親の持ち物」であって「子供の持ち物」ではありません。
なので、もし、就活で親からのプレッシャーがストレスで辛いなら、「親の望み」に無理に応える必要もないでしょうし、「親の望み」を無理に変えさせたり、親を黙らせる必要もないのかもしれません。
親には「親の望み」をそのまま言わせてあげつつ、「自分の望みに沿った就職」を実現することが大切なのかもしれません。
理由④親をがっかりさせることは、子供が成長した証
そういった意味では、親の望みや期待に応えず、子供が親をがっかりさせることは、「子供が十分に成長したという最大の証」とも言えます。
よって、就活で親からのプレッシャーがストレスで辛いなら、子供がそれをはねのけ、「親の幸せは親に任せ、自分の幸せは自分で築いていこう…」と考えることは、子供の健全な成長を意味します。
このように、子供の就活とは、「子供が親から精神的な自立を果たし親離れをする大切な時期」であると同時に、「親も子供から精神的な自立を果たし子離れをする大切な時期」であり、「子供と大人の今までの親子関係の終わり」と「お互い大人同士の新しい親子関係の始まり」への移り変わりを意味します。
理由⑤自分の望みに沿った就職をして生き生きとした人生を送ることが「親孝行」
もとより、人間の親子関係において、親は子供の成長を望み喜ぶものです。
よって、子供が「自分の望みに沿った就職」をし、生き生きとした人生を送ることは、親にとっても幸せなことであるはずです。
なので、もしあなたが、就活で親からのプレッシャーがストレスで辛いと感じているようでしたら、前述のAさんのように、「親からのプレッシャーに負けてどんよりとした気持ちで人生を送るより、自分の望みに沿った就職をして生き生きとした人生を送りたい!」と願い、「親からのプレッシャーを無視することは、決して「親不幸」にはならない!」と考えてみるのも、ひとつのアイデアなのかもしれません。
就職活動で親が果たすべき役割
子供の就職活動は、「親の安心&幸せ」を増やすための活動ではなく、「子供の安心&幸せ」を増やすための活動です。
そういった意味では、就職活動の成功の鍵は、「親の意見はあくまで時代遅れ」ということを忘れず、親との距離感を適度に保つことです。
なお、「子供の就活における親の役割」については、以下の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参考にして下さい。
親に反抗できない心理は、アダルトチルドレンの特徴
とはいえ、上記のような理屈は頭ではわかっていても、自分の望みや本音や意見を親にぶつけること=親に反抗することに強い抵抗感を感じる就活生の方もいらっしゃるかもしれません。
このような「親に反抗することに強い抵抗感を感じる心理状態」は、アダルトチルドレンの特徴でもあり、アダルトチルドレンは、親との関係において、子供の頃から親に怒られ続けていたり、自分の気持ちを否定され続けてしまった経験をもつ場合が多く、このような子供時代の経験が影響し、大人になっても、「親に反抗することがとても怖い…」と自分の気持ちを無意識に我慢し続けている特徴があります。
なお、「アダルトチルドレン」については、以下の以下の記事で詳しく紹介していますので、是非、お読みください。
また、「親に反抗することに強い抵抗感を感じる心理状態」を始めたとした、アダルトチルドレンの特徴は、以下の「アダルトチルドレン(ac)チェックリスト」を実行することで詳しくチェックすることができます。
苦しい心理状態を改善するためには、自分を知ることが第一歩となりますので、是非、チェックしてみてください。
まとめ
さいごに、就活で親からのプレッシャーがストレスで辛いときと感じたときの考え方について重要ポイントをまとめます。
POINT
- 就活で親がプレッシャーを掛けてくる理由は「子供の成功を願う心配」と「親自身が安心したい願い」があるから
- 親のプレッシャーが辛いストレスに感じる理由は「親に依存されている」から
- 人間は親の期待や意見を子供に引き継がせようとする「世代間連鎖」という心理的な特徴を持っている
- 親からのプレッシャーに苦しむ就活生は「ありがた迷惑…」「うざい…」「自分は価値がない…」などの本音を感じている
- 自分の望みを叶え、自分が生き生きと過ごしている姿を親に見せることが「親孝行」
- 親からのプレッシャーを無視することは「親からの精神的な自立&成長」を意味するので「親不孝」ではない
また、本記事に関する関連記事を以下に紹介します。
是非、あわせてお読みください。
なお、本記事に関する関連情報は、以下のページでもまとめていますのであわせて紹介します。
以上、「就活で親からのプレッシャーがストレスで辛いなら、無視しても“親不孝”ではない」という記事でした。