うつで無気力な理由:本当は静かにしてたい!

2018年12月4日

うつで無気力な理由は、疲弊した心身の回復を促すため。

うつで無気力な状態のイラスト

 

やらなければならないのに無気力で動けない。

無気力は、うつの症状のなかで代表的なものです。

無気力な自分を「怠け者か?冷たい人間か?」と、ついつい疑いたくなります。

ですが、そんな無気力という心理にもきっと生まれてきた理由があります。

そして、「無気力状態とは、エネルギーを温存して心身の回復に専念させようとしているだけなのかも…」と、私は気づきました。

この記事は、無気力になる理由について説明しています。

うつで無気力な状態は、駄々をこね動かない自分を気合で連れ出すような重い感覚!

私は、毎日毎日、無気力で重い自分を引きずるように会社に行っていました。

そんな自分が情けなくて許せなくてすごく嫌いでした。

そして、そんな嫌いな自分に対して、将来への不安とイライラを募らせていました。

私は、うつを患っている自分を嫌い、自己否定していました。

 

うつで無気力な状態が原因で仕事が手につかないイラスト

 

毎朝、目覚めてから出社まで悶々と葛藤が続きました。

会社に向かおうとする自分と、じっと静かにしていたい自分が、お互いに自分を責めあっていました。

それは、「会社に行きたくない!」と頑固に駄々をこねている自分を、「どっこいしょ!」と気合で連れ出すような重い感覚でした。

「無気力なのがうつなのか?」「うつだから無気力なのか?」

頭の中で考えがグルグルと巡り、とても苦しい心理状態でした。

(関連:うつ病の症状チェックリスト

 

 

やる気を制限されてしまう感覚。うつで無気力な原因はこれだ!

リフレーミングという技法があります。

自分の心を客観的に捉えるのに有効な手段です。

その技法を使って、「会社に行かなきゃ!」と感じている自分の気持ちと、「会社に行きたくない!」と訴えている自分の気持ちを対話させていきました。

自分の中の本音と建前を対話させると考えるとわかりやすいですね。

そして、うつでやる気が出ない理由を探っていきました。

 

意識と無意識の関係のイラスト

 

集中して無気力な心を感じていきました。

そして、感じた気持ちを言葉に置き換えていきました。

ノートに書き留めながら進めていくと捉えやすいです。

 

この作業を少しづつ丹念に繰り返し、感じとった気持ちをしっくり来る言葉に置き換えて行きました。

すると、無気力な心にしっくりくる言葉はこんな言葉でした。

 

やる気が出ないんじゃない!

やる気を出さないようにしてるんだ!

今はただ静かに心と体を休めなきゃ!

いい加減に気づいてほしいんだけど…

 

私の心はストレスが満杯で疲れ切っており、心も体も危険な状態であることに、このとき始めて納得がいきました。

「いいから!今はとにかく休みなさい!」と、無気力な心は、緊急事態宣言を発令していたのでした。

例えるなら、その感覚は、無理に試合に出場しようとする選手がドクターストップで止められている感じでした。

(関連:交流分析:禁止令とドライバー

 

ずっと、うつで無気力なインナーチャイルドがいた、私はアダルトチルドレンだった。

このとき私は、心理学を通して学んでいた、インナーチャイルドアダルトチルドレンが頭によぎりました。

この緊急事態宣言の影響で、私はやる気や気力を無意識の働きに制限され、無気力状態となっていました。

このように、「うつで無気力な状態」には、思いやりの意図=回復の意図が隠れていました。

この心の働きを防衛機制と言います。

 

私は、それに気づかずに、気合で頑張り続けていました。

ですが、そのことに気づいてから、私は気持ちがとても楽になりました。

(関連:アダルトチルドレン症状チェックリスト

 

「やる気が出ないのは、心が休ませようとしてくれているからなんだな…」

「少なくとも、自分がダメな人間で努力が足りないわけじゃないんだな…」

 

こんな風に、今の自分の状況を捉えなおして受け入れられる様になっていきました。

(関連:うつ病の初期症状

 

うつで無気力な状態が改善し始めたイメージ

 

そして、「休みたいから休もう」と、私は能動的に休養をとるようになったのです。

さらに、自分の心を信じて能動的に休養をとることで、心と体が回復していきました。

 

メンタル心理そらくもでは、私の豊富な実体験を活かし、無気力となる原因に十分に納得を深めて頂きつつ、無気力の源である心の誤解や思い込みを一緒に解きほぐしていく短期集中型のカウンセリング&セラピーを行っています。

(関連:アダルトチルドレンの心理カウンセリングのポイント