過保護な毒親の特徴

2019年12月16日毒親アダルトチルドレンの原因,子育て,毒親の特徴,過保護

過保護な毒親の特徴を表すイラスト

POINT過保護な毒親の特徴は、「子供を過度に甘やかす」「子供を叱れない」「子供を過度に心配する」「子供の人間関係に介入しすぎる」など、大きく分けて4つの特徴があります。

心理カウンセラーの寺井です。

毒親」とは、過保護をはじめ、過干渉、暴言、暴力、虐待、ネグレクトなど、「子供の人生に悪影響を及ぼす子育てを行う親」を指す言葉です。

また、心理カウンセラーとしての経験に基づき考えると、毒親の特徴は大きく分けて、「子供を否定する毒親」「子供を放置する毒親」「過干渉な毒親」「過保護な毒親」以上の4つのタイプにわけることができると考えています。

そのなかで、過保護な毒親の最大の特徴は、「子供に対して過度な心配性」である点です。

この記事は、過保護な毒親の特徴について解説しています。

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過保護な毒親:4つの特徴

過保護な毒親は、「子供を否定する毒親」や「過干渉をする毒親」と違い、表面上、子供に対してヒステリックになったり暴力を振るったりはしません。

また、子供に無関心で育児を放棄してしまったり、育児を誰かに放任してしまう「子供を放置する毒親」とも違い、子供のことをとても心配します。

なので、過保護な毒親とは、周囲からは「まじめな親」に見える特徴があり、そのぶん、親子関係の問題点に気づくことが遅れてしまう場合があります。

過保護な毒親の特徴は、主に以下の4点があげられます。

POINT

  1. 子供を過度に甘やかす
  2. 子供を叱れない、子供に注意できない
  3. 子供の行動や子供の安全を過度に心配しすぎる
  4. 子供の付添人・代理人になろうとする

それでは、以下に詳しく解説していきます。

 

特徴①子供を過度に甘やかす

子供を過度に甘やかす過保護な毒親の特徴を表すイラスト

過保護な毒親は、親子関係において、「かわいい…かわいい…」と子供を甘やかしすぎる特徴があります。

具体例としては、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 子供の欲求を制限しない
  2. 子供の選択権を奪ってしまう
  3. 炊事・洗濯・掃除を子供にやらせない

それでは、「過保護な毒親が子供を甘やかしすぎてしまう具体例」と「子供への影響」について、以下に詳しく解説していきます。

 

具体例①ゲーム、食欲、金銭など、子供の欲求を制限しない

過保護な毒親の特徴は、「いけません!やめなさい!」など、「子供に対して制限を設けることができない…」という点があげられます。

例えば、子供が学校の宿題などを放置したり、学校の勉強に支障が出るくらいにまでゲームをやり続けていても、「かわいい…かわいい…」と放任してしまったり、甘いもの、ポテトチップス、揚げ物など、子供が高カロリーの食べ物を食べすぎていても、「かわいい…かわいい…」と放任してしまい、子供を過度に甘やかしすぎてしまう親がこれに当たります。

また、子供にせがまれるままにお金を与えてしまったり、子供が買いたい物を制限せずに買い与えてしまうような親もこれに当たります。

楽しいこと、甘いもの、美味しいもの、欲しいものなど、欲求を満たすことは、脳内にセロトニンが分泌され、結果、「幸せ感」を感じるものですので、適量であれば素晴らしい「息抜き」となります。

だからといって、子供の欲求のままに無制限に放任してしまうと、子供は「快楽」に慕ってしまうことになり、子供の「快楽への依存性」を高めてしまう恐れがあります。

学校の校則、職場の規則、予算など、社会には様々なルールや制限が存在しますが、このタイプの過保護をする親に育てられた子供は、「制限に対する耐性」「我慢強さ」が不足しがちであるため、「我儘・傲慢」になりやすく、辛いことや苦しいことに直面すると、「逆切れ」「現実逃避」「責任放棄」などをしやすくなる特徴があります。

このように、過保護な毒親は、「子供の快楽への依存を制限できず、子供の我儘や現実逃避を強化してしまう」という特徴があります。

 

具体例②洋服、食物、進路など、子供に代わって選択する

過保護な毒親の特徴のひとつに、「子供の選択権を奪ってしまう…」という特徴があります。

例えば、子供が着る洋服を子供が決める前に勝手に選んでしまったり、レストランでの子供の注文を子供が決める前に勝手に決めてしまったり、習い事、塾、進路、就職などの選択についても、子供が興味を感じる前に勝手に申し込んでしまったり、子供が悩んだり選択するのを待ちきれない親がこれに当たります。

子供にとって望ましい選択は、あくまで子供だけがわかることができるものです。

ですが、このタイプの過保護をする毒親は、「親が望むものは子供も望むはずだ…」と思い込んでいる特徴があります。

子供の成長とは、子供が嬉しい・楽しい・納得を感じる選択を、子供自身で選択できるようになることであり、そのことが「親からの精神的な自立」を意味します。

ですが、このタイプの過保護をする毒親に育てられた子供は、親からの精神的な自立が果たせないまま、「親が敷いたレールを歩くだけの人生」になりやすい特徴があります。

このように、過保護な毒親は、「子供が人生の選択をする機会を奪ってしまい、子供の成長・自立を阻害してしまう…」という特徴があります。

 

具体例③炊事、洗濯、掃除など、子供が自力で生きるために必要な「生活力」を培う機会を奪ってしまう

心理カウンセリングの現場では、様々な毒親の影響に苦しむクライアントさまのお話を伺うことができます。

例えば、親が子供を、「かわいい…かわいい…」「かわいそう…かわいそう…」と過保護にするあまり、炊事、洗濯、掃除などを一切やらせてもらえず、結果、「炊事、洗濯、掃除など、生きていくために必要な生活力」を培えないまま大人になってしまった方がたくさんいらっしゃいます。

このタイプの過保護をする毒親に育てられた子供は、「自活するための練習」「生活力」を親に身に付けさせてもらえないまま、いきなり社会に放り出されることになります。

よって、就職先でのお仕事は問題なかったとしても、生活力の不足から、住まいが「ゴミ屋敷」などの状況に陥ってしまい、1人暮らしが成立せず、社会人生活が破綻してしまう特徴があります。

また、生活力が不足しているため、結婚や子育てにストレスを感じやすくなり、結婚生活や子育てが長続きせず、結果、「離婚・ネグレクトなどの問題を起こしやすい…」という特徴があります。

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特徴②子供を叱れない、子供を注意できない

子供を叱れない過保護な毒親の特徴を表すイラスト

過保護な毒親は、子供が叱られて当然なことをしているのに子供を叱れなかったり、場合によっては、子供から暴力を受けているにも関わらず、「ごめんなさい…ごめんなさい…」と反対に謝ってしまい、子供の問題行動を注意できない特徴があります。

具体例としては、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 子育てに自信がないため、子供を叱れない
  2. 子供の非行行為、問題行動を注意できない

それでは、「過保護な毒親が子供を叱れない、子供を注意できない具体例」と「子供への影響」について、以下に詳しく解説していきます。

 

具体例①子育てに自信がない、子供を叱れない

過保護な毒親の特徴のひとつに、「子供を叱れない…」という特徴があります。

子供が何かを壊したり、友達に暴力を振るったり、子供が叱られて当然なことをしているのに、子供を叱れず黙認してしまったり見て見ぬふりをしてしまう親がこれにあたります。

このタイプの過保護をする毒親は、「子育てに自信がない…」と感じている特徴があり、親自身が子供時代に親から暴力や虐待を受けた経験を持つ場合が多く、子供に対して強く接することができない特徴があります。

よって、このタイプの過保護をする毒親は、「『子供を怒ること…』と『子供を叱ること…』の区別が付いていない親」「アメとムチの使いわけがわからない親」と言い換えることができます。

子育てとは、子供を褒めたり、認めたり、助けたり、守ってあげたり、子供を楽な気持ちにさせてあげること=「アメ」も大切です。

ですが、「アメ」ばかりですと、子供は親に物足りなさを感じ、親の愛情に不安を感じます。

そうすると、子供は親の愛情を確かるため、叱ってもらえること=「ムチ」を求めて、あえて問題行動を起こす場合があります。

そこで、親に叱ってもらえると、子供は親の愛情を感じて問題行動は収まるのですが、親に叱ってもらえずに見て見ぬふりをされると、子供は親に叱ってもらいたいがために、ますます問題行動を激化させる傾向があり、「家庭内暴力」や「学校での問題行動」などに発展してしまう場合があります。

 

具体例②子供の非行行為、問題行動を注意できない

このように、子供は、概ね10歳~12歳頃より「第二反抗期」「思春期」を迎え、親から精神的な自立を始めます。

なので、子供が問題行動を起こすのは、ある意味、さなぎが殻を破って自立しようともがいている=「成長の証」です。

ということは、表向きは問題行動を起こす子供も、内心には「寂しさ・不安・親への不満」をたくさん抱えおり、親に対して、「いい加減にしろ!やめろ!と自分のことを叱ってほしい…」「おろおろせず毅然とした態度で自分と真摯に向き合ってほしい…」「子供から逃げずに頼りがいのある存在でいてほしい…」と願っています。

つまり、子供は親に叱ってもらえることで「親の愛情」を感じようとする部分があります。

ですが、このタイプの過保護をする毒親は、このような繊細な子供の気持ちに気づくことができず、それどころか、子供に強い態度に出られてしまうとビクビクと萎縮してしまい、子供を叱るどころか、「ごめんなさい…ごめんなさい…」と子供に謝ってしまう特徴があります。

そうすると、問題行動を起こす子供は、親をますます頼りなく感じ、「寂しさ・不安・親への不満」などのストレスをさらに募らせ、かえって問題行動をエスカレートさせていきます。

結果、このタイプの過保護をする毒親に育てられた子供は、「寂しさ・不安・親への不満」を紛らわせるために、親に暴力を振るったり、犯罪に手を貸してしまったり、薬物に手を出してしまう場合があります。

ですが、この場合に至っても、このタイプの過保護をする毒親は、「ごめんなさい…ごめんなさい…」と子供に謝り続け、子供の暴力に耐え続けてしまったり、「かわいそう…かわいそう…」と子供の犯罪に手を貸してしまったり、子供が薬物を手に入れやすいようにと子供の薬物依存を資金面で援助をしまったり、子供の問題行動をかえって支えてしまう特徴があります。

このように、子供に対して過保護に接するあまり、子供の問題行動をかえってエスカレートさせてしまう毒親の行動を「イネイブリング」と言います。

 

「イネイブリング」は、アダルトチルドレン:イネイブラータイプの特徴

このような、子供の問題行動をかえって支えてしまう過保護な毒親の特徴は、心理学に沿って新たな視点で捉えると、「アダルトチルドレン:イネイブラータイプの特徴」と一致します。

アダルトチルドレン:イネイブラータイプの特徴」については、以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方は参考にして下さい。

 

特徴③子供の行動、子供の安全を過度に心配しすぎる

子供の安全を心配し過ぎる過保護な毒親の特徴を表すイラスト

過保護な毒親は、子供の行動や安全に対して、「大丈夫?…大丈夫?…」と過度に心配しすぎる特徴があります。

具体例としては、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 子供のデート夫婦生活を心配しすぎる
  2. 子供を1人で外出させず、どこでも送迎してしまう

それでは、「過保護な毒親が子供の行動、子供の安全を過度に心配しすぎてしまう具体例」と「子供への影響」について、以下に詳しく解説していきます。

 

具体例①子供のデートや夫婦生活を心配しすぎる

前述の通り、子供は、概ね10歳~12歳頃より「第二反抗期」「思春期」を迎え、親から精神的な自立を始め、恋人と恋愛関係を築き、結婚して夫婦関係を築いていきます。

このように、子供が親から離れ、新たな人間関係を切り開いていくことは、人として自然なことですし、子育てが順調に進んでいる証です。

ですが、このタイプの過保護をする親は、子供の行動がどうしても心配になり、子供の恋愛関係や夫婦関係までも知りたがろうとする特徴があります。

例えば、子供を心配するあまり、子供のデートを尾行して監視する親であったり、子供の結婚相手の素性調査を探偵に依頼する親であったり、子供の安全を過保護に心配しすぎる親がこれに当たります。

このタイプの過保護をする毒親に育てられた子供は、いわゆる「ファザコン」「マザコン」といった親子関係に陥る場合が多く、学校、職場、友人、恋愛、結婚、親子などの人間関係においても「共依存関係」に陥りやすい特徴があります。

 

具体例②子供を1人で外出させず、どこでも送迎してしまう

例えば、学校、塾、習い事、ショッピングモールなど、子供が1人で外出をしようとしているのに、「大丈夫?…大丈夫?…」「あぶない…あぶない…」と子供を心配するあまり、子供を車で安易に送迎してしまう親がこれに当たります。

確かに、最近の社会事情を考えると、子供を連れ去る犯罪者の存在など、子供が事件や犯罪に巻き込まれるケースが多発しておりますので、子供の安全を確保する責任が親にはあります。

ですが、子供の安全を親が確保しすぎてしまうと、子供が自分の身を自分で守る経験=「子供の安全基礎体力」を培う機会を親が奪ってしまうことになります。

そうすると、親の過保護で守られているうちは子供は安全かもしれませんが、自立して親元を離れたら途端、子供は親に守ってもらえなくなり無防備となります。

よって、このタイプの過保護をする毒親に育てられた子供は、「自分の身を自分で守る力」を親に身に付けさせてもらえないまま、いきなり社会に放り出されることになり、結果、親元を離れたあとで大きな犯罪に巻き込まれてしまったり、特に、日本より治安の悪い海外で、突然、大きな事件に巻き込まれてしまうケースが多いと言われています。

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特徴④子供の付添人・代理人になろうとする

子供の人間関係に介入しすぎる過保護な毒親の特徴を表すイラスト

過保護な毒親は、「かわいそう…かわいそう…」と子供の人間関係に深入りしやすく、まるで「子供の付添人・代理人」であるかのように、子供の人間関係に対して介入しすぎる特徴があります。

具体例としては、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 子供のデート、面接、新婚旅行などに同席してしまう
  2. 子供がトラブルに見舞われると、子供以上に感情が高ぶる

それでは、「過保護な毒親が子供の付添人・代理人になろうとする具体例」と「子供への影響」について、以下に詳しく解説していきます。

 

具体例①子供のデート、面接、新婚旅行、診察、カウンセリングなど、子供主体の機会に同席

この特徴は、過干渉をする毒親の特徴にも見受けられますが、過保護な毒親も、恋愛、結婚、就職など、子供の人間関係、子供の社会活動に介入しすぎる特徴があり、あたかも「子供の付添人」であるかのような振る舞いが特徴的です。

例えば、子供のデートに同席しようとする親、子供の新婚旅行に同行しようとする親、子供の就職先の面接に同席しようとする親、ユニークな事例では、子供が過保護な毒親から自立するために利用しているカウンセリングの現場に、何の抵抗もなく同席しようとした親御さんもいらっしゃいます。

確かに、子供のことを心配に想う親心は大切なのですが、心配をしすぎるということは、ある意味、「子供を信用していない…」「子供を疑っている…」ということにもなります。

そもそも、恋愛、結婚、就職など、子供の将来は、あくまで「子供の持ち物」であって「親の持ち物」ではありません。

このタイプの過保護をする毒親は、同様の過干渉をする毒親と同じく、「親=子供」という捉え方、心理学で言う「同一化」という心理的な特徴が強く、子供の行動を把握できないと、とても不安になる傾向があります。

よって、このタイプの過保護をする毒親は、人と人との距離感、心理学で言う「パーソナルスペース」の自覚が薄く、「人に対する強い警戒心」「子供に対する疑い深さ」が見え隠れしています。

反対に言えば、このタイプの過干渉をする毒親に育てられた子供は、「一番信頼されたいはずの相手=親から常に疑われ続けている子供」と言い換えることができます。

 

具体例②モンスターペアレント

また、「親=子供」という捉え方、「同一化」という心理的な特徴が強い親ほど、子供がトラブルに巻き込まれると、子供の状況にリンクして激しく怒り狂う特徴があります。

そして、このタイプの毒親の過保護は、家庭やプライベートを飛び出し、子供の学校、子供の職場にまで介入し、場合によっては、親が子供の学校に血相を変えて乗り込んだり、親が子供の会社に怒鳴り込んだりする場合があります。

このように、あたかも「子供の代理人」となってしまい、子供の問題なのに、子供を差し置いて、子供の人間関係に夢中で介入してしまう過干渉・過保護な親を「モンスターペアレント」などと呼ぶ場合があります。

このタイプの毒親の過保護は、ある意味、「子供の人間関係」と「親の人間関係」を切り分けて考えられないという心理的な特徴があると言えます。

子供の喧嘩に親が口を出すな…」とよく言われ通り、そもそも、喧嘩とは子供同士のコミュニケーションの一環で、子供がお互いの気持ちを主張しあっている健全な状態であり、子供の健全な成長に必要なプロセスです。

なので、このタイプの過保護をする毒親に育てられた子供は、自分の気持ちを主張する練習をする機会を親に奪われてしまったことになり、自己主張を抑圧しがちな大人になったり、反対に、相手の気持ちを受け取ることができない、狭量な大人になってしまう可能性があります。

 

過干渉と過保護の違い

過干渉な子育てと過保護な子育ての違いを表わすイラスト

「過保護」と似た言葉に「過干渉」という言葉があります。

どちらも育児、とくに子供の健康的な発達に影響する重要な言葉です。

過干渉と過保護の違い」は、以下の点があげられます。

POINT

  • 過干渉=「親の望みを、親が子供に叶えさせようすること…
  • 過保護=「子供の望みを、子供に代わって親が叶えすぎてしまうこと…

上記のように、「過干渉と過保護の違い」のポイントは、過干渉は「親の望みを子供に背負わせすぎている…」のに対し、過保護は「子供の望みを親が背負いすぎている…」という点です。

過干渉と過保護の違い」については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

 

毒親診断チェック

毒親の診断、毒親育ちの診断、毒親の種類の診断など、毒親診断チェックの目的を表わすイメージ

ここまで「過保護な毒親の特徴」について詳しく解説してきました。

「過保護」を始めとする毒親の特徴は、ほかにも、「子供を否定する毒親」「子供を放置する毒親」「過干渉な毒親」などの特徴があり、以下の「毒親診断チェックリスト」を実行することで詳しくチェックすることができます。

毒親の特徴」も「毒親に育てられた影響」も、人の心のしくみ=心理学に沿ってひとつひとつ理解を深めていくことで克服することが可能です。

そのためには、自分を知ることが第一歩となります。

自分は毒親なのか?」もしくは「自分は毒親に育てられたのか?」に興味がある方は、是非、チェックしてみてください。

 

まとめ

さいごに、過保護な毒親の特徴について重要ポイントをまとめます。

  • POINT過保護な毒親は、子供を「かわいい…かわいい…」と感じるあまり、子供を過度に甘やかしてしまう特徴がある
  • 過保護な毒親は、子育てに自信がないあまり、子供を叱れない・子供を注意できない特徴がある
  • 過保護な毒親は、子供の行動や安全に対して、「大丈夫?…大丈夫?…」と過度に心配しすぎる特徴がある
  • 過保護な毒親は、「かわいそう…かわいそう…」と感じるあまり、子供の人間関係に深入りしやすい特徴がある
  • 過干渉の毒親は「親の望みを子供に背負わせすぎている…」、過保護な毒親は「子供の望みを親が背負いすぎている…
  • 過保護などの毒親の特徴」も「過保護な毒親に育てられた影響」も、心理カウンセリングなどで克服することが可能

また、過保護な毒親の特徴に関する関連記事を以下に紹介します。

是非、あわせてお読みください。

なお、本記事に関する関連情報は、以下のページでもまとめていますのであわせて紹介します。

以上、「過保護な毒親の特徴」という記事でした。

この記事を書いた人

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はじめまして「メンタル心理そらくも 代表:寺井啓二」です。うつ、アダルトチルドレンを克服した経験を持つ心理カウンセラーです。自らの克服経験を世の中に役立てたいと考えています。

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Posted by 寺井 啓二