
POINT毒親とは、子どもの人生に悪影響を及ぼす親を意味する言葉です。毒親育ちによる「生きづらさ・恋愛・結婚・子育て」への影響は、大人になってから現れる場合がありますが、カウンセリングを通して回復していくことは可能です。
セルフチェック
もしかして自分の親も当てはまるのでは…と感じている方へ。
毒親に育てられた影響は、
- 自己否定が強い
- 人間関係や恋愛が苦しい
- 結婚・子育てがうまくいかない
- 親との関係に悩み続けている
- 頑張りすぎてしまう
- 我慢しすぎてしまう
- 生きづらさを感じる
などの形で、大人になってから現れることがあります。
まずは「3分でできるセルフチェック」で
「毒親育ちの影響」を整理してみてください。
親との関係や影響を感覚ではなく、客観的に整理できます。
はじめに
毒親について知ることは、親を責めるためではありません。
今感じている生きづらさや苦しさの原因を理解し、本来の自分を取り戻すための第一歩です。
私はカウンセリングを通して多くの方と関わってきましたが、感じているのは、
あなたは悪いのではなく、傷ついているのかもしれません。
ということです。
人は本来、自然に成長し、自然に回復する力を持っています。
その自然な力を十分に発揮できない状態になった背景を理解することは、
本来の自分を取り戻すための大切な一歩になると私は考えています。
心理カウンセラーの寺井です。
「毒親」という言葉は心理学の正式な学術用語ではなく、アメリカの臨床ソーシャルワーカーである「スーザン・フォワード」の著書「毒になる親」から生まれた言葉で、「過干渉・過保護・否定・放置(ネグレクト)など、子どもの人生に悪影響を及ぼす子育てを行う親を指す言葉」としての意味合いがあります。
日本では「毒親」というと母親をイメージされることが多いものの、
父親も毒親となる場合があり、それぞれ「毒母」「毒父」などと呼ぶ場合があります。
毒親の特徴は、大きく分けて「否定型、放置型、過干渉、過保護」の4つのタイプに分けることができ、「母親」である場合と「父親」である場合でそれぞれ特徴に違いがあります。
また、「毒親」に育てられた人は「毒親育ち」と呼ばれ、毒親育ちの方たちの「性格的な特徴・恋愛傾向・子育てのやり方・結婚に対する価値観」には、子どもの頃に受けた「毒親の子育て(育児)」が強く影響していると考えられています。
とはいえ、「毒親」は心理学や精神医学の正式な学術用語ではありません。
そのため、「毒親になる原因」が学術的に一つに特定されているわけではなく、心理学・精神医学の両方の視点から考える必要があります。
反対に言えば、「毒親の特徴」も「毒親育ちの特徴」も、あくまで生まれた後に身に付けた「心の習慣」にすぎないので、カウンセリングを通して、身に付けてきた心の習慣を整理し、本来の自分や本来の力を取り戻していくことは可能です。
毒親とは

毒親とは、過干渉・過保護・否定・放置(ネグレクト)などにより、
子どもの人生や心の成長に悪影響を及ぼす親を指します。
子どもは本来、安心できる家庭環境であれば自分らしく成長していく力を持っています。
しかし、安心できない家庭環境が続くと、子どもは自分らしく成長する力を妨げられてしまい、十分に発揮できなくなることがあります。
その結果、大人になってからも自己否定や生きづらさ、人間関係や恋愛の苦しさなどとして影響が現れる場合があります。
より詳しい意味や背景は以下で解説しています。
まずはセルフチェック

親との関係や影響が気になる方は、
まずは「3分セルフチェック」で整理してみてください。
診断チェック
毒親の特徴

毒親には、子どもの心の成長を妨げやすい、以下のような関わり方があります。
POINT
- 子どもを否定する
- 子どもの気持ちを無視する
- 子どもの人生をコントロールする
- 親の価値観を押し付ける
- 子どもを比較する
- 子どもを罪悪感で縛る
- 子どもを感情のはけ口にする
- 子どもを過干渉に管理する
- 子どもを放置する
- 子どもを過剰に心配・保護する
詳しくは以下で解説しています。
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毒親育ちの影響

毒親家庭で育つと、以下のような影響が現れる場合があります。
POINT
- 自己否定が強い
- 人間関係や恋愛が苦しい
- 結婚・子育てに悩みやすい
- 親との関係に悩み続ける
- 頑張りすぎてしまう
- 我慢しすぎてしまう
- 生きづらさを感じる
人は本来、安心できる環境の中で、自分らしく成長していく存在です。
しかし、そのような家庭環境では、
- 否定され続ける
- 顔色をうかがって育つ
- 安心して甘えられない
- 自分の気持ちを我慢し続ける
といった経験を重ねることがあります。
そのため、大人になってからも生きづらさとして現れる場合があります。
これは「あなたに問題がある」のではありません。
あなたが悪いのではなく、傷ついているのかもしれません。
本来であれば自然に成長していく力が、
家庭環境によって十分に発揮できなかった結果と考えることができます。
詳しくは以下で解説しています。
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毒親になる原因
毒親になる背景には、家庭環境だけではなく、心理学的要因や精神医学的要因など、さまざまな原因が複雑に関係しています。
まずは、心理学・精神医学の両方の視点から「毒親になる原因」を総合的に知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
毒親への対処法
毒親との関係に悩んでいる方は、
「親を変える」のではなく、
自分を守るための距離の取り方や関わり方を知ることが大切です。
なお、中学生・高校生の場合は、親から離れることが難しいため、成人とは異なる対処が必要です。
「中学生・高校生ができる毒親への対処法」では、一人で抱え込まず、信頼できる大人や相談先につながりながら、自分の心と安全を守る方法を詳しく解説しています。
詳しくは以下で解説しています。
親との距離の取り方や関わり方だけでなく、日常生活の中で親の影響を減らし、自分の心や生活を守るための具体的な対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
毒親から解放される方法
毒親の影響から解放されるとは、親を責め続けることではありません。
これまで身に付けてきた自己否定や親の価値観を少しずつ整理し、
本来持っている自然な回復力が働き始め、
本来の力や自分らしさを少しずつ取り戻していくことです。
そのためには、親との関係の中で何が起きていたのか、自分の心にどのような影響が残っているのかを整理していくことが大切です。
詳しくは、
毒親との関係に悩んでいる方が、影響を整理し向き合うための「7つの考え方」
で解説しています。
ここまでの考え方を踏まえて、実際のカウンセリングではどのように回復を進めていくのか知りたい方は、以下の記事で「6つの回復ステップ」として詳しく解説しています。
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最後にお伝えしたいこと
毒親について学ぶ目的は、
親を責め続けることでも、
過去だけを振り返り続けることでもありません。
大切なのは、
「今の自分」に起きている生きづらさの原因を理解すること
です。
人は本来、
自然に成長し、
自然に回復する力を持っています。
今はその力を十分に発揮できない状態であっても、
本来の力が失われたわけではありません。
だからこそ、
原因を知ることは、
自分を責めるためではなく、
本来の自分を取り戻すための第一歩
になります。
以上、「毒親とは何か?意味・特徴・影響・原因・克服方法」を解説しました。
生きづらさには必ず原因があります。
そして、原因が分かれば、回復への道筋も見えてきます。
その第一歩として、本記事がお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
