毒親から解放されるための対策

2020年10月14日毒親への対処法, 毒親からの解放

毒親から解放されるための対策として精神的な自立を果たしている様子を表すイラスト

POINT毒親から解放されるための対策とは、親から精神的に自立するために対策です。よって、親との関りを深めるのではなく、親との関りを薄めるための対策です。

心理カウンセラーの寺井です。

三つ子の魂百まで」という諺にある通り、子供の頃に受けた「親の影響」は、年齢を重ねても強い影響を与え続けます。

三つ子の魂百まで」とは「幼い頃に体得した性格はいくら年をとっても変わるものではない」「幼い頃に出来上がった性質は一生変わらない」という意味のあることわざです。

引用元:TRANS.Biz

自分にとってプラスの影響であれマイナスの影響であれ、「親の影響」とはすべての人にとってひとしく大きな影響を与え続けます。

このように、毒親からの解放とは「親子の情」すなわち「生き物としての本能」に関わる重要なテーマですので、「ああすればいい!」「こうすればいい!」といった安易な方法論では太刀打ちできないでしょう…

よって、毒親からの解放を目指す場合、親が子に与える感情・記憶・心理の影響などの取扱説明書=「心理学」に基づく対策が必須であり、心理学を熟知した「カウンセラー」の協力が必要です。

この記事は、毒親から解放されるための対策について説明しています。

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毒親から解放される方法「2つ」のステップ

毒親から解放される方法に必要な2ステップを表すイラスト

毒親から解放される方法とは、カウンセラーの協力のもと、以下の2つのステップにわけて取り組む必要があります。

POINT

  1. カウンセリングを利用することで、毒親の悪影響=「『未完の感情』と『禁止令・ドライバー』の影響から自分を解放」する
  2. 再び、毒親の悪影響を受けないよう「毒親から精神的に自立するための対策」を行う

ちなみに、本記事は「STEP②毒親から精神的に自立するための対策」についての説明です。

STEP①カウンセリングを利用することで、毒親の悪影響=『未完の感情』と『禁止令・ドライバー』の影響から自分を解放する方法」をお読みでない方は、先に以下の記事をお読みください。

それでは、以下に「STEP②:毒親から精神的に自立するための対策」について説明していきます。

 

毒親から解放されるための対策

毒親から解放されるために必要な対策を表すイラスト

STEP①:カウンセリングを利用することで、毒親の悪影響=「『未完の感情』と『禁止令・ドライバー』の影響から自分を解放」することを実現した後は、STEP②:再び、毒親の悪影響を受けないよう「毒親から精神的に自立するための対策」を行う必要があります。

毒親の「毒」とは、「毒親との関りによって生まれる『ストレス』『トラウマ』などの『未完の感情』」と、「毒親が持っている『否定的な考え方』すなわち『禁止令』と『ドライバー』」です。

よって、毒親から解放されるための対策とは、「親を変えよう!親に認めてもらおう!」と親との関りを深めていくための対策ではなく、「親から離れよう!親の影響を受けないようにしよう!」と親との関りを薄めていくための対策となります。

毒親から精神的に自立をすることで、毒親の影響を受けないようにするための具体的な対策は、以下の7つがあげられます。

POINT

  1. 親と物理的に距離を取るようにする
  2. 親から精神的に自立する
  3. 親に対して「NO」と伝える
  4. 親にお金を貸さない
  5. 親より友人や知人を頼る
  6. 親との関係を整理する
  7. 身の危険を感じる場合は「第三者」に相談する

それでは、以下に詳しく説明していきます。

 

対策①:親と物理的に距離を取るようにする

親と物理的に距離を取るようにする」とは、自分が一人暮らしをしているのであれば、なるべく実家に帰らないようにすることを意味し、親と同居をしているのであれば、生活するうえで必要な時間以外は、部屋で一人で過ごしたり外出するなど、親と顔を合わせない時間を増やすことを意味します。

 

親の姿を見たり、親の言葉を聞いてしまうと、親に執着してしまう

そもそも「人の心理」とは、なにかを目で見たり、耳で聞いたり、鼻で嗅いだり、口で味わったり、肌で触れたりすると、無意識に感情が反応してしまうことを意味します。

とくに、親子関係とは長い付き合いでもありますので、親子関係に問題を抱えているということは、子供の頃から積りに積もった「未完の感情」が、大人になったあなたの心に今も残り続けていることを意味します。

なので、親の姿を見たり、親の言葉を聞いてしまうと、いくら頭では気にしないように気を付けていても、子供の頃から積りに積もった怒り・悲しさ・寂しさ・不安などの「未完の感情」が無意識に激しく反応してしまい、結果、親の行動や言葉に振り回され、親に執着し続けることになってしまいます。

 

「親の姿が見えない」「親の言葉が聞こえない」環境に身を置く

反対に、親もあなたの生活やプライベートが見えたり聞こえたりしてしまうと、無意識に感情が反応してしまいます。

なので、自分の姿を親に見せたり、自分の言葉を親に聞かせてしまうことは、親から、過干渉・過保護などの口出しをされる原因となります。

親から過干渉や過保護をされると、親に迷惑を掛けているという引け目や劣等感からますます自信を失ってしまい、ますます親から離れられなくなってしまいます。

よって、1分でも1秒でも多く、「親の姿が見えない」「親の言葉が聞こえない」「自分の姿を親に見られない」「自分の言葉を親に聞かれない」環境に身を置き、親と物理的に距離を取るようにすることが、毒親から解放されるための対策となります。

 

また、親への執着の原因である「未完の感情」については、以下の記事で詳しく説明していますので、必要な方は参考にしてください。

 

対策②:親から精神的に自立する

親から精神的に自立するとは、親の言いなりにならず、自分のことは自分で決ようとすることを意味します。

 

毒親は、物理的に距離を取っても子供に執着し続ける

親と物理的に距離をとるようになると、そのまま、親と精神的にも距離がとれるようになる場合があります。

これは、親と物理的に距離を取り、自分の姿を親に見せない、自分の言葉を親に聞かせなくなったことで、親は子供への感情が刺激されることが無くなり、自然と落ち着いたことを意味します。

ですが、親と物理的に距離をとろうとしても、子供に執拗に執着し続ける親もいます。

このような親は、物理的に距離をとっても頻繁に電話を掛けてきたり、執拗にラインやメールが送ってきたり、一人暮らしをしている部屋へと突然に押し掛けてきたりします。

場合によっては、親は泣いたり怒ったり喚いたり騒いだり、まるで脅迫するかのようにあなたを脅したり、駄々っ子のようにあなたを困らせることで、親の言うことをなんとしても聞かせようとします。

 

毒親は、子供に依存しようとしている

冷静に考えてみれば、子供が親から精神的に自立することは子育ての終わりを意味し、子育ての終わりとは親の負担が軽くなることを意味します。

なので、子供が親から自立することは、親の負担を軽くすることになり、親にとっては喜ばしいことのはずです。

にも拘らず、子供が精神的に自立をしようとすると、毒親は、「今まで必死に育ててあげたのに恩知らず!親不孝者!」などと脅迫をしてきたり、「お母さんがこれだけ頼んでいるのに酷い…なんて冷たい子供なの…」などと駄々をこねたり、様々な揺さぶりを掛け、子供の精神的な自立をなんとしても阻止しようとする特徴があります。

これらの毒親の言動のうらには、子供が巣立ってしまうと寂しいため、子供をなんとしても手元に置いておこうとする「親の依存心」が隠れています。

このように、毒親が子供に執着する目的は、子供を手元に置いて、子供との「共依存関係」を築こうとしていると言えます。

 

毒親の脅迫に屈しない、親に同情しない

ですが、ここで親の脅迫に屈したり、かわいそうだと親に同情をして親の言うことを聞いてしまっては、結局、今まで通り、親の支配や呪縛に囚われ続けることになってしまいます。

そうなってしまっては、何のために親と物理的に距離をとったのかわからなくなってしまいます。

なので、「親の気持ちはありがたいのだけれど、だからといって親の言う通りにはしない、自分のことは自分で決める!」と、親からの「精神的自立」を保とうとすることが、毒親から解放されるための対策となります。

 

親孝行とは、親に従うことではなく、親から自立すること

確かに、親が懸命に育ててくれたからこそ、親に対してある程度の感謝を示すことは必要です。

ですが、だからといって、ぬいぐるみやペットのように、子供が親を慰める存在になる必要はありません。

なので、「可愛い子には旅をさせよ」という諺にもあるように、「親のことはかわいそうではあるけれど、私は親の所有物じゃないよ…」「親のことは親に任せるよ…その代わり自分のことは自分に任せてほしい…」「親離れ子離れをして、親から卒業しよう…」という考え方のもと、親からの連絡を無視したり、親に連絡せず引っ越してしまっても、決して親不孝にはなりません。

むしろ、親から離れ、自分の身の安全と幸せを自分自身で守ることこそ、精神的な自立を意味し、親の負担を減らすことを意味し、親孝行を意味します。

 

対策③:親に対して「NO」と伝える

親に対して「NO」と伝えるとは、自分に嘘をつかず、「嫌なものは嫌だ!」と伝えることを意味します。

 

親に対して「No」と伝えることは、自己肯定感を高める

毒親は、「あなたの為を思って…」という言葉と共に、様々なことに「過干渉」をしてくる特徴があります。

このとき、「この子は私がいないと何もできないのね…本当にダメな子ね…」という、毒親の過干渉を甘んじて受け続けるということは、自分の存在も自分の感情も、容赦なく親に否定され続けることを意味します。

もし、このような親の過干渉があなたにとって「ありがた迷惑…」「余計なお世話」と感じるのでしたら、親に対して「No」とはっきり伝えることは、自らの身を守ることになり、「精神的自立」「自己肯定感」を高めることになります。

 

正直に、親に「No」と伝えることは「誠実」な行動

また、毒親は、自らの過干渉が子供の為になっていると考えています。

なので、子供が親に「No」と言ってあげない限り、親は子供を喜ばせたいと思えば思うほど、過干渉を繰り返してきます。

反対に言えば、我慢をして親の過干渉に耐え続けることは、自らの本心を偽り、且つ、親に嘘をついてしまっているとも言えます。

なので、自らの本心に沿って、親に「No」と伝えることは、自分にも親にも嘘をつかない誠実な行動と言えます。

 

こちらが望んでいなければ「好意」とは言えない

ですが、親は、自分の過干渉が子供の為になっていると誤解をしており、まさか自分の好意を子供に断られるとは思っていないので、はじめは、「私がこれだけ○○してあげているのに!」「人の気持ちをなんだよ思ってるの!」などと敏感に反応するものです。

ここで、親の言動に屈してしまっては、今まで通り、親の支配や呪縛に囚われ続けることになってしまいます。

なので、「愛のムチ」という言葉があるように、「好意を押し付けないでほしい!」「こちらからは頼んでいないよ!」「こちらは必要としていないよ!」「助けが必要なときはこちらか言うよ!」と、親に対して「No」と伝え続けることは、毒親から解放されるための対策となります。

 

このように、「毒親の過干渉の中にも、親なりの気持ちが隠されている」とカウンセリングでは考えます。

過干渉をする毒親の心理」については、以下の記事で詳しく説明していますので、必要な方は参考にしてください。

 

対策④:親にお金を貸さない

親にお金を貸さないとは、親の甘えを許さず、親の精神的な自立を促すことを意味します。

 

毒親は、子供を自らの「松葉づえ」と考える場合がある

経済的に自立をし切れていない人は、精神的にも自立をしきれていない場合が多いと言われます。

そして、精神的に自立しきれていない人は、お酒・薬・ギャンブルなどに依存することで気持ちを安定させようとする場合が多く、そのぶん借金をしたり、お金に困っている場合が多いです。

もし、親が借金を繰り返していたり、お金に困ることが多い場合は、親が精神的に自立しきれていない可能性があると考えられます。

そこで、親からの金銭的な依存を子供が引き受けてしまうと、親は「お金が足りなければ子供に借りればいい」と考え、依存心を強めてしまう場合が殆どです。

そうすると、親は子供に依存していないと生きていけなくなってしまい、子供は、まるで「親の松葉づえ」のような存在となってしまいます。

 

親にお金を貸すと永遠に縛られる

確かに、親にお金で困っているとせがまれれば、子供もお金を貸したくなる気持ちは理解できます。

ですが、殆どの場合、親は「これが最後だから…」と言いますが、親が子供にお金を返すことはないでしょう。

この場合、冷静に考えてみればわかるのですが、親は子供に依存をし続けなければ生きていけないわけですから、親にお金を貸すということは、子供が親を養い続けることになります。

このように、親がかわいそうだという同情の気持ちで、ひとたびお金を貸してしまうと、子供は親に永遠にお金をせがまれ続けることになり、親の支配や呪縛に永遠に囚われ続けることになります。

 

親の借金を子供が背負ってはならない

金の切れ目が縁の切れ目」という諺がありますが、借金の連鎖から抜け出し、毒親から解放されるためには、親子関係を絶縁するくらいのことが必要になるかもしれません。

なので、「本当にこれで最後だから!」「お金を貸してくれないと死んじゃうよ!」など、親は様々な揺さぶりを掛けてきますが、「そっか…それは困ったね…でも、自分には大した力がないので、協力できなくて残念だよ…」と、親を突き放す意思が必要です。

うらを返せば、親が借金に困っているのなら、子供に甘えるのではなく、親が自ら行政や弁護士に相談することが必要です。

むしろ、親の借金を子供が背負うことは、親が借金の責任から逃れることを手助けしてしまうことになりかねませので、親の借金を子供が背負ってはならないのです。

このように、親にお金を貸さないことは、毒親の影響に巻き込まれず、毒親から解放されるための対策となります。

 

対策⑤:親より友人や知人を頼る

親より友人や知人を頼るとは、親から受けた影響を新しい価値観で薄めることを意味します。

 

毒親からの解放とは「遅れた反抗期」

人間関係とは、お互いの気持ちを主張しあい、お互いの気持ちを尊重し合うことです。

親子関係も、どちらかの気持ちを一方的に優先するのではなく、親と子がお互いに気持ちを主張し合い、お互いの気持ちを尊重し合うことが必要です。

そして、子供が親の気持ちより子供自身の気持ちを優先できるようになることを「精神的な自立」と言い、子供と親が衝突することでお互いの精神的な自立を促し、親離れ・子離れをすることを「反抗期」と言います。

反対に言えば、「反抗期」とはどの家庭でも行われている、子供が大人になるために必要な成長過程です。

なので、親から精神的に自立するために、親と衝突することは親不孝ではありませんし、むしろ必要な成長過程と言えます。

そういった意味では、毒親から解放されるための対策とは、「遅れた反抗期」を始めることだと言い換えることができます。

 

自分の居場所を広げるとは、「親」以外の人との関りを増やすこと

例えば、中学生・高校生になり反抗期を迎えると、親と過ごす時間より、友人と過ごす時間が多くなります。

それと同じように、親子関係で感じたストレスは、親にぶつけるより、友人や知人などに相談することで、親に関係なく発散することができます。

このように、相談ごとや頼みごとが生じたとき、親を頼るのではなく友人や知人を頼ることは、自分の居場所を広げることになり、毒親から解放されるための対策となります。

 

対策⑥:親との関係を整理する

親との関係を整理するとは、親に期待せず、親への執着を減らすことを意味します。

 

毒親とは、子育てが苦手な親

カウンセリングの現場には、毒親に育てられた人と同じくらいに、子供から毒親と呼ばれてしまった親御さんたちもたくさん訪れます。

私はカウンセラーとしての長年の経験がありますが、例え、毒親と呼ばれている方たちであっても、子供を苦しめようと思って子育てをしている親には一人もお会いしたことがありません。

概ね、「一生懸命に子育てをしているのだけれど、子育てに自信が持てない、子育てのやり方がわからない、子育てがうまくいかない…」と訴える毒親の方たちが殆どです。

なので、親と物理的な距離を置けたり、親から精神的な自立を保てるようになったら、「子育てのやり方に問題はあったけど、親は親なりに、一生懸命に子育てをしようとはしてくれたのだ…」と考えてみるのも、毒親から解放されるための対策となります。

 

いくら親に期待しても、親にできないことがある

勉強やスポーツのやり方は、学校や教室にいくことで習得することができます。

ですが、子育てのやり方を習得できる学校や教室はありません。

それでは、人間は親になったとき、何を根拠に子育てを行うか?というと、人間は、自分が子供の頃に親にしてもらった子育て方法を根拠に子育てを行います。

つまり、毒親の方たちがしている子育て方法は、毒親の方たちが子供の頃、そのまた親にしてもらった子育て方法を、「世代間連鎖」によって無意識に繰り返しているだけなのです。

なので、いくら親に期待しても、親にできないこともあります。

よって、「子育てのやり方に問題はあるけれど、金銭面や生活面では支えてもらったのでOKとしよう…」など、親に期待できること・できないことを整理することは、親への失望を減らすことができ、そのぶん親への執着を減らすこともでき、毒親から解放されるための対策となります。

 

親への感謝を認める

肩の力を抜いて考えてみれば、人間も生き物のひとつです。

では、「生き物にとって何が成功と言えるのか?」と言えば、それは「生き延びること」です。

鳥も魚も犬も猫も草も木も、生き物はみな生き延びることで精一杯です。

子供は一人では生きてはいけません。今まで自分が生き延びることができているのは、少なからず、親の存在があったからです。

なので、毒親から解放されたいのなら、「今までどのように生きてきたのか?」という過去に執着するのではなく、「親の存在があったからこそ、今も自分は生き延びることができている」という事実を認める必要があります。

このように、「親の存在があったから、今も自分は生き延びることができている」と親への感謝を認めることは、自分の存在を自分で肯定することになり、「精神的な自立」「自己肯定感」を高めることに繋がり、毒親から解放される対策となります。

 

また、子供にとって「毒」となる子育てを親が繰り返す理由=「世代間連鎖」については、以下の記事で詳しく説明していますので、必要な方は参考にしてください。

 

対策⑦:身の危険を感じる場合は「第三者」に相談する

身の危険を感じる場合は「第三者」に相談するとは、自分の身の安全を自分で守ることを意味します。

 

1対1での直接の接触は避ける

ここまで、毒親から自分を解放するための対策をいくつか説明してきましたが、毒親から自分を解放するためには「毒親と対決する」のではなく「毒親から逃げる」という考え方が必要です。

ですが、毒親のタイプの中には「虐待・ネグレクト」など極端な子育てをする親も存在し、一筋縄ではいかない場合もあります。

ネグレクトとは、子どもの身体的、情緒的、教育的、医学的な基本的ニーズを満たそうとしないことを言います。その人が虐待を行っていることを知っていながら、親や養育者がその人に子どもを預ける場合、または幼児を付き添いなしで1人にしておく場合などがあります。

引用元:MSDマニュアル家庭版

このような「虐待・ネグレクト」などの極端な子育てをする親は、親自身も子供の頃、その親から「虐待・ネグレクト」を受けて育っている場合が多く、「自分は親から暴力を受けたのだから、自分の子供も暴力を受けて当然だ…」という極端な考え方をしがちです。

なので、接し方を誤ると子供の命に危険が及ぶ可能性があります。

このレベルまで来ると、これは「家族の問題」ではなく「社会の問題」です。

よって、このような親に対しては、1対1での直接の接触は極力避け、友人・知人・第三者機関などに間に入ってもらうことが、毒親から解放されるための対策となります。

 

公共の相談窓口

「虐待・ネグレクト」に限らず、心の健康は、国=「厚生労働省」も大きな課題として捉え、「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」など、数多くの相談窓口が開設されています。

前述の通り、毒親から解放されるためには、「親」以外の人との関りを増やし、親子関係を客観視することが重要です。

友人や知人の協力を得ることが難しい場合は、第三者機関の相談を活用することも、毒親から解放されるための対策となります。

厚生労働省がまとめている相談窓口」について詳しく知りたい方は、以下の外部サイトを参考にしてください。

 

よりそいホットライン

また、その中でも以下の「よりそいホットライン」は、電話以外にも、FAX・チャット・SNSによる相談にも対応しており、外国語による相談にも対応しています。

相談内容も、「暮らしの困りごと」「DV、性暴力など女性の相談」「性別の違和や同性愛に関わる相談」「自殺を考えるほど思い悩んでいる方」「10代20代の女の子の相談」など具体的に分かれており、比較的相談しやすいかもしれません。

さまざまな悩みは、当事者に伝えることができなくても、ほかの誰かに話すだけでストレスを緩和することができます。

なので、第三者機関の相談を活用することで、「嫌なことは嫌だ…」「辛いことは辛い…」「無理なことが無理だ…」と自分の感情を正直に話すことは、精神的な自立に繋がり、毒親から解放されるための対策となります。

よりそいホットライン」ついて詳しく知りたい方は、以下の外部サイトを参考にしてください。

 

中学生・高校生ができる毒親への対策

ここまでは、「成人した大人がとれる毒親への対策」を説明してきました。

ですが、毒親との関係に悩んでいるのは大人ばかりではなく、なかには、中学生・高校生もいらっしゃるかもしれません。

中学生・高校生の皆さんは、これから大人になるわけですから、当然、今は経済的に自立がしきれていませんし、精神的にも自立しきれていません。

なので、例え、自分の親が毒親であっても、経済的に自立できるまでは「親の保護」を受け続ける必要があり、結果的に、毒親に「束縛」されやすい立場にあります。

それでも、世の中には「中学生・高校生の力になりたいと願っている大人」はたくさんいらっしゃいます。

中学生・高校生の皆さんができる毒親への対処法は、以下があげられます。

POINT

  1. 心理カウンセリング」を利用して、親子関係を新しい視点で捉えてみる
  2. 学校の先生など、「周囲の大人」に助けを求めてみる
  3. 電話、チャット、LINE」で相談してみる
  4. 親であっても未熟な部分がある、苦しければ、逃げてもOK
  5. 親の人生より、自分の人生を優先「自立」を考え始める

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

 

まとめ

さいごに、毒親から解放されるための対策に関する関連記事を以下に紹介します。

是非、あわせてお読みください。

以上、「毒親から解放されるための対策」という記事でした。

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2020年10月14日毒親への対処法, 毒親からの解放

Posted by 寺井 啓二