毒親の特徴とは?よくある10の特徴と4つのタイプを心理カウンセラーが解説

毒親の特徴:主な4つのタイプを表わすイラスト

POINT毒親の特徴には様々なものがありますが、心理カウンセリングの現場では大きく「否定」「放置」「過干渉」「過保護」の4つのタイプに分類することができます。

心理カウンセラーの寺井です。

毒親の特徴とは、子どもの人格や人生に心理的な悪影響を与えてしまう親の言動のことを指します。

例えば、次のような行動が見られる場合があります。

POINT

  • 子どもを否定する
  • 子どもの気持ちを尊重しない
  • 子どもの人生をコントロールする
  • 子どもに無関心で放置する
  • 子どもを過干渉に管理する
  • 子どもを過剰に心配・保護する

このような親の言動は、子どもの自己肯定感や人間関係に大きな影響を与えることがあります。

この記事では、毒親の特徴について

  • 毒親に多い特徴
  • 毒親の4つのタイプ
  • 毒母・毒父の特徴
  • 毒親家庭で育つ影響

などを心理カウンセラーの視点から整理して解説します。

毒親に多い10の特徴

毒親に多い特徴を表すイラスト毒親にはさまざまなタイプがありますが、共通して見られる特徴があります。

POINT

  1. 子どもを否定する
  2. 子どもの気持ちを無視する
  3. 子どもの人生をコントロールする
  4. 親の価値観を押し付ける
  5. 子どもを比較する
  6. 子どもを罪悪感で縛る
  7. 子どもを感情のはけ口にする
  8. 子どもを過干渉に管理する
  9. 子どもを放置する
  10. 子どもを過剰に心配・保護する

これらの特徴は、親自身が悪意を持って行っているとは限りません。
親自身が機能不全家族で育っている場合も多く、世代間で問題が連鎖しているケースもあります。

 

毒親の特徴と4つのタイプ:否定・放置・過干渉・過保護

毒親の特徴と4つのタイプ:否定・放置・過干渉・過保護を表わすイラスト

毒親には様々な特徴がありますが、
心理カウンセリングの現場では、
主に以下の4つのタイプに分けて考えることがあります。

POINT

  1. 子どもを否定する毒親
  2. 子どもを放置する毒親
  3. 過干渉な毒親
  4. 過保護な毒親

それでは、以下に詳しく解説していきます。

 

①子どもを否定する毒親

子どもを否定する毒親の最大の特徴は、「子どもの存在自体を否定してしまう」という点です。

子どもを否定する毒親は、「過保護な毒親」のように子育てに自信がないという感じではなく、むしろ「過干渉な毒親」のように子どもに対して高圧的且つ支配的で、子育てにおいてヒステリックになりやすい特徴があります。

ただ、過干渉な毒親のように「世話焼きな親」「面倒見のいい親」「教育熱心な親」というわけでもなく、むしろ「子育てを放置する毒親」のように子どもと向き合おうとせず、子どもを否定してばかりいる点が最大の特徴です。

このように、子どもを否定する毒親は「子育てを放置する毒親」と同じように子育てに自信がないと言えるのですが、「子育てへの恐れと自信のなさ」を素直に認めることができないため、子どもと向き合おうとせず、子どもを否定してばかりいるという点が最大の特徴です。

反対に言えば、子どもを否定する毒親は子どもに対して騒がしく理不尽な言動をしている場合が多いため、学校や近所など周囲の人たちが問題に気づきやすいという特徴があります。

なお、子どもを否定する毒親の特徴は、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 子どもの存在自体を否定する
  2. 暴言・暴力で子どもを傷つける
  3. 子どもに対して否定から入る
  4. 子どもをけなす

続きは、以下の記事で詳しく解説しています。

 

②子どもを放置する毒親

子どもを放置する毒親の最大の特徴は、「子育てをしようとしない」という点です。

子どもを放置する毒親以外のタイプ、すなわち「子どもを否定する毒親」「過干渉な毒親」「過保護な毒親」は、良い悪いは別として、子どもと積極的に関わりを持ち、子どもに影響を与えていきます。

ですが、子どもを放置する毒親は子育てに対して消極的で、まるで子育てを恐れるかのように子育てを避け、子ども放置する点が特徴的です。

反対に言えば、「子どもの泣き声」や「親の怒鳴り声」など、注意すべき危険信号が伝わりづらいため、子どもが放置されていることに周囲が気づきづらいという特徴があります。

なお、子どもを放置する毒親の特徴は、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 子どもにスキンシップをしない
  2. 親としての自覚と責任を持たない
  3. 子育てから逃げる
  4. 愚痴ばかり言っている
  5. 子どもの性的な成長に健全な対応をしない

続きは、以下の記事で詳しく解説しています。

 

③過干渉な毒親

過干渉な毒親は、「子どもを放置する毒親」や「過保護な毒親」のように子育てに自信がないという感じではなく、子育てに積極的に取り組み、子どもと積極的に関わりを持つという特徴があります。

ですが、過干渉な毒親は子どもと積極的に関わりすぎるあまり、些細なことでヒステリックを起こしやすいという特徴があります。

ただ、過干渉な毒親は、周囲からは「世話焼きな親」「面倒見のいい親」「教育熱心な親」などの印象に映ることが多いため、親自身も子ども自身も周囲も、親子関係の問題点に気づきづらいという特徴があります。

なお、過干渉な毒親の特徴は、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 親の価値観を子どもに押し付けたがる
  2. 子どもを監視・支配したがる
  3. 子どもの感情より親の世間体を優先したがる

続きは、以下の記事で詳しく解説しています。

 

④過保護な毒親

過保護な毒親は、「子どもを否定する毒親」や「過干渉をする毒親」のように、子どもに対してヒステリックになったり暴力を振るったりすることはありません。

また、「子どもを放置する毒親」のように子どもに無関心で育児を放棄してしまうこともなく、子どものことをとても心配します。

このように、過保護な毒親は一見すると優しい親に見える場合があります。

ですが、過保護な毒親は子どもを心配しすぎるあまり、子どもを叱れなかったり、子どもを甘やかしすぎてしまうという特徴があります。

ただ、過保護な毒親は、周囲からは「優しい親」に見えることが多く、問題が表面化しにくいため、親子関係の問題点に気づくことが遅れてしまうという特徴があります。

過保護な毒親の特徴は、主に以下の点があげられます。

POINT

  1. 子どもを過度に甘やかす
  2. 子どもを叱れない、子どもに注意できない
  3. 子どもの行動や子どもの安全を過度に心配しすぎる
  4. 子どもの付添人・代理人になろうとする

続きは、以下の記事で詳しく解説しています。

 

毒親の特徴:「毒父・毒母」それぞれの特徴

毒親の特徴:毒父と毒母の特徴を表わすイラスト

日本における毒親とは母親を指す場合が多く感じますが、母親に限らず、父親も毒親と呼ぶ場合があり、それぞれ「毒母・毒ママ」「毒父」などと呼ぶ場合があります。

毒親は、「母親」である場合と「父親」である場合でそれぞれ特徴に違いがあります。

心理カウンセリングの現場では、
毒父の特徴」と「毒母の特徴」には以下のような違いがあると考えます。

POINT

  • 毒親である父親は、命令、強要、過干渉、モラハラ、否定ばかり、過保護、子どもの言いなり、子どもに無関心、子どもに嫉妬したり拗ねる、怒鳴る、暴力などの特徴があります。
  • 毒親である母親は、押しつけがましい、大げさでヒステリック、子育てから逃げる、愚痴が多い、子どもに嫉妬したり拗ねる、極端な言動をするなどの特徴があります。

それでは、以下に詳しく解説していきます。

 

①毒親である父親の特徴

毒親の特徴を持つ父親を「毒父」などと呼ぶ場合があります。

毒親である父親は、命令、強要、過干渉、モラハラ、否定ばかり、過保護、子どもの言いなり、子どもに無関心、子どもに嫉妬したり拗ねる、怒鳴る、暴力などの特徴があります。

なお、毒親である父親が持つ特徴は、以下の点があげられます。

POINT

  1. 子どもに、命令、指図、指示、強要などの過干渉をする
  2. 子どもの意欲や感情に対して「無理だ!ダメだ!やめろ!」など否定から入る
  3. 子どもに対して過保護、子どもの言いなりになってしまう
  4. 子どもに無関心、子どもと会話しない、子どもとスキンシップしない
  5. すぐ不機嫌になる、威張る、子どもに八つ当たり、子どもをけなす
  6. 大声で怒鳴る、暴力を振るう

続きは、以下の記事で詳しく解説しています。

 

②毒親である母親の特徴

毒親の特徴を持つ母親を「毒母」「毒ママ」などと呼ぶ場合があります。

毒親である母親は、押しつけがましい、大げさでヒステリック、子育てから逃げる、愚痴が多い、子どもに嫉妬したり拗ねる、極端な言動をしがちなどの特徴があります。

このような特徴を持つ毒母に育てられた子どもは、息子であっても娘であっても、「母がしんどい…」と感じがちで、母親の存在自体が大きなストレスになっている場合があります。

なお、毒親である母親が持つ特徴は、以下の点があげられます。

POINT

  1. 言動が押しつけがましい、余計なお世話、過干渉である
  2. 大げさで過度にダメ出しをする
  3. 世間体を気にする、親の理想を押し付ける、子どもを心配しすぎる
  4. 子育てから逃げようとする、子どもに愚痴を聞かせる
  5. 子どもの話を聞かない、子どもに嫉妬したり拗ねたりする
  6. 自分に対しても周囲に対しても極端な言動をする

続きは、以下の記事で詳しく解説しています。

 

自分は毒親に育てられたのか?セルフチェック

自分は毒親に育てられたのか?セルフチェックをしている様子を表わすイラスト

毒親の特徴に当てはまるか気になる方は、以下のチェックリストで確認してみてください。

自分では気づきにくい傾向も、客観的に整理することができます。

 

まとめ

毒親の特徴には様々なものがありますが、主に

POINT

  • 否定
  • 放置
  • 過干渉
  • 過保護

4つのタイプに分けることができます。

親子関係の問題は、心理学やカウンセリングを通して理解を深めていくことで改善していくことも可能です。

毒親に関する詳しい情報は、以下の記事でも解説しています。

 

関連記事・関連情報

さいごに、本記事に関する関連記事を以下に紹介します。

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なお、本記事に関する関連情報は、以下のページでもまとめていますのであわせて紹介します。

以上、「毒親の特徴とは?よくある10の特徴と4つのタイプを心理カウンセラーが解説」という記事でした。

この記事を書いた人
寺井 啓二

「うつ、アダルトチルドレンの克服経験」を持つ「心理カウンセラー・心理セラピスト」。
自らの克服経験を世の中のために役立てたいと考え、2013年に「メンタル心理そらくも」を設立、代表を務める。
10年以上のカウンセリング臨床実績があり、「アダルトチルドレン、インナーチャイルド、うつ病、パニック障害、人間関係の生きづらさ、親子関係の悩み(毒親)、子育ての悩み、恋愛・結婚の悩み、中学生・高校生の悩み」などの相談を得意としている。

◆カウンセリング実績
・臨床実績:過去2000回以上
・男女比:男性40%、女性60%
・年齢層:中学生から60歳代
・来訪元:静岡、愛知など東海圏
     東京、神奈川など首都圏
     大阪、兵庫など関西圏
     海外在住の方

◆保有資格
・上級心理カウンセラー
・メンタル心理カウンセラー
・うつ病アドバイザー
・チャイルドカウンセラー
・家族療法カウンセラー
・セルフ・アクセプタンスカウンセラー
・EFT-Japan Level 1
・EFT-Japan プラクティショナー

“代表:寺井啓二の詳しいプロフィール”

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