POINTインナーチャイルドとの対話方法は、平和的で共感的な理解が必要です。
「インナーチャイルド」との対話方法は、やみくもに目を閉じたり瞑想をすれば叶うものではありません。
インナーチャイルドは平和と対等を好むため、インナーチャイルドとの対話方法は、平和的で共感的な理解が必要になります。
また、子どもの頃の感情は、自分1人では気づきずらく、自分では言葉にすることが難しいため、インナーチャイルドとの対話方法を熟知した、心理カウンセラーやインナーチャイルドセラピストの協力が必要です。
この記事は、当社メンタル心理そらくものインナーチャイルドセラピーにて実際に行われたインナーチャイルドとの対話記録に基づき、インナーチャイルドとの対話方法について具体的に説明しています。
インナーチャイルドとの対話を始める前に
インナーチャイルドとの対話を安全に進めるためには、まず、インナーチャイルドを見つけておく必要があります。
いくつか重要なポイントがありますのでおさらいをしておきましょう。
①インナーチャイルドを見つけてから対話を始める!
インナーチャイルドは、目を閉じていきなり対話を始めようとしても、対話ができないどころか、インナーチャイルドを見つけることすらできないでしょう…
インナーチャイルドとの対話を始めるためには、まず、目をあけた状態で時間を掛け、インナーチャイルドを見つける必要があります。
なので、必ず、前半の「インナーチャイルドを見つけ方」を理解してから、後半の「インナーチャイルドとの対話する方法」に進んでください。
前半の作業に当たる「インナーチャイルドの見つけ方」は、以下の記事に詳しく説明しています。
- 関連記事インナーチャイルドの見つけ方
②インナーチャイルドセラピストの誘導が必要
インナーチャイルドと対話する方法は、いくつかの重要なポイントがあり、自分1人ではわかりずらく、場合によっては危険を伴います。
なので、この記事は、あくまで、当社メンタル心理そらくもで行っているインナーチャイルドとの対話方法をベースに、インナーチャイルドセラピスト、私=寺井啓二との共同作業であることを前提に説明していきます。
インナーチャイルドとの対話方法
当社メンタル心理そらくものカウンセリングの現場で、インナーチャイルドセラピーで行ったインナーチャイルドとの実際の対話を紹介しつつ、インナーチャイルドとの対話方法を説明していきます。
インナーチャイルドとの対話方法は、以下の流れになります。
POINT
- 目を閉じて対話の準備をする
- 大人の自分の感情と子どもの自分の感情を分離する
- インナーチャイルドと対面する
- インナーチャイルドと対話する
- 家族の存在を感じて認めていく
- インナーチャイルドの気持ちを家族に伝える
- インナーチャイルドの感情に共感し癒す
- インナーチャイルドを受け入れ感情を統合する
- インナーチャイルドと対話しながら新しい人生を始めていく
それでは、以下に詳しく説明していきます。
STEP①目を閉じて対話の準備する
前半の作業で、目をあけてインナーチャイルドを見つけていると、インナーチャイルドとの対話を始めることに楽しさや期待感といった感情を感じるかもしれません。
上の写真は、ほぼ毎日インナーチャイルドとの対話を行っている、当社メンタル心理そらくもの「セラピールーム」です。
リクライニングシートの前には、前半の作業でホワイトボードに描いた「自分の子ども時代の家庭状況のイラスト」があります。
後半の作業は「催眠療法(ヒプノセラピー)」を用い、リクライニングシートに体を預けつつ、ゆっくりと目を閉じて瞑想していきます。
ヒプノセラピー(催眠療法)とは、ユングやフロイトの提唱した深層心理学を根源とし、催眠状態を利用して潜在意識に働きかけ、心理的な問題(=悩み)や心因的な症状を改善する心理療法です。
引用元:ヒプノセラピー基礎知識
そして、ホワイトボードのイメージを感じながら目を閉じて瞑想をすることで、自分の感情がより感じやすくなり、自分の感情により集中しやすくなり、自然と夢中になっていきます。
そうすることで、本物の人間関係は巻き込まず、邪魔されず、まるで、映画やテレビやゲームをしているような感覚で、安全に確実に自分の感情を解放し、自分の納得のペースで自分を癒していくことができます。
STEP②「大人の自分の感情」と「子どもの自分の感情」を分離する
ここからは、当社メンタル心理そらくもで実際に行っている、インナーチャイルドとの対話方法の一例です。
下のイラストは、ある女性のクライアントさん=山田花子さん(仮名)の子ども時代の家庭状況をホワイトボードに描いたイラストです。
インナーチャイルド花子ちゃんの家庭状況
真ん中にいる、子ども時代の山田さん=インナーチャイルド花子ちゃん(青字の子)は、お父さんやお母さんの様子=家庭の雰囲気に怖さや心配を感じソワソワと落ち着かない様子です。
ちなみに、上記=インナーチャイルド花子ちゃんの家庭のように、子どもが気掛かりや心配を感じ、安心して自由に過ごしづらかった家庭環境を、心理学では「機能不全家族」と呼び、インナーチャイルドが傷つく原因=アダルトチルドレンの原因のひとつと考えます。
機能不全家族とは、ストレスが日常的に存在している家族状態のことです。主に親から子どもへの虐待・ネグレクト(育児放棄)・子どもに対する過剰な期待などの様々な要因が家庭内にあり、子育てや生活などの家庭の機能がうまくいっていない状態です。
目を閉じてリクライニングシートに座り瞑想している大人の自分は、目を閉じていることによってリラックスし、ホワイトボードのイラストが、まるでテレビ画面に映るホームドラマのように感じられるようになり、ドラマの視聴者目線で子ども時代の自分=インナーチャイルドを客観視していきます。
このように、心理学に基づいた工夫に沿ったインナーチャイルドセラピストの誘導によって、大人の自分の感情と子ども時代の自分の感情を、ふたつにわけて感じることができている心理状態を、心理学では「問題と感情の分離」と言います。
「事実と意見の分離」を発展させたものが「問題と感情の分離」です。…(中略)…「事実と意見」を混同しない、さらに「問題と感情」を混同しない。それらを分離することで、感情コントロールの回路が次第にできあがってくるのです。
STEP③インナーチャイルドと対面する
そして、傍らにいるインナーチャイルドセラピストの誘導によって、目の前にあるホワイトボードの中から、一旦、インナーチャイルドをリクライニングシートにいる大人の自分の手のひらの上に迎える空想をします。
自分の手のひらの上に、マスコットくらいの大きさで子ども時代の自分のイメージ=インナーチャイルドがキョトンと立っている…
インナーチャイルドはどんな表情をしているのかな?
インナーチャイルドはどんな服装を着ているのかな?
このような空想をしていきます。
インナーチャイルドは不思議そうな表情であなたを見ています…
あなたも少し戸惑いを感じながらインナーチャイルドを見つめています…
人である以上、誰かと初対面するときに恥ずかしさを感じることはが自然なことです。
なのであくまで、大人の自分がインナーチャイルドを迎え入れる流れで、恥ずかしさを和らげる工夫をしながら、ゆっくりとインナーチャイルドとの初対面をしていきます。
STEP④インナーチャイルドと対話する
そして、インナーチャイルドセラピストが仲立ちや橋渡しをしつつ、インナーチャイルドとの対話を始めていきます。
人は人形を両手に持って1人遊びをしたり、なんとなくペットに話しかけたり、例え自分1人であっても、自分の感情を満たし心を癒すことができます。
このとき、人形を活用することで心身に好ましい効果をもたらす方法を、心理学では「パペットセラピー)」と言います。
パペットセラピーとは発話機能をもたせたパペット(腹話術人形)を介在させて人にかかわり、コミュニケーションをとることにより、心身への好ましい効果をもたらす活動を指します。…(中略)…これまで、発達障害児、不登校の子どもの心理ケアや、PTSDへの対応、…(中略)…入院治療のストレス下にある子どもへの心理ケアなどによい効果が得られることが実証されてきました。またパペットと自身との対話によるセルフカウンセリングにも使用しています。
引用元:日本パペットセラピー学会
よって、「インナーチャイルドセラピー」とは「パペットセラピー」の応用とも言い換えることができます。
このように「パペットセラピー」の概念に沿って、手のひらの上の人形やペットに話しかけるように、インナーチャイルドがいるつもりで、インナーチャイルドに語りかけていきます。
以下に、実際に行われた、女性のクライアントさん=山田花子さん(仮名)と、山田さんのインナーチャイルド花子ちゃんとのあいだで実際に行われた対話を紹介します。
POINT
インナーチャイルドとの対話
わたしの手のひらのうえに来てくれてありがとうね…
うん…ところであなたはだれなの?
そっか、そうだね、驚いたかもしれないね…わたしは未来のあなたなんだよ…
えっ!?どういうこと?何しに来たの?
じつはあなたを助けにきたんだよ…あなたを助けることでわたしも幸せになれるからこうやって迎えにきたんだよ…
助けにきたですって!?今までさんざんに放っておいて今さらなによ!
そうだよねぇ…あなたの言うとおりだね…ずいぶん遅くなっちゃったよねぇ…でも…花子ちゃんもひとりで困っているんじゃない?
そうなんだよ…じつは困ってるんだよ…
そっか‥じゃあ…ぜひ協力させてほしんだ…花子ちゃんを助けさせてくれないかな?
いいよ…
ありがとう!じゃあ、花子ちゃんの本当の気持ちを、花子ちゃんに代わって大人のわたしがお父さんとお母さんに伝えるよ…
このように、まずはインナーチャイルドとの対面から、インナーチャイルドの気持ちに共感しつつ、インナーチャイルドとの信頼関係を深めていきます。
このとき、「私が助けてやる!」といった上から目線だと、インナーチャイルドはたちまち隠れしてしまいます。
自分とインナーチャイルドは、あくまで対等なチームメイトです。
STEP⑤家族の存在を感じて認めていく
インナーチャイルドとの対話をかさね、インナーチャイルドとの信頼関係が深まったら、傍らにいるインナーチャイルドセラピストの誘導によって、今度は、目の前にあるホワイトボードの中から、インナーチャイルドに一足遅れて、お父さん&お母さん&弟さん=家族をリクライニングシートにいる大人の自分の手のひらの上に迎える空想をします。
まるでお釈迦様の手のひらのうえに連れてこられた孫悟空のように、自分の手のひらの上に、マスコットくらいの大きさで、若かりしお父さん&母さん&弟さん=昔の家族のイメージがキョトンと立っている…
このような空想をしていきます。
若かりし家族たちは不思議そうな表情であなたを見ています…
あなたも少し恥ずかしさを感じながら家族のイメージを見つめています…
人は、相手の存在を否定したり無視したり目を背けていると、相手への感情をいつまでも感情を解放できず、いつまでも苦しむことになります。
人は、相手の存在を認めて始めて、相手への感情を解放することができます。
このように、目を閉じた瞑想のなかで家族の存在を認めることで、インナーチャイルドが抱えている家族に対する感情を安全に解放する準備をしていきます。
STEP⑥インナーチャイルドの感情を家族に伝える(嘆きの作業)
そもそも、インナーチャイルドが傷つく原因は、子どもの頃、両親からの愛情不足を感じたり、家族が信頼し合っていなかったりすることで、「家族みんなで和やかに過ごしていたい…」という願いが叶わないとき、インナーチャイルドは傷ついてしまいます。
なので、「家族みんなで和やかに過ごしていたかった…」というインナーチャイルドの願いを、傷ついているインナーチャイルドに代わって、大人の自分が家族へと伝える空想をすることで、インナーチャイルドを癒していきます。
以下に、実際に行われた、女性のクライアントさん=山田花子さん(仮名)と、家族とのあいだで実際に行われた対話を紹介します。
POINT
インナーチャイルドの感情を家族に伝える
お父さん、花子ちゃんはお父さんに嫌われていると思っているんだよ…
えっ!?そうだったのかい?それは苦しかったねぇ…
お母さん、花子ちゃんはとても寂しいんだけどお母さんを支えたくて我慢してくれているだよ…
えっ!?何ですって?お母さん気づかなかったわ…花子ちゃんありがとう
弟くん、花子ちゃんも本当はお母さんに甘えたいんだよ…でもお母さんを思いやって甘えるのを我慢して、きみのぶんまでお母さんを支えてくれているんだよ…
知らなかった…おねえちゃんごめんなさい…
でももういいんだよ…わたしと花子ちゃんはわかって欲しかっただけなんだよ…わたしも花子ちゃんもただ家族みんな笑顔で楽しく和やかに暮らしたかったんだよ…みんなもそうでしょ?
お父さんも同じ気持ちだよ…ありがとう…
もちろんお母さんも同じよ…ありがとうね…
ぼくも同じだよ…さすがおねえちゃんだね…
そっか!家族みんな同じ気持ちだったんだね!仲良しだね!なんだか嬉しいね!
このように、インナーチャイルドと対話をするだけではなく、インナーチャイルドの家族への感情も解放することで、やっと自分の気持ちをわかってもらえたインナーチャイルドは、ようやく癒されていきます。
そして、飽きるまで存分にインナーチャイルドの感情を解放していきます。
このとき、インナーチャイルドの感情をとことんまで解放していく作業を、心理学では「嘆きの作業」と言い、インナーチャイルドセラピーの重要なステップのひとつです。
STEP⑦インナーチャイルドの感情に共感し癒す(癒しの作業)
家族に対して抱いていたインナーチャイルドの感情が十分に解放されると、インナーチャイルドが癒されたことになり、心に余裕が生まれます。
そして、「今までありがとうねぇ…今までよくやったねぇ…もうこれで安心だし自由になったねぇ…」と、インナーチャイルドと家族とのあいだの誤解が解けてお互いに信頼が生まれ、目を閉じて瞑想のなかで想い描いてた家族のイメージが不思議と笑顔に穏やかに変化していきます。
このように、家族のイメージが笑顔に穏やかに変化すると、ようやく、大人の自分からの労わりの想いをインナーチャイルドが受け取ってくれるようになります。
以下に、実際に行われた、女性のクライアントさん=山田花子さん(仮名)と、山田さんのインナーチャイルド花子ちゃんとのあいだで実際に行われた癒しの作業を紹介します。
POINT
インナーチャイルドを癒す対話
花子ちゃん、今までよく一人で家族を支えてくれたね…今までありがとうねぇ…今までよくやったねぇ…もうこれで安心だし自由になったねぇ…
うん!!お姉ちゃんも助けてくれてありがとう!
こちらこそありがとう!花子ちゃん、これからはずっと一緒にいよう!一緒に幸せになっていこう!
うん!!そうしよう!そうしよう!
そもそも、インナーチャイルドは家族との関わりで傷ついたので、家族に対する記憶を捉えなおし穏やかにすることで、はじめて、インナーチャイルドが癒され、本当の自分の人生が始まります。
このように、インナーチャイルドと対話をすることで、お互いに感謝や労わりを届けあい、自分で自分を癒していく作業を、心理学では「癒しの作業」と言い、「嘆きの作業」と同じく、インナーチャイルドセラピーの重要なステップのひとつです。
STEP⑧インナーチャイルドを受け入れ感情を統合する
インナーチャイルドの本当の願いは、「家族みんなで和やかに過ごしていたかった…」という気持ちです。
でも、子どもの頃、小さな自分1人ではその方法がわからず困っていたのです。
それでも、インナーチャイルドはあきらめず、両親や家族の笑顔を見たいがために、「迷惑を掛けちゃいけない!我慢しなきゃ!」「嫌われたくない!頑張らなきゃ!」と、自分の本当の気持ちを我慢したり後回しにしてきてくれたのです。
なので、インナーチャイルドの対話方法としては、インナーチャイルドとの1対1の対話だけではなく、家族も含めた対話をし、インナーチャイルドの願いを叶えることで、はじめて、インナーチャイルドを癒し、インナーチャイルドが自由となり、本当の自分の人生が始まります。
インナーチャイルドとの十分に対話をかさね、「癒しの作業」が十分に感じるようになったら、手のひらの上のインナーチャイルドを自分の胸のうちに収め、受け入れていきます。
こうすることで、自分の胸のうちに常にインナーチャイルドを感じながらの生活となり、今までは一人ぼっちで寂しかった感情が、これからは「自分という味方がいつもそばにいてくれる…1人じゃない気がする…」といった、自信や自己肯定感へと変化していきます。
このとき、大人の感情と子どもの感情がしっくりとひとつに混ざり合うことを、心理学では「統合」と言います。
専門用語ではカウンセリングのゴールは「統合」と呼ばれています。意味合いとしては、クライアント(相談者)の方が納得できるゴールを見つける・達することです。
引用元:カウンセリングのゴール、統合とは
STEP⑨インナーチャイルドと対話しながら新しい人生を始めていく(人間関係の再構築)
インナーチャイルドは、子どもの頃、家族という人間関係に傷つき、それ以来、人間関係に苦手意識を感じることになった…とも言えます。
そして大人になっても、人間関係に苦手意識を感じ続けている人を、心理学では「アダルトチルドレン」と呼びます。
アダルトチルドレン(AC)とは、自分は子ども時代に親との関係で何らかのトラウマ(心的外傷)を負ったと考えている成人のことをいいます。自己認識の概念であり、医学的な診断名ではありません。
なので、インナーチャイルドセラピーにって、傷ついたインナーチャイルドと対話をし、インナーチャイルドが仲良くしたかった家族とも対話をすることで、「自分も家族も笑顔に穏やかにすることができた…」という成功体験を積むことができます。
そうすると、それ以降、「自分の気持ちを正直に相手に伝えることで、自分も相手も笑顔に穏やかになっていく…」という人間関係の基礎部分に気づくことができ、人間関係、家族関係、恋愛関係において信頼関係を築けるようになっていきます。
映画、テレビ、ゲーム、スポーツのイメージトレーニングがそうであるように、人の心=脳は「目で捉えた本物と想い描いた空想が区別がつかない…」という特徴があります。
なので、インナーチャイルドとの対話によって、「自分も家族も笑顔に穏やかにすることができた…」という成功体験を積むと、例え空想の中での成功体験でも人間関係の経験値が向上し、現実の人間関係においての自信が向上します。
このように、「インナーチャイルドとの対話=イメージトレーニング」によって、現実の人間関係を円滑化していく作業を、心理学では「人間関係の再構築」と言います。
そして、インナーチャイルドとの対話方法は、「嘆きの作業」⇒「癒しの作業」⇒「人間関係の再構築」の作業を繰り返すことで、新しい自分が定着していきます。
以上が、当社メンタル心理そらくもが考えるインナーチャイルドとの対話方法です。
インナーチャイルドとの対話での注意点
インナーチャイルドとの対話方法は、やみくもに始められるわけではなく、危険も伴いますので、安全面に充分注意してください。
インナーチャイルドは平和が大好き…
インナーチャイルドとの対話方法で重要なのは、インナーチャイルドは平和が大好きだということです。
インナーチャイルドは、あくまで、あなたとの対等な関係を望んでいます。
また、インナーチャイルドは家族との平和も望んでいます。
なので、インナーチャイルドとの対話方法は、押し付けたり、責めたり、争ったりすることを避け、平和的に対話をすることが重要です。
インナーチャイルドも困っている…
あなたがいろいろと困っているように、インナーチャイルドも同じように困っているでしょう…
なので、インナーチャイルドとの対話方法は、「なんで?どうして?」と質問するのではなく、「そっか‥そうだね…」と共感していく姿勢が重要です。
自分1人では上手くいかなくて当然、専門家の協力が必要…
インナーチャイルドとの対話方法についてここまで説明してきましたが、たくさんのポイントや注意点がありました。
これらをすべて守りつつ、自分1人でインナーチャイルドとの対話を行うことは、1人で何役も担うことになり上手くいかないほうが当然でしょう…
インナーチャイルドとの対話が上手くいかない場合は、心理カウンセラーやインナーチャイルドセラピストといった専門家がいます。
自転車の乗りはじめも、最初は誰かに後ろ押してもらうように、インナーチャイルドとの対話方法が自分の心に定着するまでは、専門家の協力を得ることが大切です。
まとめ
さいごに、当社メンタル心理そらくものインナーチャイルドセラピーは、インナーチャイルドとの対話方法をしっかりとサポートしながら、あなたとあなたのインナーチャイルドがしっかりと統合するまで確実にお付き合いしていきます。
そうすることで、概ね1回のセッションで、インナーチャイルドとの対話方法を習得し、帰宅後もインナーチャイルドを自分で癒せるようになっていきます。
このように、当社メンタル心理そらくもが考えるインナーチャイルドとの対話は、「最初の一歩」はお会いして二人のチームワークで確実に行い、帰宅後は「アフターフォロー」で見守っていくスタイルです。
「インナーチャイルドを自分で癒す…」
そんな大切な願いを叶え始めるはじめの一歩をお手伝いさせて頂けますと幸いです。
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以上、「インナーチャイルドとの対話方法」という記事でした。