アダルトチルドレンからの回復方法の説明

アダルトチルドレンからの回復方法は、心理カウンセリングが有効です。

アダルトチルドレンからの回復プロセスを表すイメージ

 

アダルトチルドレンからの回復方法は、アダルトチルドレン(AC)概念の生みの親であるクラウディア・ブラックが示した「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」が根拠となります。

それによると、アダルトチルドレンからの回復方法は、子供時代から続いたままになっている「過去の未完の感情」を見つけて安全に解放することです。

よって、アダルトチルドレンからの回復には、感情を安全に解放できる心理カウンセリングが有効です。

ですが、対面式の心理カウンセリングのみですと、目の前に見える心理カウンセラーに恥ずかしさや緊張を感じてしまい、存分に感情を解放できない場合があります。

よって、存分に感情を解放し尽くす工夫として、催眠療法(ヒプノセラピー)をベースに、目を閉じて安全に集中的に感情を解放する、インナーチャイルドセラピーが生まれました。

この記事は、インナーチャイルドセラピーを用いた、アダルトチルドレンからの回復方法について説明しています。

アダルトチルドレン(AC)とは?

傷ついたインナーチャイルドの存在を感じているアダルトチルドレンのイラスト

 

アダルトチルドレンからの回復方法は、まず「アダルトチルドレンとは何か?」について理解を深めるところから始まります。

よって、アダルトチルドレン(AC)についておさらいをしておきましょう…

 

アダルトチルドレン(AC)概念

そもそも、アダルトチルドレン(AC)とは、障害や病気と言った類のものではなく、物事の捉え方のひとつです。

自分が抱える心の諸問題をアダルトチルドレンの症状と仮定して、心理カウンセラーの協力のもと客観的に原因を見つけ、自分自身で回復を果たすために必要な物事の捉え方=概念で、心理学では「AC概念」と呼びます。

よって、「アダルトチルドレン」という言葉の存在意義は、「アダルトチルドレンから回復し、新しい人生を始めるために一時的に必要とする捉え方」=あくまで人生の終着点ではなく通過点であると、心理カウンセリングの現場では考えます。

(関連:アダルトチルドレンの歴史

 

アダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンの特徴は、職場関係、友人関係、夫婦関係、親子関係、兄弟関係、恋愛関係など、人間関係において、「コミュニケーションが苦手」「不安を感じやすい…」といった問題を抱えやすいところです。

アダルトチルドレンは、恋愛関係や夫婦関係において依存傾向となり問題が起きたり、人間関係において問題が起きたり、子育てにおいて問題が起きたり、大切な人間との大切な人生の転機であるからこそ、自分で自分にプレッシャーを掛けてしまい、かえって問題を引き起こしてしまっている場合があります。

よって、アダルトチルドレンからの回復を願う人たちの多くは、恋愛、結婚、子育て、昇進、転勤、引っ越しなど、人生の大きな転機においてなんらかの問題を抱えることになったことをきっかけに、自分の子供時代や今までの人生を振り返りはじめる場合が多いです。

(関連:アダルトチルドレンの恋愛傾向

 

アダルトチルドレンの原因

アダルトチルドレンの原因は、機能不全家族世代間連鎖に密接に関係していると、心理カウンセリングの現場では考えます。

機能不全家族とは、様々な理由により問題が生じ、家族に求められている機能が果たされず、子供が安心して成長できない状態の家族のことで、「機能不全家族とはアダルトチルドレンを生み出す家族である…」と言えます。

また、世代間連鎖とは、生き方、価値観、子育て、教育など、人生に大きく関わる影響が、親子間で連鎖していく仕組みのことです。

よって、アダルトチルドレンからの回復は、自分1人のみに関心を振り向けても叶わず、世代間連鎖に基づき、「親の子ども時代や祖父母の世代まで関心を振り向けてはじめて進展を得られる…」と言えます。

(関連:機能不全家族チェック|タイプと特徴と影響

 

アダルトチルドレンのタイプ

アダルトチルドレンのタイプは、ヒーロー(英雄)、スケープゴート(身代り役)、ロストワン(いない子)、ピエロ(おどけ役)、ケアテイカー(世話役)、イネイブラー(支え役)、プラケーター(慰め役)など、機能不全家族の状況に応じて身に付けた、アダルトチルドレン症状の個性です。

とくに日本では、ロストワン症状を抱えている人が多いと言われています。

ロストワン症状とは、わかりやすく言うと、「1人でのびのびとしていたい!」という心の個性であるため、学校や職場や友人関係など、集団行動ありきの日本の環境が息苦しく苦手に感じる場合があり、結果、不登校や引きこもりといった症状を抱え、周囲からは、「社会不適合者…」「発達障害…」など、散々な誤解をされている場合があります。

このように、アダルトチルドレンからの回復には、アダルトチルドレンのタイプを熟知したうえで、各個人の個性に合わせた回復方法が必要であると、心理カウンセリングの現場では考えます。

(関連:ロストワンの性格:アダルトチルドレンとは?

 

アダルトチルドレンからの回復プロセス

アダルトチルドレンからの回復プロセスを表すイメージ

 

さて、ここからは、アダルトチルドレンからの回復プロセスを具体的に説明していきます。

まずはじめに、アダルトチルドレンの回復プロセスを考える時の根拠は、アダルトチルドレン(AC)概念の生みの親であるクラウディア・ブラックが示した「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」です。

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・参考サイト

 

つぎに肝心なのは、上記、クラディア・ブラックが示した「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」を、どのような手段で実行していくか?です。

今現在、「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」を実行する方法として、大きくわけて以下のふたつの方式があります。

 

  1. 対面式の心理カウンセリングのみで行う方式
  2. 対面式の心理カウンセリングとインナーチャイルドセラピーを組み合わせて行う方式

 

当社メンタル心理そらくもは、インナーチャイルドセラピーを用いています。

よって、以下の説明は、クラウディア・ブラックが示した「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」を、インナーチャイルドセラピーによって実行していく方法の説明となります。

 

STEP1.過去の未完の感情を見つける…

自分の過去を振り、子供時代の家族が抱えていた問題、子供時代の自分が我慢していた感情など、子供時代に感じ、今も安心で満たされていないままの未完の感情=「過去の未完の感情」を見つけていきます。

過去の未完の感情とは、子供の頃から今も続いたままになっている、「警戒心、心配、気がかり、怖さ、恐れ、辛さ、苦しさ、悲しさ、寂しさ、不安、わからなさ、怒り、詳しさ、緊張、焦り…」などのネガティブ感情です。

ただ、この作業は親や家族などを巻き込む作業ではなく、自分自身が自分自身のために行う必要があります。

つまり、アダルトチルドレンの回復は、親や家族を巻き込んだ時点で失敗に終わることを意味します。

よって、誰も巻き込まず、誰にも邪魔されず、自分のペースで過去を安全に振り返り、自分のペースで「過去の未完の感情」を安全に解放することができる、心理カウンセリングの場などが有効です。

当社メンタル心理そらくもの場合は、「過去の未完の感情」をインナーチャイルドというイメージに置き換え、心理カウンセラー=寺井啓二と一緒に、ホワイトボードにイラストを描きながら「過去の未完の感情」=インナーチャイルドを見つけていきます。

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インナーチャイルドの見つけ方

 

STEP2.未完の過去がもたらす現在への影響を認識する…

「過去の未完の感情」が、今現在の自分にどのように影響しているのか?を知り、納得を深めていきます。

この作業は感情を解放する作業ではなく、自分自身を冷静に客観視して振り返る作業です。

例えば、「自分が自信がないのは、子供の頃、両親に褒めてもらえなかったからかもしれない…」「自分が恋人に依存しすぎてしまうのは、子供の頃、一人ぼっちで留守番することが多くて、とても寂しかったからかもしれない…」「自分が焦りすぎてしまうのは、子供の頃、親に急かされたばかりいたからかもしれない…」などなど。

子供時代の自分=傷ついたインナーチャイルドが、大人になった自分、親になった自分、職場での自分などなど、今現在の自分の自己評価人間関係にどのように影響しているのか?

子供時代に感じて今も残っている、不安、寂しさ、焦りなどの「過去の未完の感情」が、今現在の自分にどのように影響しているのか?を認識していきます。

当社メンタル心理そらくもの場合は、心理カウンセラー=寺井啓二と一緒に、ホワイトボードにイラストを描きながら「過去の未完の感情」=インナーチャイルドの影響についてもわかりやすく認識していきます。

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インナーチャイルドカウンセリングとは?

 

STEP3.子供時代に身に付けた価値観を緩和する…

心理カウンセラーとの共同作業で、「過去の未完の感情」=インナーチャイルドの感情を、大人の自分の言葉で表現し、存分に感情解放をしていきます。

そうすることで、子供時代に両親の影響で身に付けた、「○○すべき!」「○○であるべき!」「○○しちゃいけない!」「○○はダメだ!」といった価値観=禁止令とドライバーを自分自身で緩和していきます。

とくに、白黒思考と呼ばれる極端な二極思考がアダルトチルドレンの特徴です。

よって、「もっと頑張らなければいけない!」というドライバーは、「頑張っても生きているし、頑張らなくても生きているので、どちらも安全でOK…」、「弱音を吐いてはいけない!」という禁止令は、「弱音を我慢しても生きているし、弱音を吐いても生きているので、どちらも安全でOK…」と、捉え方の幅を広げ、白黒思考を緩めグレーゾーンを増やし、自分自身への自己評価を緩和し、安心安全を増やしていきます。

当社メンタル心理そらくもの場合は、心理カウンセラー=寺井啓二の誘導によって、催眠療法(ヒプノセラピー)をベースとしたインナーチャイルドセラピーによって、安全に確実に、過去の感情の解放&価値観の緩和を進めていきます。

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インナーチャイルドとの対話方法

 

STEP4.新しい人生を始める…

「過去の未完の感情」を解放したことにより、「未完の完結」が果たされ、ずっと背負い続けてきた負担から解放され、自分を縛り付けていた禁止令とドライバーや白黒思考が緩和し、心に余裕が広がります。

そして、インナーチャイルドセラピーによって自分の胸に受け入れたもう一人の自分=子供時代の自分のイメージ=インナーチャイルドという味方を得て、今までとは違った感覚で、新たな人間関係の構築を始めていきます。

例えば、今まではどうしても言いずらかった、「怖いです…寂しいです…嫌です…無理です…わかりません…助けてください…」といったネガティブ感情を、相手を信頼し伝えることができるようになったり、相手に依存せず相手に依存されず、相手を信頼し見守れるようになったり、周囲の人間との安全距離を保てるようになり、アダルトチルドレンからの回復が進みます。

ただ、アダルトチルドレンからの回復は、不安を感じつつ、紆余曲折しながらの回復となりますので、当社メンタル心理そらくもは、あなたが育むアダルトチルドレンからの回復を、電話とメールの無料のアフターフォローで見守っていきます。

 

アダルトチルドレンからの回復方法のポイント

アダルトチルドレンからの回復方法に関するポイントを以下にまとめます。

 

アダルトチルドレンからの回復方法には心理カウンセリングが有効…

アダルトチルドレンは、あくまで、家族という人間関係において始まった心理状態ですので、心理カウンセラーという人間との関係=心理カウンセリングによって終わっていきます。

アダルトチルドレンからの回復には、心理カウンセリングが有効である…」と言われる理由がここにあります。

(関連:アダルトチルドレンの心理カウンセリングのポイント

 

インナーチャイルドとは?

上記の説明通り、アダルトチルドレンからの回復には「過去の未完の感情」を見つけ、存分に解放し尽くす必要があります。

このとき、「過去の未完の感情」を安全に解放しやすくする工夫として思い描く、子供時代の自分のイメージをインナーチャイルドと言います。

(関連:心理学でのインナーチャイルドとは?

 

インナーチャイルドセラピーとは?

「過去の未完の感情」=インナーチャイルドの感情を解放し尽くしたとき、アダルトチルドレンからの回復が始まります。

よって、クラディア・ブラックが示した「アダルトチルドレン、回復の4ステップ」を安全に確実に行い、インナーチャイルドの感情を安全に集中して解放し、アダルトチルドレンからの回復を確実に始めていく作業が、インナーチャイルドセラピーです。

(関連:インナーチャイルドセラピーの解説

 

アダルトチルドレンから回復した方の体験談

アダルトチルドレンから回復した女性のイメージ

 

さいごに、この記事を書いている私=寺井啓二も、かつてはアダルトチルドレンの症状を抱えており、自分自身でアダルトチルドレンを克服した心理カウンセラーです。

また、アダルトチルドレンの症状には、「家族を支えよう!父親を助けたい!母親を助けたい!」という意図が隠れており、「家族と穏やかに過ごしたい!」という想いが、アダルトチルドレンの願いです。

誰も巻き込まず、誰にも邪魔されず、アダルトチルドレンからの回復を始めたい方は、是非、お手伝いをさせて頂けますと幸いです。

以下に、当社メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーを利用して、アダルトチルドレンからの回復を実感した方の体験談を紹介します。

(関連:アダルトチルドレンからの回復を感じています:Hさん20代女性の体験談

(関連:アダルトチルドレン症状が穏やかになりました:Kさん30代男性の体験談