うつ病で自己否定が止まらない理由とは?

2019年1月28日

うつ病で自己否定が止まらない理由は、見捨てられたくない焦りです。自己否定感を感じているイメージ

 

自己否定は、うつ病の代表的な症状のひとつです。

うつを患うと、自己否定が止まりません。

そして、自己否定している自分をさらに自己否定してしまい、グルグルと症状が悪化します。

何かに煽られるように、自己否定が止まらず、強い焦りと不安を感じます。

 

でも、自己否定という心理も自分の中に生まれてきたもの…

なので、自己否定という心理にもきっと生まれきた理由があるはず…

 

そして、私は自己否定という心理と向き合い、自己否定という心理に隠された、さまざまな心理に気づいていきました。

この記事は、うつ病で自己否定が止まらない理由についての説明です。

 

自己否定の理由、それは安心するのが怖いという感覚!

自己否定はどんな人でも少しは感じる心理です。

でも、うつを患った私は、自己否定が激しくなり止まりませんでした。

ゆっくりしたいのだけれど、ゆっくりしている自分に罪悪感を感じていまい、気がつくと、自己否定がとまりません。

それはまるで、競走馬がムチを打たれるように、自分が自分にムチを打たれているような感覚でした。

 

私は忙しく働いている頃、同僚によくこう言われました。

 

「おまえは理想が高いんだよ。」

「全然問題ないのに何が不満なの?」

 

同僚が言うように、私も自分自身に満足し安心をしたいのだけれど、なぜか?満足できず安心でず、「満足してはいけない!もっと!もっと!」と、自己否定感に煽り立てられ、オロオロと落ちつきませんでした。

そして、ふと気がつくとぐったりとしていました。

それは、ほっと安心したいのに、自己否定感に邪魔されてしまい、安心できないという感覚でした。

(関連:交流分析:禁止令とドライバー

 

自己否定とは、もっともっと!という焦り…

なぜ、自己否定が止まらないのか?

私は、自分自身の自己否定感を分析しました。

そして、こんな言葉にしっくりきました。

 

もっと早く!もっと確実に!もっと完璧に!

失敗してはいけない!

 

まさしく、完璧主義という言葉がしっくりときました。

でも、なぜ?どうして?なんのために?

自分は完璧を目指してしまうのか?

自分自身のことなのに疑問だらけでした。

(関連:自己否定の原因はいつか誰かに言われた言葉

 

自己否定が止まらない理由:インナーチャイルドの訴え

あきず、あせらず、あきらめずに心の分析を続けました。

すると、こんな気持ちに気づきました。

 

失敗したら認めてもらえないんだよ!

失敗したら見捨てられてしまうんだよ!

 

なんだか、子供の頃、親兄弟に感じていた焦りのような気持ちに似ているなと、私は気づきました。

そして、頑張ることを止めることをすごく怖がっている自分を感じました。

それは、「頑張ることをやめて傷つくくらいなら、このまま頑張り続けたほうがいい!」と、やせ我慢を続けている感じでした。

今まで、ずーっとその方針で頑張って生きてきたのですから、方針を変更するのは怖くて当然だなぁ…と私は感じました。

それは、親の愛情が欲しいのに素直に欲しいと言えず、 頑張り続けて褒めてもらうしかないと思い込んでしまった、はるか昔の幼い自分=インナーチャイルドの訴えでした。

(関連:インナーチャイルドとは?専門家のやさしい説明

 

自己否定が止まらない理由:見捨てられ不安、アダルトチルドレンのサイン

親の愛情が得られないことの恐れを見捨てられ不安と言います。

幼い頃の私は、親に見捨てられないように、必死に頑張り続けていたのだと、私は気づきました。

そして、自己否定という心理には、見捨てられたくない!という焦りが隠れていること、同時に、自己否定はアダルトチルドレンのサインであることにも気づきました。

(関連:アダルトチルドレンとは?心理学でやさしく解説

(関連:アダルトチルドレン症状チェックリストへ

 

自己否定という心理を分析し、幼い自分の気持ち=見捨てられ不安に気づいたことで、成長し大人になった今は、親に見捨てられることなどないので、もうそんなに頑張る必要はない…と気づき納得しました。

頑張らなくても見捨てられない…ということに納得がいったことで、ようやく自己否定が和らいでいきました

 

このように、メンタル心理そらくもでは、自己否定という心理を理解したうえで、競走馬に自分にムチを打つかのような自己否定感を解きほぐし、自己否定から自己肯定へスムーズにシフトしていくカウンセリング&セラピーを行っています。

(関連:アダルトチルドレンの心理カウンセリングのポイント