ケアテイカータイプの特徴

2019年10月10日アダルトチルドレン, アダルトチルドレンの特徴, アダルトチルドレンタイプ, ケアテイカー(世話役)

アダルトチルドレン_ケアテイカータイプの特徴を表すイラスト

POINTケアテイカータイプの特徴は、気立てがよく、世話焼きな反面、周囲からの評価や感謝に不満を感じると、トラブルを起こしやすい点です。

アダルトチルドレンは、子ども時代、機能不全家族で育ったことにより、人間関係における感じ方や考え方に特徴を持っており、子ども時代に身に付けたその特徴が、大人になっても自身の性格に影響を与えています。

その中で、アダルトチルドレン:ケアテイカータイプの特徴は、「世話役」の呼び名の通り、「気立てがよく先回りをしてお世話をしてくれる…」という点です。

この記事は、ケアテイカータイプの特徴について説明しています。

ケアテイカータイプ(世話役)の特徴

アダルトチルドレンは、ケアテイカータイプ(世話役)のほかに、ヒーロー(英雄)、スケープゴート(身代り役)、ロストワン(いない子)、ピエロ(おどけ役)、プラケーター(慰め役)、イネイブラー(支え役)など、さまざまなアダルトチルドレンタイプにわかれ、子どもが両親や家族を支えることで、機能不全家族の崩壊を繋ぎ止めます。

とくにアダルトチルドレン:ケアテイカータイプは、お願いされなくても、自分からお世話をする優しい気遣いができる一面が最大の特徴です。

また、ケアテイカータイプは、面倒見の良い気質の日本人に多いタイプと言われ、特に、ケアテイカータイプである母親が多いとされます。

ケアテイカータイプの特徴は、以下の点があげられます。

POINT

  1. お世話に対する見返りを求めがち
  2. 看護師、介護士、保育士、教師に多い
  3. お世話をすることに依存しやすい
  4. 相手を共依存関係に巻き込みやすい
  5. 余計なお世話、ありがた迷惑、過干渉をしがち
  6. お世話できる機会を自作自演しがち

それでは、以下に詳しく説明していきます。

 

特徴①お世話に対する見返りを求めがち

アダルトチルドレン:ケアテイカータイプの最大の特徴は、「とても気が利く」という点です。

「阿吽の呼吸(あうんの呼吸)」「一を聞いて十を知る(いちをききじゅうをしる)」などのことわざ通り、先回りしてお世話をしてくれる気立ての良さが、ケアテイカータイプの特徴です。

ただ、裏を返せば、「自分がお世話をしてあげているのだから、相手は感謝をしてくれて当然だ!」と、お世話に対する見返りを求めがちである点も、ケアテイカータイプの特徴です。

よって、ケアテイカータイプは、お世話をしてあげた見返りとして、褒めてもらえたり感謝をしてもらえれば満足を感じるのですが、褒めてもらえなかったり感謝をしてもらえないと、「あなたのためを想って○○してあげたのに、どうして○○してくれないの!?」と、途端に機嫌を悪くしたり、急に怒り出したり、逆恨みし攻撃的になる場合があります。

 

特徴②看護師、介護士、保育士、教師に多い

ケアテイカータイプは、機能不全家族に育ったことで、家族の問題に敏感に気を配ってきたため、周りの人間に対してきめ細やかな気配りができるところが特徴です。

よって、周りの人たちが感じるケアテイカータイプの特徴は、「面倒見がいい人」「親切な人」「気が利く人」など、周りのことを常に気にかけてくれる優しい存在に映ります。

このように、ケアテイカータイプの特徴は、誰かのお世話をすることに喜びを感じるという点です。

よって、ケアテイカータイプは、看護師、介護士、保育士、教師など、子どもや高齢者などの弱者に携わる職業を選ぶ場合が多いと言われています。

 

特徴③お世話をすることに依存しやすい

ケアテイカータイプは、「自分は献身的にお世話をしてこそ、存在価値が認められる…」と感じており、裏を返せば、「お世話をしていない自分」=「許せない自分」という心理を持ち合わせている点も、ケアテイカータイプの特徴です。

このように、ケアテイカータイプの特徴は、「誰かをお世話し続けていないと苦しい…」=「誰かをお世話する行為そのものに依存している…」という点です。

そして、「誰もお世話をしていない自分には価値がない、誰かをお世話していないと見捨てられてしまう…」という大きな見捨てられ不安を抱えている点も、ケアテイカータイプの特徴です。

 

特徴④相手を共依存関係に巻き込みやすい

よって、家族、職場、友人、恋愛などの人間関係において、ケアテイカータイプに依存をしてしまうと、ケアテイカータイプは、自分に依存してくれる人を「自分の存在価値を保証してくれるかけがえのない人」と捉え、全身全霊をもってお世話をします。

そうすると、お世話をしてもらえる側の人間にとって、ケアテイカータイプはなんでも世話をしてくれる都合のよい存在となってしまい、気がつくと、ケアテイカータイプに深く依存をしてしまっている場合が多々あります。

そして、ケアテイカータイプのお世話に安易に依存をしてしまうと、ある意味、ケアテイカーの虜(とりこ)となってしまい、ケアテイカータイプから離れられなくなったり、ケアテイカータイプから離れようとしても、ケアテイカータイプはいつまでもお世話をやめてくれず、場合によっては束縛されてしまったり、付きまとわれてしまい、結果、強力な共依存関係に陥ってしまう場合があります。

このように、ケアテイカータイプの特徴は、「自分の存在価値を感じたいがために、相手を共依存に巻き込んでしまう場合がある…」という点です。

 

特徴⑤余計なお世話、ありがた迷惑、過干渉をしがち

このように、ケアテイカータイプは相手のためというより、自分の存在価値を感じるため、すなわち、自己満足のためにお世話を押し付けてしまう場合が多いです。

よって、ケアテイカータイプの言動は、「余計なお世話」「ありがた迷惑」「過干渉」と捉えられてしまう場合や、「おせっかいな人」「寂しがり屋」「かまってちゃん」などの印象に映ってしまう場合があります。

このように、ケアテイカータイプの特徴は、「行き過ぎたお世話によって、人間関係にトラブルを招いてしまう場合がある…」という点です。

 

特徴⑥お世話できる機会を自作自演しがち

ケアテイカータイプにとって、「お世話ができない」=「自分の存在価値を感じない」という心理状態は、「嫌われるのが怖くてしかない…」という心理状態です。

なので、ケアテイカータイプは、嫌われたり1人ぼっちになることを極端に恐れ、なんとしても自分がお世話できる状況を確保しようとします。

例えば、皆の注目を集めたいがため、消防士が放火によって火事を起こし、自ら消火活動をしたりするケースがそれに該当します。

このように、ケアテイカータイプは、自分の存在価値を感じ、見捨てられ不安を和らげたいがために、「周りに必要とされる状況」=「自分がお世話できるチャンス」を自作自演しようとする特徴があります。

 

さて、アダルトチルドレンは、ケアテイカータイプ(世話役)のほかにも、抱えているインナーチャイルドの特徴によっていくつかのタイプに分類できます。

アダルトチルドレン(ac)タイプ診断を行うことは、アダルトチルドレンの克服の第一歩です。

以下の記事は、自分が抱えているインナーチャイルドのタイプを診断することができます。

また、ケアテイカータイプをはじめ、アダルトチルドレンを生み出す家族を機能不全家族と呼び、戦後の日本家庭の8割は機能不全家族と言われています。

以下に、「機能不全家族のチェックリスト」も合わせて紹介します。

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まとめ

さいごに、ケアテイカータイプの特徴について重要ポイントをまとめます。

  • POINT自分のお世話に対し、褒めてもらえたり感謝してもらえないと機嫌が悪くなりやすい
  • 小学校、幼稚園、保育園など子どもに接する仕事や、老人ホームなど介護サービスに従事することが多い
  • 誰かをお世話し必要とされていないと大きな不安を感じる
  • 自分が必要とされるためなら、相手を共依存関係に巻き込んでしまう
  • 余計なお世話で人間関係にトラブルを起こす場合がある
  • 自分が必要とされるためなら、自分が必要とされる状況を自作自演してしまう場合がある

また、アダルトチルドレン:ケアテイカータイプに関する関連記事を以下に紹介します。

是非、あわせてお読みください。

以上、「ケアテイカータイプの特徴」という記事でした。

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