アダルトチルドレン(AC)プラケーター(慰め役)が生まれる原因

2019年10月11日アダルトチルドレンアダルトチルドレンの原因,アダルトチルドレンタイプ,プラケーター(慰め役)

アダルトチルドレン_プラケータータイプの原因を表すイラスト

POINT

プラケータータイプ(慰め役)が生まれる原因は、「機能不全家族」と呼ばれる「家庭環境」にあり、「感情面の原因(幼少期のトラウマ)」と「思考面の原因(無意識の思考パターン)」の2つがあります。

心理カウンセラーの寺井です。

プラケーターが生まれる原因は、「機能不全家族」で育ったことにより、子どもの頃に「トラウマ(心の傷)」を負ったことが根本的な原因です。

また、子どもが「トラウマ」によって抱える「負の感情」のひとつに「見捨てられ不安」があります。

プラケーターは、「家族が落ち込んでいる様子」や「家族が揉めている様子」に対して「見捨てられ不安」を感じやすいため、「気落ちしている家族」や「イライラしている家族」を見ると「見捨てられ不安」を感じて居てもたってもいられなくなり、親・家族に対する「慰め役」を担うようになると考えられています。

そして、親・家族への「慰め役」を繰り返しているうちに「無意識の思考パターン(習慣)」として「潜在意識」に根付き、大人になっても「慰め役」を繰り返していると考えられます。

この記事は、アダルトチルドレン:プラケーター(慰め役)が生まれる原因について解説しています。

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アダルトチルドレン:プラケーター(慰め役)が生まれる原因

アダルトチルドレン_プラケータータイプが生まれる原因を表すイラスト

アダルトチルドレン」とは「機能不全家族」で育った影響により、大人になってからも「生きづらさや心に傷を抱えている人」を指す言葉であり、「機能不全家族」とは「アダルトチルドレンの原因となる家族」を意味します。

「アダルトチルドレン」とは、機能不全家族で育ったことにより、「親から守られる」「適切な教育を受ける」などの正常な成長過程をたどれず、成人してからも生きにくさや心に傷を抱えている人のことをさします。

引用元:機能不全家族で育った大人「アダルトチルドレン」を克服するには?

また、「アダルトチルドレンの原因」となる「機能不全家族」とは、「家庭内に存在する様々な問題が原因で、子どもが愛情不足に陥っている家族の状態」を指します。

機能不全家族とは、家庭内に存在するはずの愛情や安全が脅かされている家庭のことです。その原因は、家庭内の虐待や愛情不足、家族構成による機能不全など様々です。

引用元:機能不全家族チェック

このように、プラケーターが生まれる原因は、子どもが心身ともに健全に成長していくために必要不可欠な「愛情・安全・安心」が脅かされている「機能不全家族」と呼ばれる「家庭環境」にあります。

なお、プラケータータイプの原因となる「機能不全家族」については、以下の記事で詳しく解説しています。

以上のことから、「プラケーターが生まれる原因」として、以下のような「流れ」が考えられます。

POINT

  1. 愛情不足」により「見捨てられ不安」を感じる
  2. 見捨てられ不安」を和らげるために「慰め役」となる
  3. 慰め役」を担うことで「自分の存在価値」を感じる
  4. 自分の存在価値」を感じるために「慰め役」を続ける

それでは、以下に詳しく解説していきます。

 

①「愛情不足」により「見捨てられ不安」を感じる

プラケーターが「慰め役」を始める理由は、「機能不全家族」で育ったことにより、子どもの頃に「トラウマ(心の傷)」を負ったことが根本的な原因です。

なお、家庭において以下の「根本的な願い」が満たされなかったとき、子どもは「トラウマ」を負うと考えられています。

POINT

  • だれかの期待にこたえるためではなく、ありのままの自分として大切にされる
  • 親の欠損を埋め合わせるための存在ではなく、その子自身として慈しまれる
  • 安全で、安定していて、温かさのある環境で、無条件に愛される

引用元:「見捨てられ不安」と「恐れ」を手放すには。幼少期トラウマの背景と影響を理解してラクに生きていこう

プラケーターをはじめ、アダルトチルドレンの原因となる「機能不全家族」とは、上記の「根本的な願い」が満たされない家庭であり、子どもが「トラウマ」を負いやすい家庭と言えます。

なお、「プラケーターが生まれる原因となる機能不全家族の特徴」は、主に以下の「具体例」があげられます。

POINT

  • 父親が頼りない
  • 母親がイライラしていることが多い
  • 母親が落ち込んでいることが多い
  • 父親・母親の夫婦仲が穏やかではないことが多い
  • 兄弟姉妹が揉めていることが多い
  • 兄弟姉妹が落ち込んでいることが多い

そして、子どもが「トラウマ」によって抱える「負の感情」のひとつに「見捨てられ不安」があります。

「見捨てられ不安」とは、「愛情不足」の子どもが感じる「強い孤独感」であり、身の危険を感じている「強い危機感」のあらわれでもあります。

また、「見捨てられ不安」とは「何としても見捨てられないようにするための強い不安」とも言えますし、「見捨てられること・孤独になることを何としても避けようとする強い警戒心」とも言えます。

ですので、人は「見捨てられ不安」を感じると「強い精神的ストレス」に襲われるため居てもたってもいられなくなり、「見捨てられ不安」を和らげるために、衝動的にさまざまな「防御行動」をとるという特徴があります。

【見捨てられ不安とは?】見捨てられること、自分から人が離れてしまうことに強い不安を感じます。見捨てられたくない相手は、恋愛相手、友人、親、職場の人間などで、人から嫌われたくないため、様々な防衛行動を起こします。

引用元:【見捨てられ不安克服】愛着障害、恋愛依存と見捨てられ不安の治し方。

ですので、親子・家族・友達・恋愛・夫婦・仕事など人間関係において、プラケーターが相手の「ネガティブ感情」に気づくと居てもたってもいられなくなり、ついつい「相手の心のケア」をしたくなる(相手に寄り添い慰めたくなる)という点は、自らの「見捨てられ不安」を和らげるための「防御行動」と考えることができます。

以上のことから、「愛情不足」により「見捨てられ不安」を感じるようになったという点は、「アダルトチルドレン:プラケーター(慰め役)の原因」のひとつと言えます。

 

②「見捨てられ不安」を和らげるために「慰め役」となる

プラケーターは「機能不全家族」と呼ばれる「家庭環境」で育ち、子どもの頃から「見捨てられ不安」を感じながら育ちました。

また、前述の通り「見捨てられ不安」とは、「強い精神的ストレス」に襲われ「耐え難い苦しさ」を感じる感情ですので居てもらってもいられず、さまざまな「防御行動」を引き起こします。

なお、「プラケーターが感じた見捨てられ不安」とは、主に以下の「具体例」があげられます。

POINT

  • 父親の頼りない姿をみて、強い不安を感じた
  • 母親のイライラしたり落ち込んでいる姿をみて、強い不安を感じた
  • 兄弟姉妹が揉めている姿をみて、強い不安を感じた
  • 兄弟姉妹が落ち込んでいる姿をみて、強い不安を感じた

また、「プラケーターが見捨てられ不安を和らげるためとり始めた防御行動」とは、主に以下の「具体例」があげられます。

POINT

  • 頼りない父親に代わって、家族を「見守る」ようになった
  • 母親がイライラしているときは不満を聞き、母親を「なだめる」ようになった
  • 母親が落ち込んでいるときは愚痴を聞き、母親を「慰める」ようになった
  • 兄弟姉妹が揉めているときは双方の話を聞き、兄弟姉妹を「仲裁する」ようになった

このように、プラケーターは「耐え難い苦しさ」である「見捨てられ不安」を和らげるため、あるいは、これ以上「見捨てられ不安」を感じずに済むようにするための「防御行動」として、家族の「見守り役・なだめ役・慰め役・仲裁役」を担うようになると考えられます。

以上のことから、「見捨てられ不安」を和らげるために「慰め役」となったという点は、「アダルトチルドレン:プラケーター(慰め役)の原因」のひとつと言えます。

 

③「慰め役」を担うことで「自分の存在価値」を感じる

プラケーターは「耐え難い苦しさ」である「見捨てられ不安」を和らげるために、「落ち込んでいる家族」や「悩んでいる家族」の「慰め役」を担うようになります。

そして、プラケータが担う「慰め役」という「献身的な優しさ」は、徐々に「家族の支え」となり、プラケーターは「家族に感謝される存在」「家族に頼られる存在」となっていきます。

とくに「気落ちした母親」を慰めたとき、母親から「ありがとうね…」「あなたがいてくれて本当に良かった…」という「感謝」や「褒め」の言葉を掛けてもらえると、プラケーターは「母親の愛情」や「母親に必要とされている喜び」や「母親の役に立つことができた嬉しさ」を感じて「見捨てられ不安」が和らぎます。

なお、「感謝してもらえた」「褒めてもらえた」など、親に「見捨てられ不安」を和らげてもらえた言動や働きかけを、「交流分析」という心理学では「ストローク(心の栄養)」と言います。

交流分析の創始者であるエリック・バーンは、人の存在や価値を認める刺激(言動や働きかけ)のことをストロークと名付けました。ストロークは「心の栄養」とも呼ばれ、人が生存するためには不可欠なものとされています。

引用元:人を成長させ個性を育み人格を形成するストローク

このように、「ストローク(心の栄養)」は「体」にとっての「水」のような存在で、「人が生存する」ためには不可欠なものであり、親から「ストローク(心の栄養)」をもらえたときに感じる「幸せな気持ち」を「自己肯定感」と言います。

また、親から「ストローク(心の栄養)」をもらえたことで、子どもが「自分はこうやって生きていこう!」という「生き方の方針」を決めることを「幼児決断」と言います。

幼児決断(ようじけつだん)…(中略)…母子分離を体得してゆく中で、子どもが「人はこのようなものだ」とか「こうやって生きてゆこう」という生きる方針を決める瞬間があります。この決断のことを幼児決断と言います。…(中略)…大人になってからもその人の行動を決定する物差しとして幼児決断が作用し、幼児決断がその人の行動や考え方の傾向に繋がっていることがあります。

引用元:幼児決断(よじけつだん)

このように、プラケーターは「気落ちした母親」を慰めたことに対して「母親」から「ストローク(心の栄養)」をもらえたことによって、「自分は『慰め役』として生きていこう!」という「幼児決断」をすると考えられています。

そして、子どもの頃、「自分は『慰め役』として生きていこう!」という「幼児決断」をしたことにより、大人になっても、プラケーターは無意識に「慰め役」を続けていると考えられます。

以上のことから、「慰め役」を担うことで「自分の存在価値」を感じるようになったという点は、「アダルトチルドレン:プラケーター(慰め役)の原因」のひとつと言えます。

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④「自分の存在価値」を感じるために「慰め役」を続ける

プラケーターは、家族(とくに母親)の「慰め役」を担うことに「自分の存在価値」を感じるようになり、次第に「自分は『慰め役』として生きていこう!」という「幼児決断」をするようになります。

その後、プラケーターは「幼児決断」によって決めた「家族の慰め役」を担い続けていきますが、「家族の慰め役」を繰り返しているうちに、徐々に「家族の慰め役」であることが当然となってしまい、次第に家族から「慰め役をやって当然だ!」と思われるようになります。

とくに、プラケーターが「娘」であった場合、「母親」にとって「娘」が担う「慰め役」はなくてはならない存在となってしまい、「母親」は「娘」に強く依存をするようになり、さまざまな言動で「娘」を「束縛・コントロール」しようとします。

ちなみに、「娘」に強く依存し「娘」と「共依存」になるという点は、「毒親である母親の特徴」のひとつです。

なお、「プラケーターの娘を束縛・コントロールするために母親がする言動」とは、主に以下の「具体例」があげられます。

POINT

  • 苦しんでいる母親を慰めてくれないなんて、あなたはとても悪い子ね!
  • 苦しんでいる母親を慰めてくれるなんて、あなたはとてもいい子ね!

このように、プラケーターの「娘」が「母親」から言われた言葉のうち、「○○はダメ!」など、何かを禁止された指示・命令のことを「禁止令」と呼び、「~しろ!」「~しなさい!」「~したほうがいい!」など、何かを煽り立てられた指示・命令のことを「ドライバー(拮抗禁止令)」と呼びます。

禁止令とは心理学者エリックバーン博士によって開発された自己分析法で、文字通り「〇〇してはいけない」という「禁止」の「命令」のことです。…(中略)…幼いころに親などの養育者から否定的・禁止的な命令や態度を繰り返し受けることで、自らの思考や行動の制限を課してしまうものです。

引用元:知っていますか?あなたを縛る「禁止令」【私たちは禁止されている】

拮抗禁止令とは、幼少期に親の役割をもつ人から与えられた「〇〇しなさい」「〇〇したほうがよい」「〇〇であるべき」という、いわゆる「〇〇しろ」というメッセージを受けて、そのよう生きていこうと「決断」することで自らに課したものです。…(中略)…ドライバーというその名の通り、その人の行動を駆り立ててしまうのです。

引用元:知っていますか?あなたを駆り立てる5つの拮抗禁止令(ドライバー)

このように、当初は「少しでも家族を穏やかにしたい」という「献身的な優しさ」から始めた「慰め役」が、いつしか「やらなければならない役割」となってしまったことが、プラケーターの人格形成に大きな影響を与えていると考えられています。

とくに「交流分析」という心理学では、「人格形成」は「3歳~14歳(第一反抗期~第二反抗期のあいだ)に親から受けたメッセージ(親から受けた子育て)の影響」を強く受けていると言われ、「幼児決断」によって始めた「生き方」が、親との関りの中で「無意識の思考パターン(習慣)」として固定化していくと考えられています。

幼児決断は、早期に幼児の感情をもとに決めることです。幼児決断をもとに、自分はこう生きようとシナリオを書く。これが、「人生脚本」です。幼児決断は両親(養育者)から、さまざまな禁止令(インジャンクション)を受けながらなされるものです。

引用元:交流分析|禁止令と幼児決断

そして、子どもの頃に親の影響によって身に付けた「無意識の思考パターン(習慣)」を「人生脚本」と言います。

人生脚本とは、エリック・バーンが提唱した心理学理論です。幼少期に自分自身の人生脚本を描き、その通りになるとされています。人生脚本の大部分は親からのメッセージにより決定されます。無意識のうちに生き方を決め、それに従い行動するということです。

引用元:人生脚本とは

このように、プラケーターは「献身的な優しさ」で「家族の慰め役」を始めたものの、徐々に「慰め役」を続けることが「当然」となってしまい、「『誰かの慰め役をしている自分』には存在価値があるが、『誰の慰め役もしていない自分』には存在価値がない」という「人生脚本」を身に付けていくと考えられています。

そして、子どもの頃、「自分は『慰め役』をしなければならない!」という「人生脚本」を身に付けたことにより、大人になっても、プラケーターは無意識に「慰め役」を続けていると考えられます。

以上のことから、「自分の存在価値」を感じるために「慰め役」を続けるようになったという点は、「アダルトチルドレン:プラケーター(慰め役)の原因」のひとつと言えます。

 

アダルトチルドレン:プラケーター(慰め役)を克服する方法

アダルトチルドレン_プラケータータイプを克服する方法を表すイラスト

このように、プラケーターは「機能不全家族」で育った影響で「トラウマ(心の傷)」を負い、「トラウマ」の「防御行動」として「慰め役」を担うようになり、親・家族への「慰め役」を繰り返しているうちに「無意識の思考パターン(習慣)」として「潜在意識」に根付いていったと考えられています。

以上のことから、「プラケーターの原因」は、大きく分けて以下の「2つ」があります。

POINT

  • 感情面の原因…「幼少期のトラウマ
  • 思考面の原因…「無意識の思考パターン

よって、「プラケーターの克服」は、以下の「2つの取り組み」が必要となります。

POINT

  • 感情面のケア…「幼少期のトラウマ」を癒す
  • 思考面のケア…「無意識の思考パターン」を書き換える

このように、プラケーターを始めとする「アダルトチルドレンの克服」は、「感情面」と「思考面」の「両方の取り組み」が必要です。

反対に言えば、どちらか「片方の取り組み」だけでは、一時的には症状が落ち着いたとしても、しばらくして「慰め役」の症状が再現する可能性が高いと言えます。

 

アダルトチルドレンの克服がうまく行かない理由

また、「ゲシュタルト心理学」や「交流分析」によると、「幼少期のトラウマを癒す作業」や「無意識の思考パターンを書き換える作業」は、子どもの頃の感情に「感情移入」できればできるほど効果が高いと考えられています。

とはいえ、「子どもの頃のトラウマ体験」や「子どもの頃の家族との記憶」は、「できれば思い出したくない『傷ついた記憶』」であるのと同時に、「なかなか思い出しづらい『遠い昔の記憶』」でもあります。

ですので、心理カウンセラーが視界に入ってしまうと集中しきれず、「アダルトチルドレンの克服」はうまく行かなくなってしまう場合が多いです。

よって、目を開けた状態で行う「対話型のカウンセリング」のみでは、「アダルトチルドレンの克服」がうまく行かない場合があると言えます。

 

インナーチャイルドセラピー(退行催眠)が有効な理由

このように、目を開けた状態で行う「対話型のカウンセリング」のみだと、心理カウンセラーが視界に入ってしまい、子どもの頃の感情に「感情移入」できず、「アダルトチルドレンの克服」がうまく行かない場合が多いです。

ですが、目を閉じた状態で行う「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)」であれば、心理カウンセラーが視界に入らず、子どもの頃の感情に「感情移入」しやすくなり、「アダルトチルドレンの克服」が進めやすくなります。

よって、「インナーチャイルドセラピー(退行催眠)」は「アダルトチルドレンの克服」に非常に有効であると言えます。

 

以上のことから、「プラケーターの克服」は、以下の手順で行っていきます。

POINT

  1. プラケーター(慰め役)の原因を理解する
  2. インナーチャイルドセラピーを用いて「幼少期のトラウマ(インナーチャイルド)」を癒す
  3. インナーチャイルドセラピーを用いて「無意識の思考パターン(人生脚本)」を書き換える

続きは、以下に詳しく解説しています。

 

「アダルトチルドレンタイプ」それぞれの「生まれる原因」

アダルトチルドレンタイプを表すイラスト

アダルトチルドレンが、子どもの頃に身に付けた「機能不全家族での役割」を、アメリカの心理療法家「ウェイン・クリッツバーグ」は「アダルトチルドレンタイプ」としてまとめました。

そして、「プラケーター(慰め役)」とは、「ウェイン・クリッツバーグ」がまとめた「アダルトチルドレンタイプ(機能不全家族での役割)」のひとつにあたります。

なお、「プラケーター(慰め役)」以外の「アダルトチルドレンタイプ」それぞれの「生まれる原因」については、以下の記事で詳しく解説しています。

 

まとめ

さいごに、本記事の重要ポイントをまとめます。

  • POINTプラケーターが「慰め役」を始める理由は、子どもの頃に負った「トラウマ(見捨てられ不安)」に原因がある
  • プラケーターは、「見捨てられ不安」を和らげるための「防御行動」として「慰め役」となる
  • プラケーターは、「慰め役」を「母親」に「感謝」されたことから「慰め役」であることに「生きがい」を感じるようになる
  • プラケーターは、「慰め役」として生きることを「幼児決断」して繰り返す
  • プラケーターは、「慰め役」を繰り返しているうちに「無意識の思考パターン(人生脚本)」として根付いた
  • プラケーターの原因は、「感情面の原因(幼少期のトラウマ)」と「思考面の原因(無意識の思考パターン)」の「2つ」がある
  • プラケーターの克服は、「感情面のケア(幼少期のトラウマを癒す)」と「思考面のケア(無意識の思考パターンを書き換える)」の「2つ」がある
  • 「インナーチャイルドセラピー」は、「幼少期のトラウマを癒し」と「無意識の思考パターンの書き換え」を「2つ同時」に取り組むことができる

また、本記事に関する関連記事を以下に紹介します。

是非、あわせてお読みください。

なお、本記事に関する関連情報は、以下のページでもまとめていますのであわせて紹介します。

以上、「アダルトチルドレン(AC)プラケーター(慰め役)が生まれる原因」という記事でした。

この記事を書いた人

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はじめまして「メンタル心理そらくも 代表:寺井啓二」です。うつ、アダルトチルドレンを克服した経験を持つ心理カウンセラーです。自らの克服経験を世の中に役立てたいと考えています。

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