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アダルトチルドレン:スケープゴートの特徴

2018年1月5日

アダルトチルドレン=スケープゴートの特徴は、自己犠牲の内面に隠した優しさ…

頭を抱える男性のイラスト

 

機能不全家族で育ったアダルトチルドレンは、未成熟な親を心配に感じ、悟られないよう懸命に支えてくれます。

機能不全家族を支えるアダルトチルドレンの中でスケープゴートタイプの特徴は、自己犠牲による献身的な優しさです。

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、犠牲を一手に引き受けることで集団を支えようとしれくれます。

この記事は、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの特徴についてまとめています。

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アダルトチルドレン:スケープゴートとは?

スケープゴートとは、「犠牲の山羊」もしくは「贖罪(しょくざい)の山羊」という意味があり、アダルトチルドレンの特徴の中で「身代り役」を意味します。

別の呼び方では、「生け贄(いけにえ)」とも呼ばれます。

アダルトチルドレンの中でスケープゴートタイプは、自分にはなんら落ち度がないのに、一方的に悪者にされてしまったり、犠牲になってしまったり、親から着せられた冤罪(えんざい)をあえて引き受けてあげることで、未成熟な親を支え続けてくれる悲劇のヒーロー&悲劇のヒロインと言えます。

 

このように、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、未成熟な親=子どもに八つ当たりをする親=「毒親」への不信感や怒りを感じながらも、あえて我慢し汚れ役を引き受けることで、頼りない「毒親」と機能不全家族を懸命に支えようと我慢を重ねてくれます。

同時に、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの大半は、内面では、「どうせ自分なんて…どうせ世の中なんて…」と、自分に対しても世の中に対してもささくれた感情を抱いており、そのぶん人間全体への不信感を募らせてもいます。

なので、周囲の人たちから見るスケープゴートタイプの印象は、「かわいそうな子」「不憫な子」「不運な人」などと憐みを感じる場合がある反面、「問題児」「不良」「トラブルメーカー」「暴れ者」「厄介な人」など、暴力や問題を起こしやすい人として映る場合もあります。

(関連:アダルトチルドレンの特徴

 

アダルトチルドレン:スケープゴートの特徴

アダルトチルドレンとは、スケープゴート(身代り役)の他に、ヒーロー(英雄)ロストワン(いない子)ピエロ(おどけ役)ケアテイカー(世話役)イネイブラー(支え役)プラケーター(慰め役)など、いくつかのタイプに分かれ、自分を犠牲にし、それぞれの役割を演じることで、頼りない親を支えたり、機能不全家族を支えて、自分の居場所=家族をなんとか守ろうとします。

とくにアダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、親や家族から一方的に悪者にされたり虐げられているため、自己否定感をかなり強く感じているのが特徴です。

なので、「どうせ…なにをやってもうまくいかない…」「どうせ…全部自分が悪い…」「どうせ…なにをやっても無駄だ…」と、自分自身の存在価値を見いだせずにいるのがアダルトチルドレンのスケープゴートタイプの特徴です。

 

自己否定と自己犠牲で家族を支えなきゃ…

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、自分が失敗をしたり、自分が問題を起こしたり、自分が家族に対してマイナスの影響を与えると、家族が自分を問題視してかえって家族が結束すると考えています。

なので、わざと問題児であろうとしたり、わざとダメな人間であろうとしたり、わざと大きな問題を起こしたり、いわば家族内の問題児&厄介者として自分自身を捧げ、あえて家族の嫌われ役を演じることで自分への不信感や不満を煽り、家族の結束を維持しようとします。

このように、自虐的=自己否定や自己犠牲をしてでも家族を支えたい!と願う優しさが、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの特徴です。

(関連:自己否定の原因はいつか誰かに言われた言葉

 

周囲の犠牲にならなきゃ…

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、自分の苦しい境遇を嘆いている反面、自分が幸せになることを恐れている部分も持ち合わせています。

なので、わざと人の和を乱す言動をしてしまったり、わざと不仲を招くような態度と取ってしまったり、わざと周囲の犠牲になってしまったりしてしまう場合があります。

そのため、いじめ、ハラスメント、DV、虐待、といった暴力被害を受けると、かえって自分の存在意義を感じ、被害をあえて受け止め続けてしまう場合があるため、周囲が被害に気づけないまま、事態が深刻化してしまう場合があることも、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの特徴です。

(関連:僕はダメじゃなきゃだめなんです!心に深く傷める友人とのカウンセリング

 

自分に罰を与えなきゃ…

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、親や家族から不当な罰や虐げを受けてきたため、反対に、罰を受けていない状態に、かえって不慣れさや不安を感じてしまう場合があります。

なので、あえて自分自身に罰を与えて心を落ち着かせようとする心理が巡りやすく、拒食、過食、リストカット、などの自傷行為を行う場合があることが特徴的です。

また、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、親や家族から冤罪(えんざい)を押し付けられ続けてしまったために、人から信頼や好意を寄せられたり、自由や恵まれた状態に置かれると、かえって怖さを感じて戸惑ってしまいます。

よって、人の信頼や好意をわざと裏切ることで逃げてしまったり、怖さからの逃避で自暴自棄となり、薬物犯罪、年少妊娠、などに巻き込まれやすいのも、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの特徴です。

(関連:孤独と寂しさを認めるのが恥ずかしい。

 

アダルトチルドレン:スケープゴートの性格

アダルトチルドレンのスケープゴートの性格は、大きく分けてふたつの特徴があります。

 

ひとつめは、

言動は荒っぽいけど根は優しい人…

ふたつめは、

自分を犠牲して静かに耐え続ける優しい人…

 

うえのふたつの印象は、表面だけ見ると、「荒っぽい印象」と「静かな印象」と矛盾した印象に映りますが、アダルトチルドレンのスケープゴートの性格は、「内面はとても優しい性格である。」という点は一致しており、内面の奥深くに封印した「優しい性格」こそが、アダルトチルドレンのスケープゴートの性格の最大の特徴です。

 

ただ、「とても優しい性格」であるが故、「濡れ衣」を着せられてもあえて否定せず甘受してしまい、自分を犠牲にすることで周囲の平和を保とうとしてくれます。

内面の奥深くに封印した「とても優しい性格」を、「強がり」や「冷徹さ」や「荒っぽさ」や「粗暴さ」、もしくは「頼りなさ」や「気の弱さ」や「だらしなさ」や「甲斐性の無さ」といったマイナスイメージの印象でひた隠しにしているのが、アダルトチルドレンのスケープゴートの性格なのかもしれません。

 

よって、スケープゴートの性格の最大の特徴は、「本心」を絶対に明かさないことであり、ゆえに恋愛や職場や家庭などの人間関係において、スケープゴートの性格は、しばしば「誤解」されてしまったり「濡れ衣」を着せられてしまいがちです。

そして、アダルトチルドレンのスケープゴートの性格は「とても優しい性格」であるが故、「誤解」も「濡れ衣」もあえて否定せずそのまま受けとめてしまい、じっと耐え続けてしまいます。

(関連:誰もわかってくれないと感じる心理の原因と説明

 

自暴自棄

スケープゴートは、親を始め、家族や周囲の人から虐げられてしまった経験があるので、人を信頼したり、自分を信頼することがとても苦手であり、素直になることや真面目な態度をとることがとても難しいという辛い部分があります。

よって、スケープゴートの性格は、芯にある「本当は優しい性格の自分」の存在を感じながらも、認めることが難しく大きな葛藤を感じてしまい、ついつい自暴自棄になってしまう場合があります。

また、スケープゴートが父親や母親となると、誠実に懸命に子育てをしようとすればするほど、愛することや信頼することへの恐れ、芯にある「本当は優しい性格の自分」を認めることへの葛藤が生じてしまい、心的負担が増大し、子育てを放棄してしまったり、子どもに暴力を振るってしまう場合もあります。

(関連:子育てが辛い苦しい怖いということ。

 

アルコールと薬物依存

スケープゴートの性格は、身代り役と呼ばれるように、誰かの罪や失敗を身代りとなって背負う=親から罰を与えられ、その罰を受けることで初めて自分に存在意義があるという心理的なブロックを持ち合わせてしまっています。

これはもともとの性格ではなく、生まれ持った資質でもなく、運命でも宿命でもありません。

あくまで、生まれた後に受けた、幼少期の親の躾の影響=禁止令とドライバーの影響によるものです。

 

スケープゴートが本来の自分が持ち合わせている自由や信頼を育もうとすることは、育ての親の教えに背く=親に反抗する=親に見捨てられる…という見捨てられ不安に直結してしまい、「罰を受けていれば見捨てられない…でも罰を受けていないと見捨てられてしまう…」という大きな葛藤と不安によって強力に縛り付けられてしまいます。

このような大きな葛藤と不安を抱え続けることは、心にとってとても大きな負担となります。

なので、心の大きな負担を少しでも和らげるため、スケープゴートは、アルコール依存や薬物依存に頼らざるを得ない場合もあります。

(関連:心の悩みのツボ=交流分析:禁止令とドライバー

 

自傷行為

また、スケープゴートの性格は、「毒親の呪縛から自由になりたい!」と思えば思うほど、「見捨てられ不安」が燃え上がり苦しくなってしまい、結局、「やっぱり罰を受けて安心したい…」という想いに至ってしまいます。

よって、「やっぱり罰を受けて安心したい…」という想いを満たすために、拒食や過食やリストカットなどの自傷行為を自らに課し、自分で自分に罰を与えることで安心を感じようとします。

このように、スケープゴートにとって、「アルコール依存、薬物依存、拒食、過食、リストカット…」などの自傷行為は、「自分が生きている感覚」を感じ、ほっと安心を感じるための大切な手段です。

なので、常識や理屈を押し付けてやみくもにやめさせるなどの対応は、スケープゴート本人の葛藤と不安をかえって煽り苦しさを増大させてしまうでしょう。

(関連:拒食症が改善しました-Iさん:20代女性の体験談-

 

疾病利得

スケープゴートの性格は、「ありのままの自分では両親に認めてもらえない…」という苦しい思い込みを抱えてしまっています。

ですが、自分が病気になった時だけは両親が優しくしてくれたり、自分が苦しい立場にあるときだけは両親がかまってくれた体験があると、「自分が被害者的立場でいることで周囲から愛情が得られる。」という複雑な心理状態(専門用語で疾病利得と言います。)を作り出してしまいます。

なので、「自分は可哀そうな人間…」という建前を維持するために、わざと病気を治癒しようとしなかったり、障害や苦境を克服しようとしなかったり、自らの疾病を自らがかえって長引かせることで、家族や周囲から愛情や同情を確保しようとする(共依存関係)を構築しようとする一面があります。

(関連:かわいそうという心理を心理学で解説

 

機能不全家族とスケープゴートの関係

機能不全家族とは、子どもから見て不安を感じる家族、もしくは、子どもにとって不十分な家族とも言えます。

子どもは、家族と言う居場所が安定してこそ、安心して大人への成長を遂げていくことができます。

ですが、自分が成長するために必要な居場所=家族に機能不全や不安を感じると、まずは、自分自身のことより、自分の居場所=家族を機能させ安定させることを優先しようとします。

なので、機能不全家族においるスケープゴートは、「機能不全家族を支え、自分の安心の居場所を確保したい!」という願いがあるからこそ、自分を犠牲にし、機能不全家族の問題を一手に引き受けてしまいがちです。

 

よって、家族に対する積年の想いを抱え続けているため、大人になっても家族間で粗暴なトラブルを起こしがちであったり、反対に、大人になっても親の介護などを一手に引き受けてしまい、親の介護に縛られ、自分の人生を犠牲にしていまいがちです。

このように、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプと機能不全家族の関係は、自分のことよりも家族を優先し支え続けている自己犠牲の苦しい関係とも言えるのかもしれません。

 

機能不全家族とは?

ですが、機能不全家族とは?あくまで子ども時代の自分がかつて所属していた集団です。

なので、機能不全家族を支えるアダルトチルドレンとは、あくまで子ども時代限定で必要だった生き方であり、大人になった今は卒業しても安全な生き方だと言えます。

もし、今、生きづらさを感じているのなら機能不全家族チェックをすることで、過去の苦しい生き方からの卒業が始まるのかもしれません。

(関連:機能不全家族チェック|タイプと特徴と影響

 

プラケーターの特徴

さて、不安定な家族=機能不全家族を支える役割り=アダルトチルドレンのタイプには、ケアテイカー(世話役)という役割りがあります。

ケアテイカー(世話役)は、またの名をリトルナースと呼ばれ、リトルナースとは、看護してくれるナースのように、いろいろと家族の世話を焼いてくれる子どもという意味合いです。

(関連:ケアテイカーの特徴:アダルトチルドレンとは?

 

いわばリトルナースとは、親や家族の世話をすることで機能不全家族を支えようとする子どもの姿を指します。

そして、ケアテーカー(世話役)=リトルナースは、家族を支える方法の特徴から、イネイブラー(支え役)プラケーター(慰め役)のふたつに分かれます。

このなかでもプラケーターの特徴は、「自分を後回しにしてまで相手の幸せをじっと静かに願う。」といった「優しい性格」が最大の特徴となります。

一方、アダルトチルドレンのスケープゴート(身代り役)の特徴も、「自己犠牲によって家族や集団を支える。」といった「優しい性格」が最大の特徴となります。

 

このように、プラケーターの特徴は、一見、スケープゴートの特徴と似ている部分があり、とくに女性の場合、年老いた親の介護や親への心配を優先してしまうあまり、自らの恋愛や結婚や出産などを遅らせてしまう場合があり、「自分のことを後回しにしてまで相手を想う優しい性格」こそが、プラケータの特徴とスケープゴートの特徴がとても一致する点です。

(関連:イネイブラー(支え役)の特徴

(関連:プラケーター(慰め役)の特徴

 

プラケーター(慰め役)との違い

例えば、年老いた親の介護や傷ついた人の介抱などに携わった場合、スケープゴート(身代り役)は、プラケータ(慰め役)と同じように懸命に相手を支えてくれます。

このように、スケープゴート(身代り役)とプラケータ(慰め役)は、特徴がまったく同じように感じますが、じつは内面の心境は大きく違っています。

 

プラケータ(慰め役)は世話好きであるため、自ら望んで人を支え続けてくれます。

ですが、スケープゴート(身代り役)は自らの意思をひたすらに封印し我慢して人を支え続けてくれます。

 

つまり、プラケータ(慰め役)は自らの意思で望んで人を支えるところが特徴ですが、スケープゴート(身代り役)は自らの意思を封印し望んでいない介護にひたすら耐え続けてしまうことが、プラケータ(慰め役)との違いです。

 

このように、スケープゴートと機能不全家族の関係は、一見、プラケーター(慰め役)と同じに見えます。

ですが、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、プラケータ(慰め役)よりもさらに苦しい葛藤を心の奥底に抱え続けている場合があります。

なので、当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーでは、スケープゴートさんと携わらせて頂ける場合、思い違いや押しつけを避け、細心の気配りをもって取り組ませて頂いております。

(関連:アダルトチルドレンとの接し方

 

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの克服

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプさんは、遠い昔から「どうせ自分には居場所などない…」「どうせ自分は大切にされない…」と、あきらめや絶望を無意識に感じがちという特徴があります。

うらをかえすと、「自分は安心安全の居場所を求めてはいけない…」「自分は大切にされてはいけない…自分を大切にしてはいけない…」と、周囲の人たちと調和することや自分を幸せにしようとすることに対して強力なブロック=大きな怖さが働いてしまい、素直になれず、かえって反対の言動をしてしまいがちなのかもしれません。

 

なので、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプさんは、「本来の内面の優しい性格」をなかなか素直に開示できないため、周囲の人たちは、スケープゴートタイプさんのことをはからずも誤解して捉えてしまいがちなわけです。

ですが、私=寺井啓二は、かつでは自分自身がアダルトチルドレンであり、今ではアダルトチルドレンを克服した心理カウンセラーですので、スケープゴートさんの優しい内面を少しはわかるつもりです(^^)

 

また、過去にもたくさんのスケープゴートさんたちが当方メンタル心理そらくもへとお越しくださり、人生の第二幕の始まりをお手伝いさせて頂いた実績があります。

ここからは、当方メンタル心理そらくもが考える、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの克服のポイントを説明していきます。

 

スケープゴートさんのインナーチャイルド

スケープゴートさんを取り巻く周りの人たちは、スケープゴートさんのことを大きく誤解してしまっているのかもしれません。

そして、スケープゴートさん自身も、自分自身のことを「ダメな人間…悪い人間…」と誤解してしまっているのかもしれません。

 

でも、スケープゴートさんが周りの人たちに見せている言動は、あくまで、「優しい内面」をひた隠しにしている鎧の様なものではないかな?と私は日々感じています。

素直になるのが怖いと感じてしまうスケープゴートさんの内面には、自分のことなど後回しにして大切な人をずっと心配して支えてくれている幼い自分=インナーチャイルドが助けを求めてずっと耐え続けてくれているのだと私は思います。

 

自分が犠牲になって父と母と家族を支えなきゃ!

 

このように、自己犠牲という優しい想いを感じ始めてくれた幼い自分のイメージ=スケープゴートさんのインナーチャイルド=「家族を心配しずっと耐え続けている縁の下の力持ち」な自分の個性に触れはじめることが、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの克服の第一歩となります。

(関連:インナーチルドレン&インナーチャイルドとは?

 

自分を責める自分もOK

さて、振り返ると、私自身もアダルトチルドレンのスケープゴートタイプの個性を感じていました。

とにかく、「人にバカにされる…」ことをとても恐れており、「なにかに真剣に取り組んで、結果、バカにされるくらいなら、はじめから頑張らないようにしよう…」と、拗ねたような諦めたような感情を内面に感じていました。

そして、ルールや手順をわざと破ったり、周囲の真面目な雰囲気をわざと壊すような態度を取ったり、今から振りかえれば、真剣に生きることを怖がり、強がっていたように思います。

 

このように、自分の気持ちを隠すことで自分の気持ちを守ろうとすることが、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの個性でもあります。

よって、自分を責めている自分にも、「自分を隠して自分の身を守る!」という意図があることをしっかりと認識したうえでカウンセリングに取り組むことが重要となります。

(関連:自分を責める心理の目的をカウンセラーが解説

 

ですが、アダルトチルドレンやインナーチャイルドに関する知識とスキルが乏しいカウンセリングサービスを利用してしまうと、いきなり、「もう誰かの犠牲にならなくてもいいんです!」「あなたも人に愛される価値があるんです!」「そんなに自分を責めないでもっと自分を大事して下さい!」と言われてしまいがちのようです。

確かに、「もう誰かの犠牲にならなくてもいい!」「人に愛される価値がある!」「自分を責めないで!」という理屈は正しいのですが、それがいきなりできていたら、そもそもカウンセリングなど利用する必要はないわけです。

頭では理屈をわかっていても、気持ちがどうしても拒否してしまうので、こうしてカウンセリングの利用を考えてくださっているのですよね。

 

当方メンタル心理そらくもは、「あえて誰かの犠牲になってくれてきた自分」にも、「あえて人に愛されないようにしてくれてきた自分」にも、「あえて自分を責め続けてくれてきた自分」にも、きっと、それぞれに大切な言い分があるのだろうなと考えています。

どんな自分であっても存在してはいけない自分などおりませんので、いろいろな自分たちの言い分をひとつひとつ大切に尊重させて頂くのが、当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーの特徴です。

(関連:インナーチャイルドカウンセリングとは?

 

はじめは寺井さんに警戒してもOK!

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプさんは、今まで周囲の人にひどい目にあわされてきたために、人間に対する警戒心が強く働いてしまう方が自然です。

ということは、カウンセラーも人間である以上、お会いしてしばらくは、カウンセラー=寺井さんという人間に警戒心を感じてくださった方がとても自然なわけです。

と言うより、むしろ、カウンセラー=寺井さんという人間に警戒心を感じてくださった方が、私=寺井さんは嬉しいわけです。

なぜなら、寺井さんに警戒心を感じてくださっている。ということは、寺井さんを人間だと認めてくれているわけですからね(^^)

(関連:人目が気になる原因は、人から身を守っている。

 

人の気配を和らげつつ、人への警戒心を和らげる…

なので、当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーは、対面式のカウンセリングのみを続けるのではなく、前半は対面式カウンセリングでカウンセラー寺井さんへの警戒心を和らげていき、前半の対面式カウンセリングで寺井さんへの信頼が十分に高まったら、後半は目を閉じてゆっくりと行う催眠療法(ヒプノセラピー)で人への警戒心を和らげつつ、今まで自分1人では手の届かなかった心の奥深い苦しい感情をゆっくりと大切に癒していきます。

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプさんの生きづらい原因は、ひとえに人への警戒心の強さですので、人への警戒心を和らげるためには、目を閉じることで人の気配を感じなくする催眠療法(ヒプノセラピー)が必須の手段となります。

(関連:ヒプノセラピー(催眠療法)の効果と説明

 

目を閉じて辛がったり悲しがる練習をしてみる…

催眠療法(ヒプノセラピー)を用いると、カウンセラー=人間の気配も感じなくなり、自分を感じること&自分を表現することへの怖さとプレッシャーが和らぎ、今までの人生でなかなか感じずらかった開放感を感じ始めるでしょう…。

それでも、滝のように一気に流れ出ることはなく、恐る恐る、ゲームやスポーツの練習のように、自分のペースで本当の自分の気持ちと触れ合い始めることが叶います。

そして、いつも傍らにはインナーチャイルドセラピストである私=寺井さんが居て、テニスやゴルフのレッスンプロのようにエスコートしたりアシストさせて頂きながら、二人のチームワークでゆっくりと取り組んでいきます。

 

幼いときから、頼りなさそうな両親を心配してくれて、自分を松葉づえのように犠牲にしてくれることで、縁の下の力持ちとして両親や家族を繋ぎ止めてきれくれたスケープゴートさん=自分のインナーチャイルドの気持ちを、「ホントは寂しかったよなぁ…」「ホントはもっと大事にしてほしかったよなぁ…」「ホントは内心全然平気じゃなかったよなぁ…」と大人の自分が共感し本当の自分の気持ちを触れ合ってあげることで、今後の人生は、今まで通り自分を犠牲にしても新たに自分を尊重しても、どんな自分であっても心温かく安心して過ごせるようになっていくでしょう…。

 

このように、催眠療法(ヒプノセラピー)が醸し出す安心&安全の雰囲気の中で、大人の立場の自分と子供の立場の自分が本当の気持ちを触れ合い=心理的自立を始め、自分同志の信頼=自信と自由を育み始めるセラピーをインナーチャイルドセラピーと呼びます。

(関連:インナーチャイルドセラピー/出会い方&癒し方

 

スケープゴートタイプのインナーチャイルドを癒すイメージ

 

誰も巻き込まず、誰にも邪魔されず、悲しいことはたくさん悲しがってあげたり、辛いことは辛いと認めてあげることで、自分で自分を助けていく機会が、当方メンタル心理そらくものカウンセリング&セラピーです。

いつの日か、縁の下の力持ちとして家族を繋ぎ止めてきたくれた、『スケープゴートさんの優しさにたくさん共感してあげることで、スケープゴートさんを苦しさから解放してあげる』お手伝いをさせて頂けることを、私は今からの楽しみとさせて頂いております。

 

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