毒親育ちが結婚できない理由とは?結婚が怖い・したくない心理を解説

毒親育ちが結婚できない・結婚したくない理由を表しているイラスト

POINT毒親育ちの人が結婚を避けやすい背景には、結婚への不信感、異性への苦手意識、幸せへの罪悪感、親の干渉などがあります。

心理カウンセラーの寺井です。

「結婚したい気持ちはあるのに、なぜか怖い」
「親のような家庭を作ってしまいそうで不安」

そんな悩みを抱える毒親育ちの方は少なくありません。

毒親育ちの人は、子どもの頃に身についた不信感や傷つき体験の影響で、結婚に強い不安を感じやすい傾向があります。

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毒親育ちの影響」を感じている方は、まずはこちらで確認してください。
親との関係や影響を感覚ではなく、客観的に整理できます。

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この記事は、毒親育ちが結婚できない理由について解説しています。

毒親育ちの人が結婚できないのはなぜ?

毒親育ちが結婚できないのはなぜなのか?を表すイラスト

毒親育ちの方が結婚できない・結婚したくない理由は、以下の点が挙げられます。

POINT

  1. 「結婚生活」や「夫婦関係」に良い印象を持っていない
  2. 「家族」や「家庭」に良い印象を持っていない
  3. 「結婚相手」や「結婚相手の家族」を信じきれない
  4. 「異性に対する苦手意識」がある
  5. 「幸せになることへの罪悪感」がある
  6. 「幸せになってはいけない・幸せになれるわけがない」などの思い込みがある
  7. 「負の世代間連鎖」を断ち切りたい
  8. 「親に反対される・親に邪魔される」から

それでは、以下に詳しく解説していきます。

 

理由①「結婚生活」や「夫婦関係」に良い印象を持っていない

子どもの頃に見聞きした両親の夫婦関係や結婚生活の様子は、その後の恋愛傾向や結婚観に大きな影響を与えます。

ですが、毒親育ちの方が子どもの頃に見聞きした「両親の夫婦関係」や「両親の結婚生活」は、「暴言・暴力・モラハラ・夫婦喧嘩」あるいは「浮気・不倫・別居・離婚・夫婦不仲」などの問題があった場合が多く、そのぶん、多くの方は「結婚生活」や「夫婦関係」に良い印象を持っていない傾向があります。

そのため、多くの毒親育ちの方は「結婚」を意識すると、子どもの頃に見聞きした「両親の夫婦関係」や「両親の結婚生活」を基準に考えてしまい、「結婚なんてしない方がいい」「夫婦なんていつかは破綻する」など、「結婚生活」や「夫婦関係」に対して悲観的な価値観に陥ってしまう場合が多いと言えます。

そのため、結婚を考えたときに、過去に見てきた親の夫婦不和が無意識によみがえり、「結婚は苦しいものだ」と感じやすくなります。

このように、毒親育ちの方が「結婚できない・結婚したくない」と感じる理由は、子どもの頃に見聞きした「両親の夫婦喧嘩」や「両親の夫婦不仲」などの影響により、「結婚生活」や「夫婦関係」に対してあまり良い印象を持っていないためと考えられます。

なお、「毒親育ちの性格的な特徴や恋愛傾向」については以下の記事で詳しく解説していますので、必要な方は参考にしてください。

 

理由②「家族」や「家庭」に良い印象を持っていない

毒親育ちの方はほとんどの場合、自分が生まれ育った「家庭」や「家族」に対してあまり良い印象を持っていない傾向があります。

毒親育ちの方が育った家庭には、子どもが日常的に強いストレスを感じる「機能不全家族」の特徴がみられることがあります。

本来、家庭は子どもにとって安心できる居場所であるはずですが、毒親育ちの方にとっては、そうではなかった場合が少なくありません。

以上のことから、毒親育ちの方にとって、「家庭」や「家族」とは「安心安全を感じられる居場所」ではなかった場合が多いと言えます。

ですが、多くの毒親育ちの方は「機能不全家族で育った影響」により、「安心安全を感じられる家族を形成することへの自信」をあまり持ち合わせていないことになり、そのぶん「あんな家庭で育った私が幸せの家庭を築けるはずがない」「あんな家庭で育った私は結婚しないほうがいい」と感じやすい特徴があります。

このように、毒親育ちの方が「結婚できない・結婚したくない」と感じる理由は、「機能不全家族で育った影響」により、「家庭」や「家族」に対してあまり良い印象を持っていないためと考えられます。

なお、「機能不全家族」については以下の記事で詳しく解説していますので、必要な方は参考にしてください。

 

理由③「結婚相手」や「結婚相手の家族」を信じきれない

毒親育ちの方は、本来もっとも信頼したい親から傷つけられた経験により、人を信じること自体に不安を抱えやすくなります。

そのため、結婚相手やその家族に対しても、

「本当に信じて大丈夫だろうか」
「どうせ裏切られるのではないか」

と警戒しやすくなります。

このように、毒親育ちの方が「結婚できない・結婚したくない」と感じる理由は、他人への信頼感が育ちにくく、結婚相手との関係にも不安を感じやすいためです。

なお、「アダルトチルドレン」については以下の記事で詳しく解説していますので、必要な方は参考にしてください。

 

理由④「異性に対する苦手意識」がある

毒親育ちの方は、幼少期に最も身近だった親との関係が、異性への印象や恋愛観に大きく影響しています。

そして、毒親育ちの方は幼少期の父親・母親との関係から、異性に対して恐れや不信感を抱きやすい傾向があります。その結果、恋愛が深まるほど不安になり、結婚を避けてしまうことがあります。

毒親育ちの方は、異性に対して「警戒・恐れ・不信・失望・怒り」などの苦手意識を感じやすい特徴があります。

このように、毒親育ちの方は、親との関係の影響で異性に苦手意識を抱きやすく、それが結婚への不安につながりやすくなります。

なお、「異性に対する苦手意識の原因となる親の特徴」については以下の記事で詳しく解説していますので、必要な方は参考にしてください。

 

理由⑤「幸せになることへの罪悪感」がある

毒親育ちの方は、子どもの頃に親から存在を否定される言葉を受け、幸せに罪悪感を抱きやすくなります。

例えば、毒親育ちの方が「親から言われた否定的な言葉」とは、以下のようなものが考えられます。

POINT

  • お前が我儘ばかり言うから親が苦労するんだ!お前なんていなくなればいいんだ!
  • お前が生まれてこなければこんな苦労をせずに済んだのに、お前なんて生まれてこなければよかった!
  • 親がこんなに苦労をしているのに、お前だけ幸せになるのか?親不孝者!

毒親は、自分の苦しさや不安から、子どもを否定する言葉をぶつけてしまうことがあります。

毒親が子どもを否定するのは親側の問題であり、子どもに責任はありません。

ですが、毒親育ちの方は、本来であれば最も信頼できるはずの「父親」や「母親」から「自らの存在を否定されてしまった」ことにより、「自分なんていない方がいいんだ!」「自分なんて生まれてこなければよかったんだ!」「自分は幸せになってはいけないんだ!」と「幸せになることへの罪悪感」を感じやすくなります。

また、家庭の経済問題や介護負担などの影響で、「自分だけ幸せになるわけにはいかない」と感じやすくなる場合もあります。

このように、幸せへの罪悪感から、人との親密な関係や結婚を避けてしまう状態は、回避依存傾向としてあらわれることがあります。

こうした影響から、人と深く親しくなることや、結婚そのものを避けてしまう場合があります。

このように、毒親育ちの方が「結婚できない・結婚したくない」と感じる理由は、子どもの頃、親から否定的な言葉を言われることが多かった影響により、「幸せになることへの罪悪感」を感じやすいためと考えられます。

なお、「回避依存症」については以下の記事で詳しく解説していますので、必要な方は参考にしてください。

 

理由⑥「幸せになってはいけない・幸せになれるわけがない」などの思い込みがある

毒親育ちの方は、親から厳しい禁止や命令を受けて育った場合も少なくありません。

毒親育ちの方は、親から繰り返し受けた禁止や命令、条件付きの愛情の影響で、

「自分は幸せになってはいけない」
「認められなければ幸せになれない」

と思い込みやすくなります。

以上のことから、毒親育ちの方は、

POINT

  • 一人前の人間として親に認めてもらえない限り、自分は幸せになってはいけないんだ
  • 自分が幸せになるためには、勉強や仕事を頑張ってもっと社会的に認められなければいけないんだ
  • なんの取り得のない自分が幸せになれるわけがないんだ

などの思い込みをしやすい特徴があります。

このように、毒親育ちの方が「結婚できない・結婚したくない」と感じる理由は、子どもの頃に「父親」や「母親」から受け取った「禁止令・ドライバー・条件付きの愛情」の影響により、「幸せになってはいけない・幸せになれるわけがない」などの思い込みを感じやすいためと考えられます。

こうした思い込みは、自分では気づきにくいため、まず整理することが改善の第一歩です。

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自分は幸せになれない」と感じてしまう方は、
まず原因を整理してみませんか?

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理由⑦「負の世代間連鎖」を断ち切りたい

毒親は、自分が育った家庭の問題を、無意識に次世代へ繰り返してしまうことがあります。

このように、子どもの頃、自分が親にされて辛く苦しかった「子育てのやり方」を、大人になって自分の子どもへと繰り返してしまうことを「負の世代間連鎖」と言います。

そのため、毒親育ちの方も、子どもの頃に自分が親にされて辛く苦しかった「子育てのやり方」を、大人になって自分の子どもへと繰り返してしまう可能性があると言えます。

以上のことから、毒親育ちの方は、「子どもの頃、自分が親にされて辛く苦しかった『子育ての負の影響』を、自分の子どもへと連鎖させたくない」と感じやすい特徴があり、「恋愛・結婚・出産」を避けることで「負の世代間連鎖」を断ち切ろうとする傾向があります。

このように、毒親育ちの方が「結婚できない・結婚したくない」と感じる理由は、子どもの頃、自分が親にされて辛く苦しかった「子育ての負の影響」を、自分の子どもへと連鎖させたくないという思いから、「恋愛・結婚・出産」を避けることで「負の世代間連鎖」を断ち切ろうとするためと考えられます。

なお、「負の世代間連鎖」については以下の記事で詳しく解説していますので、必要な方は参考にしてください。

 

理由⑧「親に反対される・親に邪魔される」から

毒親は、子どもの人生選択に強く干渉することがあります。

そのため、毒親育ちの方は、

「結婚しても親に反対される」
「結婚後も親に口出しされる」

という不安から、結婚そのものを避けやすくなります。

このように、毒親育ちの方が「結婚できない・結婚したくない」と感じる理由は、「過干渉な親」あるいは「過保護な親」の影響によって、自分が選んだ「結婚相手」を親に反対されてしまったり、自らの「結婚生活」を親に邪魔されてしまうなど、結婚について悲観的に感じやすいためと考えられます。

なお、「過干渉な親の特徴」「過保護な親の特徴」については以下の記事で詳しく解説していますので、必要な方は参考にしてください。

 

毒親から解放される方法

毒親から解放される方法を表すイラスト

毒親育ちの影響で結婚に不安を感じるのは、決して珍しいことではありません。

ですが、親から受けた傷つき体験や思い込みは、整理して向き合うことで少しずつ変えていくことができます。

カウンセリングを通して、自分の不安の原因を理解し、安心できる人間関係を築けるようになる方も多くいます。

続きは以下で詳しく解説しています。

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関連記事・関連情報

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まずはセルフチェック

結婚への不安に親の影響がないか、
まずは3分で確認してみませんか?

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以上、「毒親育ちが結婚できない理由とは?結婚が怖い・したくない心理を解説」という記事でした。

この記事を書いた人
寺井 啓二

「うつ、アダルトチルドレンの克服経験」を持つ「心理カウンセラー・心理セラピスト」。
自らの克服経験を世の中のために役立てたいと考え、2013年に「メンタル心理そらくも」を設立、代表を務める。
10年以上のカウンセリング臨床実績があり、「アダルトチルドレン、インナーチャイルド、うつ病、パニック障害、人間関係の生きづらさ、親子関係の悩み(毒親)、子育ての悩み、恋愛・結婚の悩み、中学生・高校生の悩み」などの相談を得意としている。

◆カウンセリング実績
・臨床実績:過去2000回以上
・男女比:男性40%、女性60%
・年齢層:中学生から60歳代
・来訪元:静岡、愛知など東海圏
     東京、神奈川など首都圏
     大阪、兵庫など関西圏
     海外在住の方

◆保有資格
・上級心理カウンセラー
・メンタル心理カウンセラー
・うつ病アドバイザー
・チャイルドカウンセラー
・家族療法カウンセラー
・セルフ・アクセプタンスカウンセラー
・EFT-Japan Level 1
・EFT-Japan プラクティショナー

“代表:寺井啓二の詳しいプロフィール”

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