アダルトチルドレンの恋愛傾向

2021年4月9日恋愛・結婚, アダルトチルドレンの恋愛と結婚

アダルトチルドレンの恋愛は、幼少期の感情も混ざって作用し不安定になりがちです。

彼氏が浮気をしていると思い込んで落ち込んでいる女性のイラスト

アダルトチルドレンの恋愛は、依存傾向や極端な恋愛関係に陥りがちです。

それは、幼少期から満たされぬまま持ち越している寂しさや怖さや辛さが大きく揺れ動いてしまうからです。

ある意味、仲良くしたい相手であればあるほど依存してしまい、かえって残念な結果になりかねません。

ですが、アダルトチルドレンは心理カウンセリングによって、幼少期の感情を自分自身で満たすことで、アダルトチルドレン症状を終息し、心理的自立を果たし、対等な恋愛関係&信頼関係を築くことは可能です。

この記事は、アダルトチルドレンの恋愛傾向の特徴タイプ別の恋愛の特徴親代わり恋愛アダルトチルドレンとの付き合い方など、アダルトチルドレンの恋愛について解説しています。

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アダルトチルドレンの恋愛傾向

アダルトチルドレンの恋愛傾向は、以下のふたつの特徴があります。

POINT

  1. 一方的に依存されたり依存したり、依存傾向の恋愛関係をなりがち
  2. 理想が高い相手、可愛そうな相手など、アンバランスな恋愛相手を求めがち

このように、アダルトチルドレンの恋愛傾向は、男性であっても女性であっても「恋愛関係がうまくいきそうにない相手を選びがち…」という傾向があります。

 

依存を求める恋愛傾向

例えば、「オレ様的な相手」や「女王様的な相手」、あるいは「DV」や「ヒモ」など、「一方的に尽くすことを求めてくる相手」や、「過干渉」や「過保護」、あるいは「服従願望」や「まとわりつき」など、「一方的に尽くそうとしてくる相手」など、依存されたり依存したりと、依存傾向になりがちなのがアダルトチルドレンの恋愛傾向です。

具体的には、「ダメンズ」「DV」「浮気症」「お金重視」「媚を売る」「暴力」「服従」「束縛」「監視」「お騒がせ」のように、平等な信頼関係を育む相手というより、一方的に偏った関係を求める相手を選んでしまいがちなのがアダルトチルドレンの恋愛傾向の特徴です。

 

極端に違った立場の相手を求める恋愛傾向

例えば、「イケメン」「アイドル」「高学歴」「高収入」など、周囲から見ると「理想の高い」と思われる相手を執拗に求め続けたり、反対に、「経済的に苦しい相手」「不幸な境遇にある相手」「不倫」「年の差」など、周囲から見ると「不遇な人」と感じる相手を求めたり、不釣合い=自分の立場と極端に違った立場にある相手を求めるのもアダルトチルドレンの恋愛傾向です。

 

不安定で極端な恋愛関係を求める理由

このように、アダルトチルドレンの恋愛傾向は、「不安定で極端で恋愛関係を求めがち」という特徴があります。

そして、アダルトチルドレンが恋愛において「不安定で極端な関係」を求めてしまう理由は、アダルトチルドレンの特徴である「白黒思考」が影響していると言われており、この白黒思考は、幼少期の親の躾けの影響=「禁止令とドライバー」の影響が大きいと言われています。

 

また、不安定で極端な恋愛関係の原因となる「白黒思考」及び「禁止令とドライバー」については、以下の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参考にしてください。

 

アダルトチルドレンのタイプ別の恋愛傾向

アダルトチルドレンは、ヒーロー(英雄)、スケープゴート(身代り役)、ロストワン(いない子)、ピエロ(おどけ役)、ケアテイカー(世話役)、イネイブラー(支え役)、プラケーター(慰め役)など、「7つのアダルトチルドレンタイプ」があります。

ここでは、それぞれのアダルトチルドレンタイプの恋愛傾向を説明しています。

 

ヒーロー(英雄)

アダルトチルドレンのヒーロータイプの恋愛傾向は、ケアテイカー(イネイブラー&プラケーター)に似ている部分もあり、誰かに期待をしてもらいたいし、誰かの期待に応えていたいので、恋愛においては、「自分よりもか弱く、自分が居なければ生きていけないよいうな相手」を選びがちです。

そして、アダルトチルドレンヒーロータイプの恋愛は、自分の活躍を頼みにしてくれたり褒めてくれる相手とは安定していますが、自分への感謝が足りないと感じたり、少しでも反対意見をさし挟まれると、烈火のごとく怒りだしたり、急に愛想を突かすような態度をとる場合があります。

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

 

スケープゴート(身代り役)

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの恋愛傾向は、「素直になれない!」「素直じゃない!」というのがもっとも大きな特徴です。

アダルトチルドレンのスケープゴートタイプは、親や家族から不当な罰や虐げを受けてきた影響で、人から信頼や好意を寄せられたり、自由や恵まれた状態に置かれると、かえって怖さを感じて戸惑ってしまいます。

なので、アダルトチルドレンのスケープゴートタイプの恋愛は、自分の気持ちを素直に伝えるのが怖かったり、相手の気持ちを素直に受け取ることが怖かったりして、わざと関係を乱す言動をしてしまったり、わざと不仲を招くような態度と取ってしまう場合があります。

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

 

ロストワン(いない子)

アダルトチルドレンのロストワンの恋愛傾向は、束縛されることや振り回されることを極端に嫌うことです。

アダルトチルドレンのロストワンの性格は、「協調性がない」「社会不適合者」「よくわからない人」など、散々なひどい誤解をされてしまう場合がありますが、ロストワンの性格は、もともと、「自分1人で自由にしていたい人」という意味合いが大きいのです。

なので、アダルトチルドレンのロストワンの恋愛は、世間一般の流行りや常識や価値観で推し量れるようなものではなく、どれだけ、自分の気持ちを素直に表現させてもらえるか?自分の気持ちを素直に表現するのに、たくさんの時間が掛かっても許容してもらえるか?が最大のポイントになり、よってお互いのリズムが噛み合うと、豊かな感受性をともなう心のこもった素晴らしい恋愛となります。

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

 

ピエロ(おどけ役)

アダルトチルドレンのピエロタイプの恋愛傾向は、嫌われることを極端に恐れ、「恋愛に臆病」という特徴があり、「好意を抱く異性の方から接近してきてくれるのをじっと待つ…」という雰囲気が多く見受けられます。

アダルトチルドレンのピエロタイプは、幼少期の両親の雰囲気が「不仲」であった場合が多いと言われ、「父と母(人生で最初に会った異性)と仲良くすごせた!」という成功体験が、幼少期の両親とのあいだで未だ叶っていないため、異性と穏やかに過ごす経験が不足し、恋愛に自信を感じづらい場合があります。

なので、アダルトチルドレンのピエロタイプの恋愛は、幼少期の両親の雰囲気が大きなブロックとなり、自由で素直な恋愛がなかなか難しく感じる場合があります。

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

 

ケアテイカー(世話役)

アダルトチルドレンのケアテイカータイプの恋愛傾向は、相手に尽くし過ぎてしまうことです。

アダルトチルドレンのケアテイカータイプは、自分がお世話をし相手が喜んでくれることが何より嬉しいので、金銭やプレゼントを与えすぎてしまったり、労力も惜しまず尽くし過ぎてしまったり、暴力や束縛を受けても懸命に我慢してしまいます。

なので、アダルトチルドレンのケアテイカータイプの恋愛は、心的エネルギーを大きく消耗することが多く、相手のことを大切に想えば思うほど、かえって心の傷や心の負担を抱えてしまう場合があります。

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

 

イネイブラー(支え役)

アダルトチルドレンのイネイブラータイプの恋愛傾向は、自分へと依存してくる相手を突き放しきれないことです。

アダルトチルドレンのイネイブラータイプは、自分のことより相手を優先してしまいがちで、ついつい自分のことがおろそかになってしまい、相手からの頼みを嫌と言えず、「かわいそう…かわいそう…」と相手の依存を全力で引き受けてしまい、支え続けること&耐え続けることが愛情だと誤解しがちです。

なので、アダルトチルドレンのイネイブラータイプの恋愛は、まるで相手の杖のようになってしまい、相手を懸命に支えすぎてしまったり、相手の横暴にも耐え続けてしまったり、ついつい負担を抱え込んでしまい、自分を追い込んでしまう傾向があります。

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

 

プラケーター(慰め役)

アダルトチルドレンのプラケータータイプの恋愛傾向は、自分を犠牲にして相手に尽くすことに喜びを感じがちなところです。

アダルトチルドレンのプラケータータイプは、自己犠牲になることを好むので、こちらからプラケーターに感謝や愛情を届けようとすると戸惑い困って逃げてしまったりします

また、あくまで献身的に与え続けたい側面があり、よって、母子家庭の男の子がプラケーターとなると、母親を懸命に心配し続けたり、父子家庭の女の子がプラケーターとなると、父親を懸命に心配し続けたり、稀に、プラケーターは、周囲から見て距離が近すぎる親子関係を築いてしまう場合があります。

よって、アダルトチルドレンのプラケータータイプの恋愛は、自身の幸せより父母の心配を優先しがちとなり、結果的に、恋愛や結婚などの人生の進展を遅らせてしまう傾向があります。

続きは、以下の記事で詳しく説明しています。

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アダルトチルドレン同士の恋愛や結婚

アダルトチルドレンとは、特別な人を指すのではなく、幼少期の寂しさや怖さや辛さ=幼少期のトラウマの影響を大人になっても感じ受け続けている人の呼び方のひとつです。

また、人である以上、親の影響を受けない子どもはいませんので、アダルトチルドレンの特徴とは、大なり小なり誰であっても持ち合わせている心の個性です。

よって、アダルトチルドレン同士の恋愛や結婚は珍しいものではなく、むしろ、単なる恋愛の問題や夫婦問題と思っている問題も、注意深く掘り下げてみると、そのバックグラウンドにはそれぞれの幼少期の満たされぬ感情が作用している場合があり、いくら話し合ってもわかりあえず、はからずも問題がこじれてしまう場合があります。

 

また、アダルトチルドレンが、恋愛や結婚において「どうしたらいいかわからなくなってしまう心理状態」については、以下の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参考にしてください。

 

親代わり恋愛

親代わり恋愛とは、本来、対等であるはずの恋人関係&夫婦関係が、あたかも親子のような関係になってしまっている恋愛関係&夫婦関係です。

 

恋人や妻や夫を親代わりにしてしまう…

例えば、男性が母親にしてもらえなかったことを女性パートナーに求め依存をしてしまったり、女性が父親にしてもらえなかったことを男性パートナーに求め依存をしてしまったり、「親に満たしてもらいたかったけど、親に満たしてもらえなかった感情」を、親ではなく、恋人や妻や夫を親代わりとして満たしてもらおうと、親子のように偏った恋愛関係&夫婦関係を親代わり恋愛と言います。

また、親代わり恋愛とは、反対の場合もあり、男性が、母親にしてあげられなかったことを女性パートナーに押し付けてしまったり、女性が、父親にしてあげられなかったことを男性パートナーに押し付けてしまったり、二人が出会う前=幼少期から持ち越したままの寂しさや怖さや辛さ=幼少期のトラウマの影響を、親の代わりに恋人や妻や夫に満たしてもらおうとする恋愛関係&夫婦関係を、親代わり恋愛と言います。

 

自分が自分の親代わりをすることを自立という…

また、違った見方では、恋愛依存症という言い方もしますし、共依存という言い方もします。

心理学では、この幼少期から繰り越したままの寂しさや怖さや辛さ=幼少期のトラウマの影響を「インナーチャイルド」という概念で工夫し認識していきます。

そして、大人になった自分自身が、傷ついたままの幼少期の自分=インナーチャイルドの親代わりとなって、幼少期から繰り越してきた寂しさや怖さや辛さを、恋人や妻や夫に満たさせるのではなく、自分自身で満たして安心に転換し心理的自立を果たしていく作業を、インナーチャイルドセラピーといいます。

 

アダルトチルドレンは人を好きにならない?

ときどき、「アダルトチルドレンは人を好きになってはいけない!」「アダルトチルドレンは人を好きにならない!」などといった風評を耳にする場合があります。

なにがどうなってこのような誤解があるのか?私には甚だ不思議ですが、前述の通り、アダルトチルドレンとは特別な人を指すのではなく、アダルトチルドレンの特徴とは、大なり小なり誰であっても持ち合わせている心の個性です。

ただ、上記の誤解を紐解くために、「世代間連鎖」と「成功体験」という言葉が関わってくるかもしれません。

 

世代間連鎖とは?

人間は生き方や愛し方を遺伝ではなく、生まれた後の育ての親とのやり取り=幼少期の家庭環境での経験のなかで吸収していきます。

ということは、幼少期に「親が自分にしてくれた愛し方」を、大人になってから繰り返そうとします。

そうやって、生き方や愛し方は、親から子へ、子から孫へと脈々と受け継がれていきます。

このように、人間特有の生き方や愛し方の継承を「世代間連鎖」と言います。

 

ですので、「自分は親から愛されていなかった…」と感じている場合は、「自分は人に愛される資格がないのではないか?」「自分は人を愛する資格がないのではないか?」という不安を感じることになります。

なので、アダルトチルドレンの中には、「人を好きになりたいのだけれど、愛し方がわからない!」と感じている方はいらっしゃるかもしれません。

 

なお、人の愛し方に大きな影響を与える「世代間連鎖」については、以下の記事で詳しく説明していますので、必要な方は参考にしてください。

また、「自分は人に愛される資格がないのではないか?」と感じる原因=「自分は親に愛されていないと感じる心理状態」についても、以下にあわせて紹介します。

 

成功体験とは?

人は、自分が勇気をもって発言したり行動したとき、周りに大切に受け止めてもらえたり褒めてもらえると嬉しくなり自信がつきます。

そして、次に同じような状況におかれたとき、前回の体験が自信となり、さらに勇気をもって発言したり行動しやすくなっていきます

例えば、スポーツやお仕事も、はじめから上手くいくわけではなく、勇気をもってチャレンジし、周りに大切に受け止めてもらえたり褒めてもらえることで自信をつけて成長していきます。

 

このように、自分が勇気をもって発言したり行動したことが、周りに大切に受け止めてもらえたり褒めてもらえたことで自信がついた体験を、「成功体験」と言います。

ですので、幼少期に自分の言動や行動を、親にバカにされたり否定されたり、褒めてもらえた成功体験が少ないと、大人になっても、「自分は人を好きになっても、きっと受け入れてもらえない…」という不安を感じることになります。

なので、アダルトチルドレンの中には、「人は好きになりたいけど、どうせ自分なんて受け入れてもらえない…」と感じている方はいらっしゃるかもしれません。

 

アダルトチルドレンとの付き合い方

さて、ここまで、アダルトチルドレンの恋愛傾向の特徴を説明してきました。

そして、アダルトチルドレンの方と付き合っていくのにもっとも大切なのは、「かわいそうだね…」と安易に同情をしないことです。

 

アダルトチルドレンの方をいたずらに刺激しないこと

幼少期から募らせた寂しさや怖さや辛さを背負いながら、アダルトチルドレンは懸命に生きています。

そんな懸命に生きているアダルトチルドレンの方に対して、生半可な気持ちで安易に同情することは、もっとも失礼な接し方と言えます。

 

アダルトチルドレンの方は、長年、愛情や優しさが枯渇しており、とても苦しい思いをしています。

なので、生半可な気持ちで優しく接してしまうと、アダルトチルドレンの方を悪戯に刺激し愚弄することになります。

もし、アダルトチルドレンの方の気持ちを配慮せず、生半可な気持ちで同情をしてしまうと、アダルトチルドレンの方は全力であなたに依存してくるでしょう。

 

また、「アダルトチルドレンとの接し方」については、以下の記事で詳しく説明していますので、必要な方は参考にしてください。

 

アダルトチルドレンは克服することができる

「アダルトチルドレン」とは、発達障害、精神疾患など、決して障害や病気といった問題ではなく、子どもの頃に受けた親の言動の影響で身に付けた「考え方の癖」「性格上の癖」のようなものです。

ちなみに、アダルトチルドレンについては研究が進み、現在では心理カウンセリングを始め、さまざまな克服方法が確立されています。

なので、相手との恋愛関係になにか違和感を感じたら、アダルトチルドレンの方を刺激しすぎないように、「こんなホームページを見つけたよ…」と、当社メンタル心理そらくものホームページをそっと教えてあげて、あとは、安全距離を置いて、相手のことは相手に任せて信じて見守ってあげるのが、お互いにとってもっとも平和的な付き合い方です。

 

また、「アダルトチルドレンの克服方法に沿った心理カウンセリング」については、以下の記事で詳しく説明していますので、是非、参考にしてください。

 

まとめ

さいごに、アダルトチルドレンの恋愛傾向に関する関連記事を以下に紹介します。

是非、あわせてお読みください。

以上、「アダルトチルドレンの恋愛傾向」という記事でした。

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心理カウンセラー寺井啓二の写真とメッセージ

はじめまして、代表:寺井啓二です。うつ、アダルトチルドレンを克服した経験を持つ心理カウンセラーです。自らの克服経験を世の中に役立てたいと考えています。

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